坂本龍一 について その2

私がまだピチピチの高校生のときにメディア・バーン・ライブ をカセットテープに録ったものを友人に借りた。
メディア・バーンは坂本龍一にとってソロでの初のツアー。
メディア・バーン・ライブは当時の教授のベスト・アルバムといっていい内容だと思う。
当時はそれなりに聴いたはず。
EX-JAZZ はちょっと苦手な曲。
ゴリラがバナナをくれる日、DEAR LIZは初音源化だし、SLEEP ON MY BABYとか当時はオリジナルがどこに収録されているか分からなかったという記憶がある。

YMOが気になった頃、別の友達から坂本龍一のアルバム B-2ユニット の入った古いカセットテープをもらった。
B-2ユニットを収録したカセットテープなんだけど、War HeadがA面のラストに、Lexington QueenがB面ラストに入ってた。
後にB-2 ユニットのCDを買ったときにそのテープは捨ててしまった。
B-2 ユニットは結構好きなアルバム。
Iconic StorageとRiot in Lagosは特に好き。

数年くらい前からドラマ 侍女の物語 ハンドメイズ・テイルをHuluでやっているが、30年位前に映画化されていて、そこでは坂本龍一が音楽を担当していた。 
1990年くらいの数年間はクリスマス時期の深夜に坂本龍一の1時間テレビの特番があったと記憶している。
その特番のはじめかな?
坂本がピアノでハンドメイズ・テイルを演奏していて、それが好きだった。
数年後の特番ではビアノの連弾を誰かとしている映像が記憶に残っている。
結構大物な人物との連弾だったはず。
確か連弾の相手がスゴすぎてその時の教授は押され気味だったような記憶がある。
ハンドメイズ・テイルのサントラは海外盤を購入したのだが、全2曲入ったサントラ(27曲あるが、曲ごとに分けられていなかった。)で、あまりちゃんと聴いていない。 
YouTubeでSakamoto Handmaids Tailと検索すると上に記した特番の映像だと思うけどそれが挙がる、それが好きだなー。

そして1991年の年末だったと思う。
MIDI時代のボックスセットを購入した。
坂本龍一 コレクションというやつ。
箱を覆う紙の裏面に坂本のビデオテープをプレゼントとか書いてあったと思うのだけど、購入時には期間切れとかでもらえなかった。
中身(ブックレットとCD本体)をビニールのCDケースに入れて保管していたのだけど、数年くらいしてブックレットにビニールがくっ付いてブックレットを破いてしまった。

ちなみに坂本龍一 コレクションは、

・戦場のメリー・クリスマス
・Coda
・音楽図鑑
エスペラント
未来派野郎
・FIELD WORK + STEPPIN'INTO ASIA
・メディア・バーン・ライブ
BEHIND THE MASK

というCD8枚組。
個人的にCD BOXを購入した最初期のボックスだった。
外箱がしっかりした作りだったのを記憶している。

その後、1999年には 坂本龍一 コレクション は10枚組でリリースされた。

・左うでの夢
・音楽図鑑完璧盤
エスペラント
未来派野郎
・メディア・バーン・ライヴ
・戦場のメリー・クリスマス
・Coda
オネアミスの翼王立宇宙軍
BEHIND THE MASK +3
・FIELD WORK + STEPPIN'INTO ASIA + ARRANGEMENT

これはディスクユ⚪オンで中古で買った。
先の 坂本龍一 コレクションからは大幅に枚数・収録曲は増えたのだけど、外箱の紙質はかなりペラペラでちゃちい出来になってしまったとも感じている。

1992年、米国にいたときにアルバム ハートビートのアメリカ盤が出た。
前年リリース当時に日本盤を買っていたのだけど、あまり好きな収録曲がなくて。
nuagesくらいかな、好きなの。
カヴァー曲らしい。
ジャケットは広げて見るやつだったけど、きちんと広げられない変な仕様だった。
きちんと見るためにハサミを入れてしまった。
アメリカ盤はコレクションという気持ちで買った。
その時はあまり興味なかったけど、しばらくしてそのCDを友達になった米国人が私の持っていたヘッドホンステレオで飛ばし飛ばし聴いていた。
と思ったら、なんか聴き入っていた。
ラストの曲を聴きいっていったのだ。
米国盤ではTAINAI KAIKIがTAINAI KAIKI IIになっていて、ボーカルもデヴィッド・シルヴィアンに代わっていた。
私もその曲を聴き入ってしまった。
その後は友人も自分でハートビートを買っていたしよかったよかった。
帰国したらTAINAI KAIKI IIはシングルCDになっていた。
後にはTAINAI KAIKI IIは教授のベスト盤 US、デヴィッド・シルヴィアンのベスト盤 Everything and Nothing と
ベスト盤 A Victim of Stars 1982–2012 にもそれぞれ収録された。
ちなみに Everything and Nothing の初回限定盤はデジパック仕様のCD3枚組。
ボーナスのCD3枚目は4曲入りだったのだけど、内容的には…という仕様だった。
CD1枚目・2枚目はそれぞれトレイがあったが、確か3枚目はケースから取り出す仕様だったと思う。
CD取り出すときにケースが少し破けてしまった…。
Everything and Nothingの日本盤はCD2枚組のみの発売だったはず。
ジュエル・ケースCD2枚組だった。
歌詞と対訳が欲しくてこちらも買ってしまった。
A Victim of Stars 1982–2012はCD2枚組。
ちなみに輸入盤は紙ジャケ仕様。
国内盤は後になってリリースされたのだけど、プラケース仕様だった。
これも何故か輸入盤と国内盤を両方とも購入してしまった。

ところで TAINAI KAIKI II は個人的にも好きな曲だし、世間的にも教授の曲として重要曲扱いだよね?