SCRITTI POLITTI について その2

1977年、スクリッティ・ポリッティは結成された。

当時のメンバーは、
・グリーン・ガーサイド ヴォーカル・ギター
・ナイアル・ジンクス ベース
・トム・モーリー ドラム
 
シングル
skank blonc bologna

1978年リリース。

カップリング曲は、 is and ought the western world と28/8/78。

is and ought the western world 

28/8/78

4 'A Sides'
1979年リリース。
12インチ・シングルとして発売された。

bibbly-o-tek

doubt beat

confidence

p.a.s

同月、2nd Peel Session リリース。
スクリッティ・ポリッティが二度目のジョン・ピールのラジオ・セッション用にレコーディングした音源。
7インチ・シングルとしてリリースされた。

scritlocks door

oppec-imac

messthetics

hegemony

1981年1月か2月、NMEに付属したカセットテープ ラフ・トレードC81 のA面1曲目にThe ''Sweetest Girl' が収録されたデモ音源。
のちにシングルでリリースされた。
ラフ・トレードC81にはA面に12曲、B面には13曲が収録された。
スクリッティ・ポリッティのほかに、ペル・ウブ、オレンジ・ジュース、キャバレー・ヴォルテール、D.A.F.、スペシャルズ、バズコックス、ロバート・ワイアットレインコーツ、ヴァージン・プルーンズ、アズテック・カメラ、レッド・クオレラ、イアン・デューリーらの音源が収められた。

スクリッティ・ボリッティからナイアル・ジンクス とトム・モーリー が抜けた。

シングル
The ''Sweetest Girl' 

1981年10月リリース。

7インチシングル / 12インチシングル

A The "Sweetest Girl"
B Lions After Slumber

Lions After Slumber

The "Sweetest Girl"にはロバート・ワイアットがキーボードで参加した。
けっこう鍵盤を叩いている…。
7インチ・シングル、12インチ・シングルで発売された。

フランスと日本でも7インチ・シングルで発売された。
カップリング曲は Confidence 。

7インチシングル

A The "Sweetest Girl"
B Confidence

1985年にマッドネスがアルバム マッド・ノット・マッドを発売した。
The Sweetest Girlのカヴァーが収録された。
マッドネスのThe Sweetest Girlはシングル化されて7インチ・シングルおよび12インチ・シングルのA面として発売された。

ここまでのシングルの楽曲は2005年の編集盤 アーリー~シングルスにまとめられた。
The Sweetest Girl、Lions After Slumberはアルバム 
ソングス・トゥ・リメンバーにも収録された。

シングル
Faithless

1982年4月リリース。
Faithless (Triple-Hep-N'Blue) が7インチおよび12インチ・シングルで発売された。

A Faithless
B Faithless Part II

シングル 
Asylums in Jerusalem / Jacques Derrida 

1982年リリース。
両A面シングル。

Asylums in Jerusalem 


  
Jacques Derrida 

7インチ
A Asylums in Jerusalem 
AA Jacques Derrida

7インチ・シングルではピクチャー・レコードも発売された。

12インチ

A1 Asylums In Jerusalem
A2 A Slow Soul
AA Jacques Derrida (Extended Version)

アルバム 
ソングス・トゥ・リメンバー
Songs To Remember

1982年9月リリース。
プロデュースはアダム・キッドロン、グリーン・ガートサイド。
全9曲。
全曲、作詞・作曲・編曲 グリーン・ガートサイド。
個人的には収録曲ではなぜかB面1曲目の Sex をよく覚えている。
Sexを連呼されるから当時高校生だった私はすっかり曲を記憶してしまった…。

キューピッド&サイケ85がリリースされた後にソングス・トゥ・リメンバーの日本盤LPが発売されたので買った。
1988年にヴァージン・ジャパンから出たCD盤も。
あと、アルバム ソングス・トゥ・リメンバー は小山田圭吾がいわゆる無人島レコードに挙げていた。

2001年にはソングス・トゥ・リメンバーのリマスター盤がリリースされた。
2004年には日本盤も発売された。

スクリッティ・ポリッティはヴァージン・レコードに移籍した。

メンバー
・グリーン・ガーサイド ヴォーカル・ギター
・デヴィッド・ガムソン キーボード
・フレッド・マー ドラム

シングル
WOOD BEEZ (Pray Like Aretha Franklin)

1984年2月リリース。
プロデュースはアリフ・マーディン。
UKではピクチャーディスクも発売された。

UK
12インチシングル

A Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)
B Wood Beez (Version)

UK
7インチシングル

A Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)
B Wood Beez (Version)

日本盤7インチシングルと12インチシングルが1986年5月に発売された、

7インチシングル

A Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) (USミックス)
B Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)
    
12インチシングル

A Wood  Beez (version) 
B Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)

1988年にはCDシングルで発売された。

1 Wood Beez
2 Small Talk
3 Wood  Beez (version) 

シングル
ABSOLUTE

1984年5月リリース。
プロデュースはアリフ・マーディン。
UKでは12インチシングルのピクチャーディスクも発売された。

UK
12インチシングル

A Absolute 
B Absolute (Version) 

UK
7インチシングル

A Absolute 
B Absolute (Version) 

シングル
HYPNOTIZE

1984年11月リリース。
UKでは7インチシングルのピクチャーディスク、12インチシングルのポスター付きが原点発売された。

UK  
12インチシングル 

A1 Hypnotize (Long)
A2 Hypnotize (Short)
B Hypnotize (Version)

UK
7インチシングル 

A Hypnotize
B Hypnotize (Version)

US
12インチシングル 

A1Hypnotize (Version 1)
A2Hypnotize (7" Single Mix)
BHypnotize (Version 2)
    
シングル
The Word Girl

1985年4月リリース。
UKでは7インチシングルのピクチャーディスクも発売された。 
12インチシングル

A1 The Word Girl
A2 Flesh & Blood
B The Word Girl / Flesh & Blood (Version)

7インチシングル

A The Word Girl
B Flesh & Blood

アルバム
キューピッド&サイケ85
Cupid & Psyche 85

1985年6月リリース。
プロデュースはスクリッティ・ポリッティ、アリフ・マーディン。
アリフ・マーディンはDon't Work That Hardと先行シングルのWood BeezとAbsoluteの3曲をプロデュース。
全9曲。
CDはFlesh & Blood、Absolute (Version)、Wood Beez (Version)、Hypnotize (Version)を追加収録した全13曲。
日本盤初回盤はポスター付き。

本作品はラフ・トレードでナイル・ロジャースのプロデュースで制作がはじまっていた。
ラフ・トレードと決別してそれまで制作されたのはお蔵入りとなったらしい。

LP
A面
1 The Word Girl
2 Small Talk
3 Absolute
4 A Little Knowledge
5 Don't Work That Hard

B面
6 Perfect Way  
7 Lover to Fall
8 Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)
9 Hypnotize

CD
1 The Word Girl
2 Small Talk
3 Absolute
4 A Little Knowledge
5 Don't Work That Hard
6 Perfect Way  
7 Lover to Fall
8 Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)
9 Hypnotize

10 Flesh & Blood
11 Absolute (Version)
11 Wood Beez (Version)
13 Hypnotize (Version)

The Word Girl、Small Talk、Perfect Way、Hypnotize
の4曲は作詞・作曲 グリーン・ガートサイド、デヴィッド・ガムソン。
他の曲は作詞・作曲 グリーン・ガートサイド。

Small Talkは初めてグリーン・ガートサイドとデヴィッド・ガムソンが作った曲で、ラフ・トレードでナイル・ロジャースがミックスした初期ヴァージョンがあったとか。

フレッド・マーはAbsolute、Don't Work That Hard、Wood Beezでドラム・プログラミング、ほかの曲では普通にドラムとクレジットされた。 
Absolute、Don't Work That Hard、Wood BeezではローランドのTR-808やリン・ドラムを使用した。

ティーヴ・フェローンがAbsolute、Don't Work That Hard、Wood Beezでドラムを叩いた。

キューピッド&サイケ85ではデヴィッド・ガムソンは多数の機材を使用し、フェアライトやヤマハDX7も弾いた。
DX7は次作 PROVISION でも使用された。
PROVISIONではシンクラヴィアも使用された。

フェアライトが使用されたのは Small Talk、Absolute、Don't Work That Hard、Lover to Fall、Wood Beez、Hypnotize。

マーカス・ミラーはDon't Work That Hardでベースを弾いた。
マーカス・ミラーマイルス・デイヴィスのアルバム TUTUをトミー・リピューマとプロデュースを務めた。
マイルス・デイヴィスはアルバム TUTU でスクリッティ・ポリッティの Perfect Way のカヴァー を収録。
トミー・リピューマがカヴァーを入れるべきと進言し、トミー・リピューマが用意したポップレコードからマイルス・デイヴィス自身がPerfect Wayを選んだという。
マイルス・デイヴィスはのちにスクリッティ・ポリッティの Oh Patti に参加した。

Small Talk

Perfect Way

⬆このヴァージョンは1985年に発売された日本盤のLP盤のと同じ。
個人的にはPerfect Wayはこのヴァージョンが好き。

個人的には東芝EMI時代に発売されたLPやCD、US盤CD、2022年の再発盤などを所有している。
プロビジョンは日本盤CDと輸入LP盤しかないのに…。
ほかのアルバムはCDしかないけど。

2021年11月に日本盤でキューピッド&サイケ85 のアナログ盤が発売された。
初回限定帯付仕様盤で、日本語解書説付き。

2022年3月、国内盤のキューピッド&サイケ85のCDが紙ジャケット仕様で再発された。
キューピッド&サイケ85には旧盤の追加4曲に、さらにPerfect Way (version) が追加された。

シングル
PERFECT WAY

1985年8月リリース。

12インチシングル

A Perfect Way (Extended Mix)
B Perfect Way (Version - Extended Mix)

7インチシングル  

A Perfect Way
B Perfect Way (Version)

US
12インチシングル

A Perfect Way (Way Perfect Mix)
B Perfect Way (Way Perfect Version)

US
7インチシングル

A Perfect Way 
B Perfect Way (Way Perfect Version Edit)

日本盤7インチシングル

A Perfect Way 
B HYPNOTIZE (Version)

1986年5月には日本盤のWOOD BEEZ (Pray Like Aretha Franklin)の12インチシングルと7インチシングルがリリースされた。

1986年1月、チャカ・カーンのシングル Love of a Lifetime がリリースされた。
プロデュースはグリーン・ガートサイド、デヴィッド・ガムソン、アリフ・マーディン。
作詞・作曲はデヴィッド・ガムソン、グリーンガートサイド。

アリフ・マーディンがプロデュースした チャカ・カーン のアルバム デスティニーの先行シングル。

VIDEO / LD
ウッド・ビーズ
Scritti Poritti

1986年1月リリース。
(日本盤LDは1987年1年発売。)

22分。

1. WOOD BEEZ 
2. ABSOLUTE
3. HYPNOTIZE
4. THE WORD GIRL 
5. PERFECT WAY
6. WOOD BEEZ USA (USAヴァージョン)

ミニアルバム 
ベイシックス      
THE BASICS 

1986年5月リリース。
日本編集盤。
全5曲。
カセットテープでも発売された。
ジャケットはPerfect Wayの海外盤を使用。

A1 Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) - U.S. Mix
A2 Flesh & Blood - Word Girl Special Mix
A3 Hypnotize (Version)
B1 Perfect Way - U.S. Mix 
B2 Absolute (Version)

1987年7月、マドンナ主演映画のサントラ フーズ・ザット・ガール がリリースされた。
スクリッティ・ポリッティは Best Thing Ever を提供した。
Best Thing Ever は翌1988年に発売日された スクリッティ・ボリッティのアルバム プロビジョン にも収録された。

シングル
Scritti Politti + Miles Davis
Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy) 

1988年4月リリース。

7インチシングル

A Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy)
B Oh Patti (Instrumental)

12インチシングル

A Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy) (12" Version)
B1 Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy)
B2 Oh Patti (Instrumental)

ボックス

7インチシングル
+
スタンプシート
ポスター 
ポストカード ×3

マキシCD

1. Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy)
2. Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy) (12" Version)
3. Oh Patti (Instrumental)
4. Best Thing Ever

日本盤シングルCD

1. Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy)
2. Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy) (12" Version)
3. Best Thing Ever

アルバム
プロビジョン
PROVISION

1988年6月リリース。
プロデュースはデヴィッド・ガムソン、グリーン・ガートサイド。
全9曲。
CDはOh Patti Extended、Boom! There She Was Dub を含む全11曲。

A面
1 Boom! There She Was
2 Overnite
3 First Boy In This Town (Lovesick)
4 All That We Are
5 Best Thing Ever

B面
1 Oh Patti (Don't Feel Sorry For Loverboy)
2 Bam Salute
3 Sugar And Spice
4 Philosophy Now

ロジャー・トラウトマンはBoom! There She Was、Sugar And Spiceでトーク・ボックスを使用した。
マーカス・ミラーはBoom! There She Was、Bam Salute、Sugar And Spice、Philosophy Now で参加した。

シンクラヴィアも使用された。

Boom! There She Was

Overnite

Sugar And Spice

シングル
First Boy In This Town (Lovesick)

1988年8月リリース。

カップリング曲のWorld Come Back To Lifeはアルバム未収録。

7インチシングル

A First Boy In This Town (Lovesick)
B World Come Back To Life

12インチシングル

A First Boy In This Town (Lovesick) (Extended Remix)
B1 First Boy In This Town (Lovesick) (Instrumental)
B2 World Come Back To Life

ボックス

7インチシングル

ブラックスリープ(First Boy In This Town )
カラースリープ (Wood Beez,、Absolute 、Hypnotize)

CDシングル

1 First Boy In This Town (Lovesick)
2 World Come Back To Life
3 First Boy In This Town (Lovesick) (Extended Remix

Scritti Politti Featuring Roger
Boom! There She Was

1988年11月リリース。

US
12インチシングル

A1 Boom! There She Was (Sonic Property Mix)
A2 Boom! There She Was (Dub)
B1 Boom! There She Was (Extended Single Version)
B2 A World Come Back To Life

EU
12インチシングル

A1 Boom! There She Was (Sonic Property Mix)
A2 Boom! There She Was (Dub)
B1 Boom! There She Was (Extended Single Version)
B2 Philosophy Now

UK 
7インチシングル

A Boom! There She Was (U.S. Mix)
B Philosophy Now

UK
3"  CD

1 Boom! There She Was (U.S. Mix)
2 Boom! There She Was (Sonic Property Mix)
3 Philosophy Now

1988年10月リリース。
日本盤シングルCD

1 Boom! There She Was 
2 First Boy In This Town (Lovesick)
3 A World Come Back To Life

以後のスクリッティ・ポリッティはグリーン・ガートサイドのソロ・プロジェクトとなる。

シングル
シーズ・ア・ウーマン
She's a Woman (featuring Shabba Ranks)

1991年3月リリース。
ビートルズのカヴァー曲…。

12インチシングル

A1 She's A Woman (The Apollo 440 Remix)
A2 She's A Woman (Little Way Different 7")
B1 She's A Woman (The William Orbit Remix)
B2 She's A Woman (Tautology Business Remix)

7インチシングル

A She's A Woman
B She's A Woman (Instrumental)

CDシングル
デジパック

She's A Woman (A Skankin' Selection)

1 She's A Woman
2 The Sweetest Girl
3 The Word Girl
4 Bam Salute

日本盤CDシングル
1991年4月リリース。

1 She's A Woman
2 She's A Woman (The Apollo 440 Remix)
3 She's A Woman (The William Orbit Remix)
4 Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) (12")

シングル
私をやさしく抱きしめて
Take Me in Your Arms and Love Me (with Sweetie Irie)

1991年リリース。
グラディス・ナイト&ザ・ピップスのカヴァー曲。

12インチシングル 

A Take Me In Your Arms And Love Me (Dancehall Mix/Fashion Style)
B1 Take Me In Your Arms And Love Me (Nice Up The Area Mix)
B2 Take Me In Your Arms And Love Me (Marble Hill Mix)

7インチシングル  

A Take Me In Your Arms And Love Me
B Take Me In Your Arms And Love Me (Instrumental)

CDシングル

1 Take Me In Your Arms And Love Me
2 Take Me In Your Arms And Love Me (Dancehall Mix/Fashion Style)
3 Take Me In Your Arms And Love Me (Nice Up The Area Mix)
4 She's A Woman

日本盤CDシングル
1991年8月リリース。

1 Take Me In Your Arms And Love Me
2 Take Me In Your Arms And Love Me (Dancehall Mix/Fashion Style)
3 Take Me In Your Arms And Love Me (Nice Up The Area Mix)
4 Take Me In Your Arms And Love Me (Marble Hill Mix)

 

B.E.F.
I Don't Know Why I Love You

アルバム 
アノミー&ボノミー
Anomie & Bonhom

1999年にリリース。
プロデュースはデヴィッド・ガムソン。

Tinseltown to the Boogiedown

Umm

Die Alone

Brushed With Oil, Dusted With Powder

2021年11月に日本盤でAnomie & Bonhomieのアナログ盤が発売された。
初回限定帯付仕様盤で、日本語解書説付き。

国内盤で2022年にCDが紙ジャケット仕様で再発された。
12曲目にボーナス・トラック TINSELTOWN TO THE BOOGIEDOWN - PETEROCK VARIATION が収録。

シングル
Another Sound Mission (with Likwit Crew)

1999年リリース。
12インチシングルのみリリースされた。
プロデュースはデヴィッド・ガムソン、グリーン・ガートサイド。

1 Another Sound Mission (Mystic Handyman Pt 2)
2 Another Sound Mission (Instrumental)
3 Another Sound Mission (E-Swift Mystic Mix)
4 Another Sound Mission (E-Swift Mystic Mix Instrumental)

スクリッティ・ポリッティはラフ・トレードに移籍した。

編集盤
アーリー~シングルス
Early

2005年2月リリース。
(日本盤は2006年12月に発売された。)
1978年~1981年に発売された音源をまとめた編集盤。
全13曲。
アナログ盤は2枚組。

1. Skank Bloc Bologna
2. Is and Ought the Western World
3. 28/8/78
4. Scritlocks Door
5. OPEC–Immac
6. Messthetics
7. Hegemony
8. Bibbly-O-Tek
9. Doubt Beat
10. Confidence
11. P.A.s
12. The 'Sweetest Girl'
13. Lions After Slumber

アルバム 
ホワイト・ブレッド・ブラック・ビア
White Bread Black Beer

2006年5月リリース。
全13曲。
国内盤は2006年9月に期間限定DVD付スペシャル盤と通常盤が発売された。 
期間限定DVD付スペシャル盤のDVDにはNo Fine Lines、Snow in Sun、Robin Hood、After SixのPVなどが収録された。

The Boom Boom Bap

Snow in Sun / Robin Hood

Robin Hood

7インチ・シングル
BOOM BOOM BAP
B面にはNY録音の未発表曲 Hands Up (Skillz -N- Green) を収録。

スクリッティ・ポリッティサマーソニック06 出演に絡めて、東京(8月10日)と大阪(8月14日)のクラブクアトロで単独公演を行った。
グリーン・ガートサイド(ヴォーカル、ギター)にベース、ドラム、ギター、キーボード×2という編成。
ステージにはドラム×2(ひとつはローランドのV-Dram)。

SCRITTI POLITTI
渋谷Club Quattro
2006年8月10日

1. Snow In Sun
2. Robin Hood
3. After Six
4. E Eleventh Nuts
5. COME CLEAN
6. Dr. Abernathy
7. The Boom Boom Bap
8. The Sweetest Girl
9. Hands Up
10. Cooking
11. Road To No Regret
12. Skank Bloc Bologna
13. D To The O
14. She Told Me Today
15. Wood Beez

アンコール
16. Petrococadollar
17. Edge Of Degradation

スクリッティ・ポリッティサマーソニック2006に出演した。
2006年8月12日に東京・MOUNTAIN STAGEに、8月13日に大阪・MOUNTAIN STAGEに出演した。

SCRITTI POLITTI
サマーソニック 2006 MOUNTAIN STAGE
千葉マリンスタジアム幕張メッセ 
2006年8月12日

1. Snow In Sun
2. Robin Hood
3. After Six
4. E Eleventh Nuts
5. COME CLEAN
6. Dr. Abernathy 
7. The Boom Boom Bap 
8. The Sweetest Girl
9. Hands Up
10. Cooking 
11. Road To No Regret 
12. D To The O
13. Wood Beez

ベスト盤 
アブソルート
Absolute

2011年に発売されたベスト盤。
日本盤は2013年に10月に発売された。

1. Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) [7" Version]
2. Absolute
3. The Word Girl (Flesh & Blood)
4. Perfect Way
5. Hypnotize [Short Version]
6. Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy)
7. Boom! There She Was [US Mix]
8. Umm
9. Tinseltown to the Boogiedown
10. Die Alone
11. Brushed with Oil, Dusted with Powder
12. Skank Bloc Bologna
13. The Sweetest Girl
14. Asylums in Jerusalem
15. Jacques Derrida
16. She's a Woman (Little Way Different Version)

17. A Day Late and a Dollar Short

18. A Place We Both Belong

アノミー・アンド・ボノミー には日本盤のみボーナストラックとして TINSELTOWN TO THE BOOGIE DOWN - PETE ROCK VARIATION が収録された。

2023年11月には White Bread, Black Beer と Early がアナログ盤で発売された。
Earlyはアナログ盤2枚組。

 

 

 

 

 

 

 

 

THE CURE について その5

アルバム
ブラッドフラワーズ
Bloodflowers

2000年2月リリース。
1999年には完成していて、同年に発売する予定だったらしい。
全10曲。
このアルバムからはシングル・カットされた曲はなし。

Out of This World

Out of This Worldの別ミックス Out of This World (Oakenfold Remix) が2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4に収録された。

Maybe Someday

Maybe Somedayの別ミックス Maybe Someday (Hedges Remix) が2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4に収録された。

The Last Day of Summer

Coming Up

Coming Upはアルバム ブラッドフラワーズのオーストラリア盤に収録された曲。
2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4にも収録された。

アルバム ブラッドフラワーズリリース時、ロバート・スミスはキュアーは解散すると発言していた。
レコード会社もラスト・アルバムとして売り出していた。
ロバート・スミスはアルバムの完成度の高さと好調な売り上げに気をよくして、いつの間にか解散発言はなかったことに…。

キュアーはアルバム ブラッドフラワーズ リリース後にDream Tourを行った。

シングル
Cut Here

2001年10月リリース。

カップリング曲は、Signal to Noise 。

Signal to Noise および未発表曲の Signal to Noise (Acoustic Version) が2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4に収録された。

ベスト盤
GREATEST HITS

2001年11月リリース。
初回限定盤は2枚組。
Disc1は新曲 Cut Here と Just Say Yes の2曲を含む全19曲。
Disc2はPictures Of Youを除いたDisc1の18曲を新たに録音したアコースティック・ヴァージョン。

2003年には日本盤で2CD+DVDで初回限定で発売された。
デジパック仕様。
CD2枚はベスト盤とそのアコースティック・ヴァージョン。
DVDはビデオ GREATEST HITS をDVD化したもの。

2017年にレコードストアデイでベスト盤部分が2枚組LPでリリースされた。

2017年にはAcoustical Hitsとしてアコースティック・ヴァージョン部分が2枚組LPでリリースされた。

ビデオ
GREATEST HITS

2001年11月リリース。
デビュー以来所属してきたフィクション・レコーズでの最後のリリース。
新曲 Cut Here、Just Say Yes、アコースティックで演奏した過去曲を含む全24曲の映像を収録。
アコースティック曲は2001年8月にロンドンのオリンピックスタジオにて撮影された。

シングル
Just Say Yes

2001年12月リリース。

カップリング曲は、Just Say Yes (Acoustic Version)

Just Say Yes の別ミックス Just Say Yes (Curve Remix) が2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4に収録された。

2002年11月7日、11日・12日、キュアーは The Trilogy Concerts を開催した
11月7日はベルギーで、11月11日・12日はべルリンのTempodrom Arena で開催した。
アルバム ポルノグラフィー、ディスインテグレーション、ブラッドフラワーズの3枚の作品の全曲を収録順に演奏した。
11月11日・12日の公演にはカメラが入り、映像化された。
アンコールは11月7日は一度だけ、ベルリンでは二度行われた。
1度目のアンコールまでが映像化された。

Set 1 Pornography 全曲
Set 2 Disintegrationd 全曲
Set 3 Bloodflowers 全曲

アンコール1
If Only Tonight We Could Sleep
The Kiss

アンコール2 (11月11日)
M
Play for Today
A Forest

アンコール2 (11月12日)
M
Play for Today
A Forest
Grinding Halt
Boys Don't Cry

DVD2枚組
トリロジー・ライヴ
Trilogy

2003年6月リリース。
2002年11月11日・12日、ベルリンのTempodrom
Arenaで行われた The Trilogy Concerts を収録。
アルバム ポルノグラフィー と ディスインテグレーション と ブラッドフラワーズの全曲を収録順に、アンコールでの If Only Tonight We Could Sleep と The Kiss の2曲までを収録した。
DVD2枚組・223分。

2009年にBlu-ray化された。

ボックスセット
ジョイン・ザ・ドッツ〜キュアー・レア・ボックス
Join The Dots B-Sides and Rarities 1978-2001 

2004年1月リリース。
(日本盤は2004年2月発売。)
CD4枚組・全70曲。
ほとんどは1978年~2001年にリリースしたシングルのカップリング曲で、あとは、映画のサントラ提供曲、他アーティストの曲のカヴァー、シングル未収録のA面曲のリミックスなどを収録。
なかには未発表の別ヴァージョンも。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ ベース
バリー・バモンテ ギター
ジェイソン・クーパー ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

アルバム
ザ・キュアー
The Cure

2004年6月リリース。
プロデュースはロス・ロビンソンとロバート・スミス
CDは4曲目にTruth Goodness and Beauty、8曲目にFake、14曲目にGoing Nowhere がボーナス・トラックとして収録された。
初回盤はDVD付き。
DVDにはキュアーのスタジオの内部、レコーディングやリハーサル風景が収録された。
Lostのインスト・ヴァージョン Back On、
The Promiseのインスト・ヴァージョン The Broken Promise、Truth Goodness and Beautの別ヴァージョン Someone's Comingを収録。

Lost

Labyrinth

Before Through

alt.end

Going Nowhere

シングル
The End of the World

2004年7月リリース。

カップリング曲は、Fake 。

シングル CDでも発売された。

1. The End of the World (Radio Edit)
2. This Morning
3. Fake

シングル
Taking Off

2004年10月リリース。

カップリング曲は、Why Can't I Be Me?。

シングルCDでも発売された。

1. Taking Off
2. Why Can't I Be Me?
3. Your God Is Fear

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ ベース
ポール・トンプソン ギター
ジェイソン・クーパー ドラム

DVD
Festival 2005

2006年11月リリース。
日本では2007年6月に発売。

2005年、キュアーは9つのヨーロッパ各地で行われたフェスでヘッドライナーを務めた。
スペイン、ベルギー、フランス、スイス、シチリア(イタリアの島)、ハンガリー、ドイツ、ギリシャ、トルコ。
そのステージの模様を収録。
155分・30曲。

2007年6月、コンピアルバム メイク・サム・ノイズ キャンペーン・トゥ・セイヴ・ダルフール が発売された。
スーダンダルフール地方の紛争に向けて制作された2枚組CD。
オノ・ヨーコ全面協力のもと、ジョン・レノンのカヴァー曲が収録された。
U2アヴリル・ラヴィーンクリスティーナ・アギレラ、ブラック・アイド・ピース、ジャクソン・ブラウンレニー・クラヴィッツ、ユッスー・ンドールなどが参加した。
キュアーはなんと、Love をカヴァーした。

Love

2007年7月27日・28日・29日、FUJI ROCK FESTIVAL '07 が行われた。 
キュアーが初日のトリを務めた。
キュアーの23年ぶりの来日公演となった。

THE CURE
FUJI ROCK FESTIVAL '07
GREEN STAGE
2007年7月27日

1. Open
2. Fascination Street
3. From The Edge Of The Deep Green Sea
4. Kyoto Song
5. Hot Hot Hot
6. Alt.End
7. The Walk
8. The End Of The World
9. Lovesong
10. Pictures Of You
11. Lulaby
12. In Between Days
13. Friday I'm In Love
14. Just Like Heaven
15. If Only Tonight...
16. The Kiss
17. Shake Dog Shake
18. Never Enough
19. Wrong Number
20. One Hundred Years
21. End

アンコール
22. Let's Go To Bed
23. Close To Me
24. Why Can't I Be You?

アンコール2
25. A Forest
26. Boys Don't Cry

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ ベース
ポール・トンプソン ギター
ジェイソン・クーパー ドラム

キュアーは13作目のオリジナル・アルバム 4:13 Dream を完成させた。
2008年5月~8月の毎月13日にアルバムからのシングルをリリースし、10月にアルバム 4:13 Dream をリリースした。 

シングル
The Only One

2008年5月リリース。

カップリング曲は、NY Trip 。

シングル
Freakshow

2008年6月リリース。

カップリング曲は、All Kinds of Stuff 。

シングル
Sleep When I'm Dead

2008年7月リリース。

カップリング曲は、Down Under 。

シングル
The Perfect Boy

2008年8月リリース。

カップリング曲は、Without You 。

アルバム
4:13 Dream

2008年10月リリース。
全13曲。

Underneath The Stars

The Reasons Why

The Hungry Ghost

2011年5月31日・6月1日、The Cure "Reflections" がVivid Live FestivalでSydney Opera Houseにて開催された。
アルバム フェイス (信仰) 30周年を記念して行われた。

キュアーの初期3作のアルバム スリー・イマジナリー・ボーイズ、セブンティーン・セコンズ、フェイス (信仰) の全曲が収録順に演奏された。
キーボードにロジャー・オドネル、ロル・トルハーストが共演した。

The Cure Reflections
Vivid Live Festival
Sydney Opera House
2011年5月31日

1st Set Three Imaginary Boys
1. 10:15 Saturday Night
2. Accuracy
3. Grinding Halt
4. Another Day
5. Object
6. Subway Song
7. Foxy Lady
8. Meathook
9. So What
10. Fire In Cairo
11. It’s Not You
12. Three Imaginary Boys

2nd Set Seventeen Seconds (w/ Roger O’Donnell)
13. A Reflection
14. Play for Today
15. Secrets
16. In Your House
17. Forever
18. The Final Sound
19. A Forest
20. M
21. At Night
22. Seventeen Seconds

3rd Set Faith (w/ Lol Tolhurst and Roger O’Donnell)
23. The Holy Hour
24. Primary
25. Other Voices
26. All Cats Are Grey
27. The Funeral Party
28. Doubt
29. The Drowning Man
30. Faith

アンコール1
31. World War
32. I’m Cold
33. Plastic Passion
34. Boy’s Don’t Cry
35. Killing An Arab
36. Jumping Someone Else’s Train
37. Another Journey By Train

アンコール2
38. Descent
39. Splintered in Her Head
40. Charlotte Sometimes
41. The Hanging Garden

アンコール3
42. Let’s Go to Bed
43. The Walk
44. The Lovecats

The Cure Reflections
Vivid Live Festival
Sydney Opera House
2011年5月31日

1st Set Three Imaginary Boys
1. 10:15 Saturday Night
2. Accuracy
3. Grinding Halt
4. Another Day
5. Object
6. Subway Song
7. Foxy Lady
8. Meathook
9. So What
10. Fire In Cairo
11. It’s Not You
12. Three Imaginary Boys
13. The Weedy Burton

2nd Set Seventeen Seconds (w/ Roger O’Donnell)
14. A Reflection
15. Play for Today
16. Secrets
17. In Your House
18. Forever
19. The Final Sound
20. A Forest
21. M
22. At Night
23. Seventeen Seconds

3rd Set Faith (w/ Lol Tolhurst and Roger O’Donnell)
24. The Holy Hour
25. Primary
26. Other Voices
27. All Cats Are Grey
28. The Funeral Party
29. Doubt
30. The Drowning Man
31. Faith

アンコール1
32. World War
33. I’m Cold
34. Plastic Passion
35. Boy’s Don’t Cry
36. Killing An Arab
37. Jumping Someone Else’s Train
38. Another Journey By Train

アンコール2
39. Descent
40. Splintered in Her Head
41. Charlotte Sometimes
42. The Hanging Garden

アンコール3
43. Let’s Go to Bed
44. The Walk
45. The Lovecats

2011年9月8日~11日、イギリスのフェス Bestival 2011が行われた。
3日目の10日、キュアーはトリとして出演した。
この日のライヴにおいてロジャー・オドネルが正式メンバーとして復帰した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ ベース
ジェイソン・クーパー ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

なお、この日の音源はBestival 2011としてCD化された。

The Cure "Reflections"は11月にもロンドン、ロサンゼルス、ニューヨークでも開催された。
ロサンゼルスまではセットリストに変更はなかったが、ニューヨークでの3公演ではアンコール3でIn Between Daysが加わった。
11月26日にはアンコール1の最初にDo the Hansaが1979年以来はじめて演奏された。
この日のみ演奏された。
アンコール3ではさらにThe Caterpillarが。
11月27日にはClose to Meが追加され、Boys Don't Cryがアンコール3の最後に演奏された。

アンコール1 (2011年11月27日)
32. World War
33. I’m Cold
34. Plastic Passion
35. Killing An Arab
36. Jumping Someone Else’s Train
37. Another Journey By Train

アンコール2 (2011年11月27日)
38. Descent
39. Splintered in Her Head
40. Charlotte Sometimes
41. The Hanging Garden

アンコール3 (2011年11月27日)
42. Let’s Go to Bed
43. The Walk
44. The Lovecats
45. The Caterpillar
46. Close to Me
47. In Between Days
48. Boys Don't Cry

ライヴアルバム
Bestival Live 2011

2011年11月リリース。
2011年9月8日~11日に行われた音楽フェスBestival 2011。
9月10日のキュアーのステージを収録。
CD2枚組。

2011年12月、キュアーのCDボックス THE CURE CLASSIC ALBUM SELECTION 1979-1984 が発売された。
キュアー初期のオリジナル・アルバム
5枚のセット。
いずれも2005年リマスターを使用。
紙ジャケCD5枚にブックレット付き。

・Three Imaginary Boys
Seventeen Seconds
・Faith
・Pornography
・The Top

2012年、キュアーにリーブス・カブレルス が加入した。
リーブス・カブレルスは80年代後半~90年代にデヴィッド・ボウイのギタリストを務めた。
1997年にデビッド・ボウイの50歳を祝したバースデー・ライヴにロバート・スミスが出演し、そのリハーサル時にロバート・スミスとリーブス・カブレルスは知り合った。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ ベース
ジェイソン・クーパー ドラム
リーブス・カブレルス ギター
ロジャー・オドネル キーボード

2013年7月26日・27日・28日、FUJI ROCK FESTIVAL '13 が行われた。
キュアーが最終日のトリを務めた。
終演時刻の24時を超えるという長尺ライブとなった。

THE CURE
FUJI ROCK FESTIVAL '13
GREEN STAGE
2013年7月28日

1. Plainsong 
2. Pictures of You 
3. Lullaby 
4. High
5. The End of the World 
6. Lovesong 
7. Push
8. In Between Days 
9. Just Like Heaven
10. From the Edge of the Deep Green Sea  
11. Prayers for Rain
12. Sleep When I'm Dead 
13. Play for Today 
14. A Forest
15. Bananafishbones 
16. The Walk 
17. Mint Car
18. Friday I'm in Love  
19. Doing the Unstuck 
20. Trust 
21. Want
22. Fascination Street 
23. The Hungry Ghost 
24. Wrong Number
25. One Hundred Years 
26. Disintegration

アンコール
27. Dressing Up 
28. The Lovecats 
29. The Caterpillar 
30. Close to Me
31. Hot Hot Hot!!! 
32. Let's Go to Bed 
33. Why Can't I Be You?
34. Boys Don't Cry 
35. 10:15 Saturday Night 
36. Killing an Arab

The Voodoo Music + Arts ExperienceあるいはThe Voodoo Experience。
毎年ニューオリンズで開催される音楽フェス。
2013年11月1日にはキュアーが出演した。
その模様133分の映像は2016年からキュアーのYouTubeのページで見ることが出来る。

The Cure live at Voodoo Festival 2013 in New Orleans 

2017年4月、レコード・ストア・デイにてグレイテスト・ヒッツがアナログ盤2枚組ピクチャーレコードで発売された。

2017年6月、アコースティック・ヒッツがアナログ盤2枚組で発売された。
キュアーが2001年にリリースしたグレイテスト・ヒッツに付属した、シングル曲をあらためてアコースティックで録音した全18曲をアナログ盤化。
   
2018年4月21日、レコード・ストア・デイで Mixed Up と Torn Down Mixed Up Extra 2018 がそれぞれアナログ盤2枚組でリリースされた。
Torn Down Mixed Up Extra 2018 は1990年のリミックス・アルバム Mixed Up の続編で、ロバート・スミスがあらたにリミックスした。

2018年6月15日、キュアーの Mixed Up が3CDデラックスエディションで再発された。
ディスク1には Mixed Up のリマスター、ディスク2には1981年~1990年のレアなミックスを、ディスク3はロバート・スミスが新たにリミックスした音源を集めた Torn Down Mixed Up Extra 2018 。

Mixed Upのデラックスエディションと同時に Mixed Up のリマスター盤のアナログと Torn Down Mixed Up Extra 2018 のアナログ盤の一般流通盤がリリースされた。

2018年6月15日~24日、ロンドンのサウスバンク・センターにて Meltdown Festival が開催された。
25周年を迎えたMeltdown Festival のキュレーターをロバート・スミスが務めた。
キュアーはMeltdownのヘッドライナーを務めた。
この時のキュアーのライヴ映像は40 Live (Curætion-25 + Anniversary) としてBlu-ray / DVD化された。

The Cure
CURÆTION-25 
Royal Festival Hall, London
2018年6月24日

There To Here 
1. Three Imaginary Boys
2. At Night
3. Other Voices
4. A Strange Day
5. Bananafishbones
6. A Night Like This
7. Like Cockatoos
8. Pictures of You
9. High
10. Jupiter Crash
11. 39

12. Us or Them
13. It’s Over
14. It Can Never Be the Same

There To Here | From Here To There。
15. Step Into the Light
16. The Hungry Ghost
17. alt.end
18. Last Day of Summer
19. Want

20. From the Edge of the Deep Green Sea
21. Disintegration

22. If Only Tonight We Could Sleep
23. Sinking
24. Shake Dog Shake
25. One Hundred Years
26. Primary
27. A Forest
28. Boys Don’t Cry

2018年7月7日、キュアーはデビュー40周年記念コンサートをロンドンのハイドパークにて行った。
このライヴ映像は ANNIVERSARY: 1978-2018 Live In Hyde Park London として英国で劇場公開された。
このライヴ映像は40 Live (Curætion-25 + Anniversary) としてBlu-ray / DVD化された。

The Cure Anniversary 1978-2018
Hyde Park, London
2018年7月7日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. High
4. A Night Like This
5. The Walk
6. End of the World
7. Lovesong
8. Push
9. In Between Days
10. Just Like Heaven

11. If Only Tonight We Could Sleep
12. Play For Today
13. A Forest
14. Shake Dog Shake
15. Burn
16. Fascination Street
17. Never Enough
18. From the Edge of the Deep Green Sea
19. Disintegration

アンコール
20. Lullaby

21. The Caterpillar
22. Friday I’m in Love

23. Close to Me
24. Why Can’t I Be You?
25. Boys Don’t Cry
26. Jumping Someone Else’s Train
27. Grinding Halt
28. 10:15 Saturday Night
29. Killing An Arab

2019年、米ローリングストーン誌の読者を対象にキュアー楽曲の人気投票が行われた。

1位 Pictures of You
2位 A Forest
3位 Just Like Heaven
4位 Disintegration
5位 In Between Days
6位 Faith
7位 The Same Deep Water as You
8位 From the Edge of the Deep Green Sea
9位 Fascination Street
10位 Boys Don't Cry

2019年3月29日、キュアーはロックの殿堂入りを果たした。

授賞式ではトレント・レズナーがキュアーの殿堂入りのけっこう長めのスピーチでキュアー愛を述べた。
そしてロバート・スミスのスピーチ。
過去キュアーに在籍したボリス・ウィリアムス、ポール・トンプソン、ペリー・バモンテ、マシュー・ハートリー、フィル・ソーナリー、アンディ・アンダーソンの名を挙げた。
そしてフィクション・レーベルからキュアーをデビューさせたクリス・ペリーの名も。

キュアーは5曲を演奏した。
1. Shake Dog Shake
2. A Forest
3. Lovesong
4. Just Like Heaven
5. Boys Don't Cry

Disintegration 30th Anniversary

Disintegration

The Cure 
Vivid Live Festival
Sydney Opera House
2019年5月24日

Disintegration
1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Lovesong
5. Last Dance
6. Lullaby
7. Fascination Street
8. Prayers for Rain
9. The Same Deep Water as You
10. Disintegration
11. Homesick
12. Untitled

アンコール
13. Noheart
14. Esten
15. 2 Late
16. Babble
17. Fear of Ghosts
18. Out of Mind
19. Delirious Night
20. Pirate Ships ←ウェンディ・ウォルドマンの曲のカヴァー。

The Cure 
Vivid Live Festival
Sydney Opera House
2019年5月25日

B-Sides and Demos
1. Noheart
2. Fear of Ghosts
3. Out of Mind
4. Esten
5. 2 Late
6. Babble
7. Delirious Night

Disintegration
8. Plainsong
9. Pictures of You
10. Closedown
11. Lovesong
12. Last Dance. 
13. Lullab
14. Fascination Street
15. Prayers for Rain
16. The Same Deep Water As You
17. Disintegration
18. Homesick
19. Untitled

アンコール
20. Burn
21. Pirate Ships ←ウェンディ・ウォルドマンの曲のカヴァー。

The Cure 
Vivid Live Festival
Sydney Opera House
2019年5月27日・28日・29日

B-Sides and Demos
1. Delirious Night
2. Fear of Ghosts
3. Noheart
4. Out of Mind
5. Esten
6. 2 Late
7. Babble

Disintegration
8. Plainsong
9. Pictures of You
10. Closedown
11. Lovesong
12. Last Dance
13. Lullaby
14. Fascination Street
15. Prayers for Rain
16. The Same Deep Water as You
17. Disintegration
18. Homesick
19. Untitled

アンコール
20. Burn
21. Three Imaginary Boys
22. Pirate Ships ←ウェンディ・ウォルドマンの曲のカヴァー。

The Cure 
Vivid Live Festival
Sydney Opera House
2019年5月30日

B-Sides and Demos
1. Delirious Night
2. Fear of Ghosts
3. Noheart
4. Esten
5. 2 Late
6. Out of Mind
7. Babble

Disintegration
8. Plainsong

9. Pictures of You

10. Closedown
11. Lovesong
12. Last Dance
13. Lullaby
14. Fascination Street
15. Prayers for Rain
16. The Same Deep Water As You
17. Disintegration

18. Homesick
19. Untitled

アンコール
20. Burn
21. Three Imaginary Boys
22. Pirate Ships ←ウェンディ・ウォルドマンの曲のカヴァー。

2019年7月26日・27日・28日、FUJI ROCK FESTIVAL '19 が行われた。
キュアーが最終日のトリを務めた。
ベースのサイモン・ギャラップは「深刻な個人的事情」のために参加できず、代わって息子のエデン・ギャラップが急遽出演した。

THE CURE
FUJI ROCK FESTIVAL '19
GREEN STAGE
2019年7月28日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. High
4. A Night Like This
5. Lovesong
6. Last Dance
7. Burn
8. Fascination Street
9. Never Enough
10. Push
11. In Between Days
12. Just Like Heaven
13. From the Edge of the Deep Green Sea
14. Play for Today
15. A Forest
16. Shake Dog Shake
17. Disintegration

アンコール
18. Lullaby
19. The Caterpillar
20. The Walk
21. Friday I’m in Love
22. Close to Me
23. Why Can’t I Be You?
24. Boys Don’t Cry

2Blu-ray+4CD / 2DVD +4CD / 2Blu-ray / 2DVD
40 Live (Curætion-25 + Anniversary)

2019年10月リリース。

2018年6月24日のMeltdown Festival でヘッドライナーを務めたライヴ映像、2018年7月7日のハイドパークにて行われたデビュー40周年記念コンサート。
この2つのライヴ映像を収録したボックスセット。

2Blu-ray+4CD [Deluxe Box Set]
2DVD+4CD [Deluxe Box Set]
2Blu-ray  [Standard Edition]
2DVD [Standard Edition]

ボックスセットには40ページのハードカバー本が、スタンダードエディションには16ページのブックレットが付属。

2022年3月2日、NMEアウォーズ授賞式がロンドンのブリクストン・アカデミーで開催された。
そこで行われたインタビューでロバート・スミスはキュアーの2枚を制作していると語った。
2枚に取り組み、1枚はすでに完成している、と。
1枚のアルバムは暗い内容で、もう1枚はアップビート。
それぞれ10曲が収録される、と。
1枚のアルバムタイトルは Songs of A Lost World 。
すでにアートワークがあり、曲順も決まっているという。
さらにロバート・スミス自身のソロアルバムの制作についても示唆した。

2022年9月、ヤングブラッド のアルバム ヤングブラッド がリリースされた。
ヤングブラッドにとっては通算3作目のアルバム。
収録曲のTissues にはキュアーのClose To Meがサンプリングされている。
曲制作時にはすでにClose To Meのサンプルが使用されていたとか。
知り合いづてにロバート・スミスのメールを教えてもらい、ロバート・スミスに直接メールをしてClose To Meのサンプリングの許可を得ることが出来たという。
2022年8月、Tissuesはシングルカットされた。

2022年10月、キュアーにペリー・バモンテが復帰した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ ベース
ジェイソン・クーパー ドラム
リーブス・カブレルス ギター
ペリー・バモンテ ギター
ロジャー・オドネル キーボード

Shows of A Lost World Tour
Europe Leg
2022年10月~12月

このツアーでは以下の新曲4曲が披露された。
・Alone
・Endsong
・And Nothing Is Forever
・I Can Never Say Goodbye

2023年3月、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズはジョニー・マーが参加した Pretty Boy のロバート・スミスによるリミックスを公開した。
もともとノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのアルバム カウンシル・スカイズ に収録されていた曲。
ノエル・ギャラガーはこの曲をキュアーの曲に似ていると思っていて、ロバート・スミスのメール・アドレスを手に入れてリミックスを依頼するメールを送った。
ロバート・スミスからは「すくに送ってくれ」と返信が返ってきたという。
もともと元曲がキュアーのようなサウンドだと思っていたが、ロバート・スミスからリミックスが返ってくるとまさにそうなっていた、とノエル・ギャラガーは語った。

Shows of a Lost World Tour
North American Leg
2023年5月~9月

このツアーでは以下の新曲2曲が披露された。 
・Another Happy Birthday
・A Fragile Thing

Shows of a Lost World Tour
South American Leg
2023年11月~12月

2024年7月、2001年にリリースしたベスト盤 グレイテスト・ヒッツ にボーナス・ディスクとして付属した アコースティック・ヒッツ がストリーミングでの配信が解禁された。
アコースティック・ヒッツは2001年にこれまでのシングル曲18曲をアコースティックによるセットで新たに録音していたもの。

A  Forest (Acoustic Version)

The Lovecats (Acoustic Version)

Close To Me (Acoustic Version)

[https://youtu.be/UyGyuavlin4?si=D-j5RVmh1IuONZSj
:embed]

Lullaby (Acoustic Version)

Just Say Yes (Acoustic Version)

 

 

THE CURE について その4

キュアーはそれまでイギリスのカルトバンドとしての地位を確立していたが、アルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー で世界各国で熱狂的にヒットした。
以後のキュアーは現在まで世界的なロック・バンドとして存在している。 
キュアーは80年代にオリジナル・アルバムを7枚、90年代に2枚、00年代には3枚を発表。
だが、10年代は0枚…。
一方でライヴ活動は(コロナ禍の時を除いて)わりと頻繁に行われている。
20年代にはすでに2枚のオリジナル・アルバムをレコーディングして完成しつつあるらしい。
2022年にはその新曲もツアーで披露されていた。

シングル
Why Can't I Be You?

1987年4月リリース。

カップリング曲は、A Japanese Dream

12インチシングル、7インチシングル×2という仕様でも発売された。

12インチシングル
A Why Can't I Be You? (12" Remix)
B A Japanese Dream (12" Remix)

7インチシングル×2

1.
A Why Can't I Be You? 
B A Japanese Dream 

2.
A Six Different Ways (Live) ←キュアー・イン・オランジュの音源。 
B Push (Live) ←キュアー・イン・オランジュの音源。 

CD VIDEO も発売された。
1. Why Can't I Be You? 
2. A Japanese Dream 
3. Hey You!!! 
4. Why Can't I Be You? (PV)

アルバム
キス・ミー・キス・ミー・キス・ミー
Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me

1987年5月リリース。
CDは収録時間のために Hey You!!! がカットされたため全17曲。
LPは2枚組・全18曲。

The Kiss

Torture


 
If Only Tonight We Could Sleep

How Beautiful You Are

2006年にはリマスターされ、 Deluxe Edition がCD2枚組で発売された。
1987年発売時にはCDからカットされた Hey You! も収録された。 

2008年には日本国内で紙ジャケット仕様で再発された。 
SHM-CD仕様。
・2005年リマスター音源。
・イギリス初回盤LPを再現した紙ジャケット
・イギリス初回盤LPを再現したシリアル・ナンバー入りレーベルカード封入
・解説・歌詞・対訳付

Kiss Me Tourからロジャー・オドネルが加入した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ポール・ウィリアムス ギター
ロル・トルハースト キーボード
ボリス・ウィリアムス ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

シングル
Catch

1987年6月リリース。
  
カップリング曲は、Breathe .

12インチシングルでもリリースされた。

A Catch
B1 Breathe
B2 A Chain of Flowers

シングル
Just Like Heaven
 

1987年10月リリース。

カップリング曲は、Snow in Summer  。

12インチシングルでも発売された。

A Just Like Heaven [remix] 
B1 Snow in Summer
B2 Sugar Girl

ダイナソーJr. が1989年(アメリカでは1990年)に Just Like Heaven をカヴァーした。

シングル
Hot Hot Hot!!!

1988年2月リリース。
12インチシングルでリリースされた。

A Hot Hot Hot!!! (Extended Remix)
B1 Hot Hot Hot!!! (Remix)
B2 Hey You!!! (extended remix)

シングル
Lullaby 

1989年4月リリース。

カップリング曲は、Babble 。

12インチシングルでリリースされた。

A Lullaby (extended remix)
B1 Babble
B2 Out Of Mind  

イギリスでは3" CDでもリリースされた。
個人的には当時、この輸入盤をタワーレコードで購入してアルバム ディスインテグレーション の発売を楽しみにしていた。

1. Lullaby (remix)
2. Babble
3. Out of Mind
4. Lullaby (extended remix)

ちなみに当時は3" CDがいくつか発売された。
スクリッティ・ポリッティのThe Word Girl とか購入した覚えがある。

シングル
Fascination Street

1989年4月、アメリカでリリース。

アルバム
ディスインテグレーション
DISiNTEGRATION 

1989年5月リリース。
CDは全12曲、LPは全10曲。
発売時のLP盤にはLast Danceと Homesickは未収録だった。
2010年の2枚組アナログ盤には収録された。

Plainsong

Closedown

The Same Deep Water As You

]

Disintegration

タイトル曲 Disintegration はめっちゃ好きな曲。
アルバムを購入した時は特に Disintegration をリピートして聴きまくっていた。
基本Aメロとサビを3回繰り返す曲だが、3番目のAメロは少しが変えられて歌われる。
名曲。
当時はちょうどCDプレイヤーをはじめて購入した頃で、キュアーの ポルノグラフィーとディスインテグレーションのCDばかり聴いていたと思う。
たぶんディスインテグレーションが好きすぎて前後のアルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミーとウィッシュへは思い入れがほとんどないのだけど…。
ましてミックスト・アップは…。

2010年にリマスターされ、deluxe edition はCD3枚組で発売された。
CD3はENTREAT PLUS。
元々ENTREATはイギリスのHMVでキュアーの旧譜2枚を購入するともらえたCD。
1989年7月に行われたキュアーのウェンブリー公演でアルバム ディスインテグレーションの全曲が演奏され、そのライヴ音源から8曲が収録された。
ENTREAT PLUS にはこのウェンブリー公演からアルバム ディスインテグレーションの全曲の演奏が収録された。
   
アルバム ディスインテグレーション のdeluxe editionが発売された2010年頃、ディスインテグレーション のdeluxe editionの公式HPがあった。
中には ディスインテグレーション の完成前の音源や完成しなかった曲の音源がアップされて聴けるようになっていた。
これはディスインテグレーション のdeluxe editionのDisc2に収録されなかった音源だったのだと思う。

Alternative Rarities1988–1989

1. Closedown (RS Home Instrumental Demo 5/88)
2. Last Dance (RS Home Instrumental Demo 5/88) 
3. Lullaby (RS Home Instrumental Demo 5/88)
4. Tuned Out on RTV5 (Instrumental Rehearsal 6/88)
5. Fuknnotfunk (Instrumental Rehearsal 6/88)
6. Babble (Instrumental Rehearsal 6/88)
7. Plainsong (Instrumental Demo 9/88)
8. Pictures of You (Instrumental Demo 9/88)
9. Fear of Ghosts (Instrumental Demo 9/88)
10. Fascination Street (Instrumental Demo 9/88)
11. Homesick (Instrumental Demo 9/88)
12. Delirious Night (Instrumental Demo 9/88)
13. Out of Mind (Studio Instrumental Jam 10/88)
14. 2 Late (Studio 'WIP' Mix 11/88)
15. Lovesong (Studio 'WIP' Mix 11/88)
16. Prayers for Rain (Studio 'WIP' Mix 11/88)
17. The Same Deep Water as You (Live Dallas Starplex 9/15/89)
18. Disintegration (Live Dallas Starplex 9/15/89)
19. Untitled (Live Dallas Starplex 9/15/89)
20. Faith (Live Rome Palaeur 6/4/89—Crowd Bootleg

アルバム ディスインテグレーション でロル・トルハーストはほとんど実質的に参加していなかったらしく、アルバム完成後のツアー開始前にクビとなった。
個人的には1993年にイギリスに行ったとき、Presence のCDを見つけて購入した覚えがある。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ポール・ウィリアムス ギター
ボリス・ウィリアムス ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

THE CURE
The Prayer Tour 
ロンドン、ウェンブリー・アリーナ
1989年7月22日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Kyoto Song
5. A Night Like This
6. Just Like Heaven
7. Last Dance
8. Fascination Street
9. Lovesong
10. Charlotte Sometimes
11. The Walk
12. A Forest
13. In Between Days
14. The Same Deep Water as You
15. Prayers for Rain
16. Disintegration

アンコール
17. Lullaby
18. Close to Me
19. Let's Go to Bed
20. Why Can't I Be You? / The Lovecats

アンコール2
21. Hot Hot Hot!!!
22. A Strange Day
23. Three Imaginary Boys
24. Boys Don't Cry

アンコール3
25. Homesick
26. Untitled
27. Faith

THE CURE
The Prayer Tour 
ロンドン、ウェンブリー・アリーナ
1989年7月23日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Piggy in the Mirror
5. A Night Like This
6, Just Like Heaven
7. Catch
8, Last Dance
9. Fascination Street
10. Cold
11. Charlotte Sometimes
12. The Walk
13. A Forest
14. In Between Days
15. The Same Deep Water as You
16. Prayers for Rain
17..Disintegration

アンコール
18. Lullaby 
19. Close to Me
20. Let's Go to Bed
21. Why Can't I Be You? / The Lovecats

アンコール2
22. The Holy Hour
23. A Strange Days
24. The Figurehead

アンコール3
25. Play for Today
26. Three Imaginary Boys
27. Boys Don't Cry
28. 10:15 Saturday Night
29. Killing an Arab

THE CURE
The Prayer Tour 
ロンドン、ウェンブリー・アリーナ
1989年7月24日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Piggy in the Mirror
5. Catch
6. A Night Like This
7. Just Like Heaven
8. Last Dance
9. Fascination Street
10. Primary
11. The Drowning Man
12. Lovesong
13. Charlotte Sometimes
14. The Walk 
15. A Forest
16. In Between Days
17. The Same Deep Water As You
18. Prayers for Rain
19. Disintegration

アンコール
20. Lullaby
21. Close to Me
22. Let's Go to Bed
23. Why Can't I Be You?
24. Shake Dog Shake
25. Siamese Twins 
26. One Hundred Years

アンコール3
27. Homesick
28. Untitled
29. Faith

アンコール4
30. M
31. Three Imaginary Boys
32. Fire in Cairo
33. Boys Don't Cry
34. 10:15 Saturday Night
35. Killing an Arab

シングル
Lovesong

1989年8月リリース。

カップリング曲は、2 Late 。

12インチシングルでもリリースされた。

A Lovesong (Extended Mix)
B1 2 Late
B2 Fear Of Ghosts

シングル
Pictures of You

1990年3月、2種リリースされた。

カップリング曲は、Last Dance (Live) と
Prayers for Rain" (live)  がそれぞれに収録された。

12インチシングルも2種リリースされた。

A Pictures of You (Extended version)
B1 Last Dance (live) 
B2 Fascination Street (live) 

A Pictures Of You (Strange Remix)
B1 Prayers For Rain (Live)
B2 Disintegration (Live)

シングル
Never Enough

1990年9月リリース。

カップリング曲は、Harold and Joe 。

12インチシングルがリリースされた。

A1 Never Enough (Big Mix) 
A2 Harold and Joe
B Let's Go to Bed (Milk Mix) 

1990年9月、ルバイヤート エレクトラ40周年記念アルバム がリリースされた。
これはエレクトラ所属アーティストが、エレクトラレコードの40周年を祝って過去にエレクトラでリリースされた曲をカヴァーしたものを集めたCD2枚組。
エレクトラはキュアーのアメリカでの所属レコード会社。
キュアーはドアーズの Hello, I Love You をカヴァーして提供した。

Hello, I Love You

CD1枚目の1曲目に収録され、CD2枚目の最後にも12秒の別ヴァージョンが収録された。
ちなみにこのルバイヤートにはジョン・エディによるキュアーの In Between Days のカヴァーも収録された。

キュアーはドアーズのカヴァー Hello, I Love You のほかにウェンディ・ウォルドマンの Pirate Ships を録音していたが、完成にまでいたらなかった。
その時のPirate Shipsロバート・スミスのデモがアルバム ディスインテグレーション のdeluxe editionのCD2に収録された。

リミックス・アルバム
ミックスト・アップ
Mixed Up

1990年リリース。
全11曲。

ディスインテグレーションのところにも記したけど、個人的にはほぼ思い入れがない…。
Never Enough を聴くために買ったような。

2018年にリマスターされ、他のリミックスや新たにリミックスされた曲を加えてdeluxe editionとしてCD3枚組で発売された。
CD1はMixed Upのリマスター、CD2は過去のリミックス曲をまとめたもの、CD3のTorn Downは Three Imaginary Boys から 4:13 Dream までのアルバムより1曲ずつ選んでロバート・スミスが2018年にリミックスしたものをまとめたもの。

シングル
Close to Me (remix)

1990年10月リリース。

カップリング曲は、Just Like Heaven (Dizzy mix) 。

12インチシングルがリリースされた。

A Close to Me (Closer mix)
B1 Just Like Heaven (Dizzy mix)
B2 Primary (Red mix)

ビデオ
Picture Show

1991年リリース。
VHSやレーザーディスクで発売された。
キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー ~ ミックスト・アップまでのPVを収録。
約77分。
未DVD化。

ライヴアルバム
エントリート
ENTREAT

1989年7月のウェンブリー公演で演奏されたアルバム ディスインテグレーション の8曲を収録。
1990年にイギリスのHMVのキャンペーンでキュアーの旧譜2枚を購入するともらえた。
1991年に普通に商業化され、日本盤は1991年6月に外ケースにブックレットが封入されて発売された。

Picture of You Live

Closedown Live

Last Dance Live

Fascination Street Live

Prayers for Rain Live

Disintegration Live

Homesick Live

Untitled Live

2010年にアルバム ディスインテグレーションのリマスター盤が発売された。
ディスク3はENTREAT PLUSとして1989年7月のウェンブリー公演で演奏されたディスインテグレーションの全12曲が収録された。

Plainsong Live

Lovesong Live

Lullaby Live

The Same Deep Water As You Live

ビデオ
Play Out

1991年リリース。
VHSとレーザーディスクで発売された。
1991年1月~2月のライヴやそのリハーサル、TVパフォーマンスなどの映像を収録。
96分。
未DVD化。

HDリマスター化され、2022年12月からキュアーのYouTubeのページで見ることが出来る。
133分。

1990年にキーボードのロジャー・オドネル が脱退した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ポール・ウィリアムス ギター
ボリス・ウィリアムス ドラム
ペリー・バモンテ キーボード・ギター

シングル
High

1992年3月リリース。
クレジットにはこの時のキュアーのメンバーが並ぶが、この曲のメインの作者はサイモン・ギャラップらしい。

カップリング曲は、This Twilight Garden 。

12インチシングルも発売された。

A High (Higher mix)
B1 This Twilight Garden 
B2 Play

アルバム
ウィッシュ
Wish

1992年4月リリース。

Apart

From the Edge of the Deep Green Sea  

2022年12月にリマスターされ、30th-anniversary deluxe editionとしてCD3枚組、CD1枚、アナログ盤2枚組がそれぞれ発売された。
CD3枚組のディスク2にはデモヴァージョン、ディスク3に Lost Wish とスタジオアウトテイク、ライヴ音源などが収録された。

ロバート・スミスは Wishの音源が完成したあと、ツアーの準備にかかりきりとなり、マスタリングには参加出来なかったらしい。
2022年のマスタリングに参加し、ようやく満足出来るようになった、と語った。

シングル
Friday I'm in Love

1992年5月リリース。
個人的にはアルバム ウィッシュ は印象に薄いのだけど、この曲がヒットしたのは明確に記憶している。

カップリング曲は、Halo 。

12インチシングルもリリースされた。

A Friday I'm in Love (Strangelove Mix)
B1 Halo
B2 Scared as You

シングル
A Letter to Elise

1992年10月リリース。

カップリング曲は、The Big Hand 。

12インチシングルも発売された。

A A Letter to Elise (Blue mix)
B1 The Big Hand
B2 A Foolish Arrangement

1993年1月、ジミ・ヘンドリックスのトリビュート・アルバム Stone Free: A Tribute to Jimi Hendrix がリリースされた。
キュアーも参加し、Purple Haze をカヴァーした。
このトリビュート・アルバム1曲目に収録された。

1993年、キュアーは Wishツアーよりライヴアルバムを2種リリースした。
それぞれに曲のかぶりはない。

Show はCD2枚組。
映像版もリリースされ、ビデオおよびレーザーディスクで発売された。

もう一種のライヴ盤は Paris 。
こちらはCDのみのリリース。

ライヴアルバム
Show

1993年2月リリース。
1992年7月18日・19日、ミシガン州 The ManorおよびThe Palace Of Auburn Hillsにて録音されたライヴ音源。
CD2枚組・全18曲。
日本盤の初回盤にはステッカー封入された。

アメリカではShowはCD1枚で、マキシCD Sideshow EPも発売された。
アメリカ盤 Show  と Sideshow EP を合わせると収録曲はCD2枚組のと同じ。

1993年9月or10月、映像版がVHSとレーザーディスクで発売された。
120分。
現在まで未DVD化。

2023年には30th Anniversary としてリマスターされてアナログ盤2枚組で再発された。

ライヴアルバム
Paris

1993年10月リリース。
1992年10月、フランスのパリの Le Zenith de Parisで行われた3夜のライヴより収録。
全12曲。

2024年3月には Paris  30th Anniversary Edition としてCDは1枚、アナログ盤は2枚組で再発された。
Shake Dog Shake と Hot Hot Hot!!! を追加収録した全14曲。

Shake Dogs Shake (Live at Le Zenith de Paris)

Hot Hot Hot!!! (Live at Le Zenith de Paris)

1993年、ポール・トンプソンがキュアーを脱退した。
ポール・トンプソンは1994年にペイジ・プラントのツアーに参加した。
ペイジ・プラントはMTVアンプラグドに出演し、その音源はライヴ・アルバム ノー・クォーター として発売された。

カセットテープ
Lost Wises

1994年、カセットテープで通販限定で少数のみリリースされた。
全4曲。
すべてアルバム Wish 制作時の曲でインスト。
曲としては完成していたが、歌詞をつけるまでにいたらなかった。

Lost Wisesの音源は2022年のWishのリマスター盤のCD3に収録された。

Uyea Sound (Dim-D Mix)

Cloudberry (Dim-D Mix)

]

1994年3月、映画 クロウ 飛翔伝説 のサウンドトラックがリリースされた。
キュアーのBurn が収録された。

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク3にも収録された。

1995年、104.9 XFM compilation がリリースされた。
キュアーはデヴィッド・ボウイのカヴァーを提供した。

Young Americans

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク3にも収録された。

1995年、イギリスのコミックを原作に映画化したジャッジ・ドレッド
そのサウンドトラックにキュアーはDredd Songを提供した。

Dredd Song

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク3にも収録された。

ポール・トンプソンに続き、ボリス・ウィリアムスもキュアーを脱退した。
ジェイソン・クーパーがオーディションを経てキュアーのドラムとして加入した。
ポール・トンプソンの後任としてこれまでキーボードを担当していたペリー・ベナントが晴れてギタリストとなった。 
代わってキーボードはロジャー・オドネルが復帰して担当した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ペリー・ベナント ギター
ジェイソン・クーパー ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

シングル
The 13th (swing radio mix)

1996年4月リリース。

CD1
1. The 13th (swing radio mix)
2. It Used to Be Me
3. The 13th" (Killer Bee mix)

CD2
1. The 13th" (Two Chord Cool mix)
2. Ocean
3. Adonais

アルバム
ワイルド・ムード・スウィングス
Wild Mood Swings

1996年5月リリース。
全14曲。

Want

Bare

シングル
Mint Car 

1996年6月リリース。

CD1
1. Mint Car
2. Home
3. Mint Car (Buskers mix)

CD2
1. Mint Car (Electric mix)
2. Waiting
3. A Pink Dream

シングル
Strange Attraction

1996年10月リリース。

1. Strange Attraction [Adrian Sherwood Album Mix]
2. The 13th [Feels Good Mix]
3. This is a Lie [Ambient Mix]
4. Gone! [Critter Mix]
5. Strange Attraction [Strange Mix]
           
シングル
Gone!

1996年12月リリース。

CD1
Gone! (Radio Mix)
The 13th (Feels Good Mix)
This Is a Lie (Ambient Mix)
Strange Attraction (Strange Mix)

CD2
1. Gone! (Radio Mix)
2. Gone! (Critter Mix)
3. Gone! (Ultra Living Mix)
4. Gone! (Spacer Mix)

1997年1月9日、デビッド・ボウイの50歳を祝した
バースデー・ライヴがマディソン・スクエア・ガーデンにて行われた。
このライヴにはルー・リードフー・ファイターズソニック・ユースビリー・コーガン、フランク・ブラックなどが出演した。
ロバート・スミスがThe Last Thing You Should Do と Quicksand でヴォーカルとギターで出演し、デヴィッド・ボウイと共演した。

ロバート・スミスはこのコンサートのリハーサルで
リーヴス・カブレルスと初めて会った。
リーヴス・カブレルス は、デヴィッド・ボウイとティンマシーンを組んで以降、90年代のボウイのソロのアルバムやライヴでギターを弾いていた。
ロバート・スミスはリーヴス・カブレルスの演奏に感銘を受けたようで、1997年のキュアーのシングル Wrong Number を共作し、同時期にはロバート・スミスとジェイソン・クーパー、リーヴス・カブレルスによるサイドプロジェクト COGASM で活動した。
2012年には リーヴス・カブレルス はキュアーのメンバーとなった。

ベスト盤
ガロア~ザ・シングル 1987-1997
Galore The Singles 1987–1997

1997年10月リリース。
アルバム キス・ミー・キス・ミー・キス・ミー ~ ワイルド・ムード・スウィングスのシングル曲に新曲の Gone! と Wrong Number を加えた全18曲を収録。

シングル
Wrong Number

1997年11月リリース。

このシングルもシングルCDや12インチシングルが発売されたが、 Wrong Numberのオリジナル以外はミックス違いばかりが収録された。
Wrong Numberの別ミックス Wrong Number (P2P Remix) が2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4にも収録された。

ビデオ
ガロア~ザ・ビデオ 1987-1997

1998年1月リリース。
アルバム キス・ミー・キス・ミー・キス・ミー~ワイルド・ムード・スウィングスのシングル曲のPV、そして新曲の Gone! と Wrong Number のPVを収録。
約71分。

1998年、デペッシュ・モードのトリビュート・アルバム For the Masses がリリースされた。
キュアーは World in My Eyes をカヴァーして収録された。

 

1998年、海外ドラマX-ファイルが映画化されて、X-ファイル ザ・ムービーとして公開された。
そのサントラへキュアーが曲を提供した。

More Than This

 

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4にも収録された。

 

 

DEPECHE MODE について その3

シングル
Stripped

1986年2月リリース。

カップリングは But Not Tonight 。

当時のアメリカ盤のシングルでは7インチも12インチも But Not Tonight がA面でStrippedがB面だった。

ちなみに個人的にはデペッシュ・モードの曲で But Not Tonight はめっちゃ好きな曲。
持っていたブラック・セレブレーションのCDでは最後に収録されていて、めっちゃ楽しみに聴いていた。
7インチのバージョンのが好き。
デペッシュ・モード について その2 で個人的に大事なことと記したのは But Not Tonight がめちゃ大好きってことだったりするのだけど。

But Not Tonight (Extended Remix)

Strippedのカップリング曲は12インチシングルではBreathing in Fumes、Black Day、Stripped (Highland Mix)、Fly on the Windscreen (Quiet Mix)なども。
Black DayはBlack Celebrationの別ヴァージョンでマーティン・ゴアがヴォーカル。
Black Celebrationの別ヴァージョンって「マジ?」って感じなんだけど。
マーティン・ゴア、アラン・ワイルダー、ダニエル・ミラーによる共作。

アルバム 
ブラック・セレブレーション
Black Celebration

1986年3月にリリースされた。
プロデュースはデペッシュ・モード、ガレス・ジョーンズ、ダニエル・ミラー。
全曲、マーティン・ゴアが作詞・作曲。
A Question of Lust、Sometimes、 It Doesn't Matter Two 、World Full of Nothingの4曲でマーティン・ゴアはヴォーカルも担当。
Here Is the House、Dressed in Blackはデイヴ・ガーンとマーティン・ゴアがヴォーカルを担当。
マーティン・ゴア、めっちゃ歌っている。
Fly on the WindscreenはもともとIt's Called a HeartのB面曲。
Fly on the Windscreen – Final は新録したヴァージョン。

アルバムタイトル曲のBlack Celebration、めっちゃ好き。

Black Celebration

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDのデジパック仕様。

シングル
A Question of Lust

]

1986年4月にリリース。
マーティン・ゴアによるヴォーカル曲。
アルバムでは冒頭でFly on the Windscreen - Finalとクロスフェイドでつながっていたが、シングルではもちろんクロスフェイドなし。

カップリング曲はインストでChristmas Island。
マーティン・ゴアとアラン・ワイルダーによる共作。

Christmas Island (Extended)

シングル
Strangelove

1987年4月リリース。

↓Strangelove 88

カップリング曲はインストのPIMPF。

FPMIP

インスト曲2
Agent Orange

シングル
Never Let Me Down Again

  

1987年8月リリース。

カップリング曲はPleasure, Little Treasure。
  
Pleasure, Little Treasure

To Have and to Hold (Spanish Taster)

アルバム 
ミュージック・フォー・ザ・マスィズ
Music for the Masses

1987年9月リリース。
プロデュースはデペッシュ・モード、デヴィッド・バスコム。

Behind the Wheel

2006年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDでデジパック仕様。

シングル
Behind the Wheel


 
1987年12月リリース。

カップリング曲はRoute 66。
オリジナルはボビー・トゥループニヨル作曲のジャズのスタンダード曲。
ナット・キング・コールのヴァージョンがヒットした。

Route 66 (Beatmasters mix)

シングル
Little 15

1988年5月リリース。

カップリング曲は、Stjärna

Sonata No. 14 in C#m (Moonlight Sonata)

オリジナルはベートーヴェン

シングル
Everything Counts(Live)

1989年2月リリース。
ライヴ・アルバム  101〜ライヴ・イン・パサディナからのシングルカット。

ライヴ・アルバム 
101〜ライヴ・イン・パサディナ
101

1989年3月リリース。
CD2枚組。
1988年6月18日、カリフォルニア州パサディナのローズ・ボウル公演を収録。
ミュージック・フォー・ザ・マスィズのワールド・ツアーの101回目そして最終日にあたる。
CD2枚組で、Just Can't Get Enough(作詞・作曲 ヴィンス・クラーク)以外の全曲の作詞・作曲はマーティン・ゴア。

アルバム ミュージック・フォー・ザ・マスィズ はビルボードで35位を記録し、デペッシュ・モードアメリカでの成功の契機となった。 
おそらく101〜ライヴ・イン・パサディナ はデペッシュ・モードアメリカでの成功を決定づけたと思う。
アルバム ヴァイオレーター はアメリカだけで350万枚を売り上げた。
個人的に1992年にアメリカに留学したけど、そこで知り合ったアメリカの大学生に好きなバンドを聞いたら デペッシュ・モードがめちゃ多かったもの。

Behind the Wheel 

Strangelove

Shake the Disease

このライヴの模様は、ドキュメンタリー・フィルムとして映像化された。
日本でも映画で公開されたと記憶している。
監督はD・A・ペネベイカー。
ボブ・ディランのドント・ルック・バック、モンタレー・ポップ フェスティバル'67 、デヴィッド・ボウイのジギー・スターダスト(もちろん映画の方の)などを監督した人物でもある。

2003年にはSACD化、新規コメンタリーなどを含むDVD化もされた。
2021年には101 (Deluxe Edition) としてBlu-ray Disc+2DVD+2CDという仕様で発売された。
未発表の舞台裏ショットを収めた48ページ写真集、アメリカでの劇場公開用ポスターのレプリカ、オリジナル・アルバムのリリース時に封入されたアントン・コービンによる16ページのフォトブック、映画とボーナス・パフォーマンスの4Kダウンロードおよび 101 の24ビット・オーディオ・ファイル入手用のダウンロード・カードが付いた。

同時にBlu-rayあるいはDVD2枚組の単品でも発売された。
101 のDeluxe EditionやBD単品は日本盤では出ていない…。

シングル
Personal Jesus

1989年8月リリース。
Personal Jesusってデペッシュ・モードでも非常に人気が高い曲だと思う。
個人的にはあまり好きな曲ではなかったりするけど…。
Personal Jesus (Acoustic)というのもあり、シングルや12インチシングルに収録された。

カップリング曲はDangerous 。

Dangerous (Hazchemix Edit)

シングル
Enjoy the Silence

1990年2月リリース。

個人的には好きな曲のひとつ。
歌詞まで覚えたもの。

カップリング曲は、Memphisto。

Sibeling

アルバム 
ヴァイオレーター
Violator

1990年3月リリース。
プロデュースにデペッシュ・モード、フラッド。

World in My Eyes

Halo

]

Policy of Truth

Clean

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDでデジパック仕様。

シングル
Policy of Truth

1990年5月リリース。

カップリング曲はKaleid。

シングル
World in My Eyes

1990年9月リリース。
個人的にはデペッシュ・モードで好きな曲のひとつ。
この曲の歌詞も覚えたもの。

カップリング曲はHappiest GirlとSea of Sin。

Happiest Girl (Jack Mix)

Sea of Sin (Tonal mix) 

1998年にはフォー・ザ・マスィズ という他アーティストがデペッシュ・モードをカヴァーした曲ばかり集めたコンピCDが発売された。
フォー・ザ・マスィズにはキュアー、スマッシング・パンプキンズ、ミート・ビート・マニフェスト、アポロ440、ラムシュタインズ、デフトーンズが参加した。

シングル
I Feel You

1993年2月リリース。

カップリング曲は、One Caress。
アルバム ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション収録曲。

アルバム
ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション
Songs of Faith and Devotion

1993年3月リリース。
プロデューサーはデペッシュ・モード、フラッド。
全曲、マーティン・ゴアが作詞・作曲。

In Your Room

Condemnation

Mercy in You

Higher Love

One Caress

このアルバムを最後に1995年、アラン・ワイルダーが脱退した。

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDのデジパック仕様。

シングル
Walking in My Shoes

1993年4月リリース。

カップリング曲はMy Joy。

シングル
Condemnation

1993年9月リリース。

カップリング曲はDeath's Door (Jazz mix)

シングル
In Your Room

1994年1月リリース。

カップリング曲はHigher Love (Adrenaline mix)  

ライヴアルバム
ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション・ライヴ
Songs of Faith and Devotion Live

1993年12月リリース。
1993年のDevotional Tourより全10曲を収録。

I Feel You

High Love

シングル
Barrel of a Gun

1997年2月リリース。

カップリング曲はPainkiller

シングル
It's No Good

1997年3月リリース。

カップリング曲はインストのSlowblow

アルバム 
ウルトラ
Ultra 

1997年4月リリース。
プロデュースはティム・シムノン
全曲、マーティン・ゴアによる作詞・作曲。
Uselessでは屋敷豪太がドラムで参加した。

アラン・ワイルダー脱退後、3人となったメンバーで制作されたアルバム。
アラン・ワイルダーと親しかったデイヴ・ガーンは、この頃には薬物中毒が深刻化。
マーティン・ゴアもアルコール中毒という状態だった。
デイヴ・ガーンは自殺未遂や薬物で意識不明になり、救急車のなかで心停止から生還したなどといった話が続々…。

Useless ではドラムで屋敷豪太とキース・ルブラン が、The Bottom Line ではヤキ・リーベツァイトがパーカッションでクレジットされている。

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDのデジパック仕様。

シングル
Home


 
1996年6月リリース。

カップリング曲はBarrel of a GunとIt's No Goodのライヴ音源。

シングル
Useless

 

1996年10月リリース。

カップリング曲は、Uselessのミックス音源が並ぶ感じ。

北米ではHomeとUselessはカップリングで発売された。

シングル
Only When I Lose Myself

 

1998年9月リリース。
ベスト盤 ザ・シングルズ 86>98の新曲。

カップリング曲は
SurrenderとHeadstar。
Headstarはインスト。

Surrender

Headstar

ベスト盤 
ザ・シングルズ 86>98

1998年9月リリース。
CD2枚組・全21曲。
2枚目ラストにはEverything Countsのライヴ・ヴァージョン(ライヴ・アルバム 101 のやつ)が収められた。
また、北米ではザ・シングルズ 86>98のCD3枚組というのも発売された。
CD3にはリミックス曲4曲が収録された。

ザ・シングルズ 81→85がザ・シングルズ 81>85として再リリースされた。
音源がリマスターされ、Photographic (Some Bizzare version)とJust Can't Get Enough (Schizo mix)が追加収録された。
さらにジャケットもザ・シングルズ 86>98 とお揃いのものに変更された。

ザ・シングルズ 81>85とザ・シングルズ 86>98はスリーヴ・ケースに入れられてセットで売られたりもした。

ビデオ / DVD
The Videos 86>98

1998年リリース。
デペッシュ・モードの1986年~1998年のMVを収録。 
126分。

2002年にはVideos 86>98 + がDVD2枚組で発売された。
DVD 1はThe Videos 86>98と同じ。

DVD 2には

But Not Tonight [from the film Modern Girls]
Strangelove '88 [US version]
One Caress
Condemnation [Paris mix]

・ヴァイオレーター、ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション、ウルトラ の各アルバムのプレスキット・ビデオなどが収められた。

 

 

 

 

 

BUCK-TICK について その3

※桜井敦司は1993年頃から櫻井敦司という表記になったと思う。
BUCK-TICK について その4 ではその頃以降について記すと思うので、櫻井敦司と表記する。

1981年4月、桜井敦司と今井寿群馬県立藤岡高校に入学、同じクラスとなった。
この時はクラスメイトという接点しかなかったが。
翌1982年4月、星野英彦と樋口豊が藤岡高校に入学。
ふたりは2年生で同じクラスとなり、意気投合している。
樋口豊はすでに1年生のときに桜井敦司と知り合っていた。
樋口豊は1年生の秋に先輩から誘われて今井商店に訪れるようになる。
今井商店は今井寿の実家でタバコ屋を営んでいた。
マンガ雑誌や缶コーヒーが常に置いてあって友人の溜まり場となっていた。
知り合いの知り合いなど、今井寿が直接知らない人間も出入りしていたという。
その中に桜井敦司やアラキ、一つ年下の樋口豊がいた。
星野英彦も今井寿宅に出入りするようになった。
今井寿の部屋ではさまざまな音楽が流されていた。
YMOクラフトワーク一風堂DAFバウハウスやディスチャージ、RCサクセション
今井寿と小学校からの友人であったアラキはバンドをやりたい、と思うようになっていた。
ちなみにアラキは別の高校に通っていた。
今井寿とアラキのバンドをやりたいという思いは桜井敦司や樋口豊にも伝わり、バンドをやることになった。
樋口豊は星野英彦をバンドに誘った。
星野英彦も今井寿宅に出入りするようになった。
ちなみに樋口豊は星野英彦をヴォーカルにしようと思っていたらしい。

1984年3月、非難GO-GOが結成された。
今井寿・桜井敦司が高校を卒業する少し前だった。
それから今井寿とアラキは東京で就職しつつ週末には群馬に帰りバンドの練習をしていた。
この時はアラキがヴォーカルで、桜井敦司はドラムだった。
結成当初はザ・スターリンのカヴァーをしたりしていたらしい。
初のオリジナル曲は星野英彦による ソルジャー。
ソルジャーは後にフリークスと改題された。

桜井敦司は群馬に留まって自動車の部品メーカーに就職していたが、父親が亡くなったことで、母親が桜井敦司の胸中を察して上京することを後押しした。
桜井敦司は自動車の部品メーカーを退職して上京した。
アルバイトしながらバンド活動することとなる。

1984年夏、バンド名を非難GO-GOからBUCK-TICKに改名。
1984年10月10日、高崎市文化会館ホールにて行われたTAKASAKI ROCK FESTIVALが開催された。
改名後のBUCK-TICKにとっては初ライヴで、ヤガミトールがいたSPOTSも出演した。
なお、TAKASAKI ROCK FESTIVALの告知にはまだ改名前の非難GO-GOの名前であった。

このTAKASAKI ROCK FESTIVALはアマチュアのロックバンドのイベントだが、 BOØWYがゲスト出演した。
1984年10月7日にBOØWY東芝EMIに移籍することが決まっていて、この日のMCで氷室狂介が語っていた。
氷室狂介1984年12月6日に氷室京介と改名した。
BOØWYは翌1985年2月~3月にベルリンのハンザ・スタジオで東芝EMI移籍第一弾のアルバム BOØWY をレコーディングしている。

1985年11月、BUCK-TICKからヴォーカル アラキが脱退。
今井寿がバンドの曲とアラキのヴォーカルスタイルが合わないと感じていて、ヴォーカル交代をアラキに申し入れた。
アラキはこれを受け入れてBUCK-TICKを脱退した。
桜井敦司はこれ以前からヴォーカリストを志しており、ヤガミトールのS.Pのヴォーカルに志願していた。
ヤガミトールはこれを断っている。

今井寿はアラキの後のヴォーカルを外部から連れてくるつもりだったが、桜井敦司が自らヴォーカルとなることを強く訴えたのでこれを受け入れることになる。
桜井敦司のヴォーカルへの転向で、BUCK-TICKのドラムが空席となった。

1985年10月には樋口豊の兄、ヤガミトールが在籍していたバンド S.P が解散していた。
ヤガミトールは以前より鉄筋工をしていたが、S.P解散でバンド活動を辞めて本職とすることを考えていたらしい。
弟の樋口豊はヤガミトールの荷物をまとめ、ヤガミトールを東京まで引っ張ってきた。
空席となったBUCK-TICKのドラムにするために。
1985年11月、ヤガミ・トールがBUCK-TICKに加入した。
加入時にBUCK-TICKの演奏を聴いたヤガミトールは下手だと言った。
三年で上手くならなかったら自分はBUCK-TICKを辞める、と言った。

ちなみに他のBUCK-TICKのメンバーは本名を名乗っていたが、ヤガミトールは芸名。
本名は樋口隆で、トール(亨)は亡くなった実兄の名前。
以前にはTOLLと表記されていた。
ヤガミトールはメンバーからは「アニイ」と呼ばれている。
ちなみにシングル TO-SEARCH ではヤガミトールはYAMAGAMI,TOHRU ヤマガミトオル今井寿はIMAI,KOTOBUKIと表記されていた。

BUCK-TICK
SAKURAI ATSUSHI 桜井敦司
IMAI HISASHI 今井寿
HOSHINO HIDEHIKO 星野英彦
HIGUCHI YUTAKA 樋口豊
YAGAMI TOHRU ヤガミトール

以後のBUCK-TICKはメンバー・チェンジもなくこの5人で活動を続けた。
2023年10月19日に櫻井敦司が亡くなるまでは。

1985年以前12月4日、BUCK-TICKはメンバーチェンジ後の初ライヴを新宿JAMにて開催した。

ある時、音楽雑誌 DOLLS に小さいコラムにBUCK-TICKのことが掲載された。
その影響からか少しずつBUCK-TICKの動員が伸びた。
1986年5月、BUCK-TICKは自主制作でレコードを作るためにレコーディングをしている。
PLASTIC SYNDROME、TO-SEARCH、ONE NIGHT BALLET、SECRET REACTION の4曲を録音。

7月、太陽レコードの主催者であるサワキ・カズヲはライヴハウス 屋根裏 に別のバンドを見に来たが、BUCK-TICKの演奏を見て興味を持った。
サワキ・カズヲはBUCK-TICKとコンタクトを取った。

1986年10月21日、太陽レコードよりシングル TO-SEARCH をリリース。

BUCK-TICK
TO-SEARCH
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

カップリング曲は、PLASTIC SYNDROME TYPE Ⅱ。

BUCK-TICK
PLASTIC SYNDROME TYPE Ⅱ
作詞 今井寿 作曲 桜井敦司 編集 BUCK-TICK

BUCK-TICK 
TO-SEARCH 発売GIG
新宿ロフト
1986年10月22日

1. EMPTY GIRL
2. TO-SEARCH
3. STAY GOLD
4. HURRY UP MODE
5. SECRET REACTION
6. ONE NIGHT BALLET
7. PLASTIC SYNDROME TYPE Ⅱ
8. MOON LIGHT

1987年1月、BUCK-TICKはアルバムのレコーディングに2週間を費やした。

アルバム 
HURRY UP MODE

1987年4月1日、太陽レコードよりリリース。
LPとCDで発売。
CDは2曲追加収録された全13曲。

LP
A面
1. PROLOGUE
2. PLASTIC SYNDROME TYPE II
3. HURRY UP MODE
4. TELEPHONE MURDER
5. FLY HIGH
6. ONE NIGHT BALLET

B面
1. MOON LIGHT
2. FOR DANGEROUS KIDS
3. ROMANESQUE
4. SECRET REACTION
5. STAY GOLD

CD
1. PROLOGUE
2. PLASTIC SYNDROME TYPE II
3. HURRY UP MODE
4. TELEPHONE MURDER
5. FLY HIGH
6. ONE NIGHT BALLET
7. VACUUM DREAM
8. NO NO BOY
9. MOON LIGHT
10. FOR DANGEROUS KIDS
11. ROMANESQUE
12. SECRET REACTION
13. STAY GOLD

PLASTIC SYNDROME TYPE II はシングル TO SEACH のカップリング曲を別レコーディングしたもの。
ほぼ同じだけど少し異なる。

HURRY UP MODE

FLY HIGH

個人的にはこの曲をはじめて聴いたのは1989年1月日19・20日日本武道館公演がFMラジオでオンエアされた時だったと思う。
以来、めっちゃ好きな曲。

MOON LIGHT

めっちゃポップな曲。
個人的にはアルバム HURRY UP MODE では FLY HIGH と並んで好きな曲。

ROMANESQUE


 
ROMANESQUE は1988年にミニアルバム ROMANESQUE で再録された。

アルバム HURRY UP MODE は1990年2月8日、ビクターよりリミックスされてCDで再発された。
このリミックス盤は2002年9月19日にリマスターされて再発された。
初回限定盤にはMOON LIGHT (unreleased version)、THEME OF B-T (by NAKA NOZOMU) を収録された。
2008年5月21日に太陽レコード盤のジャケット写真を使用して紙ジャケ化されて再発された。
ビクターからの再発盤はいずれも太陽レコード盤CDの7曲目のVACUUM DREAMと8曲目の NO NO BOYは収録されていない。
この2曲はこれまで太陽レコード盤CD以外に収録されたことはない。

HURRY UP MODEはBUCK-TICKの唯一のインディーズ・アルバム。
当時はインディーズではなく自主制作と呼ばれていたかも知れない。
個人的にはたぶん THE BLUE HEARTSのシングルCD ブルーハーツのテーマ がはじめて買った自主制作盤だったかなー。
2005年くらいに HURRY UP MODE の太陽レコード盤CDをブックオフで見つけて買った。
状態的には歌詞カードとかちょっとボロボロだったけど。

BUCK-TICKはアルバム HURRY UP MODEの発売当日、アルバム発売を記念したライヴを豊島公会堂にて開催した。
800人を動員。

BUCK-TICK 
BUCK-TICK現象
豊島公会堂
1987年4月1日

1. PLASTIC SYNDROME TYPEⅡ
2. VACUUM DREAM
3. TEREPHONE MURDER
4. HURRY UP MODE
5. FLY HIGH
6. ROMANESQUE
7. SECRET REACTION
8. ONE NIGHT BALLET
9. TO SEACH
10. MOON LIGHT

アンコール
11. CHATTY BUNNYにささやいて(← のちのSEVENTH HEAVEN

1987年5月13日~28日、ライブツアー HURRY UP MODE を開催。

1987年6月16日、ライヴ BUCK-TICK現象 Ⅱが渋谷LIVE INN で開催された。
そこでメジャーデビューすることが発表された。

BUCK-TICK 
BUCK-TICK現象 Ⅱ
渋谷LIVE INN
1987年6月16日

1. FUTURE FOR FUTURE
2. TO-SEARCH
3. AUTOMATIC BLUE
4. MIS-CAST
5. CHATTY BUNNYにささやいて
6. DO THE "I LOVE YOU"
7. SEXUALXXXXX!!
8. FLY HIGH
9. HURRY UP MODE
10. ROMANESQUE
11. NO NO BOY
12. FOR DENGEROUS KIDS
13. SECRET REACTION
14. STAY GOLD
15. MOON LIGHT
16. ONE NIGHT BALLET
17. PLASTICSYNDOROME TYPE II

1987年9月21日、ビデオ バクチク現象 がリリースされた。
BUCK-TICKのメジャーデビュー第1作はこのビデオのリリースだった。

1. TO-SEARCH
2. HURRY UP MODE
3. MOON LIGHT

アルバム
SEXUALXXXXX!

1987年11月21日リリース。

EMPTY GIRL
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK、中山努

FUTURE FOR FUTURE
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK、中山努

ILLUSION
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK、中山努

HYPER LOVE
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK、中山努

MY EYES & YOUR EYES
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK、中山努

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみオリジナルステッカー封入、 ROMANESQUE (ミニアルバム ROMANESQUEでの再録) とSEXUALXXXXX! (Another Climax Together Live)  の2曲を追加収録。

2007年9月5日、リマスター盤が紙ジャケット仕様で再発された。

1987年11月27日、ワニブックスから単行本 BUCK-TICK が発売された。

1987年12月11日、ライヴ BUCK-TICK現象III  が日本青年館にて開催された。

BUCK-TICK 
BUCK-TICK現象III 
日本青年館
1987年12月11日

1. EMPTY GIRL
2. FUTURE FOR FUTURE
3. TO-SEARCH
4. TELEPHONE MURDER
5. HURRY UP MODE
6. VACUUM DREAM
7. SECRET REACTION
8. HYPER LOVE
9. DO THE "I LOVE YOU"
10. MIS-CAST
11. MISTY ZONE
12. ONE NIGHT BALLET
13. ILLUSION
14. ROMANESQUE
15. SEXUALXXXXX!
16. MY EYES & YOUR EYES

アンコール1
17. DREAM OR TRUTH
18. PLASTIC SYNDROME TYPE II

アンコール2
19. FLY HIGH
20. MOON LIGHT

BUCK-TICK現象 III TOUR
12月19日、札幌メッセホール公演~12月27日の青森FREE LIVE SPACE 1/3公演。
6ヶ所・全6公演。

12月31日、新潟市産業振興センターにて行われたイベントライブ ROCK'N'ROLL BAND STAND に参加。5000人の聴衆の前で演奏した。

1988年1月24日、新宿ロフトにてシークレット・ギグを行った。
BLUCK-TLICK 名義のライヴ。

1988年2月21日、ビデオ MORE SEXUAL !!!!!がリリースされた。

1. SEXUALXXXXX!
2. DREAM OR TRUTH
3. HYPER LOVE
4. EMPTY GIRL 
5. ILLUSION
6. MY EYES & YOUR EYES

東北ロックサーキット
1988年3月15日平市民会館公演から4月7日の八戸市公会堂公演まで13ヶ所・全13公演。

ミニアルバム 
ROMANESQUE

1988年3月21日にLP、CD、カセットテープでリリースされた。
全4曲を収録。
CDのみ ROMANESQUE (SENSUAL PLEASURES MIX)を加えた全5曲。

MISTY ZONE
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

このミニアルバム ROMANESQUE 発売当時、めっちゃ気に入って聴いていた曲。 

ROMANESQUE
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

アルバム HURRY UP MODE に収録されていたが、再レコーディングされた。

AUTOMATIC BLUE
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

HEARTS
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

1988年4月1日、BUCK-TICKは汐留PITにてライヴを行った。

チケットは発売からわずか2時間で3000枚が完売。

BUCK-TICK SHOCK TOUR'88
1988年4月13日沼津ロイヤルギャラリー公演~5月30日前橋市民文化会館公演。
18ヶ所・全20公演。

アルバム 
SEVENTH HEAVEN 

1988年6月21日リリース。
CD・LP・カセットテープで発売され、LPの初回盤はブックレット付きボックス仕様。
まだソフト・バレエ結成前の森岡賢がキーボードを担当。
森岡賢 は FRAGILE ARTICLE のコーラスにも参加した。

1988年2月13日から3月11日にレコーディングされた。
…IN HEAVEN…とタイトル曲 SEVENTH HEAVEN (原曲は CHATTY BUNNYにささやいて )以外は新しく書かれた曲。

…IN HEAVEN…
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

ORIENTAL LOVE STORY
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

DESPERATE GIRL
作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

メジャーデビュー後、はじめて星野英彦が作曲を手掛けた曲。

VICTIMS OF LOVE
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

MEMORIES…
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

個人的にめっちゃ好きな曲。

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみオリジナル・ステッカー封入、 SEXUAL INTERCOURSE (unreleased version) と…IN HEAVEN… 〜MOONLIGHT (Climax Together Live) の2曲を追加収録。
2007年9月5日、リマスター盤が紙ジャケット仕様で再発された。
LPの初回盤のブックレット付きボックス仕様をCDサイズで再現したもの。

1988年6月、BUCK-TICKNHKの音楽番組 JUST POP UP に出演した。
演奏したのは…IN HEAVEN…。
ちなみにJUST POP UPの司会は松岡英明だった。

1988年7月7日~14日、シングル JUST ONE MORE KISS のレコーディングが行われた。
当初からCMソングとしてのタイアップ、シングルとしてリリースされることが決まっていたらしい。
桜井敦司が作詞を担当。
一度書いた歌詞があったが、没にしてあらためて書き直した。

1988年9月2日~10月1日、ロンドンにてアルバム TABOO のレコーディングが行われた。
プロデュースはオーウェン・ポール。
バンドとして初の海外レコーディング。
レコーディング中の9月21日には現地のライヴ・ハウス グレイ・ハウンド にてライヴを行っており、10曲を演奏した。

SEVENTH HEAVEN TOUR
1988年10月11日、戸田市文化会館公演~1989年1月19日・20日日本武道館まで。
36ヶ所・全40公演。
最終2公演はBUCK-TICKとして初の武道館公演。

シングル 
JUST ONE MORE KISS 

作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編集 BUCK-TICK、中山努

1988年10月26日リリース。
メジャー・デビュー後の初シングル。
シングルCD、7インチ・シングル、カセットテープが発売された。
CM曲として使用されることを前提にレコーディングされた。
ビクターのCDラジカセのCM曲。
「重低音がバクチクする。」

カップリング曲はTO-SEARCH。
インディーズでのシングル曲を再レコーディングした。

TO-SEARCH
作詞・作曲 今井寿 編集 BUCK-TICK

アルバム 
TABOO

1989年1月18日リリース。
CD・LP・カセットテープで発売された。
LPは再発を別にすると最後のリリースとなった。
初回盤CDはピクチャー・レーベル仕様で、裏ジャケットが無い。
以後のCD盤はピクチャー・レーベルではなくて、その写真を使用した裏ジャケットがある。

レコーディングは1988年9月2日から10月1日までロンドンで行われた。
オーウェン・ポールによるプロデュース。
オーウェン・ポールとそのスタッフからは、「全曲作ってくること」「きちんと練習してくること」を事前に要求されていた。
BUCK-TICKは過密なスケジュールのために事前の準備が出来ていなかったためにオーウェン・ポールから叱責されたらしい。
このレコーディング期間にも雑誌の取材があり、ロンドンで一日だけのライヴ(9月21日 GRAY HOUND)も行われた。

ICONOCLASM
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

めっちゃ好きな曲。

TOKYO
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

BUCK-TICKのなかでもめっちゃ好きな曲。
ベスト盤になぜこの曲が入っていないのか…。

EMBRYO
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

FEAST OF DEMORALIZATION
作詞 ヤガミトール 作曲 星野英彦

ANGELIC CONVERSATION
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

個人的にめっちゃ好きな曲。
同曲はシングル M・A・D リリース時のカップリング曲で新録されたが、圧倒的にオリジナルの方が好き。

SILENT NIGHT
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

デモテープを日本に忘れてきたために今井寿がロンドンでデモテープを思い出しながらあらためて録音した曲。 
ヤガミトールが日本に帰国して忘れたデモテープを聴くと全然違った曲だった、と語っていた。

TABOO (Interlude melody taken from "TABOO" by Lecuona Margarita)
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

JUST ONE MORE KISS
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

当初、アルバムの最終曲はTABOOになるはずだった。
桜井敦司が「TABOOで終わるのはちょっと」と思ったらしく、このシングル曲が収録されることになった。

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみ オリジナルステッカー封入、 JUST ONE MORE KISS (Climax Together Live)、TO-SEARCH (シングル JUST ONE MORE KISS のB面
) の2曲を追加収録。

2007年9月5日、リマスター盤が紙ジャケット仕様で再発された。

1989年1月19・20日、初となる日本武道館2DAYSが
SEVENTH HEAVEN TOUR FINALとして開催された。
この2日間のBUCK-TICKはアルバム TABOO をメインに披露した。
全編撮影されてイメージ映像を加えてビデオ Sabbath I・IIとしてリリースされた。
2012年に Sabbath I・II は再編集されてBlu-ray Disc、DVDで発売された。

1989年1月21日、BUCK-TICKNHKの音楽番組 JUST POP UP に出演した。
演奏したのはICONOCLASMとTOKYO の2曲。

ちなみにこの日のJUST POP UPにはBUCK-TICKのほか、TM NETWORKがNERVOUS、BEYOND THE TIME、KISS YOUの3曲、遊佐未森が星屑の停留所、ちわきまゆみがGolden Shanghai を演奏していた。

1989年3月7日ソニーマガジンズから写真集 HYPER が発売された。

1989年3月14日、書籍 LOVE ME がシンコーミュージックから発売された。
157ページ。
前半は結成からアルバム TABOOリリース、武道館公演までのヒストリー。
後半はメンバーごとに幼少期からバンド結成までを語ったもの。

1989年4月21日ライブビデオ Sabbath I とSabbath II がそれぞれ発売された。
1989年1月19・20日日本武道館公演の映像にイメージ映像を加えてビデオ化されたもの。

TABOO TOUR。
1989年3月22日~4月20日
13ヶ所・全13公演。
(もともとは全32公演行われるはずだった。今井寿逮捕のため13公演で中止された。)

1989年4月21日、羽田空港にて今井寿LSD使用による麻薬取締法違反容疑で逮捕された。
TABOO TOURの残りの19公演はこの逮捕のために中止となった。
BUCK-TICKのメンバーによると、警察官(あるいは刑事)が今井寿を取り囲んだところは見たが、罪状については自宅に帰ってニュース番組を見るまでは分からなかったという。
この事件を受けてBUCK-TICKは活動を停止した。
BUCK-TICKとしてこのままメジャーで活動できるとは思っていなかったらしく、インディーズでの活動を検討していた。
活動再開して東京ドームでのライヴが決まってビックリしたとも。

12月20日、群馬音楽センターにてライヴ バクチク現象 を開催。
BUCK-TICKは東京ドームでのライヴの事前に他の会場での公演を考えていたが、使用許可が下りなかった。
唯一使用許可が下りたのが群馬音楽センターだったという。

BUCK-TICK
バクチク現象
群馬音楽センター
1989年12月20日

1. SEXUALXXXXX!
2. EMPTY GIRL
3. HURRY UP MODE
4. TOKYO
5. SEX FOR YOU
6. MISTY ZONE
7. ILLUSION
8. 悪の華
9. THE WORLD IS YOURS
10. ROMANESQUE
11. HYPER LOVE
12. VICTIMS OF LOVE
13. TO-SEARCH
14. FLY HIGH
15. PHYSICAL NEUROSE
16. JUST ONE MORE KISS

アンコール
17. ICONOCLASM
18. ...IN HEAVEN...
19. MOON LIGHT

1989年12月29日、BUCK-TICKは東京ドームでのライヴで復活を遂げる。
43000人を動員した。

BUCK-TICK 
バクチク現象
東京ドーム
1989年12月29日

1. SEXUALXXXXX!
2. EMPTY GIRL
3. HURRY UP MODE
4. TOKYO
5. SEX FOR YOU
6. MISTY ZONE
7. ILLUSION  
8. 悪の華
9. THE WORLD IS YOURS
10. ROMANESQUE
11. HYPER LOVE
12. VICTIMS OF LOVE
13. TO-SEARCH
14. FLY HIGH
15. PHYSICAL NEUROSE
16. JUST ONE MORE KISS

アンコール
17. ICONOCLASM
18. ....IN HEAVEN...

アンコール2
19. MOON LIGHT

シングル
悪の華 

作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

1990年1月24日リリース。

カップリング曲は、UNDER THE MOON LIGHT。

UNDER THE MOON LIGHT
作詞 樋口豊 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

アルバム
悪の華 

1990年2月1日リリース。
ビクター青山スタジオにて1989年9月~10日にレコーディングされた。
個人的にはほぼ全曲好き。

NATIONAL MEDIA BOYS
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

 

幻の都
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

LOVE ME
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

PLEASURE LAND
作詞・作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

MISTY BLUE
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

DIZZY MOON
作詞 ヤガミトール 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

SABBAT
作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

めっちゃ好きな曲。

THE WORLD IS YOURS
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

悪の華
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

シングル・ヴァージョンとは異なり、キーボードの音が挿入されている。

KISS ME GOOD-BYE
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

好きな曲のひとつ。

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみオリジナルステッカー封入、 悪の華 (single version) 、 UNDER THE MOON LIGHT の2曲が追加収録された。

2007年9月5日、リマスター盤・紙ジャケット仕様がリリースされた。

1990年4月1日、ビデオ 悪の華 がリリースされた。
アルバム 悪の華 の全曲のMVを収録。
2002年のDVDボックスセット B-T PICTURE PRODUCT にもすべて収録された。
2015年の惡の華 -Completeworks- のディスク3と4にも2015年ニューミックスで映像もアップコンバートされてBlu-rayとDVDに収録された。

2015年2月1日、惡の華 -Completeworks- がリリースされた。
2CD+Blu-ray+DVD+LP。

ディスク1 アルバム 惡の華(2015年ミックス版)
ディスク2 シングル 惡の華(2015年ミックス版)
惡の華 + UNDER THE MOON LIGHT の2曲を収録。

ディスク3 ビデオアルバム 惡の華(2015年ミックス版) 
アルバム全曲のMVを2015年ニューミックスで映像もアップコンバートされて収録したBlu-ray

ディスク4 ビデオアルバム 惡の華(2015年ミックス版) 
アルバム全曲のMVを2015年ニューミックスで映像もアップコンバートされて収録したDVD。

ディスク5 アナログ盤 惡の華(1990年オリジナル版)

アルバム
HURRY UP MODE (1990MIX)

1990年2月8日リリース。
(1990MIX) はBUCK-TICKのオフィシャルサイトでの表記。
インディーズ盤のアルバム HURRY UP MODE が音質向上のためリミックスされた。
全11曲。
インディーズ盤CDに収録されていたVACUUM DREAMとNO NO BOYは未収録。

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみオリジナルステッカー封入、 MOON LIGHT (unreleased version) 、 THEME OF B-Tの2曲が追加収録された。

2007年9月5日、リマスター盤・紙ジャケット仕様がリリース。
この紙ジャケットは太陽レコード盤のジャケが使用された。

悪の華 TOUR
1990年3月2日、大宮ソニックシティ~6月26日、群馬音楽センター。
47ヶ所・全53公演。

1990年4月1日、ビデオ 悪の華 がリリースされた。
アルバム 悪の華 の全曲をMV化。

シングル
スピード

作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

1991年1月21日リリース。

カップリング曲は、ナルシス。
オリジナル・アルバム未収録曲。

ナルシス
作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

アルバム
狂った太陽

1991年2月21日リリース。
全11曲。

スピード
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

MACHINE 
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

MY FUNNY VALENTINE
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

変身[REBORN]
作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

エンジェルフィッシュ
作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

JUPITER
作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

さくら
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

Brain,Whisper,Head,Hate is noise
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

MAD
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

地下室のメロディー
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

太陽ニ殺サレタ
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみオリジナルステッカー封入、 ナルシス とANGELIC CONVERSATION (single version) の2曲 が追加収録された。

2007年9月5日、リマスター盤・紙ジャケット仕様がリリース。

狂った太陽 TOUR
1991年3月6日~6月29日。
38ヶ所・全49公演。

再録アルバム
殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits

1992年3月21日リリース。
BUCK-TICKはアルバム 狂った太陽 の音に手応えを感じて、この手法で過去曲を再録した。
全14曲。

…個人的にはオリジナルの方が好きでここで再録されたのはあまり好きではなくて。

2002年9月19日、リマスター盤で再発された。
初回限定盤のみオリジナルステッカー封入、 M・A・D (Another Climax Together Live) が追加収録された。

2007年9月5日、リマスター盤・紙ジャケット仕様がリリース。

シングル
M・A・D

作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

1991年6月5日リリース。
アルバム 狂った太陽 からのリカットシングル。
打ち込みで制作され、ライヴで再現されることをいっさい考慮せず作られた。

カップリング曲は、ANGELIC CONVERSATION。
アルバムTABOO 収録曲の再録ヴァージョン。

ANGELIC CONVERSATION
作詞・作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

発売同日にはビデオ版 (M・A・DとANGELIC CONVERSATIONのみ収録) が発売された。

シングル
JUPITER

作詞 桜井敦司 作曲 星野英彦 編曲 BUCK-TICK

1991年10月30日リリース。

カップリング曲は、さくら。

さくら
作詞 桜井敦司 作曲 今井寿 編曲 BUCK-TICK

1991年11月21日、ビデオ BUCK-TICK がリリースされた。
VHSで発売され、メジャーデビュー~シングル JUPITER までに作られたMVをまとめた収録。
(ただし全MVが収録されたわけではない。)

1. SEXUALXXXXX!
2. DREAM OR TRUTH
3. HYPER LOVE
4. EMPTY GIRL 
5. ILLUSION
6. MISTY ZONE
7. ROMANESQUE
8. PHYSICAL NEUROSE
9. VICTIMS OF LOVE
10. …IN HEAVEN…
11. JUST ONE MORE KISS 
12. 悪の華
13. KISS ME GOOD-BYE
14. スピード
15. M・A・D
16. ANGELIC CONVERSATION
17. JUPITER

殺シノ調べ This is NOT Greatest Tour
1992年3月14日・15日、横浜アリーナ~5月26日・27日、日本武道館
20ヶ所・全23公演

Climax Together
横浜アリーナ
1992年9月10日・11日
全2公演

Climax Together はビデオ化を前提に企画された。

BUCK-TICK
Climax Together
横浜アリーナ
1992年9月10日

1. JUPITER
2. Brain,Whisper,Head,Hate is noise
3. LOVE ME
4. 地下室のメロディー
5. MY FUNNY VALENTINE
6. TABOO
7. HYPER LOVE
8. VICTIMS OF LOVE
9. MISTY BLUE
10. ナルシス
11. M・A・D
12. 悪の華
13. 太陽ニ殺サレタ
14. KISS ME GOOD-BYE

アンコール1
15. ICONOCLASM
16. SEXUALXXXXX!

アンコール2
17. スピード
18. JUST ONE MORE KISS

BUCK-TICK
Climax Together
横浜アリーナ
1992年9月11日

1. JUPITER
2. Brain,Whisper,Head,Hate is noise
3. LOVE ME
4. 地下室のメロディー
5. MY FUNNY VALENTINE
6. TABOO
7. HYPER LOVE
8. VICTIMS OF LOVE
9. MISTY BLUE
10. ナルシス
11. M・A・D
12. 悪の華
13. 太陽ニ殺サレタ
14. KISS ME GOOD-BYE

アンコール1
15. スピード
16. JUST ONE MORE KISS

アンコール2
17. ICONOCLASM
18. SEXUALXXXXX!

アンコール3
19. …IN HEAVEN…
20. MOON LIGHT

1992年12月2日、ライブ・ビデオ Climax Together がリリースされた。
Climax Together はビデオ化を前提に企画されたライヴだった。
ビデオ版は映像編集のために1日目と2日目の映像が混在している。

1. JUPITER
2. Brain,Whisper,Head,Hate is noise
3. LOVE ME
4. 地下室のメロディー
5. MY FUNNY VALENTINE
6. TABOO
7. HYPER LOVE
8. VICTIMS OF LOVE
9. MISTY BLUE
10. ナルシス
11. M・A・D
12. 悪の華
13. 太陽ニ殺サレタ
14. KISS ME GOOD-BYE
15. ICONOCLASM
16. スピード

1992年12月2日にビデオ化された。
2000年12月6日にDVD化。
2003年9月10日にClimax Together Collectors Box としてDVD BOXとして発売された。
1日目・2日目それぞれが映像化されたDVD3枚+CD2枚のボックス。
SEXUALXXXXX!、JUST ONE MORE KISS、…IN HEAVEN…、 MOON LIGHTが追加収録された。

同時に通常盤としてオリジナル映像+NEW MIX音源のDVD一枚ものでも発売された。

2012年12月26日にBlu-ray化された。
2003年のVersion2003をオーサリング&リマスタリングして収録。

2017年6月28日にCD4枚組で CLIMAX TOGETHER - 1992 compact disc - として発売された。
当時のマルチテープが発見されて完全音源化された。

BOOM BOOM SATELLITES について

ブンブンサテライツ
レコード会社と契約して本格的なデビューはBBSがベルギーのR&Sレコーズと契約してから。
1997年に12インチシングル 4 A Moment of Silenceを、1998年にミニアルバム 7 Ignitions / Auto Re-Birthをリリースした。
この頃のBBS初期は多くの曲がインストで、ヴォーカル曲はちょっぴりだった。
R&Sレコーズは当時はソニーから国内盤がリリースされていた。

ケン・イシイも1993年にアルバム Garden on the PalmをR&Sからリリースしていて、1994年にソニーから国内盤が発売された。
もっともケン・イシイの名はPV EXTRA がバンバン放送されてから一般的になったと思う。
1995年にJelly Tonesをリリースした。
ちなみにJelly Tonesの国内盤は輸入盤より収録曲が2曲多くて、初回限定盤はCD+CD-ROMという仕様だった。
CD-ROMにはEXTRAのPVが入っていた。

個人的にはデリック・メイのベスト盤 イノヴェイターもソニーから発売された国内盤で買った。
デリック・メイのイノヴェイターは後にリリースされたUS盤やEU盤がジャケットや収録曲が異なっていたから結局US盤もEU盤も、2008年のリマスター盤も買ったのだけど…。
もともと1991年にInnovator Soundtrack For The Tenth PlanetというCDがNetwork Recordsから1枚もので出ていて、デリック・メイのInnovatorは一体何種類あるの?状態だったりする。

個人的にはBBSはアルバム OUT LOUD 発売時に知った。
事前に曲とかまったく知らずに買ったのだけど、聴いて驚いた。
R&Sからだからテクノと思っていたのだけど、アルバム OUT LOUDを聴いた時にはドラムの音がやたらデカくて「これテクノ?」とか「R&Sってテクノじゃなくてもリリースされるのか?」とか思った。

BOOM BOOM SATELLITESは1990年に川島道行によって結成された。
もともとはバンドとして結成されていて、バンド名はジグ・ジグ・スパトニックのアルバム ドレス・フォー・エクセス に収録された曲 BOOM BOOM SATELLITE が由来。
BBSは結成当時は4人組のバンド。
川島道行がギターで他にもう一人のギターやベースがいて、ドラムはリズム・マシンだったという。
その後に中野雅之が加入した。
川島道行中野雅之は大学入学後に出会った。
ふたりの学籍番号もあまり離れてなかったそう。
当時は川島道行は一日1枚のペースでCDなどを買っていたらしく、川島道行中野雅之はお互い買ったCDを一緒に聴いていたらしい。
1994年にはBBSは川島道行中野雅之の2人になっていた。

川島道行 ヴォーカル、ギター
中野雅之 プログラミング、ベース

作詞はすべて英語詞。
すべての作品のプロデュース・作詞・作曲・編曲のクレジットは BOOM BOOM SATELLITES
それ以外の曲はあとでリリースした HELTER SKELTER のカヴァーくらいか。
明確に語られたことはなかったと思うが、基本的に川島道行が作詞を手掛けて曲タイトルも決め、中野雅之が作曲・編曲を手掛けたと思われる。

ちなみに2020年に中野雅之と小林祐介によるTHE SPELLBOUNDが結成された。
THE SPELLBOUNDもこれまでの作品のプロデュース・作詞・作曲・編曲のクレジットはTHE SPELLBOUNDとなっている。
このクレジットの仕方ってもしかして中野雅之の意向かな?って思っているのだけど。
林祐介The Novembersで多くの曲の作詞・作曲とクレジットされているけど、The Novembers名義で作曲されている曲もあるからなー。

ちなみに川島道行は中学生時代、山瀬まみとクラスメイトだったことがある。
秋田市立城南中学校。
川島道行THE MODSのコピー・バンドを山瀬まみに連れられて観たことをある、とTwitterで語っていた。

川島道行はベースを手に入れていたが、一緒にバンドをやるギタリストがいなかったためにベースを売って自らギタリストとなったのがギターをはじめたきっかけだったという。
バンドをはじめたときにはノイズ系に牽かれていたらしい。
インタビューでは川島道行はエイリアン・セックス・フィエンドやポップ・グループを好きなバンドとして挙げたりしていたことがあった。
キリング・ジョークSPKのような音楽をやりたいと思っていたが、他のメンバーからは「そういう音楽やりたくないんだよね…」と言われたこともあったそう。

ジグ・ジグ・スパトニックのBOOM BOOM SATELLITEはセカンド・アルバム ドレス・フォー・エクセスに収録されていた。
ジグ・ジグ・スパトニックでヴォーカルを担当していたマーティン・ディグヴィルはジグ・ジグ・スパトニック・エレクトロニックとして2013年にアルバム Electronic DNA をリリースした。
2020年に日本でCD化され、その時のボーナスCDにはBOOM BOOM SATELLITE 2049としてリメイク・バージョンが収録された。
そのBOOM BOOM SATELLITE 2049は川島道行に捧げられている。

個人的にはジグ・ジグ・スパトニックはファースト・アルバムをリリースされた1986年にレンタル・レコード店で借りた。
ジグ・ジグ・スパトニックは当時は洋楽雑誌とかで話題のバンドだった。
レンタルしたのは、ジャケットの「見せびらかしましょう」などの日本語のせいだったかも知れない。
ジグ・ジグ・スパトニック布袋寅泰が好きだと公言していた。
布袋寅泰はアルバム GUITARHYTHMでエディ・コクランのC'mon Everybody をカヴァーしたが、このカヴァーは音的には一番ジグ・ジグ・スパトニックっぽいと思う。
ちなみにジグ・ジグ・スパトニックも2011年にC'mon Everybodyをカヴァーしている。

またBBSでは初期からBBSもエンジニアの一組としてクレジットされていた。
アルバム FULL OF ELEVATING PLEASURES からは中野雅之が録音からミックスまで手掛けてクレジットされている。
中野雅之は2015年にアルバム SHINE LIKE A BILLION SUNS 発表を機に日本人初のMastered for iTunesのマスタリング・エンジニアとして認定されている。

ドラムはBBSがデビュー前の1995年から2009年まで平井直樹が叩いていた。
Jackson vibeに2008年にサポートで参加していたが、2010年3月から正式加入。
他にもomni sight、oakなど。
サポートでオリジナル・ラヴ、再結成ソフトバレエ、睡蓮 (スイレン)、minus(-)ルミナスオレンジなどでもドラムを叩いていた。

福田洋子は2009年からBBSのサポートドラムを務めた。
現在もTHE SPELLBOUNDでも叩いている。
くるりのTHE PIERやそのライヴでもサポートドラムを務めた。
他にも雅-miyavi-とか。
初期te'のメンバーでoakの現メンバー。

山本幹宗は2015年3月のSHINE LIKE A BILLION SUNS PREMIUM GIGからサポートギターを務めた。
元The Cigavettesのリーダー&ギタリスト。
くるりエレファントカシマシ銀杏BOYZnever young beachのサポートも。
2021年には俳優・永嶋柊吾とバンドsunsiteを組んで、ファーストアルバム Buenos!をリリースした。

1994年5月、THE BLUE HEARTSの他のアーティストによるリミックス・アルバム KING OF MIX とシングル THE BLUE HEARTS HIT! HIT! HIT! がリリースされた。
いずれも盗賊団名義。
リミックス・アルバム KING OF MIX は14曲を収録。
だが各リミックス曲にはリミキサーの名前が明確に記載されていない。
シングルのTHE BLUE HEARTS HIT! HIT! HIT! は3曲入りのリミックス・シングル。
それぞれリンダ リンダ、人にやさしく、夢、TRAIN-TRAIN、情熱の薔薇の5曲を1曲のなかでリミックスされている。
1曲目のCOME TOGETHER & SMILE MIXはRe-mix by BOOM BOOM SATELLITES
ちなみに2・3曲目のリミックスは佐久間正英による。
まだBBSがアマチュア時代で、はじめてその名前が公に使用された。

1995年、田中フミヤのとれまレコードのサブレーベルUNTITLE RECORDSのコンピCD Abstract Set 1 にBBSのDub Me Crazyが収録された。
同時に4曲入りの12インチ・シングルも発売され、BBSのDub Me Crazyはそこにも収録された。

BBSはデモテープを主に外国のレーベルに送っていた。
ベルギーのR&Sレコーズに送ったのをきっかけに1997年に契約。
ヨーロッパでは2枚の12インチ・シングル 4 A Moment of Silence 、Dub Me Crazy (Ver. 02) をリリースした。

12インチ・シングル
4 A Moment of Silence

1997年6月リリース。

A 4 A Moment of Silence
B1 Dub Me Crazy
B2 The Wonderful Wizard Of Dub

1997年、ベルギーのゲントにて7月18日から10日間行われた10 DAYS OF TECHNO。
このフェスティヴァルにBOOM BOOM SATELLITESは出演した。
BBSにとって初の海外でのライヴとなった。
この時は3曲で約30分の演奏をした。

RAINBOW2000は1996年から1999年まで行われたテクノのオールナイト野外フェス。
RAINBOW2000は確か2000年~2012年まで行われ、2023年から復活したMETAMORPHOSEの前身だったはず。
1996年には富士山で開催。
1998年には8月2日に石川県の白山、そして8月9日には富士山と二度開催されている。

1997年8月2日、RAINBOW 2000 SUMMER OF RAINBOW '97が開催された。
その幕開けにBBSが出演した。

1997年9月1日、ソニーからオムニバスCD PACIFIC STATE がリリースされた。
CD2枚組・全21曲。
ケン・イシイ石野卓球砂原良徳Swing Slowの楽曲などが収録された。
BBSはSoul Screamerを提供。
個人的にはおそらく細野晴臣Swing Slow目当てで購入した。

12インチ・シングル
Dub Me Crazy (Ver. 02)

1997年9月リリース。
全3曲を収録。
Low Blowは9分もあるインスト。
収録曲の3曲とも後にミニアルバム JOYRIDE に収録された。

A1 Dub Me Crazy (Ver.02)
A2 Bike Ride To The Moon
B Low Blow (Instrumental)

1997年9月、イギリスのTRANCE EUROPE EXPRESS編集による、日本人アーティストの楽曲を集めたCD2枚組がリリースされた。
約100ページのブックレットが付いた。
BOOM BOOM SATELLITESはディスク1の3曲目に
Soul Screamerを提供した。

1997年10月6日、BBSはOTO 2nd Anniversary Party in YELLOWに出演した。

ミニアルバム
JOYRIDE

1997年11月リリース。
日本国内ではBBSの初リリース作品となる。
12インチシングルの4 A Moment of SilenceとDub Me Crazy (Ver. 02)とシングルJOYRIDE を収録したミニアルバム。
帯にはRockin' BREAK BEAT!という文字。
ケミカル・ブラザーズのBlock Rockin' Beatsをもじったのだろうか?
収録曲はやたらドラムが鳴っている。
さすが平井直樹。
たった5日で制作されたという。

1. 4 a Moment of Silence
2. Joyride
3. Bike Ride to the Moon
4. Dub Me Crazy ver.02
5. Low Blow
6. The Wonderful Wizard of Dub

1997年11月13日、イギリス、カムデンのファルコン
ライヴハウスで行われたライヴイベントにBOOM BOOM SATELLITESは出演。
15日にはBlue Noteにてアスレチコ・レコードの主宰するATHLETICO RECORD PARTYが行われた。
BOOM BOOM SATELLITESはこれに出演し、6曲を演奏した。

1987年11月21日、From Big Beat Boutique ~FAT BOY SLIM IN JAPAN~ に出演。
新宿リキッドルーム

Shinichiro HirataによるDJ、そしてBBSの演奏。
その後にはファットボーイ・スリムことノーマン・クックがステージに上がりDJした。

BOOM BOOM SATELLITES
新宿リキッドルーム
1997年11月21日

1. Dub Me Crazy Ver.2.0
2. 4 A Moment Of Silence
3. Dig The New Breed
4. The Countress Past To Be Heaven
5. Joyride

Dig The New BreedはBBSのデビュー前から存在した曲。
これまでスタジオレコーディングされたことはなく、ライヴ映像やライヴ音源がBBSのDVDや2013年の日本武道館公演のCD(ライヴ盤 EXPERIENCED)に収録された。

シングル
JOYRIDE

1998年3月リリース。

A Joyride
B1 The Countless Past To Be Hidden (Original)
B2 The Countless Past To Be Hidden (Instrumental)

1998年3月14日、シングル JOYRIDE はNME紙のSINGLE OF THE WEEKに選出された。

1988年4月10日、新宿リキッドルームにてWall Of Sound Nightなるイベントが行われた。
Mekon、Derek Dahlargeのほか、日本人DJがプレイしたなか、BOOM BOOM SATELLITESはライヴ演奏した。

BOOM BOOM SATELLITES
Wall Of Sound Night
新宿リキッドルーム
1998年4月10日

1. Joyride
2. 4 A Moment Of Silence
3. Dub Me Crazy (ver.02)
4. Oneness

アルバム
7 Ignitions

1998年6月リリース。
ヨーロッパでリリースされたCD2枚組。
ペーパースリーヴ付きで、ペーパースリーヴを外すとプラケースのなかのジャケは日本盤ミニアルバム 
JOYRIDEのジャケに使用された写真が少し小さく。
Disc 1は 7 Ignitionsで全7曲収録で、収録曲はミニアルバム JOYRIDEと同じ。
Disc2は Auto Re-birthでリミックス曲全4曲が収録された。

Auto Re-birthに収録されたのは、
4 A Moment Of Silence (Trapezoid Mix)
Dub Me Crazy Ver. 02 (Optical Remix)
Dub Me Crazy Ver. 02 (Depth Charge Remix)
The Wonderful Wizard Of Dub (Dons Of Quixote Remix)

4 A Moment Of Silence (Trapezoid Mix)はジャック・デンジャー(Meat Beat Manifesto)によるリミックス。
Dub Me Crazy Ver. 02 (Optical Remix)はオプティカルによるリミックス。
Dub Me Crazy Ver. 02 (Depth Charge Remix)はデプスチャージによるリミックス。
The Wonderful Wizard Of Dub (Dons Of Quixote Remix)。

1998年6月27日、デンマークにてロスキルド・フェスティヴァルに出演した。
1998年のロスキルド・フェスティヴァルは6月25日~28日で行われ、この時のヘッドライナーはビースティ・ボーイズボブ・ディランイギー・ポップクラフトワークだった。

BOOM BOOM SATELLITES
ロスキルド・フェスティヴァル グリーンテント
1998年6月27日

1. Dub Me Crazy Ver.2.0
2. 4 A Moment Of Silence
3. Oneness 
4. Limbo
5. Joyride

1998年6月26日~28日、グラストンベリー・フェスティヴァルが行われた。
ちなみにこの時のヘッドライナーはプライマル・スクリーム、ブラー、パルプ。
6月28日にBOOM BOOM SATELLITESは出演した。
実は前日のデンマークからロンドンの移動中に機材が故障したようで、グラストンベリーは出演をキャンセルしようと考えたという。
結果的には2曲のみが演奏された。

BOOM BOOM SATELLITES
グラストンベリー・フェスティヴァル
1998年6月27日

1. Oneness
2. Limbo

シングル
Push Eject

1998年リリース。

1. Push Eject (Radio Edit)
2. Push Eject
3. Limbo

日本盤シングル
Push Eject

1998年9月リリース。

1. Push Eject 
2. The Countless Past To Be Hidden 
3. 4 A Moment Of Silence (Trapezoid mix) 
4. Dub Me Crazy Ver 02.(Optical Remix) 
5. Dub Me Crazy Ver 02.(Depth Charge Remix) 
6. The Wonderful Wizard of Dub (Dons Of Quixote Remix) 

アルバム
OUT LOUD

1998年10月リリース。
初回盤はペーパースリーヴ仕様。
全9曲を収録。
ヴォーカル曲はPush EjectとOnenessの2曲のみで、他はインスト。
On The Painted Desertは後のシングルでヴォーカル曲化された。

Scatterin’ Monkeyは2008年に公開された映画 ダークナイトバットマンの映画。いわゆるダークナイト・トリロジーの第2作目。)でも挿入歌として使用された。

ONENESS

海外盤は全12曲を収録。
Def、4 a Moment of Silence、Dub Me Crazy Ver. 02
が追加収録された。

個人的にはこのアルバムのリリースの少し前にBBSを知ったと思う。
OUT LOUDの初回盤を買った。

1998年10月7日にはBBSはロンドンのウェストミンスターのソーホーのAstoria 2にてライヴを行った。

BOOM BOOM SATELLITES
新宿リキッドルーム
1999年1月14日

1. Missing Note
2. Joyride
3. Dig The New Breed
4. Limbo
5. Push Eject
6. An Owl
7. Batter The Jam No.3

シングル
On the Painted Desert-Rampant Colors
オン・ザ・ペインテッド・デザート - ランパント・カラーズ 

1999年4月リリース。
全7曲を収録。
ファースト・アルバム収録の On The Painted Desert はここでヴォーカル曲化。
On The Painted Desertのリミックス、他にもPush Eject のHowie B. Remix、Oneness、Defを収録。
BBSのR&Sからのリリースはここまでとなった。

1999年5月19日、約4ヶ月ぶりとなるBOOM BOOM SATELLITESの東京でのライヴ。
約一時間、DJ Shinichiro HirataのセットのあとにBBSの演奏がはじまった。
全曲、以前とは違う新たなアレンジで演奏された。

BOOM BOOM SATELLITES
新宿リキッドルーム
1999年5月19日

1. Missing Note
2. Dub Me Crazy Ver.2.0
3. Dig The New Bleed
4. Push Eject
5. Limbo
6. Scatterin' Monkey
7. Oneness

アンコール
8. Joyride

FUJI ROCK FESTIVAL ’99 は1999年7月30日~8月1日までの3日間行われた。
BOOM BOOM SATELLITESは初日、ヴァージン・テントという現在のレッドマーキーにあたるステージの深夜に出演した。
ちなみに中野雅之は1997年の一回目のFUJI ROCK FESTIVALに観客として見に行っていたという。

シングル
Fogbound

2000年3月リリース。
KLUTEによるリミックス、BBS自身によるJoyride のリミックスを含む計4曲。

当時は公表されなかったが、1999年に川島道行は脳腫瘍のため2度目の手術を受けていた。
そのためにセカンド・アルバムのリリースが遅れたという。

2000年7月28日~30日の三日間、FUJI ROCK FESTIVAL ’00は行われた。
BOOM BOOM SATELLITESは3日目の30日の昼間、 ホワイトステージに出演した。

シングル
Sloughin Blue

2001年1月リリース。
アルバム UMBRAからの先行シングル。
Sloughin Blueとそのリミックス2曲で全3曲を収録。

アルバム
UMBRA

2001年2月リリース。
全10曲を収録。
先行シングル FOGBOUNDはアルバム・ヴァージョン
FOGBOUND -FLIT THROUGH- で収録。

Your Reality's a Fantasy But Your Fantasy Is Killing Me はパブリック・エナミーチャックDがヴォーカルで参加。

UMBRAのアナログ盤は2枚組で発売された。
CD盤とは曲順が異なる。

シングル
Soliloquy

2001年7月リリース。
全4曲を収録。
Soliloquyの他はSoliloquy、Sloughin Blue、Your Reality's a Fantasy But Your Fantasy Is Killing Me のそれぞれのリミックス曲を収録。

FUJI ROCK FESTIVAL ’01は2001年7月27日~29日の三日間行われた。
2001年7月26日には前夜祭が行われ、BOOM BOOM SATELLITESスペシャル・シークレットゲストとして出演し、レッドマーキーにて演奏した。

シングル
BLINK
     

2002年7月リリース。
BLINKとBLINKのリミックス2曲の計3曲を収録。
2曲目はBLINK DJ Tasaka Remixで、3曲目はKoji Nakamura(SUPERCAR) PS Remix、つまりバンド SUPERCAR中村弘二によるリミックス。
BLINKはテレビドラマ 陰陽師安倍晴明~王都妖奇譚~のオープニングテーマ。

このシングルとアルバム PHOTONのジャケット絵は科学忍者隊ガッチャマン新造人間キャシャーンタイムボカン機動戦士ガンダム伝説巨神イデオンニルスのふしぎな旅風の谷のナウシカ、映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?の美術監督を務めた中村光毅が手掛けた。
伝説巨神イデオン では四条徹也・名義。劇場版では本名でクレジットされた。)
ちなみに中村光毅は2011年5月6日に亡くなっている。

アルバム
PHOTON

2002年7月リリース。
全10曲を収録。

LIGHT MY FIREは納得するものにならないと、中野雅之が一晩で作り直した曲。

DRESS LIKE AN ANGEL は舞台TEAM NACS第9回公演 ミハル の劇中歌。

個人的にはLET IT LIFTが好き。

2003年9月には海外盤CDと2枚組アナログ盤が発売された。
Photon Commin' 2 A Phaseというタイトルで、曲順も全体的に変更された。
2曲目にFogbound - Encounter Pointを、他にもアルバム UMBRA 収録曲を追加した全12曲。
トラック12から19は無音でトラック20にBELUGAが配置された。
ジャケ絵は日本盤のジャケットの一部をアップにしている。

BOOM BOOM SATELLITESはアルバム PHOTON から次作の間に制作拠点をロンドンから日本に移している。

2003年7月25日~27日にFUJI ROCK FESTIVAL ’03 が行われた。
BOOM BOOM SATELLITESは2日目にレッドマーキーにて演奏した。

2003年12月22日、BOOM BOOM SATELLITESDJ BAKUTHA BLUE HERB
心斎橋クラブクアトロ

アップルシード 劇場3Dアニメは、2004年4月に劇場公開された。
士郎正宗・原作のコミックを3Dアニメで制作したもの。
アップルシード オリジナル・サウンドトラックは2004年3月リリースされた。
BBSは4曲を提供した。

1.Dive For You
5.Bump Over Hill
10.Anthem
11.Under Dog

2004年8月7日・8日 にはSUMMER SONIC 2004に出演。
BOOM BOOM SATELLITESは東京・大阪それぞれのSONIC STAGEで演奏した。

FUJI ROCK FESTIVALに計9回出演した。

2004年08月14日 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO

2014年8月15日 RAINBOW SHANGRI-LA
2010年8月14日 SUN STAGE
2008年8月16日 MOON CIRCUS
2007年8月18日 RED STAR FIELD
2005年8月19日 SUN STAGE
2004年8月14日 MOON CIRCUS
2001年8月18日 SUN STAGE


シングル
Spine / Dive For You

2004年12月リリース。

Dive For Youはアニメ映画アップルシードの主題歌。

アルバム
FULL OF ELEVATING PLEASURES

2005年3月リリース。
前作 PHOTON 以来4年8ヶ月ぶりとなるアルバム。
初期アルバムからBBSはエンジニアリングに関わっていて、BBSとしてクレジットされていた。
このアルバムからからは中野雅之が録音からミックスまで携わるようになった。
中野雅之はエンジニアとしてクレジットされている。
マスタリングはテッド・ジャンセンが担当。

Anthem -reprise- はアニメ映画 アップルシード 劇中歌。

Moment I CountはPVが制作された。

2005年7月29日~31日、FUJI ROCK FESTIVAL ’05 が開催された。
3日目、ホワイトステージにBOOM BOOM SATELLITESは出演した。
雨が降るなかBBSは演奏した。
この時の模様はDVD FUJI ROCK FESTIVAL 05 LIVE CUTS として発売された。

BOOM BOOM SATELLITES
FUJI ROCK FESTIVAL ’05
ホワイトステージ
2005年7月31日

1. Rise & Fall
2. Dive For You
3. Dress Like An Angel
4. Light My Fire
5. Moment I Count
6. Fogbound
7. Kick It Out

2005年8月27日、静岡県伊豆市日本サイクルスポーツセンターにてMETAMORPHOSE 2005 が開催された。
8月27日午後16時~28日の午前まで行われたイベント。 
マッド・マイクロバスのGALAXY 2 GALAXYがメインとなったイベント。
BBSも出演した。

アルバム
ON

2006年5月リリース。
初回限定盤は三方背BOX仕様。
マスタリングは前作に続いてテッド・ジャンセンが担当。
全12曲収録。
Kick it OutはCMなどで使用された曲。

Kick it Out

Girl

Pill 

2006年11月にはON -limited edition-がリリースされた。
CD+DVDという仕様で、アルバム ONにDVDが付いた。
DVDにはKick It Out 、Girl 、Pill のそれぞれのPVが収録された。

アルバム ONリリース後にはBOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2006がはじまった。
2006年6月10日仙台CLUB JUNKBOXから7月2日新木場スタジオコーストまで全国8都市で行われたツアー。

BOOM BOOM SATELLITES 
JAPAN TOUR 2006
新木場スタジオコースト
2006年7月2日

1. Kick it Out
2. Girl
3. Generator
4. Moment I Count
5. Dig The New Breed 2006
6. Dive For You
7. Play
8. Loaded
9. Pill
10. FOGBOUND

アンコール1
11. Rise and Fall
12. Ghost and Shell

アンコール2
13. DRESS LIKE AN ANGEL

BOOM BOOM SATELLITESサマーソニック06に出演した。
8月12日に大阪・COSMO STAGEに、8月13日に東京・MOUNTAIN STAGEに出演した。

DVD
FUJI ROCK FESTIVAL'05 LIVE CUTS

2006年8月リリース。
FUJI ROCK FESTIVAL '05 ホワイト・スージでの模様を収録。

COUNTDOWN JAPAN 09/10は12月28日・29日・30日・31日に開催された。
BOOM BOOM SATELLITESは初日の12月28日のGALAXY STAGEのトリとして出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
COUNTDOWN JAPAN 09/10
GALAXY STAGE
2006年12月28日

1. Moment I Count
2. Girl
3. Kick It Out
4. Ghost and Shell

シングル
EASY ACTION

2007年7月リリース。
劇中版アニメ ベクシル 2077日本鎖国 の劇中歌。

初回限定盤はベクシル×BBSということでベアブリック封入ブリスターパッケージ仕様。
またCDはスーパーピクチャーレーベルで収録曲は1曲のみ…。
通常盤はEASY ACTIONとそのリミックス2曲で計3曲を収録。

2007年7月27日~29日にFUJI ROCK FESTIVAL ’07が開催された。
2日目、ホワイトステージのヘッドライナーとしてBOOM BOOM SATELLITESが出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
FUJI ROCK FESTIVAL ’07 ホワイトステージ
2007年7月28日

1. Moment I Count
2. Kick It Out
3. Generator
4. EASY ACTION
5. Dig The New Breed 2006
6. What Goes Round Comes Around
7. Dive For You
8. Light My Fire
9. FOGBOUND

アンコール
10. DRESS LIKE AN ANGEL
11. Ghost and Shell

DVD
JAPAN TOUR 2006 at STUDIO COAST

2007年8月リリース。
初回限定盤のみブラックボックス仕様。
オリジナルTシャツ1枚を封入。

アルバム
EXPOSED

2007年11月リリース。
初回生産限定盤と通常盤の2形態でリリースで、初回限定盤はDVD付き。
初回限定盤のDVDにはEASY ACTION のPV、10 YEARS HISTORYたして過去の映像やメンバーのインタビューを交えて、デビューからの10年間を振り返る内容。

INTERGALACTIC

FIENDS は劇場アニメ ベクシル 2077日本鎖国 の劇中歌。

SHUT UP AND EXPLODE 

テレビアニメ 亡念のザムド オープニングテーマ

SHUT UP AND EXPLODE

WHAT GOES ROUND COMES AROUND

BOOM BOOM SATELLITES
COUNTDOWN JAPAN 07/08
幕張メッセ国際展示場1-8ホール EARTH STAGE
2007年12月29日

1. EASY ACTION
2. INTERGALACTIC
3. What Goes Round Comes Around
4. Bring It on Down
5. Kick It Out
6. Moment I Count
7. Spine

BOOM BOOM SATELLITES
BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2008
新木場STUDIO COAST
2008年2月16日・17日
 
1. Upside Down
2. What Goes Round Comes Around
3. Morning After
4. Easy Action
5. Bring It on Down
6. Cluster
7. Kick It Out
8. Generator
9. Six Forty Five
10. Fogbound
11. Moment I Count
12. Intergalactic

アンコール1
13. Get Back in My House
14. Dive for You
15. Dress Like an Angel

アンコール2
16. Ghost And Shell

川島道行フライングVを使用していたが、
このツアーでは中野雅之フライングVギターを使用していた。

2008年7月19日、BOOM BOOM SATELLITESゆらゆら帝国による2マンライヴが日比谷野外音楽堂にて開催された。
これはHOT STUFF PROMOTIONの設立30周年記念イベント第2弾として行われた。
先攻はBOOM BOOM SATELLITES、後攻はゆらゆら帝国で行われた。
ちなみに公演終了後のSEにはピンク・フロイドのUS AND THEMが使用された。

BOOM BOOM SATELLITES
HOT STUFF 30TH ANNIVERSARY
US AND THEM
日比谷野外音楽堂
2008年7月19日

1. MORNING AFTER
2. EASY ACTION
3. Dig The New Breed`08
4. BRING IT ON DOWN
5. UNDER DOG
6. PUSH EJECT
7. INTERGALACTIC
8. Get Back In My House
9. KICK IT OUT

2008年8月9日・10日、SUMMER SONIC 2008が開催された。
BOOM BOOM SATELLITESが出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
SUMMER SONIC 2008 MOUNTAIN STAGE 
2008年8月10日

1. MORNING AFTER
2. EASY ACTION
3. UNDER DOG
4. Dig The New Breed
5. GET BACK IN MAY HOUSE
6. INTERGALACTIC
7. Dive For You
8. Kick It Out

2008年8月16日、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZOが開催された。
BOOM BOOM SATELLITES石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ MOON CIRCUS に出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZOが
石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ MOON CIRCUS
2008年8月16日

1. INTERGALACTIC
2. MORNING AFTER
3. EASY ACTION
4. Dig The New Breed
5. UNDER DOG
6. Dive For You
7. Kick It Out
8. GHOST AND SHELL

DVD
JAPAN TOUR 2008

2008年9月リリース。
2008年1月26日~2月16日に行われたJAPAN TOUR2008の全会場にカメラが入っていて、そのライヴ映像、さらにドキュメントMILLION SECRET OF BBSも収録された。

初回生産限定盤のみにはCDが付き。
アルバム EXPOSED 未収録曲の WORLD IS YOURS が収録された。

シングル
BACK ON MY FEET

2009年1月リリース。
テレビアニメ 亡念のザムド オープニングテーマ。
初回限定盤・期間限定盤・通常盤と3種で発売された。

初回限定盤はCD(全4曲)+DVD仕様。
メンバー撮り下ろしフォトブック付き。
DVDには、BACK ON MY FEET MVを収録。

期間限定生産盤はCD(全1曲)+DVD仕様。
亡念のザムド オープニング絵コンテブックレット封入。
DVDには、
亡念のザムド TV放送版 オープニング映像
亡念のザムド PS3版 オープニング映像
BACK ON MY FEET MV
SHUT UP AND EXPLODE MV
亡念のザムド Director's Edition

初回限定盤・通常盤に収録曲の4曲は、

1. BACK ON MY FEET 
2. ALL IN A DAY 
3. SPELLBOUND 
4. CAUGHT IN THE SUN 

DVD
METAMORPHOSE 08 Live Cuts

2009年7月リリース。
完全生産限定盤。
2008年8月23日、自転車の国 サイクルスポーツセンターで行われたメタモルフォーゼ 08でのBOOM BOOM SATELLITESのステージを収録。
全7曲。

2009年7月28日、シングル BACK ON MY FEET のリリースを記念して行われたプレミアム・ギグが渋谷O-EASTにて開催された。
BBSにとって2009年初のライヴとなった。
この時からドラムは福田洋子が担当となった。
このライヴは生配信もされ、ライヴ映像5曲が翌年のアルバム TO THE LOVELESS 初回生産限定盤のDVDに収録された。

BOOM BOOM SATELLITES
BBS SPECIAL PREMIUM GIG!
渋谷O-EAST
2009年7月28日

1. ALL IN A DAY
2. BACK ON MY FEET
3. MORNING AFTER
4. Dig The New Breed
5. Moment I Count
6. INTERGALACTIC
7. CAUGHT IN THE SUN
8. FOGBOUND

アンコール1
9. KICK IT OUT
10. LIGHT MY FIRE

アンコール2
11. DRESS LIKE AN ANGEL

サマーソニック2009は2009年8月7日~9日に開催された。
初となる3日間開催。
BOOM BOOM SATELLITESは2009年8月7日東京のMARINE STAGE、 8月8日大阪のOCEAN STAGEに出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
サマーソニック09 SONIC STAGE
幕張メッセ
2009年8月10日

1. MORNING AFTER
2. EASY ACTION
3. UNDER DOG
4. DIG THE NEW BREED
5. GET BACK IN MAY HOUSE
6. INTERGALACTIC
7. Dive For You
8. Kick It Out

ベスト盤
19972007

2010年1月リリース。
全30曲。
初回生産盤は三方背BOX&デジパック仕様のCD2枚組+DVD。
DVDは過去のライヴ映像とPVが収録された。
すでに次作の制作をはじめていたが、一旦中止してこのベスト盤の制作に入った。
1997年から2007年までのベスト盤で、ミックス、マスタリングをあらためて行っている。
歌詞の日本語訳も新たに書かれた。
デビュー曲 JOYRIDE ではシンセを新たにオーヴァーダブしている。

アメリカでは OVER AND OVER としてCD1枚でリリースされた。
2010年9月にiTUNESでデジタルリリースされ、10月日にフィジカルで発売された。
ジャケットは日本盤 19972007 とほぼ同じで、19972007 のところがOVER AND OVERとなっている。

アルバム
TO THE LOVELESS

2010年5月リリース。
全13曲。
収録時間は70分を超えている。
初回生産限定盤はフォトブック仕様でDVD付き。
DVDには2009年7月に渋谷O-EASTでのライブ映像5曲に、DRAINとBACK ON MY FEET のMVを収録。

DRAIN

LOCK ME OUT

UNDERTAKER

FUJI ROCK FESTIVAL '10は7月30日~8月1日まで開催された。
BOOM BOOM SATELLITESは3日目、グリーンステージに出演した。

バンド史上初のライヴ・ハウス・ツアー17ヶ所、アリーナ・ツアー5ヶ所が行われ、ツアーのファイナルは幕張メッセで行われた。
その後もUSツアーが11ヶ所で行われた。

ライヴ・アルバム
EXPERIENCED

2011年2月リリース。
DVD+CD仕様。
バンド史上初のライヴ・ハウス・ツアー17ヶ所、アリーナ・ツアー5ヶ所が行われ、ツアーのファイナルとなった2010年10月2日、幕張イベントホール公演を収録。
CDには10曲、DVDには12曲が収録された。
CDにはDig the New Breedも収録された。
Dig the New BreedはBBS初期からライヴのみで演奏されていた。
スタジオ録音は残されていない。

2011年7月16・17日にASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催するロックフェス、NANO-MUGEN FES. 2011に出演した。
横浜アリーナで行われた。
BBSは2日目の7月17日のトップバッターとして出演。
時刻でいえば11時35分スタートだった。

1. DIG THE NEW BREED
2. BACK ON MY FEET
3. Moment I Count
4. Kick It Out
5. Stay

BOOM BOOM SATELLITES
Sonic Mania
2011年8月12日
幕張メッセ

1. (新曲) ←Drifter?
2. Moment I Count
3. BACK ON MY FEET
4. EASY ACTION
5. Kick It Out
6. DIG THE NEW BREED

2011年9月23日よりDrifterの着うたフルの配信がはじまった。
そして9月28日よりDrifterのデモヴァージョンをDrifter -test run-として着うたフルおよびPC配信。
またDrifterはソニー・エリクソンXperia acro IS11SのCMとして使用された。

BOOM BOOM SATELLITES FRONT CHAPTERとして2011年12月26日、大阪・umeda AKASO、28日、東京・LIQUIDROOM ebisuにてライヴが開催された。

BOOM BOOM SATELLITES 
FRONT CHAPTER
大阪・umeda AKASO
2011年12月26日

1. Drifter
2. Moment I Count
3. Drain
4. BACK ON MY FEET
5. FOGBOUND
6. VAPOUR
7. FREAK THE NIGHT
8. Kick It Out
9. Dig The New Breed

アンコール1
10. MORNING AFTER
11. LIGHT MY FIRE

アンコール2 
12. STAY

2012年3月、BOOM BOOM SATELLITESBOOM BOOM SATELLITES BRANDNEW CHAPTER −GARDEN OF DELIGHT−全6公演を開催した。
いわゆる対バンツアー。

POLYSICS
9mm parabellum Bullet 2公演
マキシマム ザ ホルモン 2公演
サカナクション
というメンツと対バンが行われた。

サカナクションとの4月1日の最終公演は当日、川島道行が体調を崩して救急車で運ばれたために6月23日に振り替えとなった。
急性肺炎だったという。
この日はサカナクションのライヴのみ行われた。
結果的にフリー・ライヴになったのだけど、サカナクションは全12曲を演奏した。

シングル
BROKEN MIRROR

2012年6月リリース。
機動戦士ガンダムUC episode 5 主題歌。
期間生産盤と通常盤が発売された。
期間生産盤はスリーヴケース仕様でステッカー封入、設定資料集付き。
BROKEN MIRRORとBROKEN MIRROR (Movie Edit)とBROKEN MIRROR (The Lowbrows Remix)の計3曲を収録。
CD-ROM部分にはBROKEN MIRRORのリミックス素材を収録。
通常盤にはBROKEN MIRRORとBROKEN MIRROR (The Lowbrows Remix)の2曲を収録。

2012年6月23日、あらためてサカナクションとの2マンライヴが行われた。
まずBOOM BOOM SATELLITESのスタッフから延期となったことへの謝罪とあらためて開催されたことへの感謝の言葉が述べられた。
サカナクションのステージのあとにBOOM BOOM SATELLITESが演奏した。
自身の急性肺炎のために公演が延期となったことで、この日は川島道行が本編終了時やアンコールのはじまりや終わりでは幾度となく「ありがとう」と口にし、ステージ上では端から端まで深く頭を下げる姿が見られた。

BOOM BOOM SATELLITES
BRANDNEW CHAPTER −GARDEN OF DELIGHT−
新木場スタジオコースト
2012年6月23日

1. ANOTHER PERFECT DAY
2. Moment I Count
3. BACK ON MY FEET
4. BROKEN MIRROR
5. STAY
6. FOGBOUND
7. EASY ACTION
8. Kick It Out

アンコール
9. MORNING AFTER
10. DRESS LIKE AN ANGEL

FUJI ROCK FESTIVAL ’12 は2012年7月27日~29日に開催された。
1日目にBOOM BOOM SATELLITESはグリーンステージに出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
FUJI ROCK FESTIVAL ’12 Green Stage
新潟県湯沢町苗場スキー場
2012年7月27日

1. ANOTHER PERFECT DAY
2. MOMENT I COUNT
3. BACK ON MY FEET
4. BROKEN MIRROR
5. STAY
6. FOGBOUND
7. EASY ACTION
8. Kick It Out

9. MORNING AFTER
10. DRESS LIKE AN ANGEL

リミックス・アルバム
REMIXED

2012年11月リリース。
BBS15周年記念企画盤。
CD2枚組。
シングル BROKEN MIRROR 発売時にニコニコ動画で開催されたリミックス選手権の優秀者によるリミックスが収録された。
デビュー曲JOYRIDEからBROKEN MIRRORまでのシングルのリミックスなど計24曲が収録された。

2012年12月5日、ビートルズのカヴァー曲 Helter Skelter のMVが公開された。
ビートルズをオマージュする意味でビートルズ同様にフィルムを使用して撮影された。

Helter Skelter

EMBRACE The 15th Pre Release QUATTRO Premiun Party

アルバム EMBRACEのリリース前に東名阪のクアトロで行われたライヴは、全編写真撮影可能だった。
初日は渋谷 CLUB QUATTRO。 
この日はニコニコ生放送で中継された。
12月10日に梅田 CLUB QUATTRO、11日に名古屋 CLUB QUATTROで行われた。

アルバム EMBRACEの曲が次々と披露された。
アンコールで川島道行はツアーのファイナルを武道館で行うと語った。
ダブルアンコールでは中野コールがおこり、中野裕之は「こんばんは。アルバムどうでしたか?」とひとことした。
そして川島道行はBBSは2013年5月3日に日本武道館にてライヴを行うことを告げて「武道館で会いましょう」と言った。
それからSTAYを演奏して締めくくった。

BOOM BOOM SATELLITES
EMBRACE The 15th Pre Release QUATTRO Premium Party
2012年12月6日
渋谷CLUB QUATTRO

1. NINE
2. ANOTHER PEPFECT DAY
3. HELTER SKELTER
4. BACK ON MY FEET
5. MOMENT I COUNT
6. BROKEN MIRROR
7. EMBRACE
8. FOGBOUND
9. EASY ACTION
10. KICK IT OUT

アンコール1
11. DIVE FOR YOU
12. DRESS LIKE AN ANGEL

アンコール2
13. STAY

東名阪クアトロ公演で観客が撮影した写真は、スペシャルムービーとして2012年12月25日に公開された。
この映像は中野雅之自らが編集したという。

NINE(QUATTRO Tour Special Movie)

2012年12月31日、中野裕之はブログで川島道行が1997年から脳腫瘍と闘っていたこと、2012年12月28日に癌が見つかったこと、3回目の癌の摘出の手術をすることについて綴った。
ここで川島道行の脳腫瘍についてはじめて公となった。

アルバム
EMBRACE

2013年1月リリース。
初回限定盤はCD+DVD+USBという仕様。
全10曲を収録。
DVDにはANOTHER PERFECT DAY のPVそしてBBSがこれまで発表したMVを収録。
全11曲。
カード型のUSBには3曲分のリミックス・パーツ、インタビューMOVIE、オリジナルSCREEN SAVER、ブンブンサテライツPHOTO GALLERY、EMBRACE WALLPAPERを収録。

制作に入ってからすぐに震災が起こり、それから1年はほとんど制作が進まなかったそう。
コンセプトがなく制作されたアルバムだという。
ビートルズのカヴァー HELTER SKELTER を収録。
BBSにとってはじめてのカヴァー曲となる。

Another Perfect Day

Nine

川島道行に初めて脳腫瘍が発見されたのはデビューした年である1997年。
1999年には2度目となる手術。
2012年12月に3度目の発症が確認され、予定されていた全国ツアーの中止を発表した。
BBSはこの時までは脳腫瘍のことは伏せて活動していたが、ツアー中止と同時に川島道行の脳腫瘍のことも告げた。
アルバム EMBRACEが発売された2013年1月、川島道行は手術を受けて休養期間に入った。
アルバムのプロモーションや取材は中野裕之が一人で務めた。
2013年2月に川島道行は退院。
その3日後にはスタジオに入って歌っていたという。

BOOM BOOM SATELLITESは2013年5月3日に日本武道館にてライヴを行った。 
もともとの予定ではアルバム EMBRACE リリース後にライヴハウスツアーが行われて、ツアーの最後が日本武道館公演だった。
ライヴハウスツアーはすべてキャンセルされたが、日本武道館は予定通りに行われた。
YouTubeニコニコ生放送、JAMBORiii STATIONに加えてUstreamにて世界初の360度インタラクティブ生配信も実施された。

BOOM BOOM SATELLITES 
EMBRACE TOUR 2013
日本武道館
2013年5月3日

1. ANOTHER PERFECT DAY
2. HELTER SKELTER
3. BROKEN MIRROR
4. DISCONNECTED
5. MORNING AFTER
6. BACK ON MY FEET

7. SNOW
8. EMBRACE
9. FOGBOUND
10. MOMENT I COUNT
11. EASY ACTION
12. KICK IT OUT

アンコール1
13. NINE
14. DIG THE NEW BREED
15. DRESS LIKE AN ANGEL

アンコール2
16. STAY

アンコールの最後にSTAYを演奏したあと、川島道行は「一言言わせてください、言いたかったことがあります……BOOM BOOM SATELLITESでした!」と言った。
この時の言葉は川島道行が亡くなった後のBBSの最後のライヴで使用された。

ライヴ・アルバム
EXPERIENCED II
-EMBRACE TOUR 2013 武道館-

2013年11月リリース。
Blu-ray+CD(初回生産盤)およびDVD+CD(通常盤)の2種類が発売された。
初回制作盤のみブックレット付き。
2013年5月3日の日本武道館公演を収録。
CDには10曲のみ収録され、Blu-rayおよびDVDには当日の映像全16曲が収録された。

11月29日にはイベントRollingStone presents THE ROCK FACTORY vol.5 がSHIBUYA-AXで行われた。
ACIDMANBOOM BOOM SATELLITES、coldrain、MY FIRST STORYという4組のライヴ。
MY FIRST STORY、BOOM BOOM SATELLITES、coldrain、ACIDMANという順番で出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
THE ROCK FACTORY Vol.5
SHIBUYA-AX
2013年11月29日

1. DISCONNECTED
2. MORNING AFTER
3. HELTER SKELTER
4. BROKEN MIRROR
5. Kick It Out

リミックス・アルバム
BOOM BOOM SATELLITES REMIX FESTIVAL 2013 -Winners-

2013年12月、配信にてリリース。
アルバム EMBRACE の初回限定盤に付属のUSBに収録されたリミックスパーツを使用した、オリジナルのリミックス作品を募集していた。
BOOM BOOM SATELLITES × ニコニコ動画 リミックスコンテストにて優秀賞を獲得した7作品を収めたもの。
ちなみにBBSのメンバー自らが提案した企画であり、選ばれた作品はBBSメンバーがマスタリングして商品化された。

2013年12月13日、Fear and Loathing in Las Vegas 2Man Shows Tour 2013のFinalにゲストとして招かれ、Zepp Divercityにて共演を果たした。

BOOM BOOM SATELLITES
Fear and Loathing in Las Vegas 2Man Shows Tour
Zepp Divercity
2013年12月13日

1. DISCONNECTED
2. MORNING AFTER
3. HELTER SKELTER
4. Broken Mirror
5. Kick It Out
6. Back On My Feet
7. Moment I Count

2014年3月12日からTOUR 2014 STARTING OVER(全4公演)が行われた。 
ワンマンでは2013年5月3日の日本武道館公演以来のステージ。

BOOM BOOM SATELLITES
TOUR 2014 STARTING OVER
渋谷CLUB QUATTRO
2014年3月18日

1. DRIFTER
2. Moment I Count
3. HELTER SKELTER
4. BROKEN MIRROR
5. MORNING AFTER
6. Dive For You
7. Push Eject
8. Back On My Feet
9. EMBRACE
10. (新曲) ←たぶんONLY BLOOD
11. EASY ACTION
12. KICK IT OUT
13. NINE
 
アンコール1
14. INTERGALACTIC
15. FOGBOUND
16. STAY

アンコール2
17. LIGHT MY FIRE

BOOM BOOM SATELLITES は2014年3月発売の矢野顕子のアルバム 飛ばしていくよ の Never Give Up on You にトラックメーカーとして参加。
Never Give Up on You、メチャカッコいい…。
打ち込みも、ギターが入って矢野顕子が歌い上げるところとかカッコいいし。
ちなみにこのアルバムはオフコースYES-YES-YES以外は全曲、矢野顕子が作曲。

2014年3月、川島道行の4度目の脳腫瘍の再発が確認された。
余命2年の宣告を受けていたことが報告された。
主治医は選択肢を示した。
延命のための手術をすると身体を自由に動かすことは難しくなり、音楽活動は辞めざるを得ない。
そして音楽活動のために手術をしない…。
その後放射線治療で治るかもしれないということが判明。
でもそれは治験段階のもので、この時点では治療を受けたことがある人は世界にたった8人だったという。
結果、腫瘍の拡大を防ぐことに成功したことが分かった。
そのせいかアルバム SHINE LIKE A BILLION SUNS 完成後のインタビューでは川島道行中野雅之の明るい様子が見受けられたと思う。

VIVA LA ROCKは2014年から現在まで開催されている音楽フェス。
だいたい毎年ゴールデンウィークに開催されている。
(2020年は新型コロナウイルスのため、ゴールデンウィークの開催を断念。7月31日~8月2日にオンラインでビバラ!オンライン 2020として開催された。)
VIVA LA ROCK初開催の2014年、3日目の5月5日にBOOM BOOM SATELLITESはSTAR STAGEに登場した。

BOOM BOOM SATELLITES
VIVA LA ROCK
さいたまスーパーアリーナ
2014年5月5日

1. HELTER SKELTER
2. MORNING AFTER
3. DIVE FOR YOU
4. BACK ON MY FEET
5. A HUNDRED SUNS
6. FOG BOUND
7. Kick It Out

2014年5月22日、LIQUIDROOM ebisuでRIZE × BOOM BOOM SATELLITESの2マンライヴが行われた。
BOOM BOOM SATELLITESが先行でステージに上がった。

BOOM BOOM SATELLITES
RIZE × BOOM BOOM SATELLITES
LIQUIDROOM ebisu
2014年5月22日

1. Moment I Count
2. HELTER SKELTER
3. Back On My Feet
4. ONLY BLOOD 
5. Push Eject
6. Dive For  You
7. (新曲) ←たぶんSHINE
8. FOGBOUND

BOOM BOOM SATELLITES×ACIDMAN
GO! LIVE vol.2
EX THEATER ROPPONGI
2014年7月2日 

1. ONLY BLOOD
2. Helter Skelter
3. Back On My Feet
4. Dive For You
5. EASY ACTION
6. Push Eject
7. FOGBOUND
8. (新曲) ←たぶんSHINE
9. Nine

アンコール
10. DRESS LIKE AN ANGEL

BOOM BOOM SATELLITES乃木坂46の真夏の全国ツアー2014 のオープニング曲を依頼された。
その依頼されて制作されたオープニング曲がOVERTURE(BOOM BOOM SATELLITES ver.)。
ちなみに乃木坂46には他にもOVERTUREという曲が使用されていて、そちらの作曲は京田誠一。
こちらはCD化されているが、BBSが制作した真夏の全国ツアー2014の時のものは限定コラボ企画ゆえか音源化はされていない。
一時はBBSの公式サイトで聴けたのに…。

川島道行が亡くなった後の2016年12月6日~9日には乃木坂46 Merry Xmas Show 2016が日本武道館で4公演行われた。
終演後にはOVERTURE(BOOM BOOM SATELLITES ver.)が爆音で流され、スクリーンには川島道行への感謝の言葉と追悼メッセージが映された。

BOOM BOOM SATELLITES
Summer Sonic 2014 RAINBOW STAGE
2014年8月17日

1. EASY ACTION
2. Moment I Count
3. HELTER SKELTER
4. ONLY BLOOD
5. Dive For You
6. Kick It Out
7. FOGBOUND

BOOM BOOM SATELLITES
GUNMA ROCK FESTIVAL 2014
グリーンドーム前橋
2014年9月20日

1.MORNING AFTER
2.Back On My Feet
3.ONLY BLOOD
4.Dive For You
5.KICK IT OUT
6.DRESS LIKE AN ANGEL

COUNTDOWN JAPAN 14/15は12月28日・29日・30日・31日の4日間、幕張メッセ国際展示場1~11ホールにて開催された。
BOOM BOOM SATELLITESは初日の12月28日に出演した。
リリース前のアルバム SHINE LIKE A BILLION SUNSからONLY BLOOD、BACK IN BLACK、A HUNDRED SUNSの3曲を披露。
ステージではフロアにポールダンサーを迎えいれる「サービス」(←中野雅之・談)も。

BOOM BOOM SATELLITES
COUNTDOWN JAPAN 14/15
幕張メッセ国際展示場1~11ホール
2014年12月28日

1. ONLY BLOOD
2. BACK IN BLACK
3. FOGBOUND
4. A HUNDRED SUNS
5. DRESS LIKE AN ANGEL

アルバム
SHINE LIKE A BILLION SUNS

2015年2月リリース。
初回生産限定盤はCD+CD-ROM仕様。
全11曲を収録。
CD-ROMにはA HUNDRED SUNSのリミックス・パーツ、スペシャル・スコアを収録。
これまでのBBSは妙に激しかったり、荒々しかったりだが、アルバム SHINE LIKE A BILLION SUNS 収録曲は普遍的で希望がある音楽に感じた。
暗闇の中に光を感じるというか。

A HUNDRED SUNS

BACK IN BLACK

BACK IN BLACKはアニメ ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン のオープニングテーマとして使用された。
 
2015年2月11日、MAN WITH A MISSIONのシングルSeven Deadly Sins がリリースされた。
BOOM BOOM SATELLITESは4曲目収録のevils fall(remix)でリミックスを担当した。

Crossfaithは2015年2月にMADNESS TOUR in JAPANを開催した。
いわゆる対バンツアー。
2月13日のなんばHatch公演の対バン相手となったのはイギリスのアーキテクツとBOOM BOOM SATELLITESだった。

CrossfaithのTeruは2017年のSky JamboreeBOOM BOOM SATELLITES Respect DJをしたことがある。
Moment I Count、Kick It Out、Back On My Feet、Dive for You、Disconnected Toshihiro remix、Helter Skelter、Lay Your Hands On Meをプレイした。

2015年3月15日、SHINE LIKE A BILLION SUNSリリース後、一夜だけ行われたSHINE LIKE A BILLION SUNS PREMIUM GIG。
ワンマンでは約1年ぶりとなるギグだった。
ドラムに福田洋子、そしてサポート・ギタリストとして山本幹宗が参加した。
川島道行在命時にBBSが最後に行った単独ライヴとなった。

この日、自主企画イベントFRONT CHAPTER Vol.4の第1弾ゲストも発表された。
BOOM BOOM SATELLITESはこの時点では対バンツアーやフェスへの出演予定があった。

BOOM BOOM SATELLITES
SHINE LIKE A BILLION SUNS 発売記念ライブ
SHINE LIKE A BILLION SUNS PREMIUM GIG
EX THEATER ROPPONGI
2015年3月15日

1. SHINE
2. ONLY BLOOD
3. BACK IN BLACK
4. VANISHING
5. A HUNDRED SUNS
6. BLIND BIRD
7. OVERCOME
8. EMBRACE
9. NINE
10. FOGBOUND
11. MOMENT I COUNT
12. KICK IT OUT

アンコール1
13. HELTER SKELTER
14. DIVE FOR YOU
15. BACK ON MY FEET

アンコール2
16. DRESS LIKE AN ANGEL

2015年4月、ニコニコ動画BOOM BOOM SATELLITESが生放送で出演し、リミックスコンテストの結果が発表された。
4作品が最優秀作品に選ばれた。

MAN WITH A MISSIONSeven Deadly Sins Tour 2015~七つの対バン~を開催し、そのツアーは7都市で7組のバンドと対バン(全14公演)するという趣向だった。
BOOM BOOM SATELLITESはその初日の4月30日、Zepp Tokyo公演と5月27日、新潟・NIIGATA LOTS公演にMWAMの対バン相手となった。
当日はBBSが先行で出演した。
6曲目にはBBSがリミックスしたMWAMのevils fall [remix]。
ここではMWAMのトーキョー・タナカとジャン・ケン・ジョニーが呼び込まれた。
ちなみにMWAMはこのツアーの他の対バン相手はthe HIATUSグッドモーニングアメリカサンボマスターDragon Ash、NAMBA69、ACIDMANだった。

MAN WITH A MISSION × BOOM BOOM SATELLITES
Seven Deadly Sins Tour 2015~七つの対バン~を
Zepp Tokyo
2015年4月30日

1. HELTER SKELTER
2. ONLY BLOOD
3. MORNING AFTER
4. Kick It Out
5. A HUNDRED SUNS
6. evils fall [remix]
7. Moment I Count

VIVA LA ROCK 2015が5月3日から5日までさいたまスーパーアリーナで開催された 。
その初日の5月3日にはスペシャルバンド VIVA LA J-ROCK ANTHEM(この年のバンドは亀田誠治長岡亮介津野米咲ピエール中野。)
7曲が披露されて、曲ごとにヴォーカリストが異なった。
2曲目ではHIDEのピンク・スパイダーが演奏され、ヴォーカルは川島道行が担当した。
BBSは歌詞はすべて英詞だから、川島道行が公のライヴで日本語詞を歌ったのはこれが初めて。
川島道行ヴォーカルのピンク・スパイダー、めちゃカッコいいんだけど。

BBSはヘッドライナーの[Alexandros]の終演後、この日のみ設けられたクロージング・アクトとしてVIVA! STAGEに登場した。

「最後まで残ってくれてありがとう。また来年も会いましょう」と川島道行がMCで語ってライヴは終了したが、BBSは再びステージに登場してDRESS LIKE AN ANGELを披露した。

BOOM BOOM SATELLITES
VIVA LA ROCK 2015 VIVA! STAGE
さいたまスーパーアリーナ
2015年5月3日

1. ONLY BLOOD
2. A HUNDRED SUNS
3. BLIND BIRD
4. EMBRACE
5. NINE
6. FOGBOUND

アンコール
7. DRESS LIKE AN ANGEL

5月5日から自主企画対バンツアー FRONT CHAPTER VOL.4が行われた。
全8ヶ所で行われた。

対バンのメンツは、
Fear, and Loathing in Las Vegas
・FACT
・TRICOT(2ヶ所)
・80KIDS
石野卓球
THE NOVEMBERS
THE BIRTHDAY

7月2日、MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in PARISのヘッドライナーが発表された。
10月3日・4日にパリで行われる日本のポップカルチャーを世界に発信するこのイベントのヘッドライナーはCAPSULE中田ヤスタカCAPSULE)、BOOM BOOM SATELLITESの3組。

BOOM BOOM SATELLITESとしては2015年初の海外イベント出演となるはずだった。
9月27日に出演キャンセルが発表された。
なお、BBSの代役としてダンスパフォーマンスユニットTEMPURA KIDZがヘッドライナーを務めた。

FUJI ROCK FESTIVAL ’15 は2015年7月24日~26日に開催された。
1日目、ホワイトステージにBOOM BOOM SATELLITESが出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
FUJI ROCK FESTIVAL ’15  WHITE STAGE
新潟県湯沢町苗場スキー場
2015年7月24日

1. A HUNDRED SUNS
2. ONLY BLOOD
3. MORNING AFTER
4. BLIND BIRD
5. EMBRACE
6. NINE
7. FOGBOUND
8. STEIN
9. STAY

WILD BUNCH FEST.。
山口県山口きらら博記念公園 にて2013年から毎年開催されている野外音楽イベント。
1999年から2012年まで行われていたSETSTOCKの後継イベントとされる。
2018年には2日開催の2日目が台風接近のため中止となった。
2020年は新型コロナウイルスのため中止。
2021年は出演アーティスト/タイムスケジュールも発表されていたが新型コロナウイルスのために中止となった。
2022年は3日間開催されるはずだったが、台風接近のため2日目・3日目が中止になった。

2015年8月22日・23日に行われたWILD BUNCH FEST.の2日目にBOOM BOOM SATELLITESが出演した。

BOOM BOOM SATELLITES
WILD BUNCH FEST.
山口きらら博記念公園 
Bandits Stage 
2015年8月23日

1. MOMENT I COUNT
2. ONLY BLOOD
3. MORNING AFTER
4. A HUNDRED SUNS
5. Kick It Out

BOOM BOOM SATELLITESのふたりが揃って出演した最後のステージとなった。

9月4日、BOOM BOOM SATELLITES生出演 夏休みニコ生特番 に出演した。
この放送にて今後のライブ活動の休止が発表された。
8月末に川島道行が受けた検診の結果、5度目の脳腫瘍の発症が確認され、しばらくは治療に専念するとしてライブ活動を控えるとした。
この日には合わせてワンマンライブ SHINE LIKE A BILLION SUNS for all the night crawlers を11月5日に大阪・BIG CAT、11月7日に東京・新木場STUDIO COASTでの全2公演を開催することが発表された。
9月27日にMOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in PARIS 、10月8日には SHINE LIKE A BILLION SUNS for all the night crawlers のキャンセルが発表された。

BOOM BOOM SATELLITESとして最後となるアルバム(結果的にはシングルとなったけど。)の制作を進めていた。
川島道行がスタジオに足を運んだのは12月27日が最後だったという。
その12月27日までにヴォーカルを録音し、そのあとは中野雅之が作業してシングル LAY YOUR HANDS ON ME の全4曲が完成していた。
2016年5月31日、中野雅之は公式サイト上にて LAY YOUR HANDS ON ME のリリースを最後にBBSの活動の終了を発表した。

シングル
LAY YOUR HANDS ON ME

2016年6月リリース。
川島道行の脳腫瘍の症状が進行したことから、BOOM BOOM SATELLITESの最後のリリースとして発表されたシングル。
全4曲を収録。
初回限定盤はCD+Blu-ray
Blu-rayにはハイレゾ音源データ、MP3音源データ、LAY YOUR HANDS ON ME、STARS AND CLOUDSのPVを収録。
そしてBOOM BOOM SATELLITES撮り下ろし写真集、ポスター型ディスコグラフィーが付属。

LAY YOUR HANDS ON MEは2016年4月から放送されたテレビアニメ キズナイーバーのオープニングテーマに使用された。
FLARE と NARCOSIS はインスト曲。

LAY YOUR HANDS ON ME

STARS AND CLOUDS

2016年10月9日、川島道行が亡くなった。
47歳だった。 

LAY YOUR HANDS ON ME は、MTV VMAJ 2016 Best Dance Video/最優秀ダンスビデオ賞を受賞した。
MTV VMAJ 2016の授賞式当日には中野雅之川島道行の次女と共に登場した。
川島道行の次女はLAY YOUR HANDS ON MEのPVに登場した女の子。
トロフィーは川島道行の次女が受け取った。

2016年11月15日、川島道行のお別れ会 が新木場STUDIO COASTにて行われた。
会場には献花台があり、巨大スクリーンへはミュージックビデオやライブ映像が投影された。
デビュー当時からの写真パネル、川島道行が使用したノートやメモ、ステージにはレコーディングやライヴで使用した機材がセットされた。
出口では中野雅之が参列者ひとりひとりにポストカードを手渡していた。
川島道行の遺したギターは後にTHE SPELLBOUND
のライヴでも使われたけど、2023年には川島道行の16歳の長女が軽音楽部のライヴで使用していたと、妻の須藤理彩Twitterに綴っている。

ベスト盤発売前の2017年2月28日には初回限定盤Blu-ray収録のブンブンサテライツ 19972016 LIVE & DOCUMENTが全国各地の映画館で上映された。
上映会 + トークセッションとして新宿バルト9では中野雅之トークセッションで登壇し、その模様も生中継で各地の映画館に配信された。
このトークセッションでは中野雅之は「この先何をするにしても、自分の名刺はBOOM BOOM SATELLITES中野雅之でいきます」と語った。
現在でも中野雅之がなにかクレジットされる時には、 中野雅之BOOM BOOM SATELLITES)とされている。

ベスト盤
19972016

2017年3月リリース。
初回盤はCD4枚組+Blu-ray Disc
監修・編集・マスタリングを中野雅之が担当。
2010年に発売された2枚組ベスト盤 19972007のリマスター盤 19972007 -Remastered- と2008年からラストシングル LAY YOUR HANDS ON ME までのベスト2枚組 20082016 とBlu-ray
Blu-rayには2008年以後のツアーでのライヴの模様、フジロックサマーソニックなどフェス出演時の映像。
ラストにはLAY YOUR HANDS ON MEの制作時の映像が収録された。

同時に単品でも19972007 -Remastered- と20082016がそれぞれ発売された。 

中野雅之はシングル LAY YOUR HANDS ON ME制作後からこのベスト盤の制作をしていた。
その制作中に川島道行が亡くなった。

書籍
BOOM BOOM SATELLITES 1997―2016全アルバムプロダクション・ストーリー

2017年3月に発売された。
サウンド&レコーディング・マガジンとその姉妹誌 GROOVE に掲載されたBBSの記事をまとめた書籍。
BBSのすべてのアルバム発売時にはインタビューされていて、それらがまとめられている。

2017年6月18日、新木場STUDIO COASTにてFRONT CHAPTER - THE FINAL SESSION - LAY YOUR HANDS ON ME SPECIAL LIVEが開催された。
BBSとして最後のステージ。
川島道行の過去のステージでの映像と声を使用。 
サポートをつとめたのは山本幹宗(ギター)と福田洋子(ドラム)。
舞台中央の川島道行の定位置には川島道行のマイクスタンドとギターアンプが置かれていた。
このステージは全国7都市の映画館でもライヴビューイングとして生配信された。

BOOM BOOM SATELLITES
FRONT CHAPTER - THE FINAL SESSION - 
LAY YOUR HANDS ON ME SPECIAL LIVE
2017年6月18日
新木場STUDIO COAST

1. LAY YOUR HANDS ON ME
2. NINE
3. DRESS LIKE AN ANGEL
4. BACK ON MY FEET
5. MORNING AFTER
6. KICK IT OUT
7. A HUNDRED SUNS
8. FOGBOUND
9. BLIND BIRD
10. STARS AND CLOUDS
11. STAY
12. FLARE
13. NARCOSIS

ラストEPである LAY YOUR HANDS ON ME 収録曲がすべて演奏された。
ラストにNARCOSISが演奏された後で、川島道行の声がフロアに響いた。
「最後に、ひとこと言わせてください。言いたかったことがあります……BOOM BOOM SATELLITESでした! ありがとうございました!」
2013年の武道館ライブのMCが使用された。

演奏が終わり、中野雅之は前に出てきてフロアを見回して深々と頭を下げた。
「長い間支えて頂いて、言葉もありません。
BOOM BOOM SATELLITESのことを大事にしてくれてありがとうございました。」
「あなた達は僕と川島くんが最も大切にしていたもので、そして誇りです。
これからも僕たちが作った音楽を大事にして下さい。」
そしてさらに深々とお辞儀をした。
BOOM BOOM SATELLITESがステージを去っても観客は拍手をし続けた。
帰らない観客のためか、終演アナウンスが二度流された。

Blu-ray Disc
FRONT CHAPTER -THE FINAL SESSION-
LAY YOUR HANDS ON ME SPECIAL LIVE

2018年3月リリース。
2017年6月18日、新木場STUDIO COASTで行われたライヴを収録。
100ページブックレット付。

2016年11月、ねごと のシングル アシンメトリ e.p.
収録の アシンメトリ で中野雅之サウンド・プロデュース・レコーディング・ミックスを務めた。
さらに ねごと&中野雅之BOOM BOOM SATELLITES)として編曲とクレジットされた。
ドラム以外は中野雅之のスタジオで録音された。
その後も中野雅之はシグナル、DANCER IN THE HANABIRA 、サタデーナイト、水中都市 でプロデュース・レコーディング・ミックスを担当した。

中野雅之MAN WITH A MISSIONのHey Now、Dog Days、All You Needのアレンジやサウンドプロデュースに関わった。
2020年6月にリリースされたmiletのアルバム eyes収録のGrab the airKamikaze BoyMAN WITH A MISSION)が曲を提供。
アレンジ、エンジニアリングを中野雅之が担当した。

DAOKOのアルバム 私的旅行の収録曲 NICE TRIP で中野雅之はプロデュース・編曲を担当した。
作曲はDAOKOと中野雅之の共作。

女性シンガー XAI−サイ− は中野雅之が作曲・編曲・プロデュースした WHITE OUT によってメジャーデビューした。
中野雅之はシングル THE SKY FALLSでタイトル曲とカップリング曲のLet me free 、シングル live and dieのタイトル曲とカップリング曲のエバーグリーンの作曲・編曲を担当した。
XAIはTHE SPELLBOUNDのライヴやシングル すべてがそこにありますように でもバック・ヴォーカルを務めた。

2018年、中野ミュージックを設立。
中野雅之が自由に音楽制作活動をしていく場所として設立した会社、とされる。

2019年、テレビアニメ PSYCHO-PASS のスピンオフ作品 PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System 劇場版3作が公開された。
いずれもオープニングテーマは TK from 凛として時雨の abnormalize のリミックス。
エンディングテーマはEGOISTによるもので、Case.1は Fallen、Case.2は All Alone With You 、Case.3は 名前のない怪物 のそれぞれのリミックスが使用された。
オープニングテーマ / エンディングテーマは2012年10月から2013年3月まで放送されたテレビアニメ PSYCHO-PASS で使用されていた曲。
リミックスをすべて中野雅之が手掛けた。

2019年4月にはPSYCHO-PASS Sinners of the System Theme songs + Dedicated by MASAYUKI NAKANOがCD+Blu-rayの初回限定盤とCDのみの通常盤で発売された。
テレビ版 PSYCHO-PASSで使用された他のオープニングテーマ / エンディングテーマもリミックスしている。

2020年12月、中野雅之The Novembersの小林祐介とのバンド、THE SPELLBOUNDを結成した。
2019年4月にTwitter中野雅之がボーカリストを募集し、The Novembersの小林祐介が一番乗りで募集に応じていたという。

THE SPELLBOUNDはアルバム TO THE LOVELESS 収録曲から命名された。
THE SPELLBOUNDは2021年1月から5ヶ月連続で新曲をリリースし、7月からはライヴを行っていた。
2022年2月にはファースト・アルバム THE SPELLBOUND を中野ミュージックからリリースした。

THE SPELLBOUND
Sonic Mania 2022
幕張メッセ
2022年8月18日

1. Sayonara
2. 名前を呼んで
3. Nowhere
4. はじまり
5. A DANCER ON THE PAINTED DESERT
6. Hallelujah
7. FOGBOUND
8. FLOWER
9. Kick It Out

2022年11月、川島道行の七回忌を節目として、BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary BOOK が発売された。
タワーレコードと中野ミュージックのみで限定発売。
中野ミュージックでは限定発売特典として オリジナルピック 付で販売されていた。
川島道行との出会いから別れまでの心情をバンドのヒストリーと共に綴った中野雅之 回想録1990-2016、川島道行 証言集として、親交のあったミュージシャン、関係者、友人、家族が語るエピソード、そして音楽雑誌 音楽と人 に掲載されたインタビューが再録された。
さらに川島道行が遺した貴重な写真や、中野雅之がシャッターを切ったプライベート・フォトなども。
全300ページ。

2023年には布袋寅泰のアルバム GUITARHYTHM Ⅶに収録されたディープ・パープルのHighway Starのカヴァーに、中野雅之がプログラミングなどで参加した。

2023年、THE SPELLBOUNDはBIG LOVE と名付けた自主企画イベントを開催した。
デビュー25周年イヤーを祝してBIG LOVE TOUR -BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary Special-と題され、このツアーではライヴ前半とアンコールにBBSの楽曲が披露された。

2023年5月8日、恵比寿リキッドルーム公演。

BACK ON MY FEET ではMAN WITH A MISSION
Jean-Ken Johnnyが登場して歌った。
BBSのセットはKICK IT OUTでしめて、THE SPELLBOUNDのセットでもBBSのFOGBOUNDが演奏された。
アンコール1曲目ではBBSのSTAY。
2曲目はこの日2度目となった KICK IT OUT。
イントロがはじまるとJean-Ken JohnnyMAN WITH A MISSION)が再びステージに登場して歌った。

THE SPELLBOUND 
BIG LOVE TOUR -BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary Special-
恵比寿リキッドルーム
2023年5月8日

1. LAY YOUR HANDS ON ME
2. MOMENT I COUNT
3. DIVE FOR YOU
4. MORNING AFTER
5. BACK ON MY FEET
6. BLIND BIRD
7. DRESS LIKE AN ANGEL
8. KICK IT OUT

9. なにもかも
10. すべてがそこにありますように
11. Nowhere
12. 名前を呼んで
13. LOTUS
14. はじまり
15. A DANCER ON THE PAINTED DESERT
16. FOGBOUND
17. FLOWER

アンコール
18. STAY
19. KICK IT OUT

2時間遅れではじまったライヴ。
サポートドラムは福田洋子と大井一彌(yahyel、DATS)。
XAIはKICK IT OUTでギターを弾いた。

THE SPELLBOUNDのライブでも披露されたことがある KICK IT OUT の演奏が終わると、中野雅之が「今日はBOOM BOOM SATELLITESとTHE SPELLBOUND、2つのバンドがひとつになる夜です」と宣言した。
ステージ後方のBOOM BOOM SATELLITESロゴが瞬時にTHE SPELLBOUNDロゴへと変わった。
そのまま 名前を呼んで の演奏へと入り、後半のTHE SPELLBOUNDパートへと移行した。
すべてがそこにありますように。からはゲストボーカル・XAIも舞台に登場した。

中野雅之のシンセに合わせて福田洋子と大井一彌によるドラムセッションが繰り広げられた。

本編の演奏後に中野雅之は「川島くんが早くに亡くなってしまったので、その分長く生きようといつも考えているんです。昔から僕たちの音楽を聴いて支えてくれた人たちと一緒に年を重ねてきましたが、ともに幸せな時間を過ごしていけたらいいなと思います」「僕はみんなより長生きして、みんなの人生を送り出す音楽を作っていきたい」と語った。
林祐介はこのツアーで川島道行が生前使用していたフライングVを使用していたことに触れ、「このギターは存在し続けるし、BOOM BOOM SATELLITESの音楽も存在し続けます。みんなで鳴らし、大切にしていきましょう」と語った。

THE SPELLBOUND
BIG LOVE TOUR -BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary Special-
Zepp Shinjuku
2023年10月29日 

1. HELTER SKELTER
2. Moment I Count
3. Dive For You
4. MORNING AFTER
5. LAY YOUR HANDS ON ME
6. EASY ACTION
7. Push Eject
8. KICK IT OUT

9. 名前を呼んで
10. すべてがそこにありますように。
11. LOTUS
12. はじまり
13. なにもかも
14. A DANCER ON THE PAINTED DESERT
15. FOGBOUND
16. FLOWER

アンコール
17. BACK ON MY FEET
18. DRESS LIKE AN ANGEL
19. Sayonara

2024年10月9日、BOOM BOOM SATELLITES初の映像BOX EXPERIENCED Memories Records ARCHIVES -Remastered- がリリースされる。

中野雅之監修
・Blu-ray4枚組のBOX
・40ページブックレット封入
・完全生産限定盤

Disc-1 BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2006 at STUDIO COAST
Disc-2 BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2008(STUDIO COAST
Disc-3 EXPERIENCED(2010 幕張メッセイベントホール)
Disc-4 EXPERIENCEDⅡ-EMBRACE TOUR 2013 武道館-

 

 

 

 

 

 

 

My Bloody Valentine について

gマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン
いわゆるマイブラ
海外ではMBVと略される。

マイブラは1983年にダブリンにて結成された。
バンド名はオリジナル・メンバーで、当時のヴォーカリストだったデイヴ・コンウェイにより命名された。 
g
当時のマイブラのメンバーは、g

・デイヴ・コンウェイ ヴォーカル
ケヴィン・シールズ ギター
・コルム・オキーソーグ ドラム

マイブラは当初のヴォーカルは男だったわけだ。
その後はキーボード、ベースのメンバーが加入したが、ケヴィン・シールズ、コルム・オキーソーグ以外はいずれも短期間で脱退している。

1985年にデビー・グッギが、1987年にビリンダ・ブッチャーが加入した。
以降のマイブラのメンバーは、

ケヴィン・シールズ ギター
・ビリンダ・ブッチャー ヴォーカル、ギター
・デビー・グッギ ベース
・コルム・オキーソーグ ドラム

マイブラは1988年にクリエイション・レコーズに移籍した。

インディレーベル クリエイション・レコーズは1984年に設立された。
アラン・マッギーが銀行からの1000ポンドの融資で設立した。
クリエイションは初期にはジーザス&メリーチェインのデビュー曲Upside Downで名を馳せた。
もっともジザメリはこのシングル1枚きりで移籍してしまうのだけど。
クリエイション・レコーズはジザメリで語られることも多く、クリエイションやアラン・マッギーを描いた映画が作られた際も必ずジザメリのUpside Downが使用されるもの。
オアシスはまさにアラン・マッギーがライヴで見いだしたその場で契約を申し出てクリエイションと契約したバンド。
もっともオアシスはデビュー初期はともかく、以降はクリエイションに在籍したバンドという印象はほぼないのだけど。
時期的に1992年にクリエイションは株式の半分をソニーに譲渡し、1999年にはすべての株式はソニーに売却している。
個人的にはクリエイションのアーティストのほとんどのCDは日本盤を買っていたから、そもそもクリエイションがインディレーベルというのもほぼ忘れていた。
クリエイションで輸入盤で持っているのはビフ・バン・パウ!のコンピくらいじゃなかろうか?

クリエイションは2000年にレーベルを閉鎖した。

アラン・マッギーは学生の頃よりボビー・ギレスビーとつるんでいたし、プライマル・スクリームのデビュー曲 All Fall Down から2000年のアルバム エクスターミネーター までクリエイションからリリースされた。
なお、エクスターミネーターはクリエイションがリリースした最後の作品。
クリエイションというとティーンエイジ・ファンクラブマイブラパステルズ、The House of Love、Ride、SlowdiveSwervedriverなども。
クリエイション・レコーズは映画の題材ともなり、
2010年にはアップサイド・ダウン: クリエイションレコーズ・ストーリー、2021年には クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男 が公開された。
あと、書籍の クリエイション・レコーズ物語 も何度も読み返したなー。

アルバム ラヴレスにはおよそ2年もの制作期間を要し、制作費が25万ポンドもかかったことからクリエイション・レコーズは倒産寸前とまでなった。
(ケヴィン・シールズはこの倒産話を否定しているが。)
アラン・マッギーはマイブラから届けられた曲のタイトルは、悪意に満ちたものとしか思えなかったらしい。

なお、クリエイション・レコーズ以前にリリースされたマイブラの作品は公式にはなかったものとされていると思う。

ミニ・アルバム
This Is Your Bloody Valentine

1985年1月リリース。
全7曲。

全曲、作詞・作曲 ケヴィン・シールズ、デイヴ・コンウェイ、コルム・オキーソーグ。

A1. Forever and Again
A2. Homelovin' Guy
A3. Don't Cramp My Style
A4. Tiger in My Tank
B1. The LogGhgGgggIigg%gGhiGgiggiggghGgggve Gang
B2. Inferno
B3. The Last Supper

メンバーi
・デイヴ・コンウェイ iggMihemories ofgig GUMI 2009-2013 feat.Megpoid 上巻[プレミアム盤]
ケヴィン・シールズ ギター
・コルム・オキーソーグ ドラム
・ティナ・ダーキン キーボード

ライヴ・アルバム
Man You Love to Hate – Live

1985年リリース。
カセットテープで発売された。
1985年3月9日、西ドイツ、ベルリンのSputnik-Kinoにて録音。
全8曲。
This Is Your Bloody Valentineの4曲と未発表曲4曲が演奏された。
未発表曲4曲の作詞者・作曲者については不明。

・Scavengers
・The Devil Made Me Do It
・The Man You Love to Hate
・A Town Called Bastard 

A1. Scavengers
A2. The Devil Made Me Do It
A3. The Love Gang
A4. Inferno
B1. The Man You Love to Hate 
B2. Homelovin' Guy
B3. A Town Called Bastard 
B4. Tiger in Myg Tank

1985年4月のオーディションを経てデビー・グッギがマイブラに加入した。

メンバー11‘
11・デイヴ・コンウェイ ヴォーカル
ケヴィン・シールズ ギター
・コルム・オキーソーグ ドラム
・デビー・グッギ ベース

EP
Geek!   

1985年12月リリース。
作詞 デイヴ・コンウェイ
作曲 ケヴィン・シールズ

A1. No Place to Go
A2. Moonlight
B1. Love Machine
B2. The Sandman Never Sleeps

シングル
No Place to Go

1985年12月リリース。
作詞・作曲  ケヴィン・シールズ、デイヴ・コンウェイ

A. No Place to Go
B. Moonlightg

EP
The New Record by My Bloody Valentine

1986年9月リリース。
UKのインディチャート22位を記録。

作詞・作曲  ケヴィン・シールズ、デイヴ・コンウェイ
By the Danger in Your Eyes のみ 作詞・作曲 ケヴィン・シールズ、コルム・オキーソーグ

A1. Lovelee Sweet Darlene
A2. By the Danger in Your Eyes
B1. On Another Rainy Saturday
B2. We're So Beautiful

シングル
Sunny Sundae Smile

1987年2月リリース。
全曲の作詞・作曲  ケヴィン・シールズ、デイヴ・コンウェイ

7インチシングル
A. Sunny Sundae Smile
B. Paint a Rainbow

12インチ・シングル
A1. Sunny Sundae Smile
A2. Paint a Rainbow
B1. Kiss the Eclipse
B2. Sylvie's Head

1987年4月、ビリンダ・ブッチャーがマイブラに加入した。

12インチシングル
Strawberry Wine

1987年11月リリース。

A. Strawberry Wine
B1. Never Say Goodbye
B2. Can I Touch You

Never Say Goodbyeは作詞 ケヴィン・シールズ、デビー・グッギ 、作曲 ケヴィン・シールズ、コルム・オキーソーグ。
他は作詞・作曲 ケヴィン・シールズ

EP 
Ecstasy

1987年11月リリース。
全7曲。
3000枚が限定盤として発売された。
3ヶ月で売り切れたという。
UKのインディチャート12位を記録。

The Things I Missの作詞・作曲 ケヴィン・シールズ、コルム・オキーソーグ
Clair、(Please) Lose Yourself in Meは作詞 ケヴィン・シールズ、コルム・オキーソーグ、作曲 ケヴィン・シールズ
他は作詞・作曲 ケヴィン・シールズ

A1. She Loves You No Less
A2. The Things I Miss
A3. I Don't Need You
A4. (You're) Safe in Your Sleep (From This Girl)
B1. Clair
B2. You've Got Nothing
B3. (Please) Lose Yourself in Me
   
1989年2月にシングル Strawberry Wine と EP Ecstasy の収録曲をくっつけたコンピ Ecstasy and Wine が発売された。
UKのインディアルバムチャート2位を記録した。

1988年、マイブラはクリエイション・レコーズに移籍した。

シングル / EP
You Made Me Realise

1988年8月リリース。
シングルとEPが発売された。
シングルは1000枚限定。

A. You Made Me Realise
B. Slow

EP
1. You Made Me Realise
2. Slow
3. Thorn
4. Cigarette in Your Be
5. Drive It All Over Me

Drive It All Over Meは作詞・作曲 ケヴィン・シールズ、ビリンダ・ブッチャー、コルム・オキーソーグ。
他の全曲は作詞・作曲 ケヴィン・シールズ

2012年にEP's 1988–1991が発売された。
You Made Me Realise EPの全曲が収録された。

1990年4月にYou Made Me RealiseとFeed Me with Your KissをまとめたCDが発売された。
全6曲。

1. You Made Me Realise
2. Slow
3. Cigarette in Your Bed
4. Feed Me with Your Kiss
5. Emptiness Inside
6. I Need No Trust

シングル / EP
Feed Me with Your Kiss

1988年10月リリース。
シングルとEPが発売された。
シングルは1000枚限定。

シングル
A. Feed Me with Your Kiss
B. I Believe

EP
1. Feed Me with Your Kiss
2. I Believe
3. Emptiness Inside
4. I Need No Trust

全曲、作詞・作曲 ケヴィン・シールズ

2012年にEP's 1988–1991が発売された。
Feed Me with Your Kiss EPの全曲が収録された。

1990年4月にYou Made Me RealiseとFeed Me with Your KissをまとめたCDがリリースされた。
全6曲。

1. You Made Me Realise
2. Slow
3. Cigarette in Your Bed
4. Feed Me with Your Kiss
5. Emptiness Inside
6. I Need No Trust

アルバム
イズント・エニシング
Isn’t Anything

1988年11月リリース。
全12曲。
初回限定盤5000セットには7インチ・シングル付き。
その7インチ・シングルにはケヴィン・シールズ作曲のInstrumental No 1とInstrumental No 2が収録されていた。
この2曲はEP's 1988–1991のディスク2で聴ける。

Soft as Snow (But Warm Inside)

]

2012年にはリマスター盤が発売された。
ケヴィン・シールズ立ち会いのもとでリマスターされた。

1989年、Pacificとのスプリットシングルをリリースした。
A面にマイブラのSugar、B面にPacificのDecember, with the Dayが収録された。

シングル / EP
Glider
 
1990年4月リリース。

全曲、作詞・作曲 ケヴィン・シールズ

soon

シングル
A Soon
B Glider

12インチシングル
A1. Soon
A2. Glider
B1. Don't Ask Why
B2. Off Your Face  

Off Your Face  のみ作詞・作曲 ビリンダ・ブッチャー、ケヴィン・シールズ
他の全曲は作詞・作曲 ケヴィン・シールズ
 
2012年にEP's 1988–1991が発売された。
Glider EPの全曲が収録された。

アルバム
ラブレス
Loveless

1991年11月リリース。
アルバム ラブレス はほとんどケヴィン・シールズのみでつくられた。
クリエイションからはアルバムのリリースに向けて執拗の催促があった、とされる。
ケヴィン・シールズはアラン・マッギーへの不信感を募らせていった。
クリエイション・レコーズ物語によればクリエイションからアルバムのリリースの催促に対しては Soon
 を先行してシングルに、「アルバムはまだか?」という問いに対しては To Here Knows When というタイトルの曲を、そしてアルバムのタイトルは (クリエイションのマイブラへの対応にたいして) Loveless とした…。

Touchedのみコルム・オキーソーグ作曲 のインスト。
ほかの全曲の作曲はケヴィン・シールズによる。

Only Shallow と Loomer 、Blown a Wish は作詞 ビリンダ・ブッチャー。
To Here Knows Whenは作詞 ビリンダ・ブッチャー、ケヴィン・シールズ
他の作詞 はケヴィン・シールズ

Only Shallow

loomer

when you sleep

]

sometimes

]

2012年にはリマスター盤が発売された。
2枚組CD。
CD1はオリジナル・テープを使用、CD2はハーフ・インチ・アナログ・テープを使用。
それぞれケヴィン・シールズの立ち会いのもとでリマスターされた。

1991年11月、マイブラは初来日公演を行った。
全5公演。
11月22日・23日に川崎クラブチッタ公演。
23日は2回公演で、昼の部として16時から、夜の部は19時から行われた。
11月24日 名古屋 CLUB QUATTRO
11月25日 心斎橋 CLUB QUATTRO

シングル / EP
Tremolo

1991年2月リリース。

To Here Knows When

Swallow

シングル
A To Here Knows When
B Swallow

EP
A1 To Here Knows When (plus instrumental coda)
A2. Swallow (plus instrumental coda)
B1 Honey Power (plus coda)
B2 Moon Song  

To Here Knows When、Honey Powerは作詞・作曲 ケヴィン・シールズ、ビリンダ・ブッチャー。
他は作詞・作曲 ケヴィン・シールズ
 
2012年にEP's 1988–1991が発売された。
Tremolo EPの全曲が収録された。

1992年12月、マイブラアイランド・レコードと契約。
250,000ポンドの契約といわれていた。

1993年、マイブラルイ・アームストロングのWe Have All the Time in the Worldのカヴァー をPeace Togetherに提供した。

1996年、Offbeat: A Red Hot Soundtrip が発売された。
マイブラは2曲を提供した。
Incidental Oneは1分に満たない曲でマーク・アイツェルの語り合がフィーチャーされた。
Incidental PeaceはIncidental OneをSkylabがリミックスしたもの。

1996年、マイブラはワイヤーのMap Ref. 41°N 93°Wのカヴァーをワイヤーのトリビュート・アルバム Whore: Tribute to Wire に提供した。

1998年~2007年後半までマイブラの活動は一切なく、すでに解散したと思われていた。

1998年、プライマル・スクリームのシングル  If They Move, Kill 'Em がリリースされた。
もともとは1997年のプライマル・スクリームのアルバム Vanishing Point に収録された曲だが、シングルはケヴィン・シールズがミックスした。
If They Move Kill 'Em (My Bloody Valentine Arkestra)と題された。
2000年のプライマル・スクリームのアルバム エクスターミネーター にも MBV Arkestra (If They Move Kill 'Em) として収録された。

2000年のプライマル・スクリームのアルバム エクスターミネーター でもケヴィン・シールズはExterminator でギターを弾いた。
他にもAcceleratorをミックス、Shoot Speed/Kill Night をプロデュースした。

2003年、ケヴィン・シールズはブライアン・レイツェルと共にソフィア・コッポラ監督の映画 ロスト・イン・トランスレーション のサントラを担当。

ケヴィン・シールズは以下の4曲を作曲した。
City Girl
Goodbye
Ikeban
Are You Awake?
    
アルバム loveless の Sometimes もサントラに収録された。

City GirlはジザメリのJust Like Honeyカップリングに7インチ・シングルでもリリースされた。

ケヴィン・シールズプライマル・スクリームのツアー・メンバーとして参加した。

2002年にはプライマル・スクリームのアルバム イーヴル・ヒート がリリースされた。
ケヴィン・シールズが6曲に参加し、5曲をプロデュースした。

2003年7月に日本のみで発売された ライヴ・イン・ジャパン 。
ケヴィン・シールズがギタリストとして参加し、このライヴ盤のミックスも手掛けた。

パティ・スミス&ケヴィン・シールズは、2005年6月22日と2006年9月12日にロンドン、クイーン・エリザベス・ホールにて公演を行った。
1989年3月に亡くなった写真家ロバート・メイプルソープに捧げたパティ・スミスの朗読に、ケヴィン・シールズのノイズギターが幾重にも重ねられた。
この公演の模様は2008年7月にリリースされた。

2007年にマイブラのメンバー4人が再結集していた。
2008年、マイブラ再始動し、ツアーを行った。
ツアーは6月13日・14日、ロンドンICA(Institute of Contemporary Arts / 現代美術館)より開始され、続くロンドン、ラウンドハウスでは6月20日~24日と5日間連続で行われた。
そのすぐ後には来日し、フジロックフェスティバル00の初日で大トリを務めた。

My Bloody Valentine
Tour Statistics
ロンドン、Roundhouse
2008年7月24日

1. Only Shallow
2. When You Sleep
3. (When You Wake) You're Still in a Dream
4. You Never Should
5. Cigarette in Your Bed
6. Come in Alone
7. Only Shallow
8. Thorn
9. Nothing Much to Lose
10. To Here Knows When
11. Blown a Wish
12. Slow
13. Soon
14. Feed Me With Your Kiss
15. Sueisfine
16. You Made Me Realise

My Bloody Valentine
FUJI ROCK FESTIVAL 08
グリーンステージ
2008年7月25日

1. I Only Said
2. When You Sleep
3. You Never Should
4. Cigarette In Your Bed
5. Only Shallow
6. Nothing Much To Lose
7. Come In Alone
8. Thorn
9. To Here Knows When
10. Slow
11. Soon
12. Feed Me With Your Kiss
13. You Made Me Realise

2008年7月、パティ・スミス&ケヴィン・シールズ ライヴ盤 ザ・コーラル・シー がリリースされた。
CD2枚組。
2005年6月22日と2006年9月12日にロンドン、クイーン・エリザベス・ホールにて行われた公演を収録。
ミックスはケヴィン・シールズ

2011年、プライマル・スクリームのアルバム スクリーマデリカ の20th Anniversary Limited Collector's Editionが発売された。
アルバム スクリーマデリカをリマスターした4CD+DVD+2LP+ブックレット+各シングルのアートプリント+ツアーTシャツ(レプリカ)+ターンテーブル用スリップマットを封入したボックスセット。
ケヴィン・シールズはバンドと共にリマスタリング作業を担当した。

このボックスセットの日本盤は発売されず、3CD+DVD+ブックレットのスクリーマデリカ (20周年アニヴァーサリー・ジャパン・エディション) が発売された。

2012年にはアルバム イズント・エニシングとラヴレスのリマスター盤が発売された。
ラヴレスはCD2枚組。
オリジナル1/2インチ・アナログ・テープからのマスターとオリジナル・テープからのリマスターと2種類を収録した。
同時にシングル&未発表曲コレクション EP’s1988-1991 がリリースされた。

コンピレーションアルバム
EP's 1988–1991

2012年5月リリース。
CD2枚組・全24曲。
You Made Me Realise、Feed Me with Your Kiss、Glider、Tremolo 以上のEPの全曲、アルバム Isn't Anything 初回盤付属した7インチ・シングル、Glider E.P. Remixesの1曲、Pacificとのスプリット・シングルのマイブラ曲、さらに3曲の未発表曲が収録された。

2004年にはリマスタード EP'sとして日本のみで発売されるとして収録曲の内容も告知されたことがあった。

2013年。
マイブラはまさに22年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースした。
そしてこの年のマイブラは3回、来日した。 
1度は単独でのツアー、2度目はフジロックフェスティバル出演のため、3度目はDOMMUNEで独自のサウンドシステムでの演奏のため。

アルバム
m  b  v

2013年2月リリース。
1995年にデビー・グッギ、コルム・オキーソーグが、1998年にビリンダ・ブッチャーがバンドを脱退。
ケヴィン・シールズは1997年時点でアルバムのセッションの半分は完了し翌1998年にニュー・アルバムをリリースできるとしていた。
2006年にケヴィン・シールズはアルバム制作を再開。
1996年~1997年に制作された楽曲にさらに演奏を付け足し、2007年にはマイブラが再結成された。
その後はバンドの作業を続け2011年~2012年にはベース・ドラム・ヴォーカルをオーバーダビングし、2012年12月にマスタリング作業をした。

Only Tomorrow
 

Who Sees You

If I Am

New You

2013年2月にはマイブラが単独で来日。
マイブラの日本での単独ライブは1991年以来となる。
全5公演。
2月5日・6日になんばHATCH、2月7日・8日・10日に新木場STUDIO COAST
すでにロンドンのツアーからは新曲 New You が演奏されていて、来日公演でもプレイされた。
以降、マイブラ公演の入場者には会場入口で耳栓が配られた。

My Bloody Valentine
Japan Tour 2013
新木場STUDIO COAST 
2013年2月10日

1. I Only Said
2. When You Sleep
3. New You
4. You Never should
5. Honey Power
6. Cigarette In You Bed
7. Come In Alone
8. Only Shallow
9. Thorn
10. Nothing Much To Lose
11. To Here Knows When
12. Slow
13. Soon
14. Feed Me With Your Kiss
15. You Made Me Realize

My Bloody Valentine
FUJI ROCK FESTIVAL 13
グリーンステージ
2013年7月25日

1. I Only Said 
2. When You Sleep 
3. New You
4. You Never Should 
5. Only Tomorrow 
6. Come In Alone
7. Only Shallow 
8. To Here Knows When 
9. Wonder 2
10. Soon 
11. Feed Me With Your Kiss 
12. You Made Me Realise

2013年5月、プライマル・スクリームのアルバム モア・ライト がリリースされた。
2013 でケヴィン・シールズはギターで参加した。
なお、制作中にはボビー・ギレスビーはケヴィン・シールズにミックスもいくつかやって欲しい、と公にコメントしていた。
時期的にアルバム m  b  v の制作も重なっていてケヴィン・シールズ としてはミックスまでする時間がなかったかもしれない。

2013年9月30日にはDOMMUNELIVE PREMIUM my bloody valentine World Premium Live NEW TRACKS with 相対性理論が行われた。
このライヴには独自のサウンドシステムが構築され、マイブラのライヴを極上の音質で体験する機会となった。
相対的理論の演奏のあとに30分休暇を挟んでからマイブラが演奏した。

My Bloody Valentine
DOMMUNELIVE PREMIUM my bloody valentine  World Premium Live NEW TRACKS with 相対性理論
東京国際フォーラムホールA
2013年9月30日

1. Sometimes
2. I Only Said
3. When You Sleep
4. You Never Should
5. Honey Power
6. Cigarette In Your Bed
7. Only Tomorrow
8. Come In Alone
9. Only Shadow
10. Thorn
11. Nothing much to lose
12. Who Sees You
13. To Here Knows When
14. Wonder 2
15. Feed Me With Your Kiss
16. You Made Me Realise

2018年4月、ブライアン・イーノケヴィン・シールズの12インチシングル The Weight Of History / Only Once Away My Son がレコードストアデイでリリースされた。
The Weight Of History は8分53秒、Only Once Away My Son は9分10秒の曲。
2017年10月にOnly Once Away My Sonは公開されていた。

2018年、5年ぶりとなるマイブラの来日公演。
8月15日に豊洲PIT、8月17日にはソニックマニアに出演した。

My Bloody Valentine
豊洲PIT
2018年8月15日

1. I Only Said
2. When You Sleep
3. New You
4. (New Song)
5. You Never Should
6. Honey Power
7. (New Song)
8. Cigarette In Your Bed
9. Only Tomorrow
10. Only Shallow
11. What You Want
12. Nothing Much To Lose
13. Who Sees You
14. To Here Knows When
15. Slow
16. Soon
17. Wonder 2
18. Feed Me With Your Kiss
19. You Made Me Realise

2021年、マイブラはDomino Recordingに移籍。
イズント・エニシング、ラヴレス、EP’s 1988‒1991、mbvの旧作4タイトルはSpotifyなどでストリーミングに解禁され、5月21日にはCDやアナログ盤が日本でも再リリースされた。