THEE MICHELLE GUN ELEPHANT について

ミッシェル・ガン・エレファント
チバユウスケの友人が、ダムドのアルバム Machine Gun Etiquette のジャケットの文字が筆記体で書かれていたために読み間違えてしまったのを耳にしたのがバンド名の由来となった。 
そこにイギリスのバンド、ヘッドコーツ(Thee Headcoats)のTheeを拝借して頭にひっつけた。
当初は小文字で thee michelle gun elephant と表記されていたが、1998年のシングル スモーキン・ビリー からは大文字でTHEE MICHELL GUN ELEPHANTと表記されるようになった。

TMGEチバユウスケとシガケイイチが明治学院大学のサークル ソング・ライツ 内で1990年に結成された。
ちなみにソング・ライツの先輩にはフィッシュマンズがいた。
TMGEフィッシュマンズは一度、ライヴで一緒に出演したことがあったという。
TMGEザ・ダムドザ・ジャムのコピーをしていたが、オリジナル曲を演奏するようになる。

1990年11月、明治学院大学の学園祭でTMGEのライヴを観たクハラカズユキが加入を申し出て、その時のドラマーをクビにしてクハラカズユキが加わった。
その後ベーシストが脱退したのでクハラカズユキと親交があったウエノコウジが加わった。
TMGEの初ライヴは1991年4月3日に下北沢 屋根裏にて行われた。
それからのTMGEは主に下北沢や渋谷のライヴハウスに出演するようになった。
TMGEはメンバーが大学卒業後も活動を続けた。

1993年8月22日、インディーズのUKプロジェクトより 下北沢 屋根裏7周年記念オムニバス・アルバム SPIRITS OF 1993 下北沢屋根裏7th ANNIVERSARYが発売された。
TMGEは 偉大なる大うそつき、ブラック・タンバリン、400円の一人旅 の3曲で参加。
発売日には記念ライヴを行っている。 

1993年11月25日、UKプロジェクトからデビュー・アルバムとなるライヴ盤 MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!! をリリースした。
ちなみに下北沢CLUB QueはUKプロジェクトが作ったライヴハウスで、1994年10月1日にオープンした。

1994年1月24日、TMGEウィルコ・ジョンソンの来日公演の渋谷クラブクアトロにてオープニングアクトを務めた。
チバユウスケは高校時代にパンク・ロックを聴いていて、20歳頃にドクター・フィールグッドに聴いてからウィルコ・ジョンソンに傾倒していたという。
ちなみにアベフトシテレキャスターの似合うギタリストとしてウィルコ・ジョンソンを挙げていた。

この時期にギターのシガケイイチが脱退した。TMGEはしばらくは3人で活動していたが、知人の仲介でアベフトシが加入することになった。
アベフトシは1994年6月25日にTMGEに加入した。
それからのTMGEは解散まで以下のメンバーとなる。

チバユウスケ ヴォーカル
アベフトシ ギター
ウエノコウジ ベース
クハラカズユキ ドラム

チバユウスケのみが結成当初からのメンバー。
チバユウスケは初期にはバンドのリーダーだったが寝坊や遅刻が多かったということで、その後は解散までクハラカズユキがリーダーとなった。

1995年8月1日、渋谷クラブクアトロにてワンマンライブをおこなった。

9月24日~10月31日、メジャーデビューアルバムのレコーディングのためにイギリス、ロンドンへ
渡る。

10月21日 、ミニアルバム wonder style をリリース。
11月27日よりwonder style tour。
8都市・全10公演を行う。

1996年2月1日、TMGEはメジャー・デビューした。
TMGEはその後もアルバム、ライヴでファンを魅了した。
海外でも作品がリリースされたし、ライヴも行った。
ザ・クラッシュジョー・ストラマーTMGEのライヴを見た人々から「いい」「よかった」という評判を聞き、パリではじめてTMGEのCDを聴いて衝撃を受けたとされる。
2002年にはジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスで来日公演を行い、最終公演が行われた後の楽屋で
ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスとTMGEは対面を果たしている。

2003年10月11日にシングル エレクトリック・サーカス をリリース。
同日の幕張メッセで行われたラスト・ライヴでTMGEは解散した。

2009年7月22日にはアベフトシが、そして2023年11月26日にはチバユウスケが亡くなった。
チバユウスケが2023年4月に癌の治療のために休養したことはニュースで知っていたけど、まさか亡くなるとは…。
ちなみに休養前の予定では、2023年11月26日はThe BirthdayのツアーファイナルがZepp DiverCityにて行われるはずだった。
2024年1月19日、Zepp DiverCityにて献花の会 Thanks ! が行われた。
その時に休養前に録音されたThe Birthdayの新曲3曲をメンバーが最終作業を行い、2024年春にEPとしてリリースする準備をしていると発表された。

ライヴ・アルバム
MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!

1993年11月リリース。
UKプロジェクトよりのリリース。
1993年9月4日下北沢チョコレートシティでのライブ音源を収録。
全11曲。
メンバーによると録音当日のライヴは客席は全然埋まってなかったとか。
カヴァー2曲(ヤードバーズ の You Can't Judge A Book By It’s Cover、ジェイムス・ブラウンのAnd I Do Just What I Want)を含む。
オリジナル曲の作詞・作曲のクレジットはチバユウスケ
この時のギターはシガケイイチ。

VIVA LA MICHELLE では途中で TEQUILA! が入っていいる。
ルースターズ?ドクター・フィールドグッド?
アルバムジャケットのデザインはザ・バーズのアルバム Mr.Tambourine Manのパロディ。

1999年11月25日に再発された。

1994年1月、ウィルコ・ジョンソンの来日コンサートにオープニング・アクトとして出演した。

シガケイイチが脱退。
以後しばらく3人でライヴ活動を続ける。

1994年6月よりメンバーにアベフトシが加わった。

1995年3月25日、TMGE下北沢シェルターでライヴが行った。
その時に客席にデモテープが配られた。
その時のデモテープに収録された4曲。
1. 君に会いにゆこう 
2. Why do you want to shake 
3. マシュマロモンスター 
4. 眠らなきゃ 

同時にアンケートが配布されて、その時のアンケートに印刷されていた文字はチバユウスケのもの。
「ですます」ではなく、どこじゃ、なんじゃとかメンバーに一言あるなら書いてみな、DM届いてるか?、届いていなければ君は下に(※名前・住所などのこと)を記入しなければいかん、とか面白い。

1995年6月18日、TMGEは下北沢CLUB Queでライヴを行った。
この時に2回目となるデモテープの配布が行われた。
収録曲は4曲。
1. スイミングラジオ
2. 夢のマイアミ 
3. 深く潜れ~dive in blue~ 
4. あんたのどれいのままでいい 

その後にもデモテープが配布されたことがある。
1回目と2回目のデモテープから選曲された4曲が収録されていた。
1. スイミングラジオ
2. why do you want to shake
3. マシュマロモンスター
4. 夢のマイアミ

ミニアルバム
wonder style

1995年10月リリース。
TRIPPIN' ELEPHANT RECORDSよりリリース。
全5曲。
チャック・ベリーのtalkin' about youのカヴァーを含む。

1997年5月にはコロンビアから再リリースされた。
マシュマロ・モンスターはPVも作られた。

wonder styleには初回盤・通常盤・再発盤があり、それぞれジャケットや帯、レーベル面の色が異なる。
アナログ盤では裏ジャケで再発盤のCDのジャケット裏側と、TMGEのメンバーが着ているTシャツのマークがお揃い。
英国空軍の使用するターゲットマーク。
このマークは ザ・フー が60年代に多様し、モッズもファッションで使用するようになった。

アナログ盤でも発売された。
2000年にアナログ盤で再発された。
(アナログ盤の中古市場のwonder styleはほとんど再発盤で、オリジナル盤は中古市場にほとんどない。)

wonder style tour
1995年11月27日から1996年1月19日まで。
8都市で全10公演が行われた。

ミニアルバム wonder style リリース時にはすでにメジャーデビューすることが決まっていて、アルバム cult grass stars を制作していた。
 
1996年1月19日、渋谷クラブクアトロ
2週間後のデビューに際してプロモーションを兼ねたコンベンションライヴが行われた。
音楽関係者が多く詰めかけた。
終演後の挨拶で、チバユウスケは「日本の音楽シーンをダメにしたのはお前らだ」と多くの音楽関係者の前で言い放った…。

1996年2月、TMGEはシングル 世界の終わり でメジャー・デビューした。

シングル 
世界の終わり

1996年2月リリース。
世界の終わり はもともとチバユウスケが書いていたいた曲で、まだクハラカズユキウエノコウジTMGEに加入する前だっな。
世界の終わり はクハラカズユキウエノコウジそしてアベフトシの演奏でTMGEの曲として完成した。
メジャー・デビュー・アルバムのためにロンドンでレコーディングされた。
世界の終わり (Smash hits Version)としてシングル・ヴァージョン。

チバユウスケの詩集ビートのコメントには 世界の終わり はもともとTMGEのために書かれた曲ではなかった、と記されている。
世界の終わり はTMGEのメジャーデビュー曲であり、TMGEのラスト・ライヴでは最後に演奏された曲でもある。

カップリングはキング。
アルバム cult grass stars にも収録された曲。

アルバム
cult grass stars

1996年3月リリース。
ロンドンでレコーディングされたアルバムで、エンジニアはクリス・ブラウン。
全13曲。
アルバムジャケットはカウボーイジャンキーズのアルバムTHE TRINITY SESSIONのパロディ。

世界の終わり は (primitive version)として収録されたアルバム・ヴァージョン。

ブラック・タンバリン はライヴ・アルバム MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!! にも収録されていたが、歌詞が一部異なる。

ブラック・タンバリン

トカゲ

I was walkin’ & sleepin’

Dallas fried chickenとremember Amsterdamはインスト。

アナログ盤では2枚組でリリースされた。
全14曲。
Dallas fried chickenがDallas fried chicken (devil impression version)として、そしてCDには未収録のBack to 57が収録された。

cult grass stars tour
1996年3月29日から5月7日まで。
13ヶ所で13公演が行われた。

シングル
キャンディ・ハウス

1996年8月リリース。

カップリングはオートマチック(トランジスタ・バージョン) 、スイミング・ラジオ(Live)、ステッピン・ストーン(Live) 。
オートマチック(トランジスタ・バージョン) は歌詞がautomaticしかなく、ほぼインスト。
ステッピン・ストーン(Live) はモンキーズの(I'm Not Your) Steppin' Stoneのカヴァー。

アナログ盤はA面にキャンディ・ハウス、B面にオートマティック(blue hawaii version)。
オートマティック(blue hawaii version)はCD化されていない。

シングル
リリィ

1996年10月リリース。
VHSビデオ thee michelle gun elephant play maximum rockin' bluesと同時発売された。

カップリングは君に会いにゆこう と オートマチック(super Karaoke) 。

アナログ盤はA面にリリィ、B面にスロー を収録。

VHSビデオ
thee michelle gun elephant play maximum rockin' blues

1996年10月リリース。
シングル リリィ と同時発売された。
1996年5月7日、日清パワーステーション公演を収録。
最後にウエノコウジがカメラをまわして撮った打ち上げの様子の映像が収録されている。
2004年1月にDVD化され、特典映像としてライヴ映像10曲が追加収録された。
このビデオのデザインはザ・フーのアルバム LIVE AT LEEDSのパロディ。

アルバム
High Time

1996年11月リリース。
全12曲。
シングル キャンディ・ハウスは (texas style)として別ミックスを収録。

リリィはシングルの音源のまま収録された。

bowling machineとBaby,please go home ~ wave'33はインスト。

bowling machine

アナログ盤でもリリースされた。
アナログ盤ではタイトルは is this High Time ? で、曲順もCDとは異なる。
あとジャケット写真も異なっている。
全10曲を収録。

High Time Tour
1996年12月13日から1997年2月12日まで。
20ヶ所・全21公演が行われた。

WORLD STEREO LYNCH TOUR
1997年4月3日 -から6月20日まで。
14ヶ所・全17公演(ロンドンで4公演)が行われた。
1997年8月1日にはビデオ化され、2002年3月にDVD化された。
全13曲を収録。
冒頭の2曲はロンドン公演で収録された映像。

DVD-BOX THEE LIVE のDISC1にはWORLD STEREO LYNCH TOURより1997年5月17日、日比谷野音公演の完全版を収録。
一部の映像はWORLD STEREO LYNCH にも収録されている。
TMGEのワンマン公演としては最初で最後の野音ライブとなった。

シングル
カルチャー

1997年5月リリース。

カップリングはランドリー、カーテン、CISCO〜想い出のサンフランシスコ(She's gone) の3曲。
CISCO〜想い出のサンフランシスコ(She's gone)は
歌詞がCISCO!のみなのでインストに近い。

CISCO〜想い出のサンフランシスコ(She's gone)

カップリング曲はいずれもRUMBLEに収録された。

シングル
ゲット・アップ・ルーシー

1997年8月リリース。

カップリングはスピーカー、スパイダー スパイダー、深く潜れの3曲。
スパイダー スパイダーはインスト。
カップリングはいずれもRUMBLEに収録された。

アナログ盤では12インチシングルで発売された。

VHSビデオ
WORLD STEREO LYNCH~DOWN LOAD ROCKIN'MOVIE

1997年8月1日リリース。
全曲を収録。
2002年3月にはDVD化された。
DVD化の際に
全20曲を収録。

シングル
バードメン

1997年10月リリース。

個人的にはTMGEをはじめて耳にした曲だったと思う。
ドラム(特にシンバル)やギターがやたら音が大きくて。
この時はインダストリアルあるいはシンセをガンガン使っているような音楽を主に聴いていたと思う。
そんな時期にTMGEを耳にしてカッコいいと思ってしまったんだよな…。

カップリングはロマンチック(ターキー・ブランチ・ヴァージョン) 。
アルバム Chicken Zombiesには Broiler Dinner Version としてヴァージョン違いで収録されている。

アルバム
Chicken Zombies

1997年11月リリース。
全13曲。
初回盤は裏ジャケの色が黒で、通常盤は紫。
ジャケットデザインはブルーチアーのアルバム Vincebus Eruptum のパロディ。
シングルのカルチャー、ゲット・アップ・ルーシー 
はアルバム・ヴァージョンで収録された。
バードメンはシングル・ヴァージョンのまま。
カップリング曲 ロマンチック(ターキー・ブランチ・ヴァージョン)はロマンチック (Broiler Dinner Version) としてヴァージョン違いで収録された。
ブギーはPVが制作された。

ロシアン・ハスキー

]

アナログ盤でも発売された。
アナログ盤のジャケット写真はザ・フーのアルバムODDS & SODS のジャケットのパロディ。
ザ・フーはR・O・C・KだったけどTMGEは…。

COW 5はCD盤とは異なる別テイクが収録された。

WORLD CHICKEN ZOMBIES TOUR
1998年1月7日から4月24日まで30都市・全52公演が行われた。
WORLD CHICKEN ZOMBIES TOUR in the U.K. 
1998年5月14日から20日までロンドン3ケ所、マンチェスター1カ所、ブライトン1カ所でライヴが行われた。

WORLD CHICKEN ZOMBIES TOUR最終日の1998年2月1日に行われた赤坂BLITZでのライヴの完全版。
2010年1月20日に発売されたDVD-BOX THEE LIVE のDISC6に収録された。

シングル
VIBE ON! / あんたのどれいのままでいい

1998年1月、ライヴ会場限定で発売されたアナログ盤のEP。
青盤と赤盤の2種類があり、シリアルナンバー入り。

後にVIBE ON! はベスト盤 TMGE 106 に収録され、あんたのどれいのままでいい はGRATEFUL TRIAD YEARS DELUXE EDITIONの初回特典ディスクに収録された。

VIBE ON! 

thee michelle gun elephant vs The Bristolsとして
Toe Rag Studioを設立したリアム・ワトソンのバンド、ザ・ブリストルズとTMGEのスプリット・シングル。
新宿Vinyl Japanより青盤・透明盤・通常盤が発売された。
A面にTMGEのVIBE ON! 、B面にザ・ブリストル
のOur Love Will Still Be There(トロッグスのカヴァー曲)を収録。

1998年9月、thee michelle gun elephant vs JIGHEADとしてTMGEとJIGHEADのスプリット・シングルが発売された。
新宿Tiger Holeより3000枚限定で発売。
A面にTMGEのJab、B面にJIG HEADのTop Water Pluggerを収録。

VHSビデオ
FILM STARS REVENGE! 

1998年5月リリース。
Chicken Zombiesまでに制作されたPVをすべて収録。
2002年3月にDVD化された。

THEE MICHELL GUN ELEPHANT
フジロックフェスティバル
1998年

1. CISCO
2. G.W.D
3. ゲット・アップ・ルーシー
4. アウト・ブルーズ
5. ギヴ・ザ・ガロン
6. ハイ!チャイナ!
7. カルチャー
8. バードメン
9. VIBE ON!

シングル
G.W.D

1998年8月リリース。
ロンドンで録音された。

カップリング曲はジャブ。
ほぼインストの曲。

アナログ盤はA面がG.W.D、B面はSICK ON YOU。
SICK ON YOUはボーイズのカヴァー曲。
SICK ON YOUは2000年にリリースされたコンピ、LONDON NITE 20th anniversary EXTRAXに収録された。
LONDON NITE 20th anniversary EXTRAXは大貫憲章プロデュースのDJイベントの20周年記念盤としてリリースされた。
ブルーハーツの情熱の薔薇、レピッシュのパヤパヤ、ラフィンノーズのCome On Feels the Noise、
モッズのTHE LAST TIME、シナロケのYou may Dreamなどが収録された。

シングル
アウト・ブルーズ

1998年9月リリース。
オリジナル・アルバム未収録曲。
ベスト盤 TMGE 106に収録された。

カップリングはボーイズのカヴァー、SODA PRESSING。

シングル
スモーキン・ビリー

1998年11月リリース。

カップリング曲はジェニー。

アルバム
ギア・ブルース

1998年11月リリース。
全14曲。
シングル曲 G.W.D は東京で再録されたのが収録された。
シングル スモーキン・ビリー を収録。
フリー・デビル・ジャムとブライアン・ダウンはPVが作られた。

ダニー・ゴー

海外盤はスモーキン・ビリーのカップリング曲ジェニーが追加収録された全15曲。

アナログ盤でも発売された。
LP2枚組。
ダニー・ゴーはアウトロが追加された。
このヴァージョンはcomeではベスト盤 THEE GREATEST HITSに収録された。

個人的にはじめて買ったTMGEのCDだったと思う。
確かスモーキン・ビリーを聴いてレコファンで購入したはず。

WORLD PSYCHO BLUES TOUR   ALL STANDING! MAXIMUM!!
1998年12月13日~1999年年1月17日横浜アリーナまで8ヶ所10公演が行われた。
すべてオールスタンディングで行われ、ちなみにこの時の横浜アリーナ公演は横浜アリーナ初のオールスタンディングというライヴとなった。
この時のライヴの模様は1999年5月にDVD WORLD PSYCHO BLUES として発売された。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 
WORLD PSYCHO BLUES TOUR
ALL STANDING! MAXIMUM!!
横浜アリーナ
1999年1月17日

SE 荒野の1ドル銀貨
1. ウエスト・キャバレー・ドライブ
2. カルチャー
3. ドッグ・ウェイ
4. スモーキン・ビリー
5. ハイ!チャイナ
6. ボイルド・オイル
7. アウト・ブルース
8. サタニック・ブン・ブン・ヘッド
9. ギヴ・ザ・ガロン
10. G.W.D
11. アッシュ
12. ソウル・ワープ
13. ホテル・ブロンコ
14. キラー・ビーチ
15. ゲット・アップ・ルーシー 
16. ブライアン・ダウン
17. 深く潜れ
18. ジャブ
19. フリー・デビル・ジャム
20. バードメン
21. ダニー・ゴー
22. ジェニー

WORLD GEAR BLUES TOUR
1999年4月2日千葉LOOKから8月6日赤坂BLITZまで全国40ケ所・全62公演が行われた。
8月6日赤坂BLITZWOWOWで中継され、後にDVD THEE LIVE のディスク4として収録された。
その後は8月27日から10月4日にはイギリスで4ケ所、アメリカで17ヶ所の公演が行われた。
TMGEにとっては最長のツアーとなった。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 
WORLD GEAR BLUES TOUR
1999年8月6日
赤坂BLITZ

1. サタニック・ブン・ブン・ヘッド
2. ロシアン・ハスキー
3. ヤング・ジャガー
4. フリー・デビル・ジャム
5. ドッグ・ウェイ
6. アッシュ
7. G.W.D
8. ソウル・ワープ
9. ボイルド・オイル
10. ゲット・アップ・ルーシー 
11. モナリザ
12. VIBE ON!
13. ブギー
14. ラプソディー
15. キャンディ・ハウス 
16. 深く潜れ
17. CISCO~思い出のサンフランシスコ(She's gone)
18. カルチャー
19. スモーキン・ビリー
20. ジェニー
21. REMEMBER AMSTERDAM
22. 君に会いにゆこう
23. BABY,PLEASE GO HOME
24. 世界の終わり

ベスト・アルバム
RUMBLE

1999年8月リリース。
全11曲。
収録曲はシングルでリリースされてアルバムには未収録の曲が集められた。
初回盤は紙ジャケット仕様。
収録曲は発売順に並んでいる。
アナログ盤でも発売された。

イギリスではCDと10インチシングルで発売された。
全4曲。
A面にスモーキン・ビリーと G.W.D.、B面にハイ!チャイナ!とBowling Machine (Live)。
Bowling Machineはダブリンでのライヴ音源。

7インチシングル
WEST CABARET DRIVE

1999年9月、アメリカのみで発売されたアナログ・シングル。
初回プレスのみクリアーブルーのカラーヴァイナル。
A面にWEST CABARET DRIVE、B面にスモーキン・ビリー と CISCO を収録。

1999年4月、ルースターズのトリビュート・アルバム RESPECTABLE ROOSTERS -a tribute to the roosters- に参加。
TMGEはDo The Boogieをカヴァーした。
ちなみにルースターズのトリビュート・アルバムは2005年にもRESPECTABLE ROOSTERS→Z a-GOGO が発売されていて、2009年には2枚のトリビュート・アルバムをまとめてCD2枚組で再リリースされた。

シングル
GT400

2000年2月リリース。
初回盤は光沢紙が使用されたデジパック

カップリングはモナリザ
アルバム未収録曲だが、ロデオ・タンデム・ビート・スペクターの海外盤に収録された。

アルバム
カサノバ・スネイク

2000年3月リリース。
全15曲。
初回盤はピクチャーレーベル仕様。
アルバムジャケットのデザインはルースターズのアルバム Insane のパロディ?

夜明けのボギーはインスト。
リボルバー・ジャンキーズはPVが制作された。

リボルバー・ジャンキーズ

デッド・スター・エンド

]

ドロップ

TMGE EUROPE TOUR 2000
2000年4月14日から4月21日まで行われたヨーロッパ・ツアー。
ロンドン、パリなどで行われた。

WORLD CASANOVA SNAKE TOUR 
2000年5月6日から7月26日まで国内30都市・全43公演が行われた。

いわゆるペットボトル事件。
Zepp TOKYO公演
投げられたペットボトルがボーカルのチバユウスケの腹部に当たってしまい、チバユウスケはその場でしばらくしゃがみこんでいた。
バックの演奏は続いたが、会場の雰囲気は悪くなった。
アベフトシにもタオルが投げられたり、他のメンバーも不快な表情を見せたり。
チバユウスケは「ハッピーな 気持ちは分かるけど、物投げんなよ。結構効いたぜ。物投げねえで、おまえらが飛んで来い!」と言ったが、残念ながらその後も物が投げられていた…。
その後も観客から物を投げられてライヴが中断したこともあり、TMGEのライヴにはペットボトルの持ち込みが禁止になった。

ツアー最終日の7月26日には赤坂BLITZにて行われ、この時のライヴ映像はWOWOWにてオンエアーされた。
2010年1月20日にリリースされたDVD-BOX THEE LIVEのディスク2に収録された。
ライブ音源はCASANOVA SAID "LIVE OR DIE" としてCD化された。

DVD 
FILM STARS NOT DEAD

2000年7月リリース。
アルバム ギヤ・ブルース と カサノバ・スネイクのPV6曲とライヴ映像4曲を収録。

2000年7月29日、FUJI ROCK FESTIVAL2日目に出演。
TMGEはGreen Stageのトリ、つまりヘッドライナーを務めた。
ちなみに前日のヘッドライナーはBLANKEY JET CITYだった。

THEE MICHELL GUN ELEPHANT
フジロックフェスティバル 00 Green Stage
2000年7月29日

1. CISCO
2. デッド・スター・エンド
3. ダスト・バニー・ライド・オン
4. カルチャー
5. プラズマ・ダイブ
6. フリー・デビル・ジャム
7. ゲット・アップ・ルーシー
8. アウト・ブルーズ
9. ドロップ
10. ベガス・ヒップ・グライダー
11. G.W.D
12. ベイビー・スターダスト
13. GT400
14. スモーキン・ビリー
15. ヤング・ジャガー
16. リボルバー・ジャンキーズ

アンコール
17. 世界の終わり

シングル
ベイビー・スターダスト

2000年9月リリース。
ジャケットはピンク・フロイド 夜明けの口笛吹き のパロディ。

カップリングはベガス・ヒップ・グライダー と 武蔵野エレジー の2曲。
いずれもオリジナル・アルバムには未収録。
ベガス・ヒップ・グライダーはCASANOVA SAID "LIVE OR DIE"とLAST HEAVEN’S BOOTLEGでライヴ・ヴァージョンが聴ける。
武蔵野エレジー はインスト曲で、ベスト盤 GRATEFUL TRIAD YEARSに収録された。

2000年11月20日、渋谷ON AIR EASTにてウィルコ・ジョンソンとパイレーツのライヴがあった。
先にウィルコ・ジョンソン、後でパイレーツ。
パイレーツのステージではPlease, Don't Touchの演奏時にはアベフトシが参加した。
パイレーツのみでアンコールがあった。
この時のライヴの模様は、ウィルコ・ジョンソン、パイレーツ、それぞれLIVE IN JAPAN, 2000としてCD化された。
もちろんアベフトシが参加した模様も聴くことができる。

ベスト・アルバム
TMGE 106

2000年12月13日リリース。
ライヴ・アルバム CASANOVA SAID "LIVE OR DIE"と同時にリリースされた。
全17曲を収録。
アルバム未収録のシングル曲とそのカップリングが多く収録された。
発売当時の広告にはTRIADの担当者がレコード会社の都合で出されたベスト、ということ、そしてメンバーの意向で RUMBLE 収録曲は除外された、とのことが記されていた。
TMGE 106とは、メジャーデビュー後に発表されたTMGEの楽曲がこの時に106曲だったかららしい。
アルバムジャケットのデザインはザ・パイレーツのアルバム Out Of Their Skullsのパロディ。

2001年には北米でCOLLECTIONとしてリリースされた。
ジャケは日本盤とほぼ同じで、タイトルはCOLLECTIONとなった。
日本盤とは収録曲・曲順は少し異なる。
全17曲。
個人的にはこっちをレコファンで購入した。

THEE MICHELL GUN ELEPHANT
COLLECTION
収録曲
1. Pinhead Cramberry Dance
2. Young Jaguar
3. Hi! China
4. Smokin' Billy
5. Lily
6. Out Blues
7. Why Do You Want To Shake?
8. Blue Nylon Shirts (From Balcony)
9. Black Tambourine
10. Boogie
11. The Birdmen
12. Baby, Please Go Home
13. Vibe On!
14. Revolver Junkies
15. World's End (Primitive Version)
16. GT400
17. Cisco

ライヴ・アルバム
CASANOVA SAID "LIVE OR DIE"

2000年12月13日リリース。
ベスト・アルバム TMGE 106と同時にリリースされた。
WORLD CASANOVA SNAKE TOURの最後に行われた2000年7月26日赤坂BLITZ公演をライヴ収録。
全20曲。
初回盤のみアンコールで演奏された4曲を収録した8cmCD付き。

シングル
Plasma Dive E.P

2000年5月にUKでDamaged Goodsレーベルからリリースされたシングル。
CDと7インチシングルと10インチシングルで発売された。
全4曲。
収録曲はPlasma Dive、Get up Lucky、Killer Beach、Cisco
ジャケットはアルバム カサノバ・スネイクのTMGEのメンバー4人が立ってるジャケの別バージョン?で中のピクチャーCDは💀一人のドアップの写真…。
その💀が気色悪い。
7インチと10インチはその💀がジャケットになっている。

シングル
MICK GREEN with THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
KWACKER

2001年3月1日リリース。
自己レーベルTRIPPIN' ELEPHANT RECORDSから発売されたシングル。
ザ・パイレーツのギタリスト、ミック・グリーンとアベフトシウエノコウジクハラカズユキTMGEの3人によるコラボで、チバユウスケは参加していない。
全3曲。
収録曲はいずれもインスト。
KWACKER、PETER GUNN(1952年のテレビドラマ、ピーター・ガンのテーマ曲のカヴァー。ヘンリー・マンシー作曲)、WONDER STYLE(インディーズ時代のインストをセッションしたもの)。

シングル
暴かれた世界

2001年3月リリース。
初回盤はカラーピクチャーレーベル仕様。

カップリング曲はセプテンバー・パンク・チルドレン。←インストで、チバユウスケが少しピアノを弾いている。
アナログ盤もリリースされた。

アルバム
ロデオ・タンデム・ビート・スペクター

2001年5月リリース。
全13曲。
先行シングル曲 ベイビー・スターダスト、暴かれた世界を収録。

シングル曲 暴かれた世界 の歌詞にアルバム・タイトルがある。
また、シトロエンの孤独には歌詞にアルバム・タイトルを日本語にした一節がある。

ゴッド・ジャズ・タイム と 赤毛のケリー のPVが作られた。

アナログ盤でもLP2枚組で発売されたが、CDとは曲順が異なる。
リタ はアレンジが異なるヴァージョンが収録された。

TMGE YOYOGI RIOT 0523
2001年5月23日、アルバム ロデオ・タンデム・ビート・スペクターが発売された同日、代々木オリンピックプラザにてフリーライブが行われた。
当日にドキュメントを含めてスペースシャワーTVでオンエアされた。
2010年1月20日に発売されたDVD-BOX THEE LIVEのディスク3に収録された。

WORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOUR
2001年6月16日から11月17日まで32都市・全43公演が開催された。 
最終日の11月17日幕張メッセ公演のライヴ映像はDVD-BOX THEE LIVEのディスク7に収録された。

2001年末にはチバユウスケは期間限定のバンドとしてROSSOを結成した。
メンバーはチバユウスケ照井利幸とMASATO。
4月にはアルバム BIRD をリリースした。
その後は2002年8月までライヴ活動し、それからTMGEの活動へと戻った。
ROSSOはTMGEの解散後にはメンバー4人となって2006年まで活動した。

DVD
GOD JAZZ TIME

2002年3月リリース。
WORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOURでのライヴ映像とPV2曲。
全17曲を収録。
DVDのみの映像特典として リボルバー・ジャンキーズを含む。

アルバム ロデオ・タンデム・ビート・スペクター リリース後にレコード会社がコロンビアからユニバーサル・ミュージックに移籍。

WHERE IS SUZIE? TOUR 
2002年9月6日から全11公演行われた。
2002年10月3日、ZEPP東京でのライブの映像はDVD-BOX THEE LIVEのディスク5に収録された。

2001年10月にジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスで来日し、11月5日の公演終了後にはTMGEのメンバーが訪れて初対面している。

TMGEがイギリス公演を行った際にジョー・ストラマーの知人が観ていて、ジョー・ストラマーはその話を聴いていた。
それでジョー・ストラマーTMGEのCDを聴いてすっかり気に入ったらしい。
ジョー・ストラマーのインタビューでTMGEのことを語ったことがあったのを読んだ記憶がある。
クラッシュについてはTMGEのメンバーは基本的にファンだったようで、アベフトシはファースト・アルバム cult grass starsをロンドンで録ったときに道を歩いていて、その前をジョー・ストラマーが歩いていた。
バッと前へまわり込んで「握手してください」と握手してもらったらしい。
写真も撮らしてもらったが、カメラにはフィルムがなかったとか…。
1999年にTMGEがツアーでロンドンへ行った時にノッティング・ヒルカーニヴァルが行われていて、そこでチバユウスケウエノコウジがギャズ・メイオールとジェイソン・メイオールに再会。
ポール・シムノンがいる、と教えられてポール・シムノンに写真撮らしてくれ、サインしてくれってことでサインしてもらったらしい。
ウエノコウジはGジャンにサインしてもらったが、Gジャンを洗濯したらサインは消えてしまったとか…。

ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスは2002年にも来日した。
9月28日、Zepp Fukuoka公演。
ユダ、TMGEジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスという順番でライヴを行った。
ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスの演奏時にはTMGEも客席から観ていたという。

ジョー・ストラマーはこの年の12月22日にはロンドンの自宅で死去した…。
2004年に公開されたジョー・ストラマードキュメンタリー映画 Let's Rock Again! は2001年USツアーと2002年の日本公演の映像が使用された。
映画的には1時間くらいしかないのがちょっと…。

ベスト・アルバム
GRATEFUL TRIAD YEARS

2002年12月リリース。
レーベル移籍にともない発売されたベスト盤。
初回盤はCD3枚組。
DISC3はrare tracksとしてあんたのどれいのままでいい やデモ音源などなど全6曲が収録された。
通常盤はCD2枚組。
DISC1は1995-1997、DISC2は1998-2002としてそれぞれ15曲が収められた。
のちにDISC1、DISC2はそれぞれ単品でも発売された。

シングル
太陽をつかんでしまった

2002年12月リリース。
ベスト・アルバム GRATEFUL TRIAD YEARS と同日に発売された。

初回盤(CD+DVD)と通常盤でリリースされた。
翌年1月には12インチ・レコードが発売された。
太陽をつかんでしまった は8分28秒もある曲。

カップリングはヴァレンタインとblue nylon shirts (Live) 。
blue nylon shirts (Live) は2002 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Where is Susie? TOUR のZEPP TOKYOでのライブ音源を収録。
CD+DVDのDVDには水色の水 (Live)、ベガス・ヒップ・グライダー (Live)を収録。
いずれも 2002 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Where is Susie? TOUR のZEPP TOKYOでの映像。

アナログ盤にはA面に太陽をつかんでしまった、B面にヴァレンタイン が収録された。

アルバム
SABRINA HEAVEN

2003年3月リリース。
全10曲。
先行シングル 太陽をつかんでしまった を収録。
太陽をつかんでしまった は8分30秒近く、マリアと犬の夜 は7分50秒以上、サンダーバードヒルズ は8分30秒以上ある曲。

ラスト曲のNIGHT IS OVER はインスト。
2003年6月にインディーズからリリースされたシングル Girl Friend の原曲となった。

ブラック・ラブ・ホール

ブラッディー・パンキー・ビキニ

シングル
Girl Friend

TMGE自身のレーベル TRIPPIN' ELEPHANT RECORDS から2003年4月にライヴ会場でCDとシングル盤で販売された。
6月には一般でも発売されていた。
収録曲は一曲のみ。
アルバム SABRINA HEAVEN に収録されたインスト
NIGHT IS OVERに歌詞をつけて歌った曲。
ライヴでは一度だけ歌われ、その音源はライヴ・アルバム LAST HEAVEN'S BOOTLEG に収録された。

アナログ盤も12インチシングルで発売。
B面にはGIRL FRIEND (THE LOVE GROCER DUB REMIX)を収録。
イギリスのLOVE GROCERによるダブMIX。
CD化はされていない。

WILD WILD SABRINA HEAVEN TOUR
2003年4月7日横浜ベイ・ホールから6月21日沖縄ダンス・クラブ松下まで全国27都市・全36公演が行われた。
6月14日ZEPP TOKYO公演はM-ON!で収録されて60分の番組としてオンエアされた。
この時の映像は2010年1月20日にリリースされたDVD-BOX THEE LIVEのディスク8に収録された。

ミニ・アルバム
SABRINA NO HEAVEN

2003年6月リリース。
全6曲。
SABRINA HEAVEN と同時期にレコーディングされた。
同時期にレコーディングされた曲はSABRINA HEAVEN、GIRL FRIEND、SABRINA NO HEAVENにそれぞれ振り分けられたわけだ。
チェルシー、水色の水 は前年のWHER IS SUZIE? TOURで披露していた曲。
ラスト曲 夜が終わる はインスト。
SABRINA HEAVEN収録の NIGHT IS OVER とヴァージョン違い。

ミッドナイト・クラクション・ベイビー

デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ

2003年6月27日にはミュージックステーションに初出演。
デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ を演奏した。
また、その日はt.A.T.uがドタキャンしたために番組の最後ではTMGEがミッドナイト・クラクション・ベイビーを演奏した。

8月31日、ファンクラブの会員向けに送った封書でTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT は解散することを通知。
翌9月1日にはTMGEの公式サイトで公式に発表された。
9月5日にはミュージック・ステーションに出演し てエレクトリック・サーカス を披露した。
これがTMGEにとって最後のテレビ出演となった。

TMGEの最後のツアー LAST HEAVEN TOURは2003年9月23日から10月11日まで行われた。
9月25日、京都磔磔公演はテレビカメラが入り、撮影されていた。
10年後の2013年9月25日にはBlu-ray/DVD化されている。
TMGEのラスト・ライヴとなった10月11日の幕張メッセ公演はテレビカメラが入って全編が撮影された。
また、LAST HEAVEN TOURでの写真集が2003年11月22日、LAST HEAVENとして発売された。
2015年5月20日には改めて写真が手焼きされ、未発表の写真を追加した全400ページの写真集THEE MICHELLE GUN ELEPHANT −LAST HEAVEN− として発売された。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 
LAST HEAVEN TOUR
磔磔
2003年9月25日

1. トカゲ
2. バードメン
3. 暴かれた世界
4. カルチャー
5. 赤毛のケリー
6. 太陽をつかんでしまった
7. ストロベリー・ガーデン
8. キャンディ・ハウス
9. G.W.D
10. キラー・ビーチ
11. ベイビー・スターダスト
12. 世界の終わり
13. エレクトリック・サーカス
14. ゲット・アップ・ルーシー
15. アッシュ
16. プラズマ・ダイブ
17. GT400
18. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
19. リボルバー・ジャンキーズ
20. ダニー・ゴー 

アンコール1
21. HI! CHINA!
22. 深く潜れ
 
アンコール2
23. リリィ

シングル
エレクトリック・サーカス

2003年10月11日リリース。
ライヴではすでに披露されていたが、TMGEのラスト・ライヴが行われた当日にシングルとして

発売された。

カップリング曲はデビル・スキン・ディーバ。

エレクトリック・サーカスはTMGEのラスト・ライヴでも演奏され、その音源はライヴ・アルバム LAST HEAVEN'S BOOTLEG に収録された。

TMGEのラスト・ライヴは2003年10月11日、幕張メッセにて行われた。
当日の模様はDVD BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN として2003年12月3日に発売された。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 
LAST HEAVEN TOUR
幕張メッセ展示場ホール 9・10・11
2003年10月11日

1. ドロップ
2. ゲット・アップ・ルーシー
3. バードメン
4. デッド・スター・エンド
5. strawberry garden
6. アッシュ
7. フリー・デビル・ジャム
8. デッドマンズ・ギャラクシー・デイ
9. I was walkin' & sleepin'
10. ブラック・タンバリン
11. 深く潜れ
12. カルチャー
13. ブギー
14. 赤毛のケリー
15. ゴッド・ジャズ・タイム
16. エレクトリック・サーカス
17. ミッドナイト・クラクション・ベイビー
18. ベイビー・スターダスト
19. スモーキン・ビリー
20. リリィ

アンコール1
21. GT400
22. リボルバー・ジャンキーズ
23. ジェニー

アンコール2
24. 世界の終わり

ライヴ・アルバム
LAST HEAVEN'S BOOTLEG

2003年12月リリース。
DVD BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN と同日に発売された。
TMGEの最後のツアー LAST HEAVEN TOUR11ヶ所・全13公演でのライヴ音源からまとめられた。
CD2枚組・全31曲。

トカゲ

世界の終わり

DVD
a filmography of THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
the complete PV collection 
TRIAD YEARS 1995-2002

2004年1月21日リリース。
コロンビア在籍時に制作されたPVを完全収録。
ベスト・アルバム TMGE106 発売時に作成されたPV  世界の終わり(Primitive Version) を含む。

特典映像として当時のTV-SPOTを15本収録。
全23曲/103分。

1. mashmallow monster
2. 世界の終わり (Smash hitsVersion)
3. ブラック・タンバリン
4. キャンディ・ハウス
5. リリィ
6. カルチャー
7. ゲット・アップ・ルーシー
8. バードメン
9. ブギー
10. G.W.D
11. アウト・ブルーズ
12. スモーキン・ビリー
13. フリー・デビル・ジャム
14. ブライアン・ダウン
15. CISCO~思い出のサンフランシスコ(She's gone)
16. GT400
17. リボルバー・ジャンキーズ
18, ベイビー・スターダスト
19. 世界の終わり (Primitive version)
20. 暴かれた世界
21. 赤毛のケリー
22. 赤毛のケリー (TMGE YOYOGI RIOT! 2001523)
23. ゴッド・ジャズ・タイム

24. キャンディ・ハウス -TV-SPOT- 
25. カルチャー -TV-SPOT- 
26. ゲット・アップ・ルーシー -TV-SPOT- 
27. バードメン -TV-SPOT- 
28. film star revenge -TV-SPOT-
29. G.W.D. -TV-SPOT- 
30. アウト・ブルーズ -TV-SPOT-
31. スモーキン・ビリー -TV-SPOT- 
32. WORLD PSYCHO BLUES (15" version) -TV-SPOT- 
33. WORLD PSYCHO BLUES (60" version) -TV-SPOT- 
34. RUMBLE -TV-SPOT- 
35. GT400 -TV-SPOT- 
36. ベイビー・スターダスト -TV-SPOT- 
37. TMGE106、CASANOVA SAID LIVE OR DIE -TV-SPOT- 
38. GOD JAZZ TIME -TV-SPOT- 

DVD
WHO KILLED THE FILM STARS? 

2004年1月21日リリース。
ユニバーサル在籍時に制作されたPVを完全収録。

1. ブラック・ラブ・ホール
2. 太陽をつかんでしまった
3. ブラッディー・パンキー・ビキニ
4. ミッドナイト・クラクション・ベイビー
5. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
6. エレクトリック・サーカス
7. マリオン
8. ブラック・ラブ・ホール (10.3 verison)
9. 太陽をつかんでしまった (straight version)
10. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ (self controlled version)
11. 7 TIMES JUNCTION… SPOT COLLECTION… etc

2009年7月22日にアベフトシが亡くなった。
享年42。
TMGE解散後もギタリストとして参加したり、バンドを組んだりしていたが、晩年はペンキ屋として生計を立てていたらしい。
シーナ&ロケッツとウエノコウジのバンド、Radio Carolineの対バンライヴがあり、アベフトシは客として見に行ったが、
シーナ&ロケッツの広島公演のライヴにゲストとして演奏したこともあった。
2008年12月29日~31日には代々木第二体育館で吉川晃司のライヴ 25th Year's Eve Liveにゲスト・ギタリストとして出演。
CRACK、Black Corvette '98とBE MY BABYで演奏していた。
吉川晃司のアルバムDouble-edged swordの初回限定盤のディスク2に収録されている。
この音源がアベフトシの生前最後のライヴ音源となった。
アベフトシと吉川晃司は共に広島出身。
アベフトシは吉川晃司からライヴに出演することを要請されたその席で殴り合いのケンカになったらしい。
アベフトシは翌日に謝罪してオファーを快諾していた。
なお、アベフトシが亡くなった日に吉川晃司のアルバムDouble-edged swordが発売された。

アベフトシ追悼プロジェクト として FOREVER MICHELLE -Final works of rockin' blues- が始動した。

・THEE GREATEST HITS(初回盤 3CD+DVD / 通常盤3CD)を発売。
・DVD-BOX THEE LIVE (DVD12枚組)を発売。
・THEE MOVIE -LAST HEAVEN 031011-、公開。
・THEE SCENE -LAST HEAVEN 031011-、公開。

2023年11月26日にチバユウスケが亡くなったことを受けてTHEE MOVIE -LAST HEAVEN 031011-
は2023年12月22日から追悼上映された。

ベスト盤
THEE GREATEST HITS

2009年12月16日リリース。
CD2枚組。
初回盤は2CD+DVD+100P写真集という仕様。

TMGEのリリースは2003年12月のライヴ・アルバム LAST HEAVEN'S BOOTLEG 以来となる。
リリース日の12月16日はアベフトシの誕生日。

TMGE的にコロンビアでベスト盤はリリースされたが、コロンビアとユニバーサルの音源をまとめたベスト盤は初めてだった。
DVDにはTMGEが過去のテレビ出演時の映像をまとめて収録。

DVD
THEE LIVE

2010年1月20日リリース。
DVD10枚+ボーナスディスク2枚でDVD12枚組のボックスセット。
テレビ収録されて放送されたライヴ映像をまとめたボックス。

DISC1 
WORLD STEREO LYNCH TOUR 
日比谷野外音楽堂
(1997年5月17日)

TMGE唯一のワンマンでの野外公演を収録。

DISC2 
WORLD CASANOVA SNAKE TOUR FINAL 
赤坂BLITZ(2000年7月26日)

CASANOVA SAID  LIVE OR DIE としてCD化された公演の映像版。
WOWOWにてオン・エアされた。

DISC3 
TMGE YOYOGI RIOT!
(2001年5月23日)

アルバム ロデオ・タンデム・ビート・スペクター 発売日に国立代々木競技場オリンピックプラザにて行われたTMGE YOYOGI RIOT 2001523 の模様を収録。
雨天の中2万人を動員したライヴをドキュメントを含めてSSTVでオン・エアされたものを再編集。

DISC4 
WORLD GEAR BLUES TOUR 
赤坂 BLITZ
(1999年8月6日)

TMGEのツアーとしては最長のツアーとなったWORLD GEAR BLUES TOURより1999年8月6日、赤坂BLITZでのライブを収録。
WOWOWにてオン・エアされた。

DISC5
WHER IS SUZIE? TOUR 
ZEPP東京
(2002年10月3日)

2002年、全12公演が行われたWhere is Suzie? Tourより10月3日のZEPP東京でのライヴを収録。

DISC6
WORLD CHICKEN ZOMBIES TOUR 
赤坂 BLITZ
(1998年2月1日)

World Chicken Zombies Tourよりツアーの前半、2月1日に行われた赤坂BLITZでのライブを収録。

DISC7
WORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER
幕張メッセ
(2001年11月17日)

2001年のWORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOURのファイナル、11月17日幕張メッセ公演を収録。

DISC8
WILD WILD SABRINA HEAVEN TOUR
 ZEPP東京
(2003年6月14日)

2003年のWILD WILD SABRINA HEAVEN TOURより6月14日ZEPP東京公演を収録。
M-ON!が収録し60分番組としてオンエアされたライヴ映像の完全版。

DISC9
"FUJI ROCK FESTIVAL" SESSIONS

TMGEが出演したフジロックフェスティバル'98、フジロックフェスティバル'00、フジロックフェスティバル'03でのライヴ映像を収録。

DISC10
"RISING SUN ROCK FESTIVAL" SESSIONS

'99、'01、'02の三回の出演を果たしたライジング・サン・ロック・フェスのセッション。日本のロック・フェスの胎動期のあふれんばかりの熱気と成熟の軌跡。

DISC11
ボーナスディスク1
"LIVE Y" SESSIONS

DISC12
ボーナスディスク2
QUATTRO MEETING '98 1998.7.1
渋谷 CLUB QUATTRO

THEE MOVIE -LAST HEAVEN 031011-。
2003年10月11日のラストライブとその舞台裏を映像化。
全国の映画館で上映された。

2010年2月17日にはTHEE MOVIE -LAST HEAVEN 031011-としてBlu-ray / DVDとして
発売された。
DVD / Blu-ray初回仕様のみ 、劇場パンフレット編集・縮刷版封入、ピクチャーレーベル、スリーブケース仕様で発売された。
劇場公開バージョンにアッシュ、フリー・デビル・ジャム、デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ、I was walkin' & sleepin'、深く潜れ の5曲の映像が追加された。

THEE SCENE -LAST HEAVEN 031011-はステージ・ショットのみを再編集してライヴハウスで上映されたもの、らしい。

2010年12月にはアベフトシ thee michelle gun elephant としてGUITAR MAGAZINEの別冊ムックが発売された。
月刊ギター・マガジン誌に掲載されたインタビューや鮎川誠との対談など、ギター・コレクションや機材の写真、チバユウスケや鮎川誠、ウィルコ・ジョンソン、ミック・グリーン、浅井健一らからの哀悼の言葉など…。
2019年7月22日にも復刻された。
アベフトシの命日に合わせて復刻された。)

2023年10月11日、つまりTMGEが解散してから20年のこの日、THEE MOVIE” LAST HEAVEN 031011の上映イベントが開催された。

DVD / Blu-ray 
BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN Ⅱ LAST HEAVEN TOUR 2003.09.25 at Kyoto TAKUTAKU

2013年9月リリース。
LAST HEAVEN TOUR2003より2003年9月25日、京都磔磔公演を収録。
キャパ的にチケットの入手が困難で、他の会場とはセットリストが異なっていた。 
ライヴからちょうど10年後の当日にリリースされた。
初回限定盤のデラックス・エディションはDVD+2CD+ライヴ写真ブックレット+ポストカードという仕様。
通常版はDVDあるいはBlu-rayで発売された。

2023年11月26日にチバユウスケが亡くなった。
享年55。
葬儀が行われた後の12月5日に亡くなったことが公表された。
2023年4月には食道がんと診断され、治療に専念するため当面の間休養すると発表していた。
媒体にもよるが元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの~として発表されたのがほとんどだったと思う。
チバユウスケTMGEの後にもROSSO、The Birthday、ソロプロジェクトのSNAKE ON THE BEACH、THE GOLDEN WET FINGERSとめっちゃ活動していた印象なのだけど。