ムーンライダーズ について その2

個人的に、ムーンライダーズの好きなアルバムは、マニラ・マニエラ、最後の晩餐、そして、ムーンライダーズの夜、である。
ムーンライダーズはファンハウスに移籍し、ミニアルバム2枚の後にリリースしたアルバムが、ムーンライダーズの夜。
冒頭の2曲、PRELUDE TO HIJACKER、帰還~ただいま~ からして良いではないか。
Instant Shangri-La 、永遠のEntrance 、夜のButique あたりも聴かせる曲だし、圧巻は、 黒いシェパード 。
まさに、名曲。
黒いシェパードは2001年に坂本美雨がカヴァーしている。

坂本美雨
黒いシェパード
作詞 鈴木慶一
作曲・編曲 岡谷徹

こちらもよい。

アルバム ムーンライダーズの夜 のラストは Damn! MOONRIDERS でさらに、ボーナストラックの 冷えたビールがないなんて (INFRARED RYA MIX) 。
Damn! MOONRIDERSも作曲は岡田徹

その後のアルバム Bizarre Music For You は個人的にはいまいち。
アルバム 月面讃歌での他者によるアレンジ、アレンジ前のオリジナルとなるアルバム dis-coveredも面白かった。

で、ミニアルバム Six musicians on their way to the last exit のあと、アルバム Dire Moron TRIBUNE で イエローサブマリンがやってくるヤア!ヤア!ヤア! が、個人的にはなんかヤケクソみたいに聴こえていただけなかった。
その後、数年間はイエローサブマリンがやってくるヤア!ヤア!ヤア! によってムーンライダーズの新作を聴くことが出来なかったんだよね。
そしてアルバム Ciao! をもって、ムーンライダーズが活動休止とか。

ラスト・ファンファーレ。
作詞・作曲 かしぶち哲郎

傑作じゃないですか。

ムーンライダーズが解散ではなく、無期限活動休止ということで終焉を迎える。
まあ、その後も活動休止の休止。とかやったわけですが。
2020年には新作の発表などの告知もなされた。
かしぶち哲郎亡き後に新作とか、とも思ったのだけど、メンバー70歳超えのバンドだからなー。