ムーンライダーズ について

1991年といえば、ガンズ、レッチリU2メタリカ、マイケルジャクソン、マイブラ、プライマルスクリームといったところがアルバムをリリースした年。
個人的にはリリースされたことは情報として知っていたはずだけど、この年に入手していない。
だから、だいたい米国留学時に購入したのを覚えている。
マイブラプライマル・スクリームを除いて。
思い出したけど、ZZトップのグレイテスト・ヒッツ、ジェネシスの ウィ・キャント・ダンス を留学してすぐの頃にいっしょに買ったな。
ZZトップのの グレイテスト・ヒッツは1992年発売だけど、ジェネシスの ウィ・キャント・ダンス は1991年発売。

1991年のヒット作のCDについては現地でMTVやラジオとかで聴いて買ったいた。
まだシングル曲を次々とカットしている最中で、MTVでよく見たもの。
ニルヴァーナは向こうで存在を初めて知った。
向こうで知り合った友人がSmells like teen spiritsをギターで弾いてくれたんだけど、こちらは知らなかったからポカーンとしていた。
どうも留学するまでの数年間はわりと日本のロックを集中して聴いていたようだ。
でも、デペッシュ・モード、ウルトラヴォックス、バウハウス(ついでにラブロケ)、ヴィサージはこのあたりで聴いていたんだよなー。
今思えば1980年代の終わりとかはXとかデランジェとか自主制作でリリースしていたよね?
すぐにメジャーでアルバムをリリースするようになるんだけど、この頃はインディーズという言葉ではなく、自主制作と呼ばれていた。
ブルーハーツは当時はもちろんメジャーだったけど、シングル チェルノブイリ はメジャーで拒否されて自主制作でリリースされていた。
シングルCDで買ったのを覚えている。
今は チェルノブイリ も普通にベスト盤とかで聴けたりするけど。
ともかくこの頃の日本のロックは勢いがあったんだよ!

で、1991年。
確か雑誌の記事とかで知った。
ムーンライダーズ が久々に結集し、アルバムをリリースする、とか。
発売されたアルバム 最後の晩餐 はすぐに購入した。
アルバム 最後の晩餐 、すぐに好きになった。
涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない 、犬の帰宅 とか ガラスの虹。

そして圧巻は プラトーの日々 ですよ。

プラトーの日々
作詞・作曲 かしぶち哲郎

あと 10時間 は「変わった曲だなあ」と思ったし、幸せな野獣 や Christ,Who’s gonna die and cry? の終わり方もビックリした。
アルバム 最後の晩餐 は何回も繰り返して聴いた。

アルバム A.O.R 。
ムーンライダーズのなかでも他のアーティストでアレンジャー / プロデューサーとして活躍していた白井良明岡田徹をプロデューサーとしたアルバム。
ディーヴォみたいなアレンジの曲はキライ。
鈴木博文が書いた 月の爪 が好き。

月の爪
作詞・作曲 鈴木博文
編曲 白井良明

月の爪はのちに鈴木博文のアルバム Sings Moonriders鈴木博文・自身のボーカルでセルフ・カヴァーされた。

ムーンライダーズ、過去作も聴いたんだけどアルバム マニラ・マニエラ がいちばん好き。
Kのトランク そして 工場と微笑~滑車と振子の流れが好き。

アルバム後半の曲はほぼ全曲好き。
アルバム 青空百景 は、くれない埠頭 が好き。

BOXも買ったなー。
クラウン時代の 1976-1981 コンプリート・コレクション VOL.1 と 1982-1992 コンプリート・コレクション VOL.2。

あと、マニラ・マニエラ と 最後の晩餐 はのちに再発された紙ジャケも買った。
特にこの2枚は好きだから。