FOETUS について

1993年~1994年くらいだと思うけど、ロック・オルタナティヴ パンク ニューウェイヴ&80'S アルバム・ガイド800という本を購入した。
個人的にはバイブルなような本だったよ、たぶん。
その本でノイバウテンとかスワンズとか知ったんじゃないかな。
いろいろなCDを買う指針になったと思う。
そして個人的にはその本で非常に興味をもったのが、フィータスだった。
ジム・フィータス。
J.G.サーウェル。
クリント・ルイン。
他にも様々な名前があるが、同一人物。
Foetus Under Glass。
You've Got Foetus on Your Breath。
Scraping Foetus Off the Wheel。
Foetus Interruptus。
とか作品ごとに様々なアーティスト表記されていたが、全部同一人物だから。
というわけで、フィータスのCDを探し集めた。
ホウル、釘いやネイル、ソウ、シンク、ライブ・アルバムのライフ、メイル。
一時期は毎日聴いていたわ。
ところで、フィータスには日本語のwikiがないんだね。

ホウルでは、Clothes Hoist、I'll Meet You in Poland Baby、Cold Day in Hellが好き。
特にI'll Meet You in Polandは大好き。

ネイルはあまり好きではなくて、ソウでは、Don't Hide It Provide It、Fin、English Faggot/Nothin Man、A Prayer for My Deathが好き。
特にEnglish Faggot/Nothin Manが好き。

編集盤のシンクではRamrod、Calamity Crushが好き。

シングルのButterfly Potionに入っていたFree James Brown が好き。 

ライブ盤のライフ、メイルもよく聴いたなー。
メイルでは、Faith Healerのカヴァーが好き。
オリジナルのセンセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド のCDも探して買ったよ。
ライフでは<PIG>ことレイモンド・ワッツが参加していたり。

ジャケットのいくつかには何故か日本の文字があっていたりして面白かった。
(フィ|タスになっていたり、中国?な感じの表記だったりするのだけど。)
他にもフィータス絡みでワイズブラッドやフレッシュ・ヴォルケーノ、ステロイド・マキシムズ、そしてリディア・ランチなどのCDを買い集めた。
リディア・ランチなんかよく分からず、買ったのが朗読?のCDだったりしたこともあった。

そんなこんなしてるで1995年、フィータスの(当時の)新作がソニー(!)から出たんだな、アルバム ガッシュが。
フィータスはアナログ時代はもちろん日本盤で出ていたけど、CDでは日本盤では出ていなかったはず。
そして、その後もメジャー・レーベルで新作のCDがリリースされることはなかった。
(1998年には旧譜のデフとエイクが日本盤でテイチクから出ていたことはある。もちろん個人的には買った。そしてしばらくすると廃盤になったらしい。)

もちろん、アルバム ガッシュは日本盤で買ったよ。
確か発売の日に、だったと思う。

NIRVANA について

このブログを書いていろいろと思い出してきた。
1992年に私は渡米したわけだけど、その前の1990年から1992年はほとんど洋楽を聴いてなかったようだ。
だから知らなかった。

ニルヴァーナという存在を。
そして、あの名曲、Smells Like Teen Spirit すらも。

Smells Like Teen Spiritは当時、私は米国人の友人と一緒にいて、彼がギターであのイントロを弾いて聴かせてくれた。
のだけど、こちらはサッパリ知らなかったのでどんなリアクションをすらいいのかすら分からなかった。
しばらくしてSmells Like Teen Spirit のMVをMTVで見て、あぁこの曲かと気付いた。
そして、めちゃくちゃかっこいい曲だと知った。
現在でもこの曲のイントロを聴くと身体が勝手に動き出すのはなぜだろう。

カート・コバーンはこの曲がボストンの More Than A Feeling に似ているとされることで、その後ライヴであまりこの曲を披露しなかったので残念だ。
で、個人的にはSmells Like Teen Spirit を知ってからアルバム ネヴァーマインドを買った。
好きな曲は、Smells Like Teen Spirit 、Drain you そして Endless, Nameless かなぁ。
特に Endless,Nameless が好き。

ネヴァーマインド、実はアルバムとしてはそんなに好きではなくて。
当時は Come as You Are や In Bloom がMTVとかですごくかかっていたせいか、結構うんざりしていたのだろうか。

そして1994年4月。
カートが亡くなったとの報をラジオで聞いて知った。
その時には私はまだ聴いていなかったアルバム イン・ユーテロ を買わなくては、と思った。
実はイン・ユーテロ は、ネヴァーマインド より圧倒的に好きなアルバム。
Serve the Servants 、 Scentless Apprentice 、 Frances Farmer Will Have Her Revenge on Seattle 、 Radio Friendly Unit Shifter 、 All Apologies が好き。


 

その後、ホワイト・ゾンビの楽曲が目的だったのだけど、 The Beavis And Butt-nead Experience を購入した。
I Hate Myself and Want to Die を聴いた。
それにしてもすごいタイトルの曲。

そして2000年代。
ブートレッグ屋でいくつかCDを買った記憶がある。
当時、ブートレッグ界ではニルヴァーナは大きな存在だったらしい。
それはともかく、ニルヴァーナのBOXの ウィズ・ザ・ライツ・アウト 、アルバム ニルヴァーナ は出たときにすぐに購入した。
ウィズ・ザ・ライツ・アウト はある意味、私がブート屋で買ったものの正規バージョンて感じ。

あと、曲で言えば Aneursym とか Sliver とかが好きなんだけど。






今でもSmells Like Teen Spirit がスピーカーから流れてくると身体が勝手に動き出すんだけど…何故?

SCRITTI POLITTI について

私がピチピチの高校生になった頃、MTVの放送を見るようになった。
ちょうどこの頃、MTVはテレビ朝日で土・日の深夜に二時間ずつ放送されていた。
土曜日は毎週トップ20のカウントダウンを放送、日曜日はよく覚えていないが過去のPVとかいろいろ放送されていたような気がする。
私はMTVをビデオに録画して、だいたい次の日に再生して見ていた。
確か1985年の12月だったと思うのだけど、MTVのトップ20を再生していたら、スクリッティ・ポリッティ の PERFECT WAY がチャートインということで、そのPVが放送された。
カッコいい…。
一発で魅力されてしまった。

当時はメジャーな洋楽誌ではあまり スクリッティ・ポリッティ のインタビューや記事はあまり見なかった。
前年にWOOD BEEZ、ABSOLUTE、HYPNOTIZEのシングルがヒットした時には載っていたのかもしれない。

ところで、グリーン・ガートサイドはルックスがメチャよかった。
当時、学校でクリアポケットの下敷きとか使っていたので、スクリッティ・ポリッティの写真とかを下敷きに入れようと思ったけど、なかなか写真というか雑誌の切り抜きがなくて困った記憶がある。

PERFECT WAY のPVを見てから、アルバム CUPID & P,SYCHE 85 のレコードを買った。
あと、PERFECT WAY の7inchも。
いずれも国内盤のレコード。
ちなみにアルバム CUPID & PSYCHE 85は1983年にはナイル・ロジャース・プロデュースで録音されたが、当時の所属レーベルであるラフ・トレード・レコードと制作費の問題で対立したため、ナイル・ロジャースとの録音は未発表となったらしい。
その後、バンドはヴァージン・レコードに移籍。
アリフ・マーディンがWOOD BEEZ、ABSOLUTE、DON'T WORK THAT HARDをプロデュース。
他の曲はグリーン、デヴィッド・ガムソン、フレッド・マーのメンバー3人でプロデュース。
ところで、現在はデヴィッド・ガムソン、フレッド・マーと表記されるが、80年代にはデヴィッド・ギャムソン、フレッド・メイハーとされていたと思う。
また、アリフ・マーディンのプロデュース曲はスティーヴ・フェローンがドラムを叩いている。
フレッド・マーがドラム・プログラミングを担当。
他の曲はフレッド・マーがドラムを叩いていた。

WOOD BEEZは1986年になってからシングルや12インチ・シングルでもリリースされていた。

12インチ
A Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) (Version)
B Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)

翌年には ザ・ベーシックスという日本編集のミニアルバムが出たので買った。
アルバム CUPID & PSYCHE 85 からシングルカットされた音源をまとめたミニアルバム。
もともとは12inchシングルのPERFECT WAYのジャケットと同じデザインを使用したレコードで、全5曲が収録された。

ザ・ベーシックス
A1. Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) - U.S. Mix
A2. Flesh & Blood - Word Girl Special Mix
A3. Hypnotize (Version)
B1. Perfect Way - U.S. Mix
B2. Absolute (Version)

そしていつ買ったのか忘れたけど CUPID & PSYCHE 85 のCDを買った。
国内盤の一番最初に発売されたやつ。
CUPID & PSYCHE 85は全9曲のアルバムだが、CDでは10曲目から13曲目は先行12インチシングルの音源が追加で入っていた。

10. Flesh & Blood
11. Absolute (version)
12. Wood Beez (version)
13. Hypnotize (version)

Flesh & Blood はThe Word Girlの12インチシングルに収録で、同曲の別バージョン。
ほとんど聴いた記憶はないのだけど。
ところで、現在でも名盤の誉れ高い CUPID & PSYCHE85 だけど、リマスターとかされないのだろうか。
スクリッティ・ポリッティの1枚目のアルバム SONGS TO REMEMBER は一度リマスターされたはず。

1986年1月、チャカ・カーンのシングル Love of a Lifetime がリリースされた。
プロデュースはグリーン・ガートサイド、デヴィッド・ガムソン、アリフ・マーディン。
作詞・作曲はデヴィッド・ガムソン、グリーンガートサイド。
スクリッティ・ポリッティチャカ・カーンに提供した曲で、チャカ・カーンのアルバム デスティニーの先行シングル。
プロデューサーはアリフ・マーディンだったから依頼も容易かったのかもしれない。
Love of a Lifetimeのレコーディングではデヴィッド・ガムソンはシンセサイザー、プログラミングで、フレッド・マー はドラムで参加した。

チャカ・カーン
Love of a Lifetime

私が大学生になった頃になってサード・アルバム
プロヴィジョン が発売された。
その頃通っていたCD店には輸入レコードも置いてあって、
PROVISIONはCDもレコードも購入した。
確かレコードの初回はPROVISIONの文字が青色でエンボス加工されていたと思う。
しばらくして通常盤のレコードが出たのでそれも購入してしまった。
通常盤はPROVISIONの文字が黒色。
あと、シングルのOh Patti もいくつか種類があったはず。
詳しいことは記憶から消失してるが、幾種類か購入した記憶がある。
まず、7インチ・レコードがあった。

SCRITTI POLITTI MILES DAVIS
Oh PATTI

A. Oh Patti (Don't Feel Sorry For Loverboy)
B. Oh Patti (Instrumental)

Oh Pattiはマイルス・デイヴィスが参加した曲。
マイルス・デイヴィスは自らのアルバム TUTU でPefect Wayをカバーしていた。
それをきっかけに Oh Patti のレコーディングおよびビデオ・クリップにマイルス・デイヴィスがゲスト参加している。
シングルカットされた Boom! There She Was は米盤の12インチシングルを買った。
Boom! There She Was はロジャー・トラウトマンがトーク・ボックスで参加した。
(アルバム PROVISION では8曲目 Sugar and Spice でもロジャーはトーク・ボックスで参加。)
同じくシングルカットされた First Boy in This Town (Lovesick) は個人的にはあまり好きな曲ではなくて。
でも、シングルCDは購入した。
シングルCD には アルバム未収録曲 World Come Back To Life が収録された。

12インチ
FIRST BOY IN THIS TOWN (Lovesick)
A1 First Boy In This Town (Lovesick) (Extended Remix)
B1 First Boy In This Town (Lovesick) (Instrumental)
B2 World Come Back To Life

アルバム PROVISION 収録曲では、Boom! There She Was が一番好き。
あと、通っていたCD店は、この頃にも CUPID & PSYCHE 85 からのシングル曲の12インチを売っていた。
WOOD BEEZ、ABSOLUTE、HYPNOTIZE。
あとTHE WORD GIRLSの3インチCDシングルも。

12インチ
HYPNOTIZE

A1 Hypnotize (Version 1)
A2 Hypnotize (7" Single Mix)
B Hypnotize (Version 2)

12インチ
SCRITTI POLITTI with RANKING ANN
THE WORD GIRL (FLESH AND BLOOD)

A1 THE WORD GIRL
A2 FLESH AND BLOOD
B SCRITTI POLITTI TURNTABLE MIX

この当時とりあえずアルバム CUPID & PSYCHE 85 ものは売っていたものはすべて購入したはず。
ただ、PERFECT WAY は12インチシングルもシングルCDも売っているのを見たことがない。
あったら欲しかったなー。

この頃に、CUPID & PSYCHE 85 からシングルカットされた曲のPVを収めたLD ウッド・ビーズを買った!

WOOD BEEZ
ABSOLUTE
HYPNOTIZE
THE WORD GIRL
PERFECT WAY
WOOD BEEZ - USA

WOOD BEEZは2種類あったから、計6曲のPVが収録されていた。

この時期のスクリッティ・ポリッティはライブとかしない(できない)バンドだったし、アルバム PROVISION 後はしばらく音沙汰がなく。
気付いたらシャバ・ランクスをフィーチャリングした She's a Woman とか Take Me in Your Arms and Love Me の2枚のCDシングルが出た。
輸入盤では7インチや12インチ・シングルでも発売されていたのは当時は知らなかった。
そしてメンバーからはデヴィッド・ガムソン、フレッド・マーは脱退していた。

CDシングル
She's a Woman featuring Shabba Ranks

1. She's A Woman
2. The Sweetest Girl
3. The Word Girl
4. Bam Salute

まさかのビートルズ・カヴァー。
She's A Woman以外は発表済みの曲…。

CDシングル
SCRITTI POLITTI AND SWEETIE IRIE
Take Me In Your Arms And Love Me

1. Take Me In Your Arms And Love Me
2. Take Me In Your Arms And Love Me (Dancehall Mix Fashion Style)
3. Take Me In Your Arms And Love Me (Nice Up The Area Mix)
4. Take Me In Your Arms And Love Me (Marble Hill Mix)

グラディス・ナイト&ピップスのカヴァー。
日本盤では曲名は、私をやさしく抱きしめて 。

スクリッティ・ポリッティはその後、10年近く活動は無かった。
マドンナ主演映画のサントラに Best Thing Ever が収録されていたのだが、そのサントラが売れたからグリーンはしばらく働く必要が無かった、と聞いた気がする。
本当だろうか?
ところでBest Thing Ever はたいした曲でも無いと個人的には思っているのだけど。

1999年になってスクリッティ・ポリッティは、 アルバム アノミー&ボノミー をリリース。
当時、私は喜んで勇んでCD店に買いに行ったと思うんだけど、全く記憶にないな。 
プロデュースはかつてメンバーであったデヴィッド・ガムソン。
記憶にないので、今聴き直すと意外といいアルバムかも知れない。
実家に帰ったら聴いてみよう。
あと、このアルバムにはシンセサイザーやキーボードの表記がない。
NO SYNTHESIZER USEDなアルバムなのだった。
あの CUPID & PSYCHE 85 や PROVISION はDX7やフェアライトなどをしこたま使っていたというのに!

さらに7年後の2006年に、ホワイト・ブレッド・ブラック・ビア がリリースされた。
この時、グリーン・ガートサイドは髪を短く刈り込んで、ヒゲを蓄えていた!
びっくりした。
あのイケメンだったグリーン・ガートサイドがおっさんになってしまったのだ。
まあ、年を重ねたのだな、と実感せざるを得ない。
そしてスクリッティ・ポリッティはライブ活動をはじめて、日本公演も行っている。
ライヴを行っていなかった期間でもTop of the pops には出演していて、その映像もYouTubeスクリッティ・ポリッティのページにある。
短い間にけっこう出演していた…。

メンバーにデヴィッド・ギャムソンとフレッド・メイハーは既にいなかったが。
ところで、アルバム ホワイト・ブレッド・ブラック・ビア もちゃんと聴いた記憶はないのだけど、CDはもちろん買った。
ただ、ダンボールのどこかにしまってしまった。
そのうちダンボールから掘り起こして聴いてみようと思う。
で、スクリッティ・ポリッティはその後、新作のリリースもなく。

スクリッティ・ポリッティは、記憶に残る存在だったらしく、結構ブログ記事とか目にする。
主にCUPID & PSYCHE 85 のことだったりするのだけど。
記録的にはビルボードで最高位50位とかなんだけど、様々な人々の記憶に残るすごいアルバムだったのだな、と思う。
個人的にも大好きなアルバムだしな!

ところで PERFCT WAY はいくつかバージョンがある。
その中ではアルバム CUPID & PSYCHE 85 のレコードで聴いていたイントロで一瞬、無音になるのが一番好き。
CDとは違うんだよな。

これなんだけど、分かるかな?

Bryan Ferry について

ポップ・ギアという洋楽誌が好きだった。
インタビューとかの記事が多めだった。
歌詞が日本語訳と共に載っていたり、新譜などは割と細かく掲載されていたと思う。
好きだったな、ポップ・ギア。
確かポップ・ギアのインタビューを読んで気になったんだよ、ブライアン・フェリーは。

アルバム ベイト・ノワール が出た時のインタビュー記事を読んだ。
今となっては内容とか全く覚えていないんだけど。
そのインタビューを読んでからしばらくして、リリースされていたアルティメイト・コレクションを買って聴いた。
すぐに気に入ったよ、特に Don't Stop The Dance と Slave to Love 。
Don't Stop The Dance は比較的ポップで聴きやすかった。
Slave to Loveはミックスを112回したとかいう力作。
聴けば聴くほど好きになるような曲で、間奏で雷の音とかするあたりはすごく好き。
大名曲。
しばらくしてその2曲が収録されたオリジナル・アルバム ボーイズ・アンド・ガールズ を購入。
Don't Stop The Dance と Slave to Love が聴ける前半より、後半がめちゃいいアルバムだと思うの。
ビートがめちゃ制御された印象の The chosen one とかすごく好き。
続くValentine 、 Stone Woman とかも好き。
ボーイズ・アンド・ガールズ に続くアルバム ベイト・ノワール を購入。
Limbo と Seven Deadly Sins が好き。
1993年にはカバー・アルバム タクシー をリリース。
1曲目の I Put On A Spell On You が好き。
これはシングルCDも買ったなー。

The Beach Boys について

ザ・ビーチ・ボーイズ といえば、ラジオなどで Surfin′ USA をあちこちで聴かされていた記憶がある。
だからザ・ビーチ・ボーイズといえば Surfin′ USAみたいな曲をプレイするバンドなんだな、とか思っていた。
確か1998年か1999年にNHKか何かで放送された エンドレス・ハーモニー を見るまでは。
エンドレス・ハーモニーはDVDにもなっているみたいだけど、私はビーチ・ボーイズについて知識は皆無だったから、見た当時はすごく印象に残った。
そして番組のなかで流されたデニス・ウィルソンの曲、Barbara がすごく響いた。

確かすぐに エンドレス・ハーモニー のCDを買ったと思う。
ビーチ・ボーイズの曲ってたくさんあるけど、Barbara は埋もれてしまっているのではないだろうか。
(一応記しておくが、Barbara Ann ではない。)
多くの人に聴いて欲しい曲だと思う。
デニスは1983年に亡くなっているが、その後10何年も経って曲が公になるとは。
まあ、デニスのソロ曲として制作されていて、ビーチ・ボーイズの曲ではなかったのかも知れないが。
それに妻だったバーバラに宛てた曲。
デニスは4回も結婚していてバーバラは2回目の結婚相手だから、さらに古い曲だったのかも。

デニスはアルバム サンフラワーではForeverという名曲もあって。

デニスの曲に興味があったから、デニスのソロ・アルバムを買おうと思ったのだけど、その パシフィック・オーシャン・ブルー は当時は廃盤だった。
その時は会社の同僚に教わったブートショップで購入してしまった。
ブートレッグを買うのははじめてかも知れない。
2008年になってパシフィック・オーシャン・ブルーは正規に再販されたんだけど。
ザ・ビーチ・ボーイズとの付き合いは、そんな感じで始まったんだな。

ここまでビーチ・ボーイズのことを書いてきたけど、ブライアン・ウィルソンの話題がまだなかった。
果たしてよいいのだろうか?

私はビーチ・ボーイズに興味を持ってベスト盤をいくつか購入した。
ちょうど発売されたばかりのビーチ・ボーイズ・グレイテスト・ヒッツ 1 (1962-1965)、ビーチ・ボーイズ・グレイテスト・ヒッツ 2 (1966-1969)、ビーチ・ボーイズ グレイテスト・ヒッツ 3 (ベスト・オブ・ブラザー・イヤーズ)。
2004年2月にブライアンがスマイル をロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでライブ演奏した。
ビーチ・ボーイズ・ファンの友人がそのブートレグを購入したので、私も聴かせてもらったことがある。

しばらくすると、ブライアン・ウィルソンはアルバム スマイルをリリースしたのだ。

Stormtroopers of Death について

あの、このブログを記入する時に初めて知ったのだけど、
Stormtroopers of Death ってのが正式名称で、S.O.D.てのが別名みたいにWikiで見たのだけどマジ?
ずっとS.O.D.っていうのが正式名だと思っていたよ。
アルバム LIVE AT BUDOKAN とかS.O.D.て書いてるし。
あと、ビリー・ミラノと他の3人が喧嘩状態で解散ってマジ?(これもWikiから)

他の3人つまり、スコット・イアン、ダン・リルカー、チャーリー・ベナンテがYouTubeでコロナでオンライン上で再結集という映像を1年近く前に見たのだけど、S.O.D.の曲だし、喧嘩状態で解散とか知らなかった。
確かにもう何年も見ていなかったけど、もともと何年か置きに結集する人たちだと思っていた。
まあ、いまは年齢も年齢だったりするのだけど。

初めて聴いたのは1992年。
ライブがCD化されたのを聴いて好きになったんだよ。
米国滞在時に聴いたのは間違いないんだけど、CDは何故か日本盤で持っているんだよね。
日本盤のが収録曲多いし。
ミニストリーのカバーとか演奏していて、不思議なアルバム。
アルバムのタイトルはLIVE AT BUDOKAN だけど、実際のライブの会場は武道館じゃねーし!
まあ、武道館の名前を使ったのは日本人的には喜んでいいのだろうか?

そして7年後にはアルバム BIGGER THAN THE DEVIL をリリース。
あとEPのSeasoning the Obese も買った覚えがある。(レコードだから未だに聴いていない。)
このアルバムリリース時に来日公演に行ったなー。
最高だったわ。

この時のライブ音源を収録した、Speak English or Die の再リリース盤も購入した。
DVDも買った記憶があるんだけど、見た記憶がない。
アンスラックスはほとんど聴いたことがないんだけど、S.O.D. は好きだー。
アンスラックスはSpreading the Disease くらいかな。ちゃんと聴いたのは。2曲くらい好き)

Speak English or Die はほぼ全曲が好き。 
特に March of the S.O.D.、Sargent D and the S.O.D.、タイトル曲のSpeak English or Die。
そして Freddy Krueger が好き。

Speak English or Die は1985年にリリースされた。
1992年にライブが行われてライブ盤が発売された。
そして1999年にアルバム Bigger than the Devil が発売された。
7年ごとの周期?

アルバム Bigger than the Devil はタイトル曲のBigger than the Devilが好き。
ジャケットがアイアン・メイデンの魔力の刻印のパロディ。
この後でアイアン・メイデンのCDを初めて買ったもの。

短い曲…というか数秒の曲がとかはさすがにアレだけど、ライブとか楽しかった。
だけど、Ballad of~のシリーズとかはどうだろう?
個人的にはインエクセスとか好きなバンドだったし。
亡くなった人にリスペクトとかならあれだけど、とてもじゃないけどそんな雰囲気ではなかったし。
後にアルバム Bigger than the Devil は再発され、Seasoning the Obeseの2曲、スコーピオンズのトリビュート・アルバム提供曲が追加収録された。

2007年にはextended EP Rise Of The Infidels が発売された。
4曲が新曲として、(ただし2曲はアグノスティック・フロント、ネガティブ・アプローチのカヴァー)、さらにシアトル、フェニックスで行われたライブ音源が20曲収められた。
発売時にビリー・ミラノは「最後のS.O.D.のリリース」と言っていたようだ。

それにしても喧嘩状態で解散かー。
ところで、YouTubeでS.O.D.で調べていたら、やたらエッチなのが検索に引っかかる。
あ!
だからS.O.D.でなくStormtroopers of Death で検索されるようにしたのか!

KRAFTWERK について

クラフトワークを初めて聴いたのはいつだろう?
私が洋楽を聴くようになってからクラフトワークの名前はいつもどこかで接したような。

たしかペヨトル工房銀星倶楽部テクノポップ特集号でインタビュー(クラフトワークへ送付したインタビューへの回答は、ヴォコーダーを通した音声のテープで返ってきたらしい)を読んだ覚えがある。
あと私が米国滞在時、MTVでテクノポップリバイバル的なアレでクラフトワークがごく短く紹介されていて、アウトバーン が流れていた記憶がある。
比較的最近では、アニメ版ウィッチクラフトワークスのCDのジャケットなどでクラフトワークのパロディとか。

個人的にはたぶん、クラフトワークを初めて聴いたのはアルバム THE MIX だと思う。
再録ベスト・アルバムとでも呼ぶべきだろうか?
クラフトワークの代表曲がその時点でアップデートされた音でまとめて聴けて便利だった。
アルバム 放射能 なんて当時でも古いというか、時代を感じさせる音だったもの。
その後、クラフトワークのアルバムを少しずつ揃えて聴いていったはず。

1999年頃にシングルCD化されたので、その時に初めて聴いたのがTour de France
そして2000年にはクラフトワーク久々の新曲 EXPO2000 のシングルCDとか出たので購入。
EXPO2000 は後にPlanet of Visions と改題されている。
そして2003年には アルバム ツール・ド・フランスサウンドトラックがリリースされた。
日本盤を購入した。
この頃にはレコファンをよく利用していたから、レコファンで購入した。

あとこの時期だっけか、クラフトワークの初期3作のCDを購入したはず。
タ⚪ーレコードで買った。
クラフトワーククラフトワーク2、ラルフ&フローリアン。
この初期3作は未だに正規にCD化されていない。
リマスターされて再リリースするという クラフトワーク 自らのニュースみたいのを数年前には見た覚えがあるのだけど。
前身バンドのオルガニザツィオーンのアルバム Tone Float もこの時期に買った。

2005年にはライブ盤 ミニマム・マキシマムをリリースしている。
発売されてから数年してから買った。
このアルバムで初めて The Man-Machine がいい曲だと気付いた。
それ以来、 The Man-Machine は個人的に一番好きなクラフトワークの楽曲。

2009年にはボックス、ザ・カタログが出たので買った。
ザ・カタログはアルバム アウトバーン からトゥール・ド・フランスまでのアルバム8枚をリマスターして収録したボックスセット。
さすがにドイツ語版は買っていない。(今では配信でドイツ語版もあるらしいし。)
ザ・カタログが発売された時からアルバム エレクトリック・カフェ は テクノ・ポップ と改題された。
同時にアルバム コンピューター・ワールド からは日本語で歌われた電卓がオミットされた。
リマスター盤では日本盤にも入っていない。
ちょっと日本人的にはこれってどーよ、とか思っているのだけど。
調べたらHDに日本盤のコンピューター・ワールドが入っていた。
けれどもアルバム コンピューター・ワールドは旧盤では輸入盤しか持っていないので、私は日本語の電卓のオリジナルの音源をCDでは聴けないでいる。
ところで、ツール・ド・フランスサウンドトラックは日本盤で購入したけどそれ以のはクラフトワークのCDは輸入盤しか持っていない。
確かクラフトワークで持っている唯一の日本盤なんだよね、ツール・ド・フランスサウンドトラックは。
あ、ボックス ザ・カタログも日本盤だった。
けれどボックス ザ・カタログの日本盤って輸入盤に日本盤の解説つけたものだからなー。