原田知世。
原田知世は一般的には女優として認知され、評価もされている人だと思うが、音楽的にもけっこう多数のアルバムをリリースし、作詞や時には作曲も自ら手掛けていた。
個人的に昔から、好きな芸能人とか好み的にあまりいないのだけど、中学・高校生くらいの時は、この人好きだったなあ。
どうしてますか というシングル曲も好きでよく聴いていた。
坂本龍一 プロデュース、鈴木慶一 プロデュース、トーレ・ヨハンソン プロデュースによるアルバムをリリースしたり、その後も高橋幸宏のpupa に参加したり。
このあたりの音楽活動はスゴいなあと思うのだけど。
セーラー服と機関銃 といえば普通は映画版の薬師丸ひろ子を思い出す人が圧倒的だろうけど、テレビドラマ版 セーラー服と機関銃 は原田知世が主演。
原田知世のデビュー作である。
映画版 セーラー服と機関銃 は1981年に公開され、テレビドラマ版 セーラー服と機関銃は翌年の1982年に放送された。
テレビドラマ版 セーラー服と機関銃 では原田知世が主題歌 悲しいくらいほんとの話 も歌った。
原田知世
悲しいくらいほんとの話
作詞 来生えつこ
作曲 来生たかお
悲しいくらいほんとの話 は原田知世のデビュー曲。
作曲はなんと、来生たかお ですよ!
テレビドラマ版 セーラー服と機関銃 に続いて同年には
テレビドラマ ねらわれた学園 に主演。
主題歌は ときめきのアクシデント。
こちらも来生たかおが作曲。
原田知世のセカンド・シングルとなった。
原田知世
ときめきのアクシデント
作詞 来生えつこ
作曲 来生たかお
1983年には原田知世が主演した映画 時をかける少女 が公開された。
主題歌は原田知世が歌った。
作曲者はなんと!松任谷由実!
原田知世
時をかける少女
作詞・作曲 松任谷由実
編曲 松任谷正隆
B面のずっとそばにも も松任谷由実が作曲。
時をかける少女では原田知世は3度アレンジ違いでレコーディングしている。
ベスト・アルバム From T 後藤次利編曲。
アルバム music & me 伊藤ゴロー編曲。
アルバム 音楽と私 伊藤ゴロー編曲。
松任谷由実は1983年のアルバム VOYAGERにおいて時をかける少女をセルフカバーしている。
ところで、2014年になってレココレの特集 80年代女性アイドル・ソング・ベスト100 において原田知世の時をかける少女は1位に選出されていた!
時をかける少女のあと、原田知世はミュージカル あしながおじさん で主演。
主題歌 ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ も歌った。
原田知世
ダンデライオン
作詞・作曲 松任谷由実
編曲 松任谷正隆
B面の 守ってあげたい の作曲者も松任谷由実。
シングルでは ダンデライオン とされたが、アルバム バースデイ・アルバム には ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ として収録された。
守ってあげたい、ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ は、1983年に発表されたが、同年にいずれも 松任谷由実 自身が歌ってシングル化された。
二曲ともアルバム VOYAGERにも収録された。
アルバム 撫子純情。
二枚目のアルバム(ミニアルバム。)で、プロデュースは坂本龍一!
全6曲のうち1曲は シングルにもなった 天国にいちばん近い島。
この曲のみ萩田光雄・編曲で、あとは坂本龍一が編曲を担当。
1曲は教授による作曲ですよ。
原田知世
リセエンヌ
作詞 原田知世・康珍化
作曲・編曲 坂本龍一
1985年にはBIRDSに参加。
BIRDS(原田知世、渡辺典子、原田貴和子、野村宏伸)
二代目はクリスチャンのテーマ
作詞 GREGGORY STARR
作曲 甲斐正人
二代目はクリスチャンのテーマ曲で、英語詞による曲。
これも好きな曲だなー。
ただ、面子には歌が上手という人がいない…。
アルバム NEXT DOOR というアルバムも好きでよく聴いていた。
1曲目のバックギャモンは負けない と、アルバムの終盤あたりで聴ける 葡萄畑の走り方 が好き。
葡萄畑の走り方 はなんと、吉川晃司 作曲。
このアルバムにも入ってるけど、シングルだった、雨のプラネタリウム はペット・ショップ・ボーイズの同時期の曲に似ていて、ビックリしたな。
次のアルバム Soshite もよく聴いていた。
シングルだった、 空に抱かれながら とか好きだった。
収録曲 セレブレーション はまた吉川晃司・作曲。
吉川晃司は原田知世のライブにゲスト出演し、ギターをプレイしたことも。
小室哲哉・作曲の 家族の肖像 もよく覚えている。
アルバム Soshiteの頃はちょうどTM NETWORK を好きになった頃だったし。
原田知世とは関係ないが、堀ちえみ の当時のラストシングルでは、A・B面とも小室哲哉が作曲を担当。
個人的にはB面の Faraway が大好きだった。
いずれも編曲は、武部聡志。
原田知世は、シングル 彼と彼女のソネット をリリース。
彼と彼女のソネットはエルザによるT'EN VA PASのカバー曲。
原田知世は大貫妙子による日本語詞で歌った。
この時はなんてことのない曲だと思っていたのだが、1994年になって原田知世は、オリジナルの歌詞(つまりフランス語)で再リリースした。
鈴木慶一編曲。
当時、このT'EN VA PASが大好きだった。
オリジナルのエルザのベスト盤とかも買ったなー。
1990年のシングル Silvy も好きだった。
作曲は山口美央子。
鈴木慶一 がプロデュースしていた頃もあったし、トーレ・ヨハンソン がプロデュースしたことも。
この頃のシングル ロマンス や シンシア も好きだったな。