DURAN DURAN について その2

アンディ・テイラー
パワー・ステーションでは、そのエレクトリック・ギターの音を鳴り響かせ、評価も高かった。
アンディ・テイラーはそこで気を良くしたのか、デュラン・デュランを脱退してしまう。
デュラン・デュランでの SING BLUE SILVER と AS THE LIGHTS GO DOWN の編集版を見た限りでは、アンディはスゴく楽しそうにプレイしていたように見えたのに、実際は不満などあったのだろうか。
まあ、デュラン・デュランは曲によっては、ギターの音が聞こえないしなー。

1987年にリリースされた、ソロ・デビュー・アルバム、サンダー。
流石に生きの良いギターで音を聴かせてくれる。
特に I Might Lie なんてメチャクチャかっこいい。
だが、セールス面では伸びず、廃盤になってしまった。

2000年代になると、デュラン・デュラン・ファンクラブを名乗るロシアの業者からサンダーは、日本盤としてリリース。
ボーナス・トラック入っているし、リマスターを名乗っているし、セカンド・アルバムのDANGEROUS もここから出ていたけど、この業者のってブートじゃねぇか。
日本盤を名乗ってるけど、日本製とは思えない作りだし。
ロシアの業者なんだけど、デュラン・デュラン関係のCDやDVDのブートを売っているんだよね。
あと、ここでアンディのライブのDVDも買ってしまった。
DVDのケースが匂いがきつくて、新たにケース購入したよ。
あと同じ業者からアーケイディアのCDとかも買ってしまった。
アーケイディアのミックス違いとかを一枚に集めたようなの。
ブートの話はこれでおしまい。

ところで、サンダーって日本盤のジャケってアンディの写真を使っているけど、国外はまったく違うジャケなのをネットで見たことがある。
実物を目の当たりにしたことはないのだけど。

同時期だと思うけど、パワー・ステーションのリマスターが、DVD付きで再発された。
輸入盤しかなかったので、輸入盤を購入した。

そして2003年に、デュラン・デュランは、デビュー時のメンバーで復活。
2003年に日本でライブをしたけど、その時の音源を2010年になって海外でリリース。
ジェネシスピーター・ガブリエルザ・フーとかのライブ盤を、各地ごとにリリースしているところだね。
武道館公演を購入。

2008年くらいからだと思うのだけど、リオのリマスターがあって、それからファースト・アルバムとサード・アルバムのリマスター。
ファーストとサードはDVD付きも発売されたけど、日本ではDVD付きがなかったので英アマゾンで買った。
それからアーケイディアのリマスターがリリース。
これも英アマゾンで購入したなー。

あと、パワー・ステーションのジャケって遠目に見ると、口が目に見えて、カラスみたいなのに見えることは無いだろうか?
私だけ?

DURAN DURAN について

デュラン・デュラン
中学生くらいの時に非常に人気のあるバンドだったから、名前だけは知っていた。

リアルタイムでは、サイド・ユニットのアーケイディアが出た頃にちゃんと聴いた。
アーケイディアでは、シングルのElection Day とか、 Rose Arcana 、The Promise 、El Diablo 、Lady Ice とかアルバムB面曲は全部好き。

The Promiseでのスティングのヴォーカルが目立ってたのを思い出す。
一方のパワー・ステーションは、Some like it hot をよく聴いていた。

あと、デュラン・デュランによる007のテーマ曲 A View To A KIll と、ジョン・テイラーのソロ、I Do What I Do の7inchレコードを購入したのを思い出した。

たぶん、この頃だと思うのだけど、Sing blue silver とAs the Lights Go Down の編集版がテレビで深夜に放送してたのをビデオに録って見てた。
結構、気に入って何度も見ていたんだよな。

そしてデュラン・デュランからアンディ・テイラーロジャー・テイラーが脱退。
で、新作 Notorious が出たわけだけど、それまでのデュラン・デュランより断然、大人なサウンドで。
この半年後に出た、TM NETWORK のKISS YOU は、シングルのNortrious を聴きやすく、子供チックな音にしたような感じで好きだったな。

その後もデュラン・デュランは、ハウスに接近したりとか、ちょっと遠い存在になってしまったと感じた。

そして、ベスト盤 Decade。
それまでのシングルをリリース順に並べたベスト盤だと思うのだけど、この時にIs There Something I Should Know? がデビュー曲ではない、と初めて気付いた。(笑)
だって、当時発売されていたアナログのファースト・アルバムの1曲目には Is There Something I Should Know? が入っていたんだもの。

今思えばファースト・アルバムの日本盤はジャケットも変更されていた。
そういうことを2010年になってファースト・アルバムとサード・アルバム SEVEN AND THE RAGGED TIGER がDVD付きでリリースされた時に思い出した。
個人的にはそのリマスター盤を輸入盤で買った。
だって国内盤はDVD付ではなかったから。

ところで、Sing blue silver とAs the Lights Go Down の編集版でニック・ローズがライブで、タッチペンで操作してたのってフェアライトCMI。
フェアライトCMIのユーザーってケイト・ブッシュ坂本龍一 などがいたはず。
あと、漫画家の永野護
永野護エルガイムのキャラクター・デザインとメカニック・デザインを手掛けていて注目していた。
Ζガンダムでも当初はメインのメカニック・デザインという情報があったけど、結果的にはモビル・スーツ何点かとアーガマのデザインを手掛けている。
月刊ニュータイプにマンガを描き始めたと思ったら自らジャケットを描いて、作曲を手掛けたCDを出すというのも驚いた。
永野護はフェアライトCMIを使っていたと思うが、一方では安価なキーボードも使用していた(笑)

アンディ・テイラーデュラン・デュラン脱退後、アメリカン・アンセムのサントラに収録された Take It Easy 、マイアミ・ヴァイスIIのサントラに収録された When the Rain Comes Down を経てアルバム サンダー をリリース。
I Might Lie とかめっちゃカッコいい!

アルバム サンダーはアンディ・テイラーと元セックス・ピストルズのスティーブ・ジョーンズによるプロデュース。
1曲を除いてアルバム収録曲もアンディとスティーブ・ジョーンズによる共作。
スリーヴにも二人が仲良いような写真も載っていたが…。
この後には二人は仲違い。
ティーブはインタビューでアルバム サンダーの曲を書いたのは俺だ、と言い出す始末。
その後のアンディのセカンド・アルバム デンジャラスは全曲カヴァーだったこともあり、アンディの作曲能力は…。
実はアルバム デンジャラス以前に制作していたアルバムがあったそう。
アルバム NOBODY'S BUSINESS。

その前にロッド・スチュワートのアルバム アウト・オブ・オーダーをアンディ・テイラー、バーナード・エドワーズがプロデュース。
アンディは7曲でギターを演奏し、4曲をロッド・スチュワートと共作した。
その後、バーナード・エドワーズ、トニー・トンプソンがアルバム NOBODY'S BUSINESSに参加したそう。
NOBODY'S BUSINESS。
どうして発売されなかったのだろう?

PANTERA について

パンテラ
初めて聴いたのは米国に留学していたときだった。
ちょうどアルバム 俗悪 がリリースされた年だった。
MTVのHeadbangers Ballで、By Demons Be Drivenの一部を切り取ってジングルに使用されていたのを覚えている。
あとでも触れるが、この曲大好き。

米国でパンテラに触れたが、アルバムを購入したのは日本に帰国してから。
そう持っているCDが言っている。
だって、日本盤だから。
すでにアルバムを聴いていたはずだが、何故、米国滞在時に買っていないのだろう?
ちょっと分からない。
覚えていない。

アルバム 俗悪、
プロデュースはテリー・デイト。
パンテラのアルバムでいちばんめっちゃ好き。
Mouth for War、Fucking Hostile 、6曲目からラストまで好き。
すなわち Rise、No Good(Attack the Radical)、Live in a Hole 、 Regular People (Conceit) 、 By Demons Be Driven 、 Hollow まで好き。
特にMouth for War 、 By Demons Be Driven が良い。

Hollow は最初、ああラストの曲はロッカバラードで閉めるのね、とか思ったのだけどとんでもなかった。
後半からギターバリバリになるんだもの。
これもかっこいい。

パンテラは、いわゆるヘビメタの直線的な音でなく、グルーブを持ったリズムがスゴく魅力的で、なんかHR/HMという枠に入れられるのは違う気がする。

アルバム 悩殺。
プロデュースはテリー・デイト。
このアルバムもスゴかった…。
Strength Beyond Strength 、 7曲目から11曲目 Slaughtered 、 25 Years 、 Shedding Skin 、 Use My Third Arm 、 Throes of Rejection が好き。
聴くときはPlanet Caravan が鳴り出したら、戻す(笑)とうのを繰り返していた。 
アルバム 悩殺 で特に好きなのは下の4曲。

アルバム 俗悪と悩殺が大好きで、たぶん世間的に評価の高いアルバム Cowboys from Hell はあんまり好きではない。
何故かよく分からない。
アルバム Cowboys from Hell 、以後のアルバムとは音が違うような気がするのだけど。
92年前後からCDの音ってよくなった時期があると思っている。

アルバム 鎌首。
悪くないアルバムだと思うんだけど、コレといって好きな曲はない。
個人的に蛇が苦手だからジャケで敬遠しているのかも知れない。

アルバム 撃鉄 。
プロデュースはダイムバック・ダレルヴィニー・ポールスターリング・ウィンフィールド。
結果的にパンテラ最後のオリジナル・アルバムになった。
このアルバムではRevolution Is My Nameくらいかな、好きなの。

それにしてもパンテラには楽しませてもらって感謝、という気持ち。
ダイムバック・ダレルヴィニー・ポール、亡くなったのが早すぎたと思う。
ところで 悩殺 のアナログ盤、欲しくてしばらく探してたことがある。
今はさらに高くなってるようだ。
アナログ盤はCD盤とはジャケット写真が異なり、お尻ドリルのやつ。

PINK FLOYD について

ピンク・フロイドについて。
記して良いのだろうか、私風情が。

ピンク・フロイドを初めて聴いたのは、1987年だと思う。
あ、One of these days は別にすでに耳にしていた。

1987年、アルバム 鬱 がリリースされた。
2009年以降は、日本盤でもアルバム名は 鬱 ではなく、モーメンタリー・ラプス・オブ・リーズン と呼称されるようになった。
日本人的には 鬱 でいいのにと思っているのだけど。
鬱がリリースされた時、Lerning to fly がラジオかMTV?でかかっていたのを聴いて、気に入って私はアルバム 鬱 を購入したのだ。

アルバム 鬱 ではOn the Turning Away と One Slipが気に入った。

特に A Monetary Lapse of Reason とこのアルバムのタイトルが歌われる One Slip が好きだ。
で、このアルバムはロジャー・ウォーターズがすでにいなくて、デヴィッド・ギルモアとニック・メイスンの2人がバンドの正式なメンバーだった。
リチャード・ライトはサポートメンバー扱いで、そのリチャード・ライトとニック・メイスンが実はほとんど参加していなかった、と後になって知らされた。
個人的に複雑な心境なんだけど。
だってアルバム 鬱を聴いている時は ピンク・フロイドを聴いているって思っているのだから。
まあ、割と好きでよく聴いていたアルバムだった。
ライブ・アルバム 光〜PERFECT LIVE! もけっこう聴いていた。
アルバム 対 は個人的にまったく好きな曲もないアルバムなんだけど。
最後に収められている High Hopes とか一般的に評価高いらしいのだけど、個人的にはまったくダメだった…。

そしてピンク・フロイドをキチンと聴くようになったのは、シャイン・オンというボックス・セットを購入してから。
今思えば内容的には中途半端なボックスなんだけど。
あと、ピンク・フロイドのデビュー・アルバム 夜明けの口笛吹き もシャイン・オン買ったのと同時期に購入した。
「BIKEって曲、聴いたことある」と思ったのだけど、P-MODELのANOTHER GAME でカヴァーされていたのを聴いていたから。
まあ、フロイド本家でもP-MODELのカヴァーでもBIKEという曲の良さとかさっぱり分からないのだけど。
あと、シド・バレットもボックス Opel が出たときに聴いてみたのだけど、よさが分からなかった。

アルバム 狂気 は好きだなー。
Timeとあと、Brain DamageからEclipseの流れとか。
狂気はボックス・セットを別にするとリマスターCDとかSACDも購入した。

基本的に、ピンク・フロイドは、狂気と鬱が好き。
炎〜あなたがここにいてほしい とか アニマルズ 、 ザ・ウォール とかはどうも合わない。
まあ、そのうちまた聴いてみようと思っているのだけど。
あと、One of thesd days は別。
好きだから。

SOFT BALLET について

BUCK-TICKのところで少し触れたから書いてしまおう。

ソフトバレエ
1989年の秋だと思うが、Live TOMATOを録画したのを見てたら、ソフトバレエのL-MESS が流れた。
当時のライブを収録したもので、めちゃカッコよかった。
一発で気に入ったので、出たばかりのファースト・アルバム、EARTH BORN を購入した。
BODY TO BODY はまあまあと思った。
L-MESS はテレビで見たのと違い、おとなしい感じでアレ?って感じだったんだけど。
でも、わりとすぐに出たシングル、TWIST OF LOVE を聴いて気に入ってしまった。

セカンドアルバム DOCUMENT も購入した。
TWIST OF LOVE はシングルバージョンを気に入ったので、他にJARO '68 、COMA BABY、AFTER IMAGES が好き。
ミニアルバム 3 (drai) も買ったなー。
BRILLIANT FAULT AND SKY WAS BLUE と MUCH OF MADNESS, MORE OF SIN が好き。

アルバム 愛と平和 はあまりいい曲がなかった。
FINAL くらいかなー。
EGO DANCE のシングルも買ったけども。
ここまでのアルファ時代のアルバムって初回限定盤で、ブックレット付きで厚みがあった。

アルバム MILLION MIRRORS とINCUBATE は同時に買ったのを覚えている。
前者は THRESHOLD(YELLOW MIX)、後者はシングルになった ENGAGING UNIVERSEくらいかな、好きなの。
でも、THRESHOLD(YELLOW MIX)はダントツに好き。

ソフトバレエで好きな曲上位に入るくらい。
FORM も好きな曲はないなー。
ということで、ソフトバレエは解散。

2枚組のベスト盤 SOFT BALLET が出たけど、個人的に好きな曲はほぼ入ってないという。
このベスト盤ではアルファ時代の曲は新録されていた。

そして7年後くらいしてソフトバレエは復活した。
まずサマーソニックに出たんだよ。
映像でしか見てないけど。
あの遠藤がやたら元気になっていたと感じた。

復活作 SYMBIONT は冒頭の2曲、 BIRD TIME と JIM DOG が好き。





続いてのアルバム MENOPAUSE はあまり印象にない。
シングルの2曲くらいかなー。
復活ソフトバレエって作曲クレジットがソフトバレエってなっていて、作曲者が分からない。
藤井の曲、森岡の曲って分かるところも解散前のソフトバレエの楽しみだったような気がする。

その後、森岡賢が亡くなったのも寂しい。
まあまあ、Modern Racer とかソロの作品とかも集めてたのに。
まあ、私はそんなに熱心な聴き手ではなかったのだけど。

BUCK-TICK について その2

アルバム 悪の華 発売とほぼ同時にインディーズ時代の HURRY UP MODE が再発された。
アルバム TABOO リリース直後にはBUCK-TICK日本武道館でライブをしたけど、その模様は当時、一時間くらいのラジオ放送で流された。
流された曲のなかにはFLY HIGH 、MOON LIGHT もあった。
FLY HIGH 、MOON LIGHT はアルバム HURRY UP MODE で一番好き。

 

桜井敦(当時の表記) 作曲による PLASTIC SYNDROME TYPE II も意外にいい曲。
ところで PLASTIC SYNDROME TYPE Iはどこで聴けるのだろうか?
あと、タイトル曲の HURRY UP MODEって最近にな、っていい曲じゃないか?とか思っている。

 

とにかくアルバム HURRY UP MODE が再発されてFLY HIGHが聴けるようになって良かった。
当時はインディーズと呼んでいただろうか。
まだ自主制作盤とかいっていたような気がする。
とにかく当時は普通のCD店では買えなかったからな、インディーズのCDやLPは。
個人的にはSEVENTH HEAVENが出た後くらいにHURRY UP MODEを探していろいろなCD屋さんを渡り歩いたことがある。
もちろん見つからなかったわけだが。
ちょこちょこCD屋さんの場所が分かったので、残っていた初回盤とか買ったりするようになった。
ほとんど思い出せないけど、細野晴臣源氏物語のサントラの初回盤を見つけて買ったことは覚えている。
あと、自主制作盤が買える店が分かって、その店でデランジェのアルバム LA VIE EN ROSE を買った。
LA VIE EN ROSEは何度か再プレスされたけど、セカンド・プレスのを持っている。
LA VIE EN ROSEはメジャーでも再発されたけどな!
ところで2005年くらいになってからブッ⚪オフで見つけましたよ。
太陽レコードのCDのHURRY UP MODE 。
ちょっとボロかったけど500円だったからな。
まあ、それまで聴けなかった2曲は聴けたけどウーンという感じの曲でしたわ。

あとアルバム SEXUAL×××××! について好きな曲とか記していなかった。
ILLUSION と MY EYES & YOUR EYES が好き。

 

 

この頃って 作詞・作曲 今井寿 が多い。
櫻井敦司はあまり作詞を手掛けてなかった。
SEVENTH HEAVEN 、 TABOO になると 櫻井敦司 は約半数で作詞、悪の華 以降になるとほとんどの曲の作詞を手掛けけるようになる。

で、アルバム 狂った太陽 。
このアルバムはあまり好きな曲がなくて。
スピード くらいかな、好きなの。

 

世間的には 星野英彦 のJUPITER が評価高いのかもしれないけど。
Brain,Whisper,Head,Hate is noiseとか良さが分からなくて何度も繰り返し聴いたな。
この後の アルバム 殺シノ調べ 、darker than darkness -style 93-、Six/Nine は個人的に全くダメで。
殺シノ調べ は再録集だけど、全部オリジナルの方が良かったと思っている。

このあたりだと思うけど、今井寿ソフトバレエ藤井麻輝 が組んで SCHAFT やってたの。
ボーカルにレイモンド・ワッツとか加わって。
PIGのアルバム The Swining は大好きなアルバムだったから喜んで買ったのを覚えている。
SCHAFTはまあ、こんなものかーって感じだったけど。
レイモンド・ワッツの加わってる曲はフツーに PIG だった印象がある。

アルバム COSMOS。
シングルにもなった キャンディ 、そして Ash-ra が好き。

 

 

個人的にはちょっと以前の BUCK-TICK のように感じられてよかった。

2002年にビクターでのアルバムがリマスターされた。
アルバム darker than darkness -style 93- と、Six/Nine 以外はちゃんと購入した。
2007年にもアルバムが紙ジャケット仕様で再リリースされていたけどこの時は SEVENTH HEAVEN だけ買った。
LP盤の SEVENTH HEAVEN のボックスを再現していたのがよかった。

アルバム SEXY STREAM LINER 以降も、アルバムとか出たら買っているけど、あんまり良いと思える曲がなくなったなー。
初回盤とかは流石に買わなくなった。
SCHAFTのセカンド・アルバムも買ってないし。
でも、BUCK-TICKの最新アルバム ABRACADABRA は久しぶりに聴きやすい曲が多くてよかったと思っている。

BUCK-TICK について

1987年の秋から冬だったと思う。
確かラジオのNHK-FMで日本のロックバンド特集みたいのがあって、何組か流れていた。
個人的には、別に目当てあったと思うのだけど、今となっては思い出せない。
デルジベットの曲が流れていたのは記憶している。
BUCK-TICKはその番組では2曲くらい流された。
その時に、BUCK-TICKをはじめて聴いたのだ。
その時はふーん、くらいに思ってたのだけど、しばらくして、ミニアルバムROMANESQUEを友人宅で聴いた。
MISTY ZONE でハマってしまった。

で、早速買いましたよ、ミニアルバムROMANESQUE。
その数ヶ月後に SEVENTH HEAVEN が出て。
…IN HEAVEN… かっこいい。

CAPSULE TEARS もノリがいいし、CASTLE IN THE AIR もかっこいい。

ORIENTAL LOVE STORY も聴かせるし、PHYSICAL NEUROSE 勢いがあっていい。

そして MEMORIES…。

]

MEMORIES…、スゴく好きな曲なんだけど。
なぜ、ベスト盤とかで選曲されてないのか。
評価されている、という声も聞かないので心配なんだけど。

SEVENTH HEAVENって森岡賢が参加しているんだよね。
後にソフトバレエも聴いていたから、気付いたときにびっくりした。
SEVENTH HEAVENでポップなBUCK-TICKを楽しんでいたら、次作のTABOO でダークな感じに。

先行シングルの JUST ONE MORE KISS を楽しんで聴いていたんだけど、アルバムTABOOを聴いた。

ICONOCLASM から TOKYO とかやたらかっこいい。

EMBRYO 、"J" も気に入ったし、ANGELIC CONVERSATION が最高すぎて。

 

ICONOCLASM とか ANGELIC CONVERSATION は後に再録されたけど、アルバム TABOOのが好き。
アルバム TABOOは初回盤はピクチャーレーベル仕様。
ところでこの当時の初回盤は「初回のみ⚪⚪仕様!」とか「初回のみ限定!」みたいに煽りみたいな宣伝は特にしていなかったと思う。
だから通常盤とかでもほぼ差はないから「初回盤がよかった…」とかほぼなかった。
時たま初回盤があったのを知ってその初回盤を探し歩くということもほとんど無かったと思う。
細野晴臣紫式部 源氏物語 サウンドトラックの初回盤は外ケースがちょっぴり豪華なやつだった。
通常盤は普通のプラケースだった。
初回盤を買うのにCD店を探し歩いた記憶がある。
あとレピッシュのパヤパヤのCD(デビュー・シングルなのだけど、当時はアナログ盤のみ発売されていた。CDは2年後になってから発売された。)も初回盤を求めて探したはず。

アルバム 悪の華
アルバム TABOOからおよそ1年後に発売された。
アルバムTABOOの後のツアー中に今井寿が逮捕され、BUCK-TICKは半年ほど活動を停止していた。
その活動停止中にアルバム 悪の華 は制作されていたのだ。
冒頭のNATIONAL MEDIA BOYS がやたらかっこいい。

他にもTHE WORLD IS YOURS 、悪の華 、KISS ME GOOD-BYE が良い。

あとPLEASURE LAND と SABBAT 。

この2曲とDIZZY MOON は星野英彦による作曲。
以前から作曲をしていたけど、ここに来て大ブレークですよ。
悪の華はなんとなくシングルの方が好きかな。

ちなみに悪の華はシングルとアルバムでは少し異なり、アルバムではキーボードが入っている。
KISS ME GOOD-BYE は大好きな曲。

ほんと、このあたりのBUCK-TICKってスゴすぎる。

ミニアルバム ROMANESQUE とかリマスターされていないし、個人的に大好きな MEMORIES… とかTOKYO とかはきちんと評価されていないようで少し心配。

あと、書籍のBUCK-TICK とかLOVE MEとかWORDS BY BUCK-TICKとかB-T DATAとか。
後には星野英彦のSimply Lifeとかヤガミトール自伝とかついつい買っちゃってる。

また、前回記したムーンライダーズも現役最長バンドとか言われていたけど、今やBUCK-TICKももうその域だよね?
ムーンライダーズは活動停止していた時期もあったし、もうくらいかムーンライダーズの域を超えてないだろうか、BUCK-TICKって。
ムーンライダーズは初期にメンバーチェンジがあったし、BUCK-TICKはあっちゃんがボーカルになってからはメンバー・チェンジなしという。
インディーズのHURRY UP MODEから現在までメンバー変わらずだぜ?
ほんとスゴいバンドとしか言い様がないな、BUCK-TICKって。