FAITH NO MORE について

1992年。
すでに何度も触れたけど、当時、私は留学ということで米国に滞在していた。
そして滞在して間もなく、購入したCDがフェイス・ノー・モアのエンジェル・ダスト。
Midlife Crisis がすでにヒットしていて、私はこの曲をスゴく気に入ったので、当時発売されて間もなかったアルバム エンジェル・ダストを買った。
Midlife Crisisのほか、Land of Sunshine、
Crack Hitler、Jizzlobberが好き。
アルバム エンジェル・ダストは、米国よりも英国の方が売れたと聞いた記憶がある。

あと当時、フェイス・ノー・モアの過去のヒット曲、Epicも時々MTVでオン・エアされていた。
これもカッコいい曲だよなー。

それからしばらくして、フェイス・ノー・モアのライブを見に行った。
カイアス、ベイブス・イン・トイランドがオープニング・アクトだった。
ベイブス・イン・トイランドはこの時のライブはひどかった。
まあ、この時のライブ以外を見たことないので普段のライブはどうなのか知らないけど。
カイアスはきちんとした演奏だった。
カイアスはその後解散して、メンバーだったジョシュ・オムが、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジを結成している。
(同じくカイアスのメンバーだったニック・オリヴェリもクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジに途中加入。アルバム R指定、アルバム ソングス・フォー・ザ・デフ ではメンバーの一員であった。その後脱退。アルバム ライク・クロックワークでは制作に関わっている。)

ライブで見たフェイス・ノー・モアは、オープニングでヨーロッパのファイナル・カウントダウンにのってメンバーが登場していた。
確かSmaller and Smallerでライブがはじまった。
アルバム エンジェル・ダストもそうだったけど、わりとヘヴィーは音像のライブだった。
時々メンバーが喋ったりしていたが、なかでもキーボードのロディ・ボッタムがよく喋っていた記憶がある。
最初の方で記したが、英国ではエンジェル・ダストは大ヒットしていたが、米国ではあまりという感じた記憶がある。
そんなわけでライブは淡々と進み、ラストだったかラストあたりでEpicを演奏し、さすがに観客がいっせいに歌声を響かせていた。
さすがヒット曲。
わりと楽しいライブだった。

ところで、フェイス・ノー・モアのエンジェル・ダストまでのギタリストだったジム・マーティン。
エンジェル・ダストではKindergartenとJizzlobberで作曲にクレジットされている。
エンジェル・ダスト以前は全曲ではないが、そこそこクレジットされていた。
エンジェル・ダストの時はすでにバンド内ではヒドイ扱いだったようだ。
フェイス・ノー・モア脱退というか解雇?後、ソロ・アルバムを発表しているが、ジェイムズ・ヘットフィールドが参加していたり。
フェイス・ノー・モア以前には、クリフ・バートンとバンドを組んだこともあり、メタリカ周辺でジム・マーティンの名前を見ることがたまにあるので嬉しくなってしまうなー。