THE CURE について

私が美少年だった高校生の頃。
念のためにもう一度記しておく。
私が美少年だった高校生の頃の話だ。
どうして興味を持ったのか記憶にないのだけど、私が美少年だった高校生の頃、ザ・キュアーのベスト盤 スタンディング・オン・ア・ビーチのレコードをレンタルした。
ちなみに、このベスト盤はLPとCDでタイトルが異なり、CDの場合はタイトルがステアリング・アット・ザ・シーになる。(あと収録曲数が少し増える。)
どちらもタイトルはデビュー曲にある一節を使用している。

スタンディング・オン・ア・ビーチはその当時のシングル曲をだいたい収録したベスト盤だからいい曲がたくさんあって、ほぼ全曲が好きなくらいなアルバム。
CD盤のステアリング・アット・ザ・シーのが曲数多いけど、追加された曲は別に要らないくらいな。
確かキュアーは、この時期はまだそれほど大物として扱われるようなバンドではなかったはず。
すぐにアルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミーが大ヒットして広く知られるようになり、さらにディスインテグレーションやウィッシュも大ヒットしてしまうのだけど。

ベスト盤 スタンディング・オン・ア・ビーチの中でも気に入ったのがThe Hanging Garden。
私はまだCDプレーヤーを持っていなかったのだけど、The Hanging Gardenが収録されているアルバム ポルノグラフィーをCDで買ってしまっていたくらい。
だからポルノグラフィーは、私がCDプレーヤー(パナソニックの。しっかり選んで買ったのだけど。)を購入した当日に聴いたアルバムだったはず。
The Hanging Gardenをスゲーと思っていたのだけど、さらにスゲーと思わせたのがOne Hudred Years。
他にもA Strange Day、Coldといった曲を収めたポルノグラフィーは、個人的に好きなアルバムの上位に今も居座っている。
リマスター盤(デモとか入っていた2枚組のやつ)が出た時にはもちろんすぐに買ってしまった。

そうしてCDのポルノグラフィーを堪能していたのだけど、そんなときにリリースされたのがアルバム ディスインテグレーション。
確かシングルのLullaby(輸入盤)が先行で出ていたと思う。
そのシングルCDをタ⚪ーレコードで買ったのを記憶している。
いわゆる3インチCD。
ジャケットもそのサイズに合わせてちっちゃくて。
タイトル曲Lullabyはもちろん、収録されていたBabble、Out of Mindも気に入った。
ちなみにイギリスではファースト・シングルはLullabyだったが、アメリカではFascination Streetだった。
個人的にはLullabyのが圧倒的に好き。
そしてアルバム ディスインテグレーションが発売された。
もちろんCDで購入した。
収録曲ではPlainsong、Closedown、タイトル曲のDisintegrationが特に好きかなー。
Disintegrationなんて8分を超える曲なのに全く飽きない。
いまだに大好きな曲ですわ。
はじめに買った輸入盤は傷つけちゃったので国内盤を買った。
2010年にはリマスター盤(CD3枚組)がリリースされたので購入。
1991年にはディスインテグレーション・ツアーよりウェンブリー・アリーナ公演を収録したアルバム エントリートがリリース。
このエントリートは、本国イギリスではキュアーのアルバム2枚以上買ったら購入者特典としてもらえたらしい。
だが、日本ではブックレットが付けられて限定盤として売られていた。
エントリートは後にアルバム ディスインテグレーションのリマスター盤のCD3として完全版としてディスインテグレーション全曲のライブ音源が収録された。

ところで、ディスインテグレーションをリリースの際にメンバーからローレンス・トルハーストが解雇された。
ローレンス・トルハーストは曲によってはその名がクレジットされていたし、ロバート・スミスの幼なじみであり、キュアーのオリジナル・メンバーだった。
キュアーはロバート・スミスとローレンス・トルハーストの二人きりのときもあったというのに。
その後も気になったのでローレンス・トルハーストのバンド、プレゼンスを買って聴いてみたことがある。
まあまあよかったと思ったのだけど。

1990年にはリミックス曲を集めたアルバム ミックスド・アップをリリース。
新曲としてNever Enough収録。
いやー大嫌いなアルバムですわ。
個人的にはリミックス嫌いな人としては。

後にミックスド・アップは再リリースされている。
こんなの再リリースしなくていいのにさー。
しかもCD3枚組に大増量までして!
さすがにこの時は買わなかったけどな!