<PIG> について

私がインダストリアル周辺に触れたことはすでに記したが、1980年前後のインダストリアル・ミュージックと、ミニストリー以降のインダストリアル・ロックと両方とも当時、うまくCDを買い集められたのは良かったと思っている。
だって、あの当時でなければ集められなかったもの、たくさんあったのではという気がしているので。
実際は分からないが。

そして私は<PIG>を知る。
どのようにして知ったのか覚えていない。
当時のアルファレコードが宣伝頑張ったのだろうか。
通算では三枚目となるアルバム、The Swining。
日本では初となるアルバム・リリース。。

一曲目の The Fountain of Miracles がやたらかっこいい。
当時は持っていたポータブルCDプレーヤーで聴いていた。
確かパナ⚪ニックの。
リモコンにボタンがひとつだけで、ボタンを押す回数で再生とか停止とか。
使いやすかった。
ところでThe Swining、最初のころは実は最後まできっちり聴いたことがなかった。
最後の曲が遅めで勢いがないと思って、その曲が始まると前の曲を聴いたりしていた。
ある日、アルバムを聴いていて眠ってしまった。
目を覚ますと、やたらかっこいい音がする。
え、なに、この曲と思ったのだが、それが最後に収められていた8曲目の Symphony for the Devil 。
12分43秒もあるこの曲、はじまりは少しテンポが遅いので聴かなくていいやと思っていたのだが、実は途中から早い曲に変わるのだ。
びっくりした。
そしてこの曲が大好きになった。
今聴いてもめちゃくちゃかっこいい。

ライブに行った。
かっこよかった。
この時、物販でCDを買うとサインが貰えるということで、持っていなかったミニアルバム Red Raw & Sore を購入した。
貰ったのはサイン入りの色紙。
サインって当時は阪神タイガースの掛布選手以来だった。
今もまだ持っていると思う。

その後、<PIG>がビクターに移籍して、Sinsation 、Wrecked をリリース。
アメリカでも<PIG>はnothingレーベルからアルバムをリリースするのだけど、日本盤と米盤は同じアルバムでも、何曲か違ってたり、ミックスが違ったりしていたので、日本盤と米盤の両方買わなければいけなかったという。

あと、The Swining がアメリカでも何年か後にミニアルバム Red Raw & Sore と一枚でリリースされたのだけど、ジャケが変更されてミックスが異なる曲があったり、Symphony for the Devil が少し短くなって収められていた。

<PIG>、大好きだったけど、その辺苦労したなー。
あと A Poke in the Eye... With a Sharp Stick 、
Praise the Lard とか Hello Hooray とか買いましたよ。
サイドプロジェクトの Sow も。
1999年の Genuine American Monster までは付き合いましたよ。
でも、Symphony for the Devil に匹敵する曲が産まれなかったなあ。