なんかいろいろ その34

ポール・マッカートニーが手掛けた絵本、あの雲のむこうに がアニメ映画化される。
ポールがメイン・キャラクターの1人の声を担当し、オリジナル曲6曲を提供するという。
このアニメ映画は2026年に完成予定らしい。

ビートルズの件。
新曲として Now and Then がリリースされる。
ジョン・レノンの1978年のデモテープから声とピアノの音を分離して抽出出来たことでリリースできるようになったらしい。
以前には音質の問題があったもの。
Now and Thenはジョンがおそらくダブル・ファンタジーの後にレコーディングするつもりだったはずの曲。
生前のジョージのギターが加えられ、2022年にポールのベースとピアノとリンゴのドラムの演奏で完成させたものらしい。
Now and Thenは1996年のCD ザ・ビートルズ・アンソロジーの3のオープニング曲として使用されるはずだったが、デモ音源が音質の問題で収録されていなかった。
ちなみにザ・ビートルズ・アンソロジーの際にオノ・ヨーコからFree as a Bird、Real Love(←ジョンのデモがイマジン  オリジナル・サウンドトラックに収録されていた。)、Now and Then、Grow Old With Me の4曲のデモテープが提供された。
Free as a Bird、Real Loveはポール・マッカートニージョージ・ハリスンリンゴ・スターが手を加えて完成させた。

Free as a Bird

Real Love

Free as a Birdザ・ビートルズ・アンソロジー1、
Real Loveはザ・ビートルズ・アンソロジー2、Grow Old With Me(このデモテープはジョンの死後に発表されたアルバム Milk And Honey に収録されていた。)はジョージ・マーティンによりストリングスが加えられてジョン・レノン・アンソロジーに収録された。
ちなみにザ・ビートルズ・アンソロジー3にはNow and Thenが収録されるはずだったが、デモテープの音質の問題で見送られた。
代わりにジョージ・マーティンのA Beginning(1968年7月に録音されていた。)が収録された。

Now and Thenはビートルズ最後の新曲とされる。
プロデュースはジャイルズ・マーティン。
Now and Thenは7インチ・シングル、12インチ・シングル、限定カセットテープで11月2日に発売される。
Now and Thenにまつわる12分のショート・フィルムが11月1日に公開される。

↓Now And Then – The Last Beatles Songトレイラー

あと、11月10日にはいわゆる赤盤と青盤の2023エディションが発売される。
ミックスがこれまでと異なる上、赤盤には12曲追加、青盤には9曲追加される。
青盤の追加曲の9曲にはNow and Thenも含まれる。
アナログ盤では赤盤・青盤 2023エディションがそれぞれ3枚組として、赤盤・青盤 2023エディションのセットの6枚組とか発売される。
赤盤はCD2枚組だけどCD1枚に収まる容量だったんだよな。
赤盤・青盤 2023エディションで曲が増えるのは嬉しいんだけど、赤盤・青盤って確かジョージ・ハリスン選曲だったと思う。
勝手に曲増やしていいのか?って感じもあるのだけど、リスナーとしては曲が増えてやはり嬉しい。
アナログ盤が高いのは仕方ないとして、国内盤のCDがちょっと高いのが気になるなー。
個人的には赤盤・青盤は初めて買ったビートルズのCDだった。
当時は赤盤・青盤が初CD化され、店舗によるのか知らないけど、購入者にはそれぞれにけっこう厚めのブックレットが付いた。
現在でも赤盤・青盤の中古CDにそのブックレットが付いているのがあると思う。

櫻井敦司が亡くなった件、TwitterじゃなくてXを見ていたら日本のみならず海外でもけっこう反応がある。
なかなか多いな。
レイモンド・ワッツこと<PIG>じゃなくて<PIG>ことレイモンド・ワッツのXを見たら、やはり櫻井敦司の死去の件に触れていた。
レイモンド・ワッツは今井寿藤井麻輝のユニット SCHAFT に参加していたから個人的にはそっちの印象が強かったけど、2001年にはSCHWEINで櫻井敦司今井寿、KMFDMのサシャ・コニエツコと組んでいた。
SCHWEINではボーナス・トラックとして<PIG>のMy Sanctuaryをカヴァーしていたんだよなー。
SCHWEINではルチア・シファレリも作詞やヴォーカルで参加していた。
その後再結成したKMFDMでは現在でもヴォーカル、キーボードを務めている。
ちなみに2005年にルチア・シファレリはサシャ・コニエツコと結婚している。
個人的にはKMFDMはアメリカで活動しているイメージなんだけど、サシャとルチアはドイツのハンブルグに住んでいる。

BUCK-TICKLUNA SEASOFT BALLETによるライヴLSBもあったな。
1994年に5会場で全5公演がおこなわれ、ゲストとして

THE YELLOW MONKEY
THE MAD CAPSULE MARKETS
・L'Arc~en~Ciel
DIE IN CRIES

のステージもあった。
この4組のうち会場によって1組~3組が出演した。
この頃はまだLUNA SEAがシングル ROSIER をリリースしたばかり。
L'Arc~en~Cielもイエモンもブレイクする前だから、この中ではBUCK-TICKが一番人気があった。
21世紀に入ってLUNA SEAのLUNATIC FEST.やBUCK-TICK FESTとかがそれぞれ複数回行われた。
LUNATIC FEST.にはBUCK-TICKも出演したけど、BUCK-TICK FESTにはLUNA SEAは出演してなかったと思う。
まあ、タイミングの問題だろうと思うけど。

ところで、あるブログに三上博史のことが書かれていたのを読んだ。
三上博史には全然詳しくないけど、チャンス!というドラマは好きで見ていた。
あと、三上博史のアルバム ORGA'N をレンタル屋さんで借りて聴いていたけど、気に入ったから後にCDで買った!
音楽的には普通の俳優のCDじゃないような気がするのだけど。
特に賜肉という曲が好きだったんだよなー。

2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれた仏像。
所有権を主張する韓国中部瑞山の浮石寺が、像を盗品として保管する韓国政府に引き渡しを求めた訴訟で、浮石寺の上告を棄却し、観音寺の所有権を認めた。
2審では観音寺の所有権を認めていて、今回は韓国の寺の訴えを棄却したわけだ。
驚いた。
日本の案件で韓国がそんな判決を認めていいのだろうか?と思った。
「さっさと仏像を観音寺に返しやがれ」と思っているのだけど、なかなか返ってこないだろうな。