Peter Gabriel について

2022年元旦から驚かされたことは うる星やつら の再アニメ化の報だった。
びっくりした。
2022年の初びっくりはうる星やつらによってもたらされた。
おそらくうる星やつらを知っている人の多くは2022年の初びっくりだったのではなかろうか。
うる星やつら はLD(レーザーディスク)化された時に電気店の売り場で見かけたことがある。
50枚のLDがふたつのボックスに収められて33万円で売られていた、という情報は今しがたネットで調べて驚いた。
うる星やつらは劇場公開作も5作、さらに1991年には放映開始10周年を記念して劇場6作目の いつだってマイ・ダーリン が公開された。
うる星やつらはOP曲ED曲も人気があった。
個人的にはヴァージンVSの星空サイクリングが好きだったな。
うる星やつらのテレビアニメはまあまあ見ていたけど、実はそんなに好きで見ていたアニメではなかった。
個人的には押井守の作風とか作品にはどうも縁がなかったのかも知れない。
押井守うる星やつらでは1話から106話までチーフディレクターを担当。
劇場版1作目・2作目で監督を務めている。

今度のうる星やつらは原作準拠のアニメ化で4クール製作されるらしい。
ちなみに、個人的にはうる星やつらは原作はほとんど読んだことがない。
高橋留美子 の諸作では めぞん一刻 が好きだけど、その他の作品はほぼ読んだことがない。
素直にラムちゃんデヘヘ❤とかしとけばよかったのだろうけど。

あとMETAFIVEの「メタ呼吸」も届いたのだけど、アナログ盤を購入したからまだ聴けないでいる。
だってレコード・プレーヤー持ってないんだもの。
今年こそレコード・プレーヤーを買おうかと、この正月には思ったのだった。

1986年。
この年、ジェネシスピーター・ガブリエル、そしてスティーヴ・ハケットが在籍していたGTRがそれぞれアルバムをリリースした。
ジェネシス、その元メンバー、元メンバーの在籍していたグループが同時期にアルバムをリリースしたことは当時の洋楽雑誌などでも取り上げられていた。
個人的には洋楽を聴き始めた頃だったから、ジェネシスとかまったく知らなかった。
ただ、フィル・コリンズのソロが大ヒットしていたのは知っていた。
個人的にはフィル・コリンズではDon't Lose My Numberが大好きだった。

1986年にはジェネシスのアルバム インビジブル・タッチがリリースされ、大ヒット。
シングル Invisible Touchとか大人気だった。
個人的にはアルバムのラストに収録されたインストのThe Brazilianが大好き。

その前年にリリースされたマイク・ラザフォードのグループ、マイク & ザ・メカニックスとかも好きだったな。
シングルになったSilent RunningとかAll I Need Is a Miracleとか。

ジェネシスとほぼ同時期にアルバム So をリリースしていたピーター・ガブリエルは、シングルのSledgehammerがクレイアニメをコマ取りにしたPVが人気を得たこともあってBillboard Hot 100で全米第1位となっていた。
個人的にもPVを楽しんで見てたこともあって、アルバム So をレンタルして聴いていた。
アルバム So は非常に聴きごたえのあるアルバム。
冒頭のRed Rain、ケイト・ブッシュとのデュエット曲のDon't Give Up、Mercy Streetなどが好き。
特にRed Rainが好き。

このアルバムでプロデュースを務めたのはピーター・ガブリエル本人およびダニエル・ラノワ。
ダニエル・ラノワは個人的に好きなプロデューサーのひとり。
U2の焔、ヨシュア・トゥリー他いろいろ、ボブ・ディランのオー・マーシー、タイム・アウト・オブ・マインド、ネヴィル・ブラザーズのイエロー・ムーンなどのプロデューサーだ。
アルバム So は2002年にはリマスター盤、2012年にはボックス・セットがリリースされた。
個人的にはどちらも購入した。
Soはリマスターした時から曲順が変更されたのが気になる。
In Your Eyesがアルバムのラストになった。
元の位置のがいいと思っているのだけど。

ピーター・ガブリエルのアルバムは、CDプレーヤーを持った頃に輸入盤で揃えた。
さすがにドイツ語盤とかは持っていないけど。
2002年のリマスター盤は全部購入したはず。
サントラのバーディーやパッションを含めて。

アルバム ピーター・ガブリエル
ジェネシス脱退後のソロ・デビュー・アルバム。
収録曲ではSolsbury Hill、Here Comes the Floodが好き。
Here Comes the Floodはもちろん、ベスト盤で新録されたやつのが好き。

Here Comes the Floodはガブリエルのファースト・アルバムにも参加していたロバート・フリップがExposureでカバーしていてそっちも好き。

アルバム ピーター・ガブリエル II。
プロデュースはロバート・フリップ
特に好きな曲はなし。

アルバム ピーター・ガブリエル III。
プロデュースはスティーヴ・リリーホワイト
ジャケがちょっと怖い。
夜遅くにこのアルバムのジャケを見るのは嫌だと感じる。
このアルバム、アナログ盤で持っている人はどう感じているのだろう?
収録曲ではIntruder、Lead a Normal Life、Bikoが好き。

Intruderでドラムを叩いたフィル・コリンズは、彼自身のIn the Air Tonightでさらにゲートリバーブを世に広める。
あとBikoはシンプル・マインズがカヴァーしたことも。

アルバム ピーター・ガブリエル IV。
米盤では「Security」ってタイトルをつけられてリリースされていた。
このアルバムではフェアライトCMIを使用。
収録曲ではThe Rhythm of the Heat、I Have the Touch、
Shock the Monkeyが好き。

1990年にはベスト盤シェイキング・ザ・トゥリーをリリース。
Here Comes the Floodが再録されていた。
アルバムのタイトル曲はユッスー・ンドゥールとのコラボ曲。
Shaking the treeは1989年にユッスー・ンドゥールのアルバムに収録され、ピーター・ガブリエルのベスト盤ではピーター自身のボーカルを再録している。

1992年にはアルバム Us をリリース。
プロデュースはダニエル・ラノワ、ピーター・ガブリエル
収録曲ではシングル曲のDigging in the Dirtが好き。

ピーター・ガブリエルは1994年にはライブ盤シークレット・ワールド・ライブをリリース。
シークレット・ワールド・ライブは映像版も同時にリリースされてた。
たぶん映像版がメインなのだろう。
だってシークレット・ワールド・ライブは2002年のリマスターのラインナップにも無かったし。
ライブの演奏陣の核がデヴィッド・ローズ(ギター)、トニー・レヴィン(ベース)、マヌ・カチェ(ドラム)という鉄壁の布陣。
ツアー・メンバーにはポーラ・コールが参加していて、Don't Give Up、Shaking The Treeではリード・ヴォーカルも担当。
あと、確かBikoが長くピーター・ガブリエルのライブでラストを飾る曲だったと思うのだけど、いつの間にかIn Your Eyesがラストでプレイされるように。
ここでもラスト曲はIn Your Eyes。
個人的にはピーター・ガブリエルのライブではBikoがラスト曲というのがきまりだと思っていたのに。

ピーター・ガブリエルはその後、2000年のイベントのサウンドトラック・アルバム OVOまで沈黙することになる。

oasis について

グラス・バレーのベスト盤とMV集が発売される。
Disc1にベスト盤、Disc2にMV集というCD+Blu-ray Discという仕様で来年3月にSonymusicshop限定で発売される。
CDの収録曲はすでに発表されているが、Blu-ray Discの方は後日発表されるという。
CDの選曲には納得できるけど、曲順がえ!?という感じなのだけど。
灰色のオリオンがラストで良いのだろうか?
曲順はこれで決まりなの?
あと価格。
CD+Blu-rayで税込6600円とか。
およそ2倍でグラス・バレーのCD BOX(CD6枚組)が買えるではないですか!
グラス・バレーの既発表の全曲が入ったCD BOX。
これはCD BOXを買え!ということなのだろうか?

そういえばソフトバレエのCD BOXもかつて発売されていた。
1995年までのアルファ期とビクター期の全ての音源が収録された11枚組CD/全141曲で藤井麻輝全面監修。
何故かアルバムごとではなく曲名でAからZまで順に並べた仕様というのでこちらの購入意欲は絶たれてしまったのだけど。
でも、完売したからなぁ~。

少し前に部屋を掃除していて、アラン・マッギーなどクリエイション・レコーズのインタビュー本のクリエイション・レコーズ物語を見つけたので読み返したりした。
読み返してオアシス発見という章はあるけど、意外にオアシス自体の記述は少ないと感じた。
アラン・マッギーはオアシスを見つけてデビューさせて少し後くらいまでは割と親密な関係だったようだが、オアシスがすぐにビッグな存在になってからは関わりが少なくなったことも記述があまりないということになったのかもしれない。
個人的にはプライマル・スクリームのがクリエイションという感じがするし、オアシスは国内盤を買うことが多かったのでオアシスはクリエイションというより普通にエピック・ソニーという感じ。
まあ、プライマル・スクリームだって今も(当時の)コロンビアとかソニーというイメージが強いのだけど。

オアシスがデビューしてしばらくした頃、喫茶店で他の客がテーブルでオアシスの話をしていたのを記憶している。
とは言っても「オアシスが ~」と言ってるようなのが聞こえただけで話はさっぱり分からなかったのだけど。
ああ、オアシスか、人気あるのだな、とか思っていた。

オアシスがデビューして、しばらくはその音はなんとなくラジオなどで聴いていたのだけど、いい曲だな、と気付くのにしばらく時間がかかってしまった。
実際にはじめてオアシスのアルバムを購入したのは、アルバム モーニング・グローリー。
Roll With It を聴いてノリのいい曲だなと思った。
そしてモーニング・グローリーの前にすでに発売済みだっWhateverが好き。

当時、そのシングルCDを国内盤で購入した。
収録曲のFade AwayやHalf the World Away もまあ気に入った。

アルバム モーニング・グローリーは、 Don't Look Back in Anger、Some Might Say、Morning Gloryが特に好き。

デビュー・アルバム もその頃に聴いたはずだけど、その時はオアシスの良さがサッパリ分からなかった。
その後、1998年くらいになってようやくRock 'n' Roll Star、Shakermaker、Supersonic、Live Foreverの良さがわかってきた。

1996年にはノエル・ギャラガーがボーカルに参加したケミカル・ブラザーズのSetting sunが大ヒット。

この曲でオアシスもちゃんと聴かなくちゃ、とか思ったのを記憶している。

サード・アルバム ビィ・ヒア・ナウ。
サッパリ良さが分からないのだけど。
Stand By Me、All Around the Worldくらいかなー、好きな曲と言えるのは。

クリエイション物語には ビィ・ヒア・ナウ についてそれぞれの曲を1、2分カットすれば良くなるみたいなこと書かれていたけど、そんなものなのだろうか?

アルバム ザ・マスタープラン。
いわゆるシングルのB面曲のベスト盤。
Acquiesce、Fade Away、そして The Masterplan が好き。


オアシスは個人的には不思議なバンドだと思っている。

TM NETWORK について その2

裸のラリーズ
公式サイトが今年10月に開設された。
そこでは水谷孝がすでに故人であることが明らかとなった。
発売中のレコードコレクターズ2022年1月号にはかつてラリーズに在籍していた久保田麻琴のインタビューが掲載されていて、来年には久保田麻琴によりリマスターされたラリーズの音源が一般にリリースされるらしい。
2019年には水谷孝はライブをしたいと久保田真琴との電話中で語り、ベースに細野晴臣を、という話もあったという。
久保田麻琴は細野と連絡を取り、細野はOKと返事したという。
その連絡を水谷にメールで知らせたが、その後、水谷孝は具合が悪化して亡くなってしまった。

かつて裸のラリーズのCDはリリースされたものの、数が少なく一般にまでは出回っていない。
何故だか分からないが、水谷は音源の流通を著しく制限していてその後の再発とか一切許可しなかったようだ。
一方ではラリーズのブートレッグが出回っていたという。
海外でもラリーズの存在は知られており、海外でもブートレッグが出回っていたらしい。
またネットオークションでラリーズのブートレッグが何度か出されたことがあり、それには水谷自身が関わっていたという噂もある。

裸のラリーズはとても特異な存在らしい。
ところで私はラリーズの名前を聞いたことはあっても、その音についてちっとも耳にしたことがないのだけど。
そのラリーズは来年、音源がリリースされる。

ライブ盤が何故か嫌いだった。
おそらくライブ盤の曲間の観客の声が入ったりするのとか嫌いだったのかも。
雑誌とかで多くのアーティストがライブ盤を発表したり、発表していたりという記事を厳しめの目で見ていたような気がする。
そんな私に「ライブってもしかしたら良いかも」と思わせたのがTM NETWORKだった。
アルバム Self Control リリース時のライブに行きたいと思って必死でチケット取るために電話したこともあった。
残念ながら電話は繫がらなかった…。
曲によってはライブ・バージョンのが良いと思うこともあるし。
例えばボブ・マーリーのNo Woman, No Cryとかライブのが良いし。
もちろんすべてのライブ音源が良いとは限らないがな!

というわけでTM NETWORKがライブ音源を集めたCDを二枚発売する。
ソニーAVEXからそれぞれ2枚組が1点ずつ。
つまり2点でディスクとしては4枚。
記しておきながらあまり興味はないのだけど。
TM NETWORK1984年のデビュー時にはライブをしないとしていた。
当時は機材的に充分なライブが出来ない、と判断されたのだろう。
だが、しばらくして方向転換。
その年12月にはライブを行っている。
ライブはELECTRIC PROPHETと題されて、渋谷と札幌の二ヶ所行われた。
おそらく札幌では1974がヒットしたこともあって、集客もできるとしてライブ会場に選ばれたのだろう。
このときの公演ではまだレコーディング前のELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)がラストに披露されている。
ELECTRIC PROPHETの映像は後にVISION FESTIVALとしてビデオ・リリースされ、後にはDVD化もされた。
全編ライブというか様々な映像・音もおりこまれているけど。
あと、非公式ではこの公演以前にもライブが行われたことがあるらしい。
このライブ ELECTRIC PROPHET以降、TM NETWORKはライブ公演にかなり注力するようになっている。

TM NETWORKは三人組。
小室哲哉はシンセ、木根尚登はエレクトリック・ギター(時にはアコースティック・ギターや鍵盤)、宇都宮隆はボーカル(時にはギターも弾いたり)。
ELECTRIC PROPHET以降のライブではドラムやギターなどのサポート・メンバーが登場する。
この間の配信ライブはサポートなしだったけど。
かつてはエレクトリック・ギターに松本孝弘(現・B'z)がTMのサポートを行っていた。
TM NETWORKは三人の正規メンバーとサポート・メンバーにあまり隔てはなかった。
サポート・メンバーも度々、小室哲哉のSF ROCK STATIONに出演していた。
ラジオ出演のギャラはサポートの面々にもキチンと出ていたのだろうか?
松本孝弘はB'zの最初期にも小室哲哉のSF ROCK STATIONに出演したことがあったはず。
稲葉浩志も出演していたと思う。
ちなみに個人的にはBAD COMMUNICATION 以前のピコピコというかシンセの音も比較的よく鳴っていた初期のB'zの三枚のアルバムはよく聴いていた。
そしてFENCE OF DEFENSEのメンバー。
FENCE OF DEFENSEの三人、 西村麻聡北島健二、山田ワタルはメンバーによって時期は異なるが三人ともTM NETWORKのサポート・メンバーだった。
FENCE OF DEFENSEのメンバーは後々でもサポート・メンバーとしてTM NETWORKのライブで活躍した。
TM NETWORKはライブではベースがいなくなったけど、アルバム CHILDHOODS END、GORILLAの後のツアーでは西村麻聡Self Control、humansystemの後のツアーでは日詰昭一郎が務めていた。
(Major Turn-roundのライブ時には春山信吾、LIVE IN NAEBA'03、2007年のREMASTERでは吉田建が参加している。)
日詰昭一郎といえば、小室哲哉のSF ROCK STATIONで披露された 神社でB とか忘れられない。
小室哲哉のSF ROCK STATIONではドクトル日詰(日詰昭一郎)としていくつか曲を披露していて、ハンバーグ&カニクリームコロッケ名義でシングル・レコードを受注生産していた。
ハンバーグ&カニクリームコロッケのメンバーはドクトル日詰(ボーカル)とスーパーウェーブ小室(ギター)、ファンキーチョッパー木根(ベース)、バックオーライ宇都宮(ドラム)。
つまり日詰昭一郎TM NETWORKである。
作曲は日詰昭一郎(ドクトル日詰・名義)、作詞は日詰昭一郎、とおなねき(つまり木根尚登)。
神社でB / 恋のながら族 としてシングル・レコードがインディーズとしてリリースされた。
恋のながら族 では松本孝弘がギターで参加している。
このレコード、確か購入したい人は当時、東海ラジオに申し込みをすればよかったはず。
当時、高校生だった私は何故買わなかったのだろうか?
あと、土管でCという曲もあった。
こちらは残念ながらレコード化とかしていない。
現在では神社でBの音源はYouTubeニコニコ動画でも見られるというか聴ける。
日詰昭一郎はライブを行っていて、そのライブの映像が何曲かニコニコ動画で見られる。
松本孝弘がギターを弾いている。
日詰昭一郎は残念なことに2001年に亡くなっている。
43歳だった。
まだ亡くなるには若かった……。

ところで私がTM NETWORKを聴きはじめたのは1986年だった。
その年の8月にはFMラジオでTMのライブの模様を放送した。
記憶ではNHK-FMだったけど、もしかしたらFM大阪だったかも。
そのラジオは強制的に家族でどこかに行った(というか私は連れていかれた)ので、キチンと聴くことが出来なかった。
一応、車のラジオで聴いたのだけどほぼ記憶にない。
自宅のステレオでタイマー録音したはずなのだけど、何故か失敗してしまって録音出来ていなかった。
その年の11月か12月にもFMラジオで確かライブが一時間ほど放送されたはず。
You can Danceのライブを聴いた記憶がある。
ドラムの音のでかさには驚いた。
……この時のTMに関わらず、テレビとかラジオとか録画・録音したのをキチンと取っておけば良かったと思っている。
TM NETWORKの1987年の武道館公演。
後に映像化されたけど、当時はラジオで1時間放送された。
この武道館公演を収めたDVD FANKS CRY-MAXは2018年になって再発売された。
この時に2曲追加されている。
2曲追加されても全9曲とまだ少ないけどなー。
ところでこの当時はボーカルの宇都宮隆や演奏陣(小室哲哉のぞいて)が曲に合わせて揃ってダンスというかステップ踏んでいるのがかわいい。
松本孝弘もやっているんだぜ。
この武道館公演ではGet Wildでサンプリングの例のゲゲゲゲゲがはじめてフューチャーされたと思う。
Get Wildはこの武道館公演のやつやザ・ベストテン出演時の曲の冒頭や最後でピアノ弾いたやつとかが印象的。
武道館で演奏されたSelf Controlは後にKiss YouのシングルB面に収録された。
武道館公演のラジオ放送ではSelf Controlの終盤でラジオのお姉さんの「ここまで放送は~」だかの声が被せられていた。
そのナレーションが気に入らなかったので、武道館公演を収録したカセットテープにはラジオSelf Controlの上からシングルB面を録音して、そのテープを聴いていた。
Self Controlの終盤で切れ目なく次の曲 Electric Prophet に変わるのだけど冒頭だけでフェードアウトしてしまうのが切ない。
ちなみにこの武道館でのライブはそれまでアンコールがなかったTM NETWORKが初めてアンコールの曲を演奏したライブ。
Fool on the Planetを披露している。
このアンコールは急にはじまったので観客がビックリしたとの声を読んだか聞いた気がする。
だってTMにはアンコールがない、とこの時すでにみんな思っていたもの。

あと思い出したのだけど、BUCK-TICKのアルバム TABOOリリース時の武道館。
これも後に映像化されたけど、当時はFMラジオで1時間に編集されてオンエアされてた。
もちろん録音して聴いていた。
ICONOCLASM、TOKYO、FLY HIGHとかメチャクチャ痺れたなー。
このカセットテープはいまだに捨てていない。
まだ私の(元)部屋のどこかにあるはず。

TM NETWORKのライブ。
例えばCome on Let's Danceのライブでの間奏が、後にCome on Everybodyとなった。
Electric Prophetはライブの方がシンプルで良かったり。
とにかくCDとは異なるライブならではの音が聴けるところもTM NETWORKの魅力だった。

ところで今年、ウツと木根は64歳、小室哲哉は63歳になった。
TM NETWORKは今年、年齢的にもうあまり活動する時間が残されていないとして、最後の活動期間として復活したらしい。
でも、沢田研二とか矢沢永吉とか上の世代はまだまだ元気だったりコロナがなかったらガンガンとは言わないが演っていたのではなかろうか。
ムーンライダーズとかも演ってるし。
亡くなった かしぶち哲郎 の他のメンバーはまだ元気そう。
海外ではジェネシスとかもライブをやっているし。
つい先日もローリングス・トーンズの2015年くらいのちょっとした写真集をブック⚪フでパラパラと見てみたけど、確かにそこに写っていたのはジジイだったけど、まだまだ彼らも現役だ。
彼らは今年ツアーでもっとも収益を上げたアーティストらしいし。
まあ、チャーリー・ワッツは亡くなったけど。
TMの三人も以外とあと十年もしかしたら二十年とかやれるんじゃないかなぁ、と個人的には思っている。
二十年後のTM NETWORKの音とか想像するのも面白い気もする。
最もシングルのI amやアルバム QUIT30 は特に新しい音という感じではなかった。
あと、TMの Human System はモーツァルトピアノソナタ第11番(トルコ行進曲)を引用していたけど、最近脳内でI amを再生していたらピアノソナタ第11番のフレーズとあまり変わらない曲のような気がしているのだけど。

細野晴臣 の提供曲について

ずっと 細野晴臣について その2とかその3とかを記そうと思っているのだけど、以前に誤って記事を消去してしまってからなかなか書けないでいる。

細野晴臣 は提供曲が多くあり、そのほとんどの曲は 細野晴臣の歌謡曲〜20世紀BOX -細野晴臣提供楽曲集- というボックスセット(CD6枚組 / 全114曲収録)にまとめられている。
このボックスはDISC3のイモ欽トリオ/ティーンエイジ・イーグルスに不備があり、ディスク交換が行われていた。
私はディスク交換する間がなかったのでそのままなのだけど今からでも交換とかしてもらえないだろうか?
というわけで小室哲哉の提供曲について記したのに続いて、細野晴臣の提供曲について記してしまおう。

個人的にはおそらく初めて聴いた細野晴臣による提供曲は、イモ欽トリオハイスクールララバイだった。

イモ欽トリオ
ハイスクール・ララバイ
作詞 松本隆
作曲・編曲 細野晴臣

欽ドン!良い子悪い子を普通の子 は当時、普通に見ていたはず。
そこへこの曲ですよ。
まさに初期のYMO直系の音とイモ欽三人の振り付けが受けた。
この曲はザ・ベストテンでも1位となり大ヒット。
テレビ局をまたいでイモ欽トリオは様々な番組にも出演していた。
次に山下久美子の赤道小町ドキッ。

山下久美子
赤道小町ドキッ
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 大村憲司

CM曲だったらしい。
これもザ・ベストテンで見た記憶がある。
この曲はドラムに高橋幸宏、ギターに大村憲司
そしてその大村憲司が編曲している。
個人的には当時、何かのバラエティ番組のエンディングで使われていた記憶があるのだけど。

細野晴臣松田聖子の楽曲も担当した。

松本隆はまず、アルバム Silhouette~シルエット~の 白い貝のブローチ の作詞を担当した。
松本隆松田聖子のシングル 白いパラソル の作詞を担当し、以降はしばらく松田聖子のほとんどの歌詞を担当するようになった。
松田聖子の楽曲を大瀧詠一呉田軽穂松任谷由実)が作曲したのも、松本隆から頼んだらしい。
そして細野晴臣も。
アルバム Candy でブルージュの鐘、黄色いカーディガンを作曲。

松田聖子
ブルージュの鐘
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 大村雅朗

松田聖子
黄色いカーディガン
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 大村雅朗

そしてシングルではまず 天国のキッス
B面の わがままな片思い も細野晴臣が作曲を担当。

松田聖子
天国のキッス
作詞 松本隆
作曲・編曲 細野晴臣

松田聖子
わがままな片思い
作詞 松本隆
作曲・編曲 細野晴臣

ガラスの林檎
作詞 松本隆
作曲・編曲 細野晴臣+大村雅朗

シングル ガラスの林檎は後に両A面となった。
ちなみにSWEET MEMORIES大村雅朗・作曲。

そして ピンクのモーツァルトのAB面。

松田聖子
ピンクのモーツァルト
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 松任谷正隆

松田聖子
硝子のプリズム
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 松任谷正隆

中森明菜の禁句も。

中森明菜
禁句
作詞 売野雅勇
作曲 細野晴臣
編曲 細野晴臣+荻田光雄

禁句はテレビでたくさん見ていたはずだけど、後年あらためてCDで聴いたときは驚いた。
だってあまりにテクノ歌謡なアレンジだったから。
もっと普通の歌謡曲だと思っていた。

そして安田成美の風の谷のナウシカのAB面。
当時、私は仲の良い友人とだいたい毎日下校していて、別れ際になっても数十分とか延々と話をしていた。
ある日、その友人が映画 風の谷のナウシカ を見に行った話をしていたのを覚えている。
ちなみに当時は宮崎駿・監督とか知らなかった。
この頃はまだ宮崎駿の名は一般的に知名度とかなかったはず。
すでに未来少年コナンとかルパン三世 カリオストロの城とか見ていたのだけど。
個人的にはルパン三世カリオストロとはだいぶテイストが異なる ルパンVS複製人間 も好き。
ルパンVS複製人間の監督は吉川惣司
(ちなみに ルパンVS複製人間 は当時はただの ルパン三世 というタイトルで上映された。)

安田成美の風の谷のナウシカは、浜村淳のサタディ・バチョンで聴いていて個人的にもお気に入りだった。

安田成実
風の谷のナウシカ
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 荻田光雄

安田成実
風の妖精
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 白井良明

ちなみにこの曲は映画 風の谷のナウシカ では一切使用されていない。
シンボル・テーマソング とされている。
ただ、この曲は映画の予告編とかでは流れていたようだ。

これらのヒット曲が細野晴臣・作曲だと知ったのは後のこと。
omni Sight Seeingを聴いて細野晴臣にとても興味を持ったあと、実はあの曲もこの曲も細野晴臣・作曲だったと知った。
おそらく書籍の OMNI SOUND で細野晴臣の提供曲が記されていたので知ったのだと思う。
以降、少しずつ細野晴臣の提供曲を聴くためにCDを集めていた。
例えばイモ欽トリオ アルバム ポテトボーイズNo.1 を買ったのを覚えているもの。

小坂忠は90年代の後半から2000年代はじめになってアルバムを購入した。
アルバム HORO とか peace3 とか PEOPLE とか Early Daysとか。 
小坂忠ではじめに買ったのはアルバム HORO。
peace3 は機関車の再録が入っていたから購入した。
高橋幸宏の1991年のライブアルバム a night in the next LIFEには ありがとう や 機関車 がカヴァーされてて、先にこちらを聴いていた。
ちなみに機関車は小坂忠 作詞・作曲。
(あと a night in the next life には はらいそ もカヴァーされている。もちろん 細野晴臣 のカヴァー曲。)
アルバム HORO はリマスターを含めて計3回購入している。
アルバム Early Days は小坂忠の初期のアルバム3枚から選曲されたアルバム。
ここで初めて機関車の初期バージョンを聴いた。
アルバム HORO 収録バージョンと違っていて驚いた記憶がある。
アルバム HORO は後にはバックの演奏はそのままにボーカルのみ新録されたHORO2010、アルバムまるごとライブで演奏し、その模様が録音されたライブアルバム HORO 2018 SPECIAL LIVE がリリースされた。
小坂忠にとって アルバム HORO は重要なアルバムと位置付けられている。
アルバム HORO は1975年に発売された。
細野晴臣によるプロデュース。
収録曲のほぼ半数が細野晴臣・作曲。
矢野顕子鈴木晶子・名義)・作曲の つるべ糸などを含む。
矢野顕子はつるべ糸を自身のアルバム いろはにこんぺいとう でやませ(東風)と改題して発表しており、同アルバムでは ほうろう をカヴァーしている。
あと、HORO 収録の しらけちまうぜ は 東京スカパラダイスオーケストラ feat. 小沢健二 によりカヴァーされている。
小坂忠は ほうろう をアルバム PEOPLEでも再録しており、アルバム HORO、アルバム PEOPLE それぞれのほうろう はいずれも20世紀BOXに収録されている。

20世紀BOXでは他に シーナ&ロケットのユー・メイ・ドリーム、小池玉緒の三国志 ラヴ・テーマ、アポジー&ペリジー月世界旅行、真空キッス、堀江美都子キテレツ大百科森高千里のミラクルライト あたりが好きな曲。
森高千里のシングル ミラクルライトはB面のミラクルウーマンで作曲を担当。

シーナ&ロケット
ユー・メイ・ドリーム
作詞 柴山俊之
作曲 鮎川誠 細野晴臣

[855059 ]

小池玉緒
三国志ラヴ・テーマ
作詞・作曲・編曲 細野晴臣

アポジー&ペリジー
月世界旅行
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣

アポジー&ペリジー
真空キッス
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣

森高千里
ラクルライト
作詞 森高千里
作曲・編曲 細野晴臣

森高千里
ラクルウーマン
作詞 森高千里
作曲・編曲 細野晴臣
 
ラクルライトは、細野晴臣は2007年にアルバム FLYING SAUCER1947 に MIRACLE LIGHT としてセルフカバーした。

小室哲哉 の提供曲について

タ⚪ーレコードでレディオヘッドのKID A、AMNESIACの再発盤であるKID A MNESIA を買った。
日本盤を。
KID AとAMNESIACのジャケが表・裏に印刷されていた。
ただし、それぞれ上方・下方は互い違いの向きになっている仕様。
日本盤を見たときにはえ?と思ってしまった。
だって帯からしてAMNESIACの方が表面になっていたんだもの。
違和感。
一応、リリースの順からしたらKID Aのが先だからKID Aが表、AMNISIACが裏と思うじゃん。
たまたま私が見たやつだけとかだろうか?
他の店舗ではKID Aがきちんと表面になるようになっていたりとか?
ともかくおかげでしばらく気になっているのだけど。

先日、小室哲哉の誕生日にあわせて小室哲哉プロデュース曲のシングル・ランキングという企画をやっているのをネットニュースで見た。
個人的にはTM NETWORKが大好きだったし、小室の初期のプロデュース曲も割と熱心に聴いていたはず。
ランキングでは30位までを発表していたが、知らない曲も入っていて驚いた。
曲くらいは知っているだろうと思っていたら10曲くらい知らない曲がランキングされていた。
個人的にはglobeはデビュー曲のFeel Like danceとFREEDOM、TRFではSilver and Gold dance、BOY MEETS GIRL、華原朋美ではデビュー曲のKeep Yourself Alive、安室奈美恵ではYou’re my sunshineが好きなんだけど、曲によってはランキングに入ってなかった。

世間の評価とは違いすぎて愕然としてしまった…。
そもそも TM NETWORKについて に記したようにTMで一番好きな曲は CUBE でしかもわりと木根尚登の楽曲好きだったりするくらいだから世間とはいろいろ隔たりがあるのかも知れない。
本当は 小室哲哉について にしようとか思っていたのだけど、正直、小室哲哉ソロとしては最初のDigitalian is eating breakfastくらいしかちゃんと聴いてなかった。
シングルでは 天と地と〜HEAVEN AND EARTH〜 とか好き。

小室哲哉は当初、プロ・ミュージシャンとしては様々なアーティストのバック・ミュージシャンだった。
そしてSPEEDWAYに加入。
SPEEDWAY宇都宮隆木根尚登が在籍していたバンド。
小室哲哉はセカンド・アルバムのBase Areaから加入し、アルバムの半数の作曲も手掛けている。
個人的にはTM NETWORKのアルバム Self Controlのリリースの後くらいにレコードレンタル店でSPEEDWAYのLPを見つけて驚いた記憶がある。
この時期に再発され、帯にはもちろんTM NETWORKのことも記されていた。
一応、TM NETWORKの事務所としてはTMの三人の前歴は秘していたかったよう。
当の三人は特にその気はなかったようで、2007年にはアルバム SPEEDWAY を発表している。
アルバム SPEEDWAYSPEEDWAYの3枚目のアルバムというコンセプトで、そのコンセプトのもと楽曲の半数は木根尚登が作曲している。
残りの曲はもちろん小室哲哉が作曲し、作詞も一曲以外の全曲を手掛けている。
(ちなみにその一曲は木根尚登による作詞。そして二曲は小室によりインスト。)
SPEEDWAYは1996年には一夜限りの再結成ライブを実現している。
宇都宮隆木根尚登がステージに登場したが、小室哲哉は不参加。
音声メッセージのみで登場している。
さらに2019年にはSPEEDWAY 40周年記念ライブを行っている。
ただし、SPEEDWAYのみでライブ2時間を行うのはメンバーの年齢的に厳しいらしく、宇都宮隆木根尚登浅倉大介によるフォークパビリオンとあわせて開かれた。
この時も小室哲哉は不参加。

SPEEDWAYを経てTM NETWORKへと活動をはじめ、TMの活動の一方で小室哲哉は作曲家として主にアイドルの楽曲を手掛ける。
そんななかで同じEPICソニー渡辺美里の作曲を手掛けるようになり(おそらくEPICソニーの小坂洋二の采配)、その中でMy Revolutionがヒット。
小室哲哉としては初のヒットとなる。
渡辺美里では岡村靖幸も作曲家としてデビューしており、この時期の渡辺美里小室哲哉岡村靖幸がシングル曲など多くを手掛けていた。
渡辺美里のアルバム Lovin' you では小室哲哉岡村靖幸の二人の作曲した曲でほとんどを占めている。二枚組のアルバムなのに。)
あと、渡辺美里では伊秩弘将が作曲家としてデビュー。
伊秩弘将はのちにSPEEDなどの作曲家・プロデューサーとして活躍した。
他にも大江千里や奈良部昌平とかが曲を提供していたり。
スゴいな、渡辺美里のもとに集う作曲者の群れ。
ちなみに渡辺美里はアルバム BREATHからグッとボーカルが良くなったと思っている。
シングルにもなった IT'S TOUGH とかめちゃくちゃ良いもの。

渡辺美里ではTeenage Walk、雨よ降らないで が好き。
あと堀ちえみの Faraway とか。
(当時の堀ちえみのラスト・シングル 愛を今信じていたい のカップリング曲。両曲とも 小室哲哉・作曲、武部聡志・編曲。引退前の最後のアルバム スカーレット白書にもいずれも収録。)
意外なところでは原田知世にも曲を提供している。
そして中山美穂中山美穂 のJINGI・愛してもらいます 、50/50、小泉今日子のGOOD MORNING-CALLなどなど。
ほかには松田聖子のKimono Beat。
ちなみにKimono Beat 収録の松田聖子のアルバム Strawberry Timeはおよそ半分がEPICやCBSソニー所属のアーティストが作曲していた。
小室哲哉のほか、土橋安騎夫(シングルにもなったタイトル曲を作曲。)、いまみちともたか(チャック・ムートン名義。)、米米CLUB大江千里
他には松田聖子自身、大村雅朗(アルバム Strawberry Time のほとんどの編曲も手掛けた。)ピカソ辻畑鉄也やUP-BEATの広石武彦とか。
個人的には松田聖子のアルバムではキチンと聴いたのはStrawberry Timeのみだったりする。

80年代では小室哲哉の多くの提供曲には他の編曲家が編曲していた。
90年代は小室哲哉がプロデュース・作曲・編曲を手掛ける曲が多い。
90年代中頃までにすでに膨大な量の作曲・編曲(小室哲哉の場合はある意味、編曲も作曲の範囲。時には作詞も)をしていて曲目を眺めるだけでもやはりスゴい。
スゴ過ぎるのだけど。
2010年にはSMAPにも曲を提供しているのも忘れられない。
比較的最近では乃木坂46とか。

安藤秀樹 について

時々、部屋の整理とかしている。
ほら、コロナのせいで時間もあるし。
すこし前に吉川晃司のベスト盤 beat goes on が出てきたので聴いていた。
ベスト盤後半は吉川晃司自身による作詞・作曲が並んでいる。
個人的にはその少し前のRAIN-DANCEがきこえる (作詞・安藤秀樹 作曲・佐藤健)がいちばん好き。

安藤秀樹。
吉川晃司、鈴木雅之織田裕二などの楽曲の作詞を手掛けていた。
特に初期の吉川晃司の楽曲の作詞では、No No サーキュレーション 、にくまれそうなNEWフェイス、RAIN-DANCEがきこえる、キャンドルの瞳とか。
最近ではYouTube松岡英明と対談をしていた。
安藤秀樹は未発表曲を含む35周年記念アルバム Can't you hear me & All Time Best が今年リリースされた。
ソニーのオーダーメイドファクトリーで購入できる。
同じくソニーオーダーメイドファクトリーではベスト盤が二種類発売されている。
ところでそのベスト盤二種類ともになぜMarioが入ってないのか……。
MarioはYouTubeでも見つからないし。
Mario、個人的に大好きな曲なのだけど。

さすらいの吟遊詩人というコピーが安藤秀樹にはある。
作詞家として吉川晃司らに作品を提供していたが、安藤秀樹は1986年にEPICソニーよりデビュー。
デビュー時が近く、同じEPICソニーよりデビューした岡村靖幸松岡英明とともにかつてはエピック三兄弟と呼ばれていた。
ちなみに岡村靖幸は12月にデビューした。
来月には何かあったりするのだろうか。
安藤秀樹はライブ映像などで見ると、曲によってギター、ピアノ(キーボード等)を弾いている。
もちろん安藤秀樹は自身で作曲も手掛けている。
その曲が良い。
なぜもっと売れなかったのだろうか。

アルバム Zoo Picnic

Foolish Game、見えないフェイス 、アルバム・タイトルのZoo Picnic が好き。

Foolish Game、見えないフェイス はシングルにもなった。

アルバム Mario

Marioはシングルにもなった曲。
個人的には大好きな曲なんだけど。
アルバム Marioには他にもSensitive、泣いた日 笑った日 、高い壁の向こうに が好き

上げた曲はすべて名曲。

アルバム Camp

シングルにもなったAnnie's Caféが好き。

アルバム Downtown Hero。
星のない夜 、いかさまのプライド が好き。

アルバム 青空に会いたい

君の瞳の中で が好き。


アルバム Heart Break Pierrot
シングルカットされた さよならいとしのBaby Blues (作詞・作曲 安藤秀樹)は 鈴木雅之 がカヴァーしている。

アルバム with とアルバム ADACHI は聴いたことがない。

1993年以降のシングル曲、かつて録音されながら未発表だった6曲がアルバム Can't you hear me & All Time Best に含まれる。
EPICソニー内で捜索して見つけたという未発表曲6曲について安藤秀樹・本人はすでにリリースしたと思っていたと言う。

安藤秀樹は時々ライブがあったり、活動に長いブランクがあったりしたよう。
冒頭に上げた歌詞の印税とかけっこうたくさん入ったりしているのだろうかとか邪推したくなる。
吉川晃司なんかカラオケで今でも需要がありそうだし。

RADIOHEAD について その2

レディオヘッドはEMIから移籍。
自由に新たなアルバムをリリースできるようになったレディオヘッドは、アルバム イン・レインボウズ のリリースを突如として発表した。
アルバム イン・レインボウズを発表したときはいろいろと面白かった。
とにかくよく分からなかったけど、ボックスが出るというので注文してしまった。
アルバム イン・レインボウズは普通に発売されるという話もあったが、ボックスのみのボーナス・ディスクの内容に興味があったので早速注文してしまった。
おそらく日本からの注文も多かったからだろう。
個別に英国から発送するわけではなく、まとめて注文された分を英国から日本へ送り、日本のあるところを拠点として日本の注文分を発送していたのだと思う。
おそらくホステス・エンタテインメントの日本法人がイン・レインボウズのボックス向けにも機能していたのだと思う。
アルバム イン・レインボウズのボックスはCD2枚と、イン・レインボウズ本体のアナログ盤2枚(つまりCD2枚目分のアナログはなし)、ブックレットが付いていた。
当時、私はボックスを購入して喜んでいたのだけど、別にアナログ盤とかいらないしなーとか思っていた。
およそ2007年の12月の終わり頃、アルバム イン・レインボウズの通常盤が普通にリリースされた。
当時、私はタ⚪ーレコードかどこかで通常盤が流通されているのを見て、ボックスあるからいらないとか思っていたはず。
そしたらおよそ一年後、アルバム イン・レインボウズ にスタジオ・ライヴ映像 FROM THE BASEMENT のDVDを付けた、日本のみリリースとかいうのも発売された。
普通にイン・レインボウズ 日本国内盤の通常盤にDVDが付いた仕様。
仕方なく購入した。
そして2010年になって、完全生産限定盤としてアルバム イン・レインボウズの通常盤に、ボックスのみ収録だったボーナス・ディスクを付けたCD2枚組が日本のみで限定発売された。
またしても仕方なく購入してしまった。
ハッキリ言って、これがあればわざわざイン・レインボウズのボックスセットを購入しなくて良かった。
何のためにわざわざボックスを注文してしまっただろうか、とか思ってしまう。

結局、個人的にはアルバム イン・レインボウズはボックスとDVD付き、CD2枚組で計三種類購入してしまった。

2009年にはパーロフォンでの各アルバムがコレクターズ・エディションとしてCD2枚組+DVDという仕様で発売された。
つまりパブロ・ハニーからヘイル・トゥ・ザ・シーフまで。
それまでレディオヘッドのシングルCDは中古店で見つけたら買っていたのだけど、もうそんなことは不要だと言われてしまったような気持ちだった。
コレクターズ・エディションは普通のCDの少し大きいケースに入っていた。
個人的にはあるCD店の閉店セール時にまとめて購入した。
ちなみにコレクターズ・エディションはリマスターとかされていなかった。

2011年にはアルバム ザ・キング・オブ・リムズ をリリース。
収録曲8曲というフルアルバムとしてはコンパクトな作りだったなーと思っている。

2016年にはアルバム ア・ムーン・シェイプト・プールをリリース。
内容的にはまったくの新曲が数曲、そしてこれまでにライブで披露されたことのある曲が新たなアレンジで収録されていた。
True Love Waits がアルバムのラストに収録されたのにも驚いた。
もっとも、True Love WaitsはI Might Be Wrong: Live Recordingsのライブ・バージョンのがよかったと思うのだけど。

同年、EMIとの契約が切れたことで、アルバム パブロ・ハニーからヘイル・トゥ・ザ・シーフ までの過去作が再リリースされた。

2017年にはOKコンピューターのリイシュー、OK コンピューター OKNOTOK 1997 2017をリリース。
アルバム OKコンピューター、シングルのBサイド、さらにそれまで未発表だったI Promise、Man of War、そしてLiftが収録されていた。

なお、OK コンピューター OKNOTOK 1997 2017はトム・ヨークの元妻のレイチェル・オーウェントム・ヨークとは2015年に離別。2016年、がんにより死去。)へ捧げられている。

そして、Kid A Mnesia としてKid A とAmnesiacをリイシュー。
Kid A とAmnesiac、さらに未発表曲などを加えた3枚組としてリリース。
国内盤はシングルBサイドを追加収録されている。
未発表曲のIf You Say the Word、Follow Me Around。

Follow Me Aroundは以前のライブ音源のブートレッグで聴いていたのだけど、およそ20年ぶりに聴いたことに。