PRIMAL SCREAM について

プライマル・スクリーム について初めて聴いた記憶を思い起こす。
確か スクリーマデリカ のリリース当時とかだろう。
あれ?
1991年あるいは1992年にプライマル・スクリームを聴いた記憶が全くない。
マイブラなんか、ラヴレス リリース当時にCD店で売られていた光景を思い出せるというのに。
と言っても、たんに敷板にラヴレス1枚置いていただけだったけど。

プライマル・スクリームをはじめて聴いたのはどうもアルバム ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ かららしい。
シングル Rocksを聴いて。

このアルバム ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップは日本ではけっこう売れていたと記憶している。
本国イギリスではその前作のスクリーマデリカより売れなかったらしいけど。
同作は当時、所属レーベルのクリエイションの総帥、アラン・マッギーが難色を示して、一部リミックスした上でリリースにこじつけたのだけど、2018年になってオリジナルのミックスが ギヴ・アウト・バット・ドント・ギブ・アップ ーオリジナル・メンフィス・レコーディングー としてリリースされた。
ところで、KMFDMがアルバムを作ったときも、WAX TRAXレーベルに拒否されたので作り直した後、それはアルバム マネー となってリリースされた。
KMFDMは近年、ネット上でアルバム マネーになる前のバージョンを公開したけど、アルバム マネーとだいぶ違う!
アルバム マネーは正式にリリースするために半分の曲を新たに曲を作り直したし。
アルバム ギヴ・アウト・バット・ドント・ギブ・アップ はそれと比べるとあんまり変わっていないと感じる。
確かにまあ違うようなのだけど。

アルバム ギヴ・アウト・バット・ドント・ギブ・アップ は、冒頭の三曲のJailbird、Rocks、Cry Myself Blindが好き。

アルバム バニシング・ポイント
シングルにもなったKowalskiがまあまあ好き。

アルバム全体ではほとんど記憶にない。
If They Move, Kill 'Emとか輸入盤のCDシングルとかも買ったのに。
そのCDシングルのジャケットにはカタカナで プライマル・スクリーム って記されていた。
このCDシングルはケヴィン・シールズがリミックスしていて、この音源は後にアルバム エクスターミネーター にも収録されている。
エイドリアン・シャーウッドがダブ・リミックスしたアルバム エコー・デック も買った。
輸入盤の少し小さい紙ジャケみたいなのだった。

アルバム エクスターミネーター
クリエイション・レコーズが閉鎖されたので、プライマルズのクリエイションでの最終作となった。
シングルのSwastika Eyesが好き。

あとKill All Hippies、Accelerator、Shoot Speed/Kill Lightも好き。

アルバム イーヴル・ヒート。
冒頭の Deep Hit of Morning Sun が圧倒的に好き。

他にもシングルになったMiss Lucifer(CDシングルでも買った。)、キーボードのマーティン・ダフィがボーカルのSpace Blues #2も好き。

アルバム イーヴル・ヒート リリース前年のサマーソニックでは、(当時は)新曲として2曲が披露されていて、それをブートレッグでよく聴いていた。
後にその2曲は改題されてイーヴル・ヒートに収録されたのだけど、そのうちの一曲 Rise は、サマーソニック時の
Bomb The Pentagon のが圧倒的に好き。
めちゃくちゃカッコ良かったのに、どうしてアルバム収録時にアレンジを変えてしまったのだろう?
今でもサマソニの Bomb The Pentagon はYouTubeで見れるはず。

ところで次のアルバム ライオット・シティ・ブルース が出たときに雑誌にいろいろ書かれていた。
その時に見たのにびっくりしたのは、アルバム イーヴル・ヒートが発売時には英国の雑誌などで低い評価をされていたとか記されていたこと。
個人的には イーヴル・ヒート は割と好きなアルバムだったのでスゴく驚いた。

ライブアルバム Live in Japan。
この日本だけで発売されたライブ盤。
マニ、ケヴィン・シールズがメンバーとしていたときのライブ盤ですよ。
ところで個人的にはメンバーではマーティン・ダフィがわりと好き。
彼は正式メンバーとなる以前からずっとプライマル・スクリームにいたし。

ベストアルバム ダーティ・ヒッツ。
スクリーマデリカ 以降のシングル曲を中心にまとめたベスト盤。
日本盤はDVD付きで、海外盤はリミックス盤との2枚組CDでも発売されていた。
もちろん両方とも購入している。

編集盤 シュート・スピード(モア・ダーティー・ヒッツ)。
これも日本だけで発売された。
いわゆる裏ベスト盤。
初期の曲とか、シングルBサイド、リミックス、カヴァー曲とか入っていてわりと便利。
All Fall Down とかも収録されていた。

プライマル・スクリームはわりと好きなバンド。

ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ
バニシング・ポイント
エクスターミネーター
イーヴル・ヒート
ライオット・シティ・ブルース

以上のアルバムが、
・日本独自企画盤
・世界初紙ジャケット
・世界初デジタル・リマスタリング
・世界初2CD仕様
という仕様にて再発されたので、すべて購入してしまった。
はじめは スクリーマデリカ もこの仕様で再発されるという話だったのだけど、なぜかラインナップからは消えた。
おそらく当時、本国の英国では スクリーマデリカ のボックスがリリースされる予定があったからかも知れない。
スクリーマデリカのボックスはCD4枚+アナログ盤2枚+DVDという仕様。
CD4枚はDisc-1がオリジナル・アルバムのリマスター、Disc-2が1992年のライヴ盤 Live in L.A.、Disc-3がリミックスなどを収録、Disc-4はThe Dixie Narco EP。
DVDはドキュメント The Making of Screamadelica。
さらに50ページのブックレット、各シングルのアートプリント、当時のツアーTシャツ(Lサイズ)のレプリカ、ターンテーブル用スリップマットなどが封入されていた。
個人的にはその輸入盤 スクリーマデリカ のボックスをのちにタ⚪ーレコード⚪⚪店で買った。

ちなみにタ⚪ーレコード⚪⚪店ではその日、店員が店の倉庫にあったのか次々といろいろな輸入盤ボックスセットを比較的安値、つまりセール価格で売場に投入していたのを見た。
私はたまたまタイミングよくその場にいたのだ。
私も他にはスプリングスティーンの 闇に吠える街〜ザ・プロミス:ザ・ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン・ストーリー の輸入ボックスやビートルズの輸入アナログ・レコードのボックスとか買った。
流石に持って帰れる量ではなかったので、送ってもらったので送料が掛かったのだけど、え、と思うくらいその送料が安かった。
おそらくタ⚪ーレコードと運送会社の契約価格で、顧客が送って、となったときに適用されたのだろう。
CDとか通販以外で送ってもらった唯一の経験だと思う。
あ、つい思い出話が長くなってしまった。

KID LOCO について

LPというかアナログ盤。
アナログ盤というかLP。
呼び方に迷ってしまう。
あるいは普通にレコード。
アナログ盤のがいいのだろうけど、なぜか昔に買ったのはLPと呼びたい気になったりする。

初めて私が買ったLPがダイアー・ストレイツのブラザーズ・イン・アームスと前に記した。
他に同時期に買ったのはトンプソン・ツインズのフューチャー・デイズ、アラン・パーソンズ・プロジェクトのガウディ、スクリッティ・ポリッティのいろいろ、TM NETWORKのセルフ・コントロールなどなど。
シングル盤ではデュラン・デュラン美しき獲物たちジョン・テイラーのアイ・ドゥ・ホワット・アイ・ドゥ、スクリッティ・ポリッティのいろいろ、TM NETWORKのGirl、Self Control、KISS YOU、レジスタンス、グラス・バレーのMoon Voiceなどなど。
12インチシングルでは、スクリッティ・ポリッティのいろいろ、TM NETWORKのDRAGON THE FESTIVAL、YOUR SONG、Come On Lets Dance。

次第にアナログ盤は販売されなくなり、ほとんどCDで買うようになる。
そしてよく通っていたレンタル店が閉店するということでセールをやっていた。
いくつか中古のCDやレコードを購入した。
中古レコードでは、ボーイズ・ドント・クライ(I Wanna Be a Cowboyで知られるあのグループですよ)、TAO (バイファムの主題歌で知られるグループですよ)のFAR EASTとか当時CDになっていなかったLPをいくつか買った。
(TAOのFAR EASTは2000年代になってCD化されたけど。)

90年代に入るとデフ・マスターとかステレオというインダストリアル・バンドやS.O.Dなどライブに行ったバンドのアナログ盤を買ったり。
他にはYMOのアナログBOX、BGMの米盤、NINのプリティ・ヘイト・マシーン、ザ・フラジャイル、スマパンのアドア(当時ジャケットがCD盤とアナログ盤は異なっていた。このアナログ盤のジャケットは後にリマスター盤CDで使用された)、ロブ・ゾンビのリミックス盤、マライア・キャリーの12インチシングル。
思い出せるのはこれくらいだろうか?
アナログ盤は音楽の内容とかほとんど関係なくジャケとかで購入していた気がする。

2000年代に入ってからアナログ盤がたくさんリリースされるようになったけど、価格が90年代より高くなったようでほとんど買わなくなってしまった。
ニュー・オーダーのLost Sirens(CD付きだったので)やミニストリーのサイドプロジェクト、レヴコのなにか、アンダーワールドのダブノーベースウィズマイヘッドマン(再発)、ビートルズのLP BOX、細野晴臣omni Sight Seeingくらいだろうか。

そして90年代に買ったアナログ盤の1枚が、キッド・ロコの Love Me Sweetの12インチだった。
一応記しておくが、けっしてジャケットを見て買わなければ、と思ったわけではない。
いやいやいや、けっしてそんなことは。
あ、こら、ジャケットがどんなか検索してはいけない。
ちなみにその12インチは某外資系CD店(当時)で買ったのだが、買うときにレジの店員が片手にボールペンを持っていて、ジャケを手渡したときにジャケットの裏にボールペンでうっかり線を引きやがった。
在庫は他になかったので私はそれを黙って購入した。
ぐぬぬ
今思い出しても腹が立ってきたわ!

キッド・ロコはLove Me Sweetを収録したA Grand Love StoryとKill Your DarlingsをCDで購入した。
あと、Love Me SweetはCDシングルで2種類購入した。
Love Me Sweet はパステルズのカトリーナ・ミッチェルがボーカルを担当。
この曲はけだるい感じで、本当に大好き。
20年以上前の曲だけど他にも聴いてくれる人がいるといいな。

ところで、ここまで記したけどA Grand Love StoryやKill Your Darlings の内容とかさっぱり記憶していない。
Love Me Sweet1曲だけでここまで記してしまったわけだ。

DIRE STRAITS について

たぶん、多くの人たちが自分の好きなアルバムの第1位は何かとか、いわゆる無人島に持っていくアルバムについて少しは考えたりしたことがあるのではないだろうかと思う。
え、そんなことはない?
そんな、まさか。
私の場合はやっぱりYMOのBGMか細野晴臣omni Sight Seeing、高橋幸宏のEGO、あるいはザ・キュアーのポルノグラフィーかディスインテグレーション、ブライアン・フェリーのボーイズ・アンド・ガールズとか考えるのだが、やはり決めることは難しい。
そうして考えていると、やはり俺だろう?とドーンと奥で構えているのがダイアー・ストレイツのブラザーズ・イン・アームスなのだ。
ちなみに個人的に初めて買ったアルバムである。
LPで。

音楽を聴きはじめたころ、友人とカセットテープを貸したり借りたりしていた。
アルバムを録音したカセットテープなどを借りた時は、一通り聴いたなかで気に入った曲だけダビングしていた。
そういうものだと思っていた。
だけどブラザーズ・イン・アームスはMTVでガンガンかかっていたMoney for Nothingを気に入って買った.。

だけど、アルバムを聴いてたらこの曲もいいあの曲もいいというふうになってしまった。
それで友人からテープを借りたとき、なぜ普通に全曲ダビングせず、いちいち曲を選んでダビングしていたことを反省してしまった。
そして一度借りたカセットテープを頼んでもう一度借りて全曲ダビングした。

アルバム ブラザーズ・イン・アームスは、特別なアルバムだ。
だって全曲好きな曲ばかり。
例えば1曲目のSo Far Awayってわりと平凡な曲のように聞こえる。
でも、これがアルバムの1曲目として収まっているのだ。
この曲からはじまるのがブラザーズ・イン・アームス。
So Far Awayからはじまらなきゃブラザーズ・イン・アームスではない、とか思っている。

全曲好きだから、ある意味、このアルバムのヒット曲のMoney for NothingやWalk of Lifeはなくてもいいくらい。
そしてこのアルバムのラストに控えているのがタイトル・チューン。
ブラザーズ・イン・アームスは聴きはじめたらこのタイトル・チューンの終わりまできっちり聴かねばならない、といつも私に強迫するようなアルバムなのだ。


 

私がブラザーズ・イン・アームスのLPを購入して1年後くらいだった。
友人宅で遊んでいた。
友人がダイアー・ストレイツのブラザーズ・イン・アームス聴こうぜ、と言ったかどうか覚えていないが、とにかくブラザーズ・イン・アームスのCDを聴くことになった。
友人の兄の持ち物だった。
いつものブラザーズ・イン・アームスと思っていると、Money for Nothingがかかって数秒。
あれ?LPと違う!ということに気付いた。
同じ曲だけど、とにかく今まで聴いていたのと違いがある。
Your Latest TrickやWhy WorryもLPとは違いがあった。
このアルバム、A面ではWalk of Life以外の曲にLPとCDは違いがあった。
Walk of LifeとB面の4曲は、LPとCDは同じ。
So Far Awayでは分からなかったのだけど。
驚いて生のカセットテープを渡してブラザーズ・イン・アームスのCDを録ってもらうことにした。
その時にはじめてメタルテープを買った。
ソニーの。
私が唯一持っているメタルテープは、ブラザーズ・イン・アームスに利用された。
のちに2000年を少し過ぎた頃。
私は部屋の掃除と称して持っていたカセットテープをほとんど処分した。
だいたいカセットテープに録ったのはCDでも買ったので。
唯一持っているメタルテープゆえに処分を逃れたこのカセットテープはまだ持っている。

ブラザーズ・イン・アームスのCDは私がCDプレイヤーを買ってしばらくした後に購入した。
リマスターが出たときももちろん購入した。
2005年に20th Anniversary Editionが出たときも購入した。

ところで、アルバム ブラザーズ・イン・アームスは未だにCDよりLPのバージョンのがいいと思っている。
LPのバージョンはカセットテープで聴いている。
まあ、圧倒的にアルバム ブラザーズ・イン・アームスを聴くときはCDのが多いのだけど。
聴くときはCD1枚丸々最後まで聴くようにしている。

2015年くらいにアナログ盤が再発されているのを知った。
二枚組でCDと同じ長さのやつ。
買わなかったけど。
同じ頃、日本盤でわざわざLPの音源をCD化したものも出ていたよね?
買おうか迷っているうちに売り切れちゃって市場から消えたのだけど!

ところでYouTubeではアルバム ブラザーズ・イン・アームスではWalk of Lifeが一番再生数が多い。
再生数3億!
次に再生数が多いのはアルバムタイトル曲のBrothers in Arms
へー、意外と思っているのだけど。
曲でMoney for NothingよりBrothers in Armsの方が再生数が多いとは。

NINE INCH NAILS について

ナイン・インチ・ネイルズを初めて聴いたのは、ブロークン EP だった。
私が米国に留学していた時にミニストリーにスゴくハマってインダストリアル界隈についていろいろ調べていた時期だった。
スロッビング・グリッスルSPK 、スキニー・パピー とか。
個人的には ナイン・インチ・ネイルズマリリン・マンソン 、ホワイト・ゾンビ 、KMFDM などはインダストリアル・サウンドを装飾的に使ったロックだと思っている。
ミニストリー もフィルス・ピッグのときには、普通にロックだった。
それはともかく、その頃は Wish がMTVでガンガンかかっていた。
気に入った私はすぐにCD店に行って山積みに展開されていたブロークンを購入した。
すでにWishを気に入っていたけど、ブロークンに入っていた Happiness in Slavery をメチャクチャ気に入った。

この米国にいたこの時期は何故か、高橋幸宏の Only the Heart Has Heard を寝る前に繰り返して聴く習慣があったけど、それを Happiness in Slavery に替えたぐらい。
寝る前に Happiness in Slavery(笑)。
とにかく好きな曲でしたわ。

アルバム プリティ・ヘイト・マシーン もこの時期に購入。
Head like a Hole 、 Sin が特に好き。

ナイン・インチ・ネイルズのCDシングルも見つけたら購入していた。
シングル Sin には、Get Down, Make Love (クイーンのカバー)が入っていて、プロデュース Hypo/Luxa の文字を見つけた時は興奮してしまった。
ミニストリーがプロデュース!って感じだった。

プリティ・ヘイト・マシーン は1996年から1998年くらいに出ていたアナログ盤も購入した。

1994年、確か先行シングルで March Of The Pigs が出たと思う。
そしてアルバム ザ・ダウンワード・スパイラル 。
Mr. Self Destruct、March Of The Pigが好き。
中でも Ruiner はメッチャ好き。

後に出たSACDハイブリッドのDELUXE EDITIONも購入してしまった。

アルバム ダウンワード・スパイラルが出るまでも長かったけど、アルバム ザ・フラジャイル は5年掛かった。
そのあいだ出たオリバー・ストーン監督の映画ナチュラル・ボーン・キラーズサウンドトラック、デビッド・リンチ監督の映画ロスト・ハイウェイサウンドトラックは出るや否やで買った。
後者に収録されたナイン・インチ・ネイルズ名義の The Perfect Drug がメチャクチャかっけー。

日本盤のシングルCDを購入した。

サード・アルバムの ザ・フラジャイル。
1曲目の Somewhat Damaged が好き。


  
2枚組のアルバムだけど、好きな曲はこれくらい。
シングルのThe Day the World Went Away、We're in This Together (2種類)、Into the Void も買った。
(ザ・フラジャイルのアナログ盤に収録されていた10 Miles HighとThe New Fleshを聴くため)
当時出ていたアナログ盤もキチンと買ったけどな!

アルバム アンド・オール・ザット・クッド・ハヴ・ビーン
初回限定盤は2枚組で、ライブ盤とスティルなる主にピアノ主体のインスト集。
やばいなー。
これ、全然聴いた覚えがない。
1枚目のライブは好きな曲ほぼ演奏してないし、2枚目はまじで聴いた覚えがない。

あと、ビデオ クロージャー を買った記憶がある。
普通の輸入盤店とかではまったく売ってなくて、何故かブートレグ専門店にあった(笑)
当時はブートレグは全然分からなくて、ブートレグ屋をよく分からない店だなあと思った。
クロージャー、高かった。
買うのに1万円くらい払った気がする。
内容はVHS2本組で、ライブとミュージックビデオだった。
VHSで音楽ものってほとんど買った記憶がない。
他にはYMOとキュアー、あとSCHAFTくらいだろうか。
クロージャーはのちに、トレント自らデータを流出させていた。

ところで、フィックストとかファーザー・ダウン・ザ・スパイラルとかシングス・フォーリング・アパートとか普通に購入したけど、普通に聴いた記憶がない。
私はどうもリミックスって好きじゃないから、たぶんそういうだと思う。

U2 について

私がイケメン高校生だった頃、はじめてU2を聴いた。
はじめて聴いたU2の曲は With or Without You だった。
ちょうどアルバム ヨシュア・トゥリーが出た頃だった。
シングル、アルバム共にヒットしていたもの。

アルバム ヨシュア・トゥリー。
プロデュースはブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワ。
With or Without You の次に聴いたのは Where the Streets Have No Name だったはず。

ラジオでWith or Without You や Where the Streets Have No Name をエアチェックしてカセットテープで何度も聴いていた。
ちなみに、Still Haven't Found What I'm Looking for は未だに全然好きになれない。
良さがまったく分からないのだけど。
With or Without You はライブで歌われて、映画 魂の叫び でも使われたshine like stars~♪という追加ヴァースのあるやつも好き。

With or Without You はヨシュア・トゥリー・ツアー2017などではボノが歌いとばすように歌っていたのは嫌い。

1987年当時。
U2のアルバム ヨシュア・トゥリーが売れているというのは雑誌とかで目にしたり、ラジオとかで耳にしたりしたけど、私がヨシュア・トゥリーのCDを入手にしたのは1992年になってからだった。
つまり私が米国に留学したとき。
その前年にはアルバム アクトン・ベイビー がリリースされていた。
私が米国に来たときにはMTVで Even Better Than the Real Thing がガンガンとエアプレイされていた。
その前のシングル The Fly 、 Mysterious Ways 、One も割とエアプレイされていた。
個人的に One は割と好きな曲だけど、たくさん聴いたせいでもういいや、という感じなこともあった。
でもやはり名曲。

そういえば、アルバム アクトン・ベイビー の日本盤は普通にプラケースに入っていたけど、米盤はデジパック仕様だった。
ちなみにインエクセスのホエアエヴァー・ユー・アー も日本盤はプラケースで、米盤はデジパック仕様だった。
あと、ナイン・インチ・ネイルズ の ブロークン EP は日本盤はデジパックで、CD1枚にPhysical 、Suck まで入っていたけど、米盤は同様にデジパックで Physical 、Suck は別のシングルCDに入っていた。
初回プレスのみという話をきいたことはあるが、私が買ったのは2枚組だった。
…えーと、いったい何の話だったっけ。
もちろん、U2について だ。

アルバム ヨシュア・トゥリー。
With or Without You 、Where the Streets Have No Name 、Bullet the Blue Sky が好き。
2017年の20周年記念のスーパー・デラックス・エディションは購入した。
30周年記念のときは購入していない。
20周年記念でヨシュア・トゥリーはリマスターされたけど、30周年記念のときもアルバム ヨシュア・トゥリー自体は20周年のリマスター盤のままだったもの!

アルバム 魂の叫び。
プロデュースはジミー・アイオヴィン。
新曲(9曲)+ライブ音源(6曲)+U2の音源ではない2曲を収録したアルバム。
(ちなみにU2でない音源とは、ジミ・ヘンドリックスとアダム・マギーの曲。)
All I Want Is You が好き。
アルバム 魂の叫び はけっこう後になって購入した。
もしかしたらDVDの後だったかも。
映画の方はDVD化されてから買った。
価格的にも1枚1000円とかだったから、やはりだいぶ後になってから購入したはず。
アルバム 魂の叫び はいまだにリマスターされていないよね?
どうしてだろう?

アルバム アクトン・ベイビー。
プロデュースはブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワ。
実はU2で個人的にいちばん好きな曲はZoo Stationだったりする…。

アルバムを買った当時はZoo Stationばかり聴いていたこともあるもの。
だから、2曲目の Even Better Than the Real Thing の冒頭もよく聴いていたな。

アルバム ズーロッパ。
プロデュースはブラッド、ブライアン・イーノ、ジ・エッジ。
当初はジ・エッジのソロで、ミニアルバムとして企画されていたが、U2のアルバムとして発展。
ツアーの間の2ヶ月という期間で制作された。
アルバム ズーロッパもだいぶ後になって購入した。
特に好きな曲はない。

アルバム ポップ。
プロデュースはフラッド、ハウイー・B 、スティーヴ・オズボーン。
このアルバムはリアルタイムに購入した。
シングルにもなったDiscothèqueが好き。

The Best of 1990-2000に入っているDiscothèque (New mix)は嫌い。
ポップのツアーではMのPop Muzikのリミックスを使用していたのが印象的。

The Best of 1980-1990。
CDを買ったとき、何故か誤って通常盤を買ってしまったのを記憶している。
たまたまその通常盤を会社の同僚に3譲ったのだが、ほぼ定価で買ってくれて助かった。
すぐに初回限定盤を買い直したけど、ほとんど聴いた覚えがない。
初回限定盤のディスク2には、シングルB面曲が集められた。

ところで、米国に留学していた時、ちょっとした視聴覚室みたいなのがあって時々利用していた。
そこでは英語習得の教材として、いろいろなミュージックテープを聴くことが出来た。
個人的には語学習得というより、時間潰しに利用していたのだけど。
クリスマスの少し前にヨシュア・トゥリーのカセットテープを借りて聴いていたことがある。
それを係の人に返すときに、正確な英語は忘れたけど「よいクリスマスを」的なことを言われた。
こちらは普通に「You too」と言ってU2のテープを返却した。
係の人とお互い笑いあったのを思い出す。
今思うとぜんぜん面白くないのだけど。

RED HOT CHILLI PEPPERS について

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
つまりレッチリ
レッチリというのは、ここ日本でのみ使われている略称らしい。
ところでレッチリっていつから呼ばれだしたのだろう?

私がレッチリを初めて知ったのは、例の The Abbey Road E.P. のジャケットの写真を当時、毎月買っていた洋楽誌ポップ・ギアで見たときから。
例のジャケットのヤツですよ。
正直、そのジャケットをある意味、感心しながら見たけど、その中身を聴いてみようとは露にも思わなかった。
キワモノバンドなのだろうと思っていた。

1992年になって私が米国に留学したときにはMTVでは Breaking the Girl がガンガンにプレイされていた。
すでに Under the Bridge 、Give It Away 、 Suck My Kiss がヒットした後らしい。
それらも時々MTVでプレイされていた。
アルバム ブラッド・シュガー・セックス・マジック をCDで聴いたのは、米国でできた友人の車に乗せて貰ったとき。
1曲目のThe Power of Equality でカッケーと思った。
友人の車には他にも何人か乗っていて、知らないヤツもいたし、こっちはそんなに満足に英語しゃべれないから黙って乗っていた。
やがて曲が変わり、Breaking the Girl でああ、レッチリのCDか、と気付いたのだ。
今思うとその友人はデペッシュ・モードとかニュー・オーダーが好きと言っていたから英国の音楽のが好きと思っていたのだけど、やはり米国人だと思った。

米国滞在時には、私は最初は学校の寮に住んでいた。
学校の寮ではプールで泳いだり、ロビーでMTVを見たり、寮付属の食堂で食事したり至れり尽くせりな感じだった。
食堂ではすでに作りたての様々なメニューをバイキング方式で食べられた。
さらにハンバーガーとか口頭で頼めばすぐに作って貰えた。
食堂は朝昼晩、それぞれ決まった時間に運営されていたと思う。
土日は休みだった。
土日には友人とどこかに食べに行ったり、マーダー・バーガーというチェーン店のを買って食べたりした。
マーダー・バーガー。
マク⚪ナルドのビッグ・マックよりデカかったはず。
タマネギの輪切りからしてデカかった。
そんな食事ばかりしていたので、私は太ってしまった。
留学して三ヶ月後には私は寮を出て、友人二人とアパートの一室を借りて住むようになる。
寮から出たことで、食堂は使えなくなった。
たまたま一緒に住んだ友人が晩飯を用意してくれるようになった。
食事代として毎回だいたい1ドルを支払っていたら、ほぼ毎日晩飯を食べれた。
私の体重は少しずつ戻っていった。
寮にいた頃の楽しみのひとつはテレビでMTVを見ることだった。
寮を出て私はテレビとビデオを買った。
寝る前とかはヘッドホンステレオでラジオを聴いていた。
当時持っていたヘッドホンステレオは海外でもラジオを聴けて、録音・再生できるやつだった。
確かFMはスイッチひとつで帯域の切り替えが出来た。
適当にMTVを録画したビデオテープとかラジオから録音したカセットテープとかいくつかあって、日本に帰国してからも楽しんだ。
ラジオから録音したものは、ほほロックとかポップス。
中には曲名とか分からないのがあった。
2000年代に入ってからケータイのアプリでようやく判明した曲とかあった。
あー、レッチリとは関係が全くない話を延々と書いてしまった。

アルバム ブラッド・シュガー・セックス・マジック は
The Power of Equality 、 Suck My Kiss 、 Give It Away が好き。
Under the Bridge は何故かあまり好きな曲でない。
あと、リック・ルービンの名前をここで知った。
ブラッド・シュガー・セックス・マジックのメイキングのビデオ Funky Monks も見たなー。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ・スーパー・ベスト!!(ホワット・ヒッツ!?) というEMI時代のベスト盤もリリースされた。
Behind The Sun のビデオが当時、MTVでやたら流れていたのを思い出す。

レッチリはこの年の12月になってサンフランシスコでライブがあると告知されていたから、チケットを購入しようとした。
そしたら、延期だと言われた。
ジョン・フルシアンテが脱退したためだった。
日本公演中に脱退したのだという。
確かこの時期には、ミニストリーのライブのチケットを買ったんだよ。

そして1994年になって後任のギタリストとして、元ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロがレッチリに加入。
ウッドストック1994での頭の電球が懐かしい。
翌年にはアルバム ワン・ホット・ミニット をリリース。
Warped 、Pea が好き。
Warped はレッチリでたぶん一番好きな曲。
ワン・ホット・ミニット のツアー後にはデイヴ・ナヴァロがあっさりと脱退。
後任にジョン・フルシアンテが再び加入して、1999年にはアルバム カリフォルニケイション をリリースするわけだ。

THE CURE について その2

アルバム ディスインテグレーション がリリースされてからしばらくして。
映画館でライヴ・イン・オランジュリバイバル上映されたのでそれを見た。
その時の同時上映はトーキング・ヘッズストップ・メイキング・センスだったと思う。
ロバート・スミスが髪切ったばかりの映像で、まあまあ面白かった。
もう一度見たいと思ってるんだけど、DVD化されていないんだっけ。
アルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー 以前のライブの映像ですよ。

前回書き忘れたけど、米国ではアルバム フェイス のカセットテープ、VHSのビデオクリップ集 ステアリング・アット・ザ・シーを購入した。
英国ではデビューから ディスインテグレーション までの歌詞をまとめた歌詞本が出ていたので買った。
フェイス のカセットテープは、A面がフェイス全曲、B面にはCarnage Visorsが収録されていた。
Carnage Visors を聴くためにわざわざフェイスのカセットテープを買ったのだ。
Carnage Visors は当時はフェイス のカセットテープのB面でしか聴く方法はなかったはず。
Carnage Visors は後にアルバム フェイス がリマスターされた時に収録された。

アルバム セブンティーン・セカンズ。
Play for Today 、A Forest が好き。

アルバム フェイス 。
割と好きなアルバム。
比較的スロウな曲が多いアルバムだけど、その中ではアップテンポな曲の Primary、Doubt の2曲が好き。
特にDoubt が好きかなー。

テンポの遅い前後の曲のなかを切り返すような激しい曲で。
このあたりのアルバムではローレンス・トルハーストの地味だけど的確な感じのドラミングとか好き。
このアルバムのあとでローレンス・トルハーストはドラムからキーボードに転向。
ザ・キュアーのメンバーはロバート・スミスとローレンス・トルハーストふたりになってしまう。
ロバート・スミスはスージー・アンド・ザ・バンシーズのギタリストとしても活動するが、その後はキュアーに復帰。
ザ・キュアーはスジバンのツアーでサポート(前座)をしていたが、スジバンのギタリストが脱退したために、スジバン側から頼まれてロバート・スミスがギターで参加していた。
ロバートは彼らのライブ盤 ノクターン、アルバム ハイエナ に参加している。

ザ・キュアーはLet's Go To Bed、The Walk、The Love Catsのシングルを発表。
このあたりでキュアーは明るくポップな曲を発表するようになった。
そしてそのシングル3作をまとめたアルバム 日本人の囁き ジャパニーズ・ウィスパーズ を日本でリリース。
このアルバムはすぐに海外でも同じ仕様で発売された。
ところでこのジャパニーズ・ウィスパーズやステアリング・アット・ザ・シー 、Concert: The Cure Live って現在は発売されていないよね?
YouTubeのキュアーのページにはあるけど。

アルバム ザ・トップ。
シングルの The Caterpillar が特に好き。
他は Give Me It 、 Bananafishbonesが好き。

アルバム ザ・ヘッド・オン・ザ・ドアー。
ここでキュアーはメンバー5人体制に。
In Between Days 、Six Different Ways 、Push 、Close to Me が好き。

このあとにシングル集 ステアリング・アット・ザ・シー をリリース。
そして アルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー がリリースされ、ザ・キュアーは現在にいたる大物バンドになるわけだ。