INXS について その2

 

インエクセスのベスト盤はいくつか所有している。
1997年にリリースされた グレイテスト・ヒッツ。
全18曲を収録したベスト盤。
そのうち2曲は新曲 The Strangest Party (These Are the Times)、 Deliver Meの2曲が収録された。
個人的には All Juiced Up というリミックス集との2枚組だった輸入盤を購入した。
ちなみにこの グレイテスト・ヒッツ は米盤・英盤・豪盤・伯盤で収録曲が異なっていた。
日本盤は米盤と同じ収録曲だったが、1997年以降に発売された日本盤は英盤と同じ収録曲になった。
2001年から2002年にはインエクセスのベスト盤がいくつか発売されたと思う。(輸入盤ばかりだったけど。)
個人的には Burn for You が収録されていたから、ボックスみたいな形態のCD2枚組のを選んで購入した。
2011年には THE VERY BESTというにベスト盤がリリースされた。
THE VERY BEST はCD1枚もの、2CD+DVDという仕様のものがあった。
個人的には2CD+DVDのを持っている。
ところでこのCD、CDプレーヤーによってはちゃんと読めなかったんだよなー。
THE VERY BEST のCD1枚もののやつと2CD+DVDのCD1は収録曲はまったく同じ。
2CD+DVDのCD2には THE ONE THING、BURN FOR YOU 、 THIS TIME 、 SHINIG STAR 、GOOD TIMES が収録されているのが嬉しい。
特にはじめの3曲は好きな曲。
特に BURN FOR YOU は名曲。
前後の曲との曲かぶりがないのがいい。
アルバム スウィング 収録のときは次の収録曲 ALL THE VOICES と微妙に被っている箇所があったもの。
ところで、マイケル・ジャクソンのアルバム スリラー の25周年盤のウィル・アイ・アム、エイコン、ファーギーカニエ・ウェストとかをフィーチャリングしたトラックとかいらないと思う。
合計5トラックもあるの…。
インエクセスのTHE VERY BEST CD2にもグウェン・ステファニーのボーカルの入ったトラックとかあるのだけど、正直いらない…。

Heaven Sent 、久しぶりに聴いたけど、やはりかっこいいな、この曲。
というかこんなにかっこよかったっけ。
この曲、リリース時にはあんまりヒットしてなかったと思うけど、個人的には大好きだった。
世間的にはアルバム キック や X はヒットしたけど、個人的にはあんまり好きじゃなかった。
Heaven Sent を聴いたとき「俺のインエクセスが帰ってきたぜ!」とか思ったもの。

私は普段、ロックやポップスを聴いていてもボーカルの声質とかほとんど気にしないのだけど、インエクセスを聴いていて マイケル・ハッチェンス って
やっぱ歌上手いな、いい声だな、とか思ってしまった。

というわけで個人的に好きなインエクセス曲のベスト12を記しておく。
(久しぶりに!)

12. ORIGINAL SIN
11. WHAT YOU NEED
10. AFTERGLOW
9. SUICIDE BLONDE
8. ELEGANTLY WASTED
7. DON'T CHANGE
6. THIS TIME
5. HEAVEN SENT
4. SAME DIRECTION
3. THE SWING
2. THE ONE THING
1. BURN FOR YOU

10位の AFTERGLOW はアルバム スウィッチ の、ボーカルがJ.D.フォーチュンのときの曲。
作曲がアンドリュー・ファリスとデズモンド・チャイルド による共作。
デズモンド・チャイルドですよ!
キッス の I Was Made For Lovin' You とか ボン・ジョヴィ の You Give Love A Bad Name 、 Livin ' on a Prayer とか エアロスミス の Dude (Looks Like a Lady) 、 Angel などの作曲者のひとり。
アンドリュー・ファリスと共作ときいて当時、驚いたわ。
アルバム スウィッチ って外部ライターと共作した曲が多い。

4位の SAME DIRECTION はアルバム リッスン・ライク・シーヴス 収録曲。
こんなにカッコいいのにシングルカット曲でないのにもびっくり。

実は個人的にはインエクセスのファースト・アルバムとセカンド・アルバムはまだ聴いたことがない。
そのインエクセスのアルバム INXS 、アンダーニース・ザ・カラーズ を含む Stay Young 1979–1982 という2枚組のCDを持っているので聴かなくては…。
THE VERY BESTにも JUST KEEP WALKING 、 STAY YOUNG という初期の曲が入っている。
あ…いかにもというような初期のバンドというような音だったのだけど、他もこんな曲なのだろうか。
楽しみなような楽しみじゃないような。

あと、アンドリュー・ファリス。
インエクセスのキーボーディストでギターも担当していた。
インエクセスの多くの楽曲を手掛けた人物である。
多くはマイケル・ハッチェンスと共作、時には単独で。
ソロで2019年からシングルやEPを発表していたが、2021年には初ソロ・アルバムをリリースした。
これも聴かなくては。