シングル
KISS YOU 〜世界は宇宙と恋におちる〜
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
1987年10月1日リリース。
元々は渡辺美里に提供していた曲。
渡辺美里がレコーディングを見送ったため、小坂洋二の判断で TM NETWORK で録音することになった。
アルバム humansystem の東京でのレコーディングは1987年7月20日~8月29日。
その期間に録音された曲から先行シングルが選ばれた。
当初、その先行シングルには RESISTANCE が選ばれていた。
小坂洋二は先行シングルを KISS YOU がいいと思っていたことをトラックダウン直前に思い出した小室哲哉は、RESISTANCE から KISS YOU に先行シングルを変更した。
カップリング曲は、Self Control (方舟に曳かれて) 〜VERSION "THE BUDOHKAN"〜。
Self Control (方舟に曳かれて) 〜VERSION "THE BUDOHKAN"〜
1989年9月1日、TM NETWORKの過去のシングルが8cmCDで一斉に再発された。
12インチシングル含めて8cmCD化されたが、この時のラインアップには KISS YOU が入っていなかった。
KISS YOU の8cmCDは発売済み、と小室哲哉が思っていたから忘れていたとされるが、実際にはEPICソ二ーのスタッフが忘れていたのでは?、と個人的には思っている。
1989年12月9日、KISS YOU の8cmCDが発売された。
アルバム
humansystem
1987年11月11日リリース。
小室哲哉プロデュース。
全11曲。
1987年7月20日~8月29日に東京で、1987年9月4日~9月18日にロサンゼルスでレコーディングされた。
ロサンゼルスでは5つのレコーディングスタジオが平行して使用された。
その5つのスタジオでレコーディングのほか、ミックスやマスタリングも行われた。
ミックスはミック・グゾウスキー、マスタリングはバーニー・グランドマンが担当。
ロサンゼルスへは作詞家の小室みつ子 、エンジニアの伊東俊郎も同行している。
伊東俊郎はロサンゼルスでも宇都宮隆のヴォーカルをレコーディングした。
アルバム humansystem ではベーシストはいっさい起用せず、ベース音はすべて小室哲哉のシンセサイザーを使用。
小室哲哉はドラマーにテリー・ボジオを起用したかったが、それは適わなかった。
①
Be Together
Fallin' Angel
Resistance
Come Back to Asia
②
Leprechaun Christmas
Dawn Valley
③
Children of the New Century
Kiss You (More Rock)
Human System
Telephone Line
This Night
レコーディングメンバーのクレジットから判断するに、上の①群は東京でレコーディングされたと思われる。
②群はロサンゼルスでレコーディングされたと思われる。
③群は東京で録音用されたものにロサンゼルスでレコーディングが加えられたと思われる。
Children of the New Century
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
歌詞的に「1988年」と歌われたのを聴いた時から、この曲、この先も歌うのだろうか?とか思っていた。
後年、TMで演奏した時には「1988年」を「⚪⚪⚪⚪年」とかに変えて歌っていたから、やっぱりそうだよなー、と思った。
個人的に大学生の時に短期アルバイトをした。
同じくアルバイトで同学年のやつがいて、そいつの家に誘われて遊びに行ったことがある。
その日はアルバイトの最終日で、給料をもらった日だった。
それが実は意味を持つことになって。
その彼にはシンセサイザーの演奏という趣味があった。
シーケンサーに打ち込んだ音をシンセサイザーで鳴らすのを聴かせてもらった。
Children of the New Century をカヴァーしたものだった。
へー、この曲好きなのか?と思ってびっくりした。
個人的にはいまだにChildren of the New Centuryの良さとか分からない…。
その時に彼が別に所有していたKorgのアナログ・シンセサイザーMS-10を、私に「買わないか?」ともちかけてきた。
おかげで私がもらったばかりの給料の何分の一が消えた…。
ちなみにそれから何年かあとにまた別の人から MS-20 を譲ってもらったことがあったりする。
1まんえんで。
MS-20がミニサイズになってMIDI付きで復刻されるずっと前のはなし…。
Kiss You (More Rock)
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
ウォーレン・ククルロ ギター
スティーヴ・フェローン ドラム
シングル・ヴァージョンとは音的にかなり異なる。
一時はシングル・ヴァージョンよりこっちのが好き!と思っていた時期もあったのだけど、やはりシングル・ヴァージョンのが好き。
個人的にはリリースされた頃、デュラン・デュランの Notorious っぽいと思っていた。
ちなみにNotorious のリリースされたのは1986年10月。
Be Together
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
BOØWYのシングル B・BLUE を意識して制作された曲。
発売当時は小室哲哉がBOØWYを意識していたとかまったく知らなかった。
Be TogetherはTM NETWORKの代表曲のひとつだけど、個人的にはまったく…。
Human System
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
ウォーレン・ククルロ ギター
ラリー・ウィリアムズ サックス
…個人的にはトルコ行進曲が入っている曲という印象しかない。
TM NETWORKのライヴはエレプロで締める!と思っていたけど、1987年秋~1988年のライヴの締めに演奏されたのはこの曲だった。
Telephone Line
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
ウォーレン・ククルロ ギター
青山純 ドラム
Leprechaun Christmas
作詞 小室哲哉、小室みつ子 作曲 小室哲哉、木根尚登 編曲 小室哲哉
ウォーレン・ククルロ ギター
スティーヴ・フェローン ドラム
Fallin' Angel
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
先に小室哲哉がトラックを作り、後で木根尚登が歌メロを作った曲。
アルバム Self Control時にバラードとして制作されたが、その後にテンポを変えて制作し直された。
Come Back to Asia
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
個人的にはいわゆる木根尚登の作った曲は割と好きなのだけど、この曲はなー…。
Dawn Valley (Instrumental)
作曲・編曲 小室哲哉
小室哲哉 ピアノ
ジェリー・ヘイ フリューゲルホルン
インスト。
めっちゃ好きな曲。
アルバム humansystem でいちばん好きな曲。
This Night
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
ラリー・ウィリアムズ サックス
ロサンゼルスでは小坂洋二とエンジニアの伊東俊郎と木根尚登でゴルフに行った。
伊東俊郎と木根尚登はこの時が初ゴルフだったという。
小坂洋二が運転するカートが木に激突し、その時に木根尚登は右腕を挟んで骨折してしまった。
木根尚登は Leprechaun Christmas でアコースティック・ギターをギプスをはめて弾いた。
2004年3月31日にはBOX WORLD HERITAGEの一枚として紙ジャケット化・デジタルリマスターが施された。
2007年3月21日には紙ジャケット化・デジタルマスタリング仕様でリリースされた。
ところで。
アルバム humansystem がリリースされた時、テレビで夜中に特番が放送されたのを見た覚えがある。
どんな内容だったかは記憶にない。
Human System が流れてCMになったという記憶は、はっきりあるのだけど。
アーティストブック
humansystem
1997年11月11日、アルバム humansystem と同日に出版された。
写真とか多くあったと思うのだけど、あまり記憶にない…。
humansystemについてのインタビューがあったくらいしか記憶にない…。
アルバムhumansystem の歌詞も載っていた。
CDの歌詞カードが折り畳みだったからか、歌詞についてはこの本でよく見ていた。
TM NETWORK
Kiss Japan Tour '87~'88
1987年11月9日~1988年2月25日。
40会場・全53公演。
サポート・メンバー
松本孝弘 ギター
日詰昭一郎 ベース
山田亘 ドラム
アルバム humansystemのリリース前の11月9日・10日の大阪フェスティバルホールからツアーはスタートした。
小室哲哉のDX7IIなどの機材がタワー状に組み上げられた機材システムは、このツアーでは大幅に効率化された。
この機材システムはヤマハから派遣された 浅倉大介 が設計したらしい。
このツアーではアルバム humansystem からはインストのDawn Valley以外の全曲が演奏された。
またこれまでのコンサートのラストは Electric Prophetが定番だったが、このツアーでは代わって Human System が演奏された。
小室哲哉はFanks! Cry-MaxをもってライヴタイトルにFanks!を付けるのを終わりにしようと思っていたと発言している。
FANKSという言葉は、TM NETWORKのファンの総称として長く使用されている。
2022年~2024年のTM NETWORKのツアー・タイトルにも FANKS が使用された。
Kiss Japan Tour '87~'88のオープニング映像として使用された Prologue for the tour “KISS JAPAN” はビデオ Gift for Fanks Video に収録された。
Fanks! Cry-Maxで使用されたバトンは、その後もTM NETWORKの歴史の中で脈々と使用された。
2021年のHow Do You Crash It?にも出てた。
HUGE DATA のときにはTM NETWORKのロゴ入りの小っちゃいバトンケースが物販で販売されたし。
TM NETWORK
Kiss Japan Tour '87~'88
1. Self Control (方舟に曳かれて)
2. Childern Of The New Century
3. Maria Club
4. Fallin' Angel
5. Time ~ GIRL
6. This Night
7. Telephone Line
8. Come Back To Asia
9. Don't Let Me Cry
10. Kiss You (世界は宇宙と恋におちる)
11. Resistance
12. You Can Dance
13. Be Together
14. Rainbow Rainbow (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)
15. Get Wild
16. Come On Let's Dance
17. Dragon The Festival
18. Human System
Time ~ GIRLのメドレーは後に Time ~ クリストファー のメドレーに変更された。
クリスマス時期はTelephone Lineの後に Leprechaun Christmas が演奏された。
宇都宮隆はLeprechaun Christmas でアコースティック・ギターを演奏した。
1987年12月24日、岩手県民ホール公演ではステージにクリスマスツリーが飾られていた。
また、この日のみ Leprechaun Christmas のあとに Twinkle Night が演奏された。
フルコーラスではなかったけど。
クリスマスソングのSilent Nightも歌われた。
年か明けるとLeprechaun Christmas に代わってCome Back To Asiaが演奏されるようになった。
Kiss Japan TM NETWORK Tour '87~'88のホールツアー後にはアリーナツアーが行われた。
KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR
1988年3月14日〜4月6日。
8会場・全13公演。
リリースされたばかりのシングル Beyond The Time (メビウスの宇宙を超えて)や、人気曲がセットリストに組み込まれた。
ツアー・メンバーはKiss Japan Tourと同じ。
女性ダンサー二人が加わった。
このツアーをもってベースの日詰昭一郎、ドラムの山田亘が離れることになる。
このライブの模様の一部は1989年9月21日に FANKS the LIVE 2 KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX としてビデオ化された。
2004年5月19日にDVD化。
2019年5月22日にBlu-ray BOX TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 に収録された。
KISS JAPAN DANCING DYNA-MIXの移動中、小室哲哉は木根尚登に次のアルバム CAROL のコンセプトを話した。
木根尚登が CAROL の物語を執筆し、最終的にまとめることとなる。
CAROLは1989年4月に書籍化。
KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX
TM NETWORK ARENA TOUR
国立代々木競技場第一体育館
1988年3月14・15・16 日
1. Be Together
2. Come On Let's Dance
3. Kiss You
4. RESISTANCE
5. Fool On The Planet
6. Time Passed Me By
7. Telephone Line
8. Don't Let Me Cry
9. Children of the New Century
KOMURO keyboard Solo (OVER THE RAINBOW)~KINE Performance
10. Get Wild
11. Self Control (方舟に曳かれて)
12. NERVOUS
13. All-Right All-Night
14. You Can Dance
15. DRAGON THE FESTIVAL
16. BEYOND THE TIME~メビウスの宇宙を越えて
17. Human System
1987年12月9日、渡辺美里のシングル 悲しいね がリリースされた。
1987年12月13日、FM東京 日清パワーステーションでは11月27日 名古屋市民会館 公演の模様が放送された。
・Children of the New Century
・TIME~GIRL メドレー
・Leprechaun Christmas
・Resistance
・Get Wild
・Human System
が放送されたと思う。
1987年12月21日、佐伯りき の 12インチ・シングル セレツネワ がリリースされた。
木根尚登 が作曲。
清水玲子のコミック 竜の眠る星 のイメージソング。
セレツネワ は名曲。
佐伯りき
セレツネワ
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
カップリング曲は、 Call And Tell Me。
佐伯りき
Call And Tell Me
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
翌1988年2月25日には清水玲子のコミック ミルキーウェイの イメージアルバム Milky Way がリリースされた。
こちらにもセレツネワとCall And Tell Meの2曲が収録された。
このアルバムは全8曲なのだけど、1991年にオリジナル盤の8曲がリミックスされて新曲2曲が加えられたのも発売された。
木根尚登が作曲した セレツネワ と Call And Tell Me は是非とも再発していつでもきけるようにして欲しい。
シングル
RESISTANCE
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
1988年1月1日リリース。
実際には12月終盤には店頭に売っていたはず。
1989年2月には8cmシングルCDで発売された。
個人的には発売時にシングル・レコードで買っていたけど。
テレビドラマ 痛快!ロックンロール通りの主題歌となった。
沢口靖子と後藤久美子のダブル主演のドラマ。
三浦洋一、小林聡美、関根勤、長塚京三もレギュラー出演していてけっこう見ていた気がするのだけど、記憶にはまったくない…。
RESISTANCEは勢いのある曲、だと思うのだけど、元々はアルバム Self Control 制作時には少し落ち着いた曲として作られていた。
違う歌詞で宇都宮隆の歌入れされていた。
プロデューサーの小坂洋二が「もっとアップテンポにした方がいい」と意見し、宇都宮隆・木根尚登も同調した。
曲が作り直され、歌詞も新たに作られた。
カップリング曲は、 COME BACK TO ASIA 。
シングル
BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉。
1988年3月5日、7インチレコードと8cmシングルCDでリリースされた。
劇場版 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア の主題歌。
7インチレコードと8cmシングルCDで使用された音源が違うのも有名。
8cmシングルCDヴァージョンはアウトロがカットアウトで、7インチレコードではアウトロがフェードアウトして収録時間が短くなっている。
カップリング曲は、BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)(Instrumental Mix)。
発売当初は世間的に人気がある曲ではなかったし、特にガンダムの主題歌ということが語られることもなかった。
2000年代に入るとやたら重要な曲扱いになった。
ガノタか?ガノタの影響なのか?
TM NETWORK自身の扱いも変わったと思う。
個人的にはファースト・ガンダムはスゴく好きなのだけど、他のガンダムのシリーズはあまり…。
BEYOND THE TIMEは発売時にアナログで、そのうち8cmシングルCDで買ったのだけど、あまり聴いた記憶がない。
シングルよりアルバム CAROL のEXPANDED VERSION をよく聴いていたと思う。
個人的には BEYOND THE TIME は好きな曲でもなかったし。
だからなんで人気あるんだろう?と思っている。
映画の逆襲のシャアも。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN のテレビアニメ放送に際してLUNA SEAがオープニングテーマを担当した。
第9話~第13話のオープニングテーマとしてBEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)がカヴァーされた。
ビックリした。
LUNA SEAがTM NETWORKをカヴァーしたという事実に。
1988年3月8日、小泉今日子のシングル GOOD MORNING-CALL がリリースされた
小室哲哉がGOOD MORNING-CALLを作曲。
小泉今日子
GOOD MORNING-CALL
作詞 小泉今日子
作曲 小室哲哉
編曲 清水信之
小泉今日子
は・じ・め・て
作詞 森雪之丞
作曲 細野晴臣
編曲 西平彰に
1988年3月22日、ラジオ番組 小室哲哉のSF Rock STATION 小室哲哉の旅立ちスペシャル
以後は二代目FANKS DYNA-MIX DJ として木根尚登がTM NETWORKのSF ロックステーションを引き継いだ。
1988年4月1日、写真集 TM NETWORK Kiss Japan Tour Memorial 一億分の一のチャンス が発売された。
インタビューとかもあったと思うのだけど、まったく記憶にない…。
1988年5月21日、松本孝弘のソロアルバム Thousand Wave がリリースされた。
ギターインストアルバム。
Vampire Hunter "D" は小室哲哉のカヴァー。
Play It So Loudに小室哲哉がキーボードで参加。
1996年には Thousand Wave Plus として再発された。
1991年9月25日にリリースされたソロシングル '88〜Love Story / Love Ya の2曲が加えられた。
Love Yaにはコーラスで大黒摩季が参加している。
1988年9月にB'zはデビューする。
1988年5月28日、渡辺美里の4枚目のアルバム ribbon が発売された。
小室哲哉が作曲した以前のシングル曲 悲しいね と Believe のそれぞれのRemix Version が収録された。
木根尚登 は さくらの花の咲くころに を提供した。
渡辺美里
さくらの花の咲くころに
作詞 渡辺美里
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
シングル
SEVEN DAYS WAR
作詞 小室みつ子作曲・編曲 小室哲哉
1988年7月21日リリース。
宗田理・原作の 映画 ぼくらの七日間戦争 の主題歌。
シングル SEVEN DAYS WAR の2曲は、1988年5月6日~1988年5月18日にかけてロンドンのCBS Studiosにてレコーディングからミキシングまで行われた。
TM NETWORKのレコーディングの全工程が海外で行われたのがこれが初めて。
ギターにデヴィッド・"クレム"・クレムソン。
コーラスは当時ロンドン在住の日本人中学生20人。
カップリングは、GIRL FRIEND。
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉。
2019年12月4日にはアナログ盤 で再発された。
完全生産限定盤・クリアブルーヴァイナル仕様。
2019年12月13日に劇場アニメ ぼくらの7日間戦争が公開された。
舞台が2020年の北海道で、主人公たちは高校生と原作とはかなり変更された。
宮沢りえ も声優として特別出演した。
主題歌などは別にあるが、TM NETWORKの SEVEN DAYS WAR もアレンジされたインストで使用された。
このアニメ映画のサイトには宇都宮隆・木根尚登のコメントが寄せられた。
(当時、小室哲哉は引退中だった。)
1988年8月5日、小室哲哉が音楽を担当した 僕らの七日間戦争 オリジナル・サウンドトラック がリリースされた。
全14曲。
シングル SEVEN DAYS WAR、そのカップリング曲 GIRLFRIEND も収録された。
他にヴォーカル曲として女性ヴォーカルの FUN FACTORY も。
シングルの2曲をのぞいてレコーディングは1988年5月13日~6月4日にMarcus Recording Studiosにて行われた。
2019年12月4日にはリマスター盤で再発された。
ビデオ
Gift for Fanks Video since 1985-1988
1988年8月21日、VHS・ベータ・レーザーディスクでリリースされた。
収録時間は約27分。
・Come on Let's Dance
・Your Song
・Get Wild
・Self Control
・Kiss You
以上の5本のビデオクリップに Prologue for the tour "KISS JAPAN" の映像。
これはツアー KISS JAPANのオープニングに使用されたもの。
Epilogue "Fool on the Planet"はクレジット流すのに使用された。
2005年3月9日、Gift for Fanks Video since 1985-1988 がDVD化された。
Gift for Fanks Video since 1985-1988 は発売された当時に買った。
正確な価格は覚えていないけど、およそ4000円位だった。
当時は映画とかコンサートの映像ソフトを買うと1万円超えたと思うけど、1988年となると映像ソフトの価格が少し安価になったと思う。
中学生のときにアニメ映画 幻魔大戦 を見に行って、しばらくするとビデオ化された。
友人のひとりがそのVHSを買って借りたりしたけど、そのビデオの価格は1万8千円だった!
のちに映画 幻魔大戦のVHSは再発されたけど、それも9000円近くしたと思う。
DVD化されておよそ4000円になった。
別の友人がOVA 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー のVHSを買ったけど(もちろん借りて見た。)、これも定価は1万超え!
VHSで再発された時には9000円。
あまり変わらない…。
こちらもDVD化された時はおよそ4000円。
TM NETWORKでいうと、Self Control and the Scenes from "the Shooting"のビデオは6000円超え!
Self Controlのメイキング映像というか、30分近いSelf Controlのビデオクリップよりやたら長いのがあってそれが収録されたものだったと思う。
これも再発されたときには4000円近くだった。
やっぱり高い。
DVDでは2500円くらいだもの。
1988年のTM NETWORK。
小室哲哉はロンドンに移住し、宇都宮隆はニューヨークへ、そして木根尚登は東京。
木根尚登は毎週、ラジオもあったし。
ちなみに宇都宮隆はニューヨークでコンサートのモンスターズ・オブ・ロックを見に行った。
スコーピオンズの演奏で観客が怒って、上階にいた観客がゴミやコーラを投げはじめた。
下階にいた観客はコーラまみれになったという。
宇都宮隆もコーラまみれとなり、トリのヴァン・ヘイレンを観ることなくもなく帰ったという。
JTB 20 Million Memorial Festival in TOKYO DOME T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK。
1988年8月25日、オープンから5ヶ月後の東京ドームで行われた、いわゆるアルバム CAROL の顔見せ公演。
全1公演。
観客は47,000人。
TM NETWORK 初の東京ドーム公演。
当時、ロンドンで制作中だったアルバム CAROL ~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~ の予告編的なライヴである。
セットリストには CAROL や新曲 SEVEN DAY WAR と GIRLFRIEND が織り込まれた。
Pamela Lynn Altoff (コーラス /キャロル役)。
これまでのサポートメンバーの中では、唯一松本が残った形である。
またオープニングアクトとして、TM NETWORK のレコーディング・ライブをサポートしてきた北島健二、西村麻聡、山田亘が結成した FENCE OF DEFENSE が全10曲を演奏した。
このライヴでは、これまでの FANKS にかわるキーワード T-MUE-NEEDS を提唱。
コンサート名にも使用された。
T-MUE-NEEDSは、アリーナツアー KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX の最後に提示されていた。
…結局、T-MUE-NEEDSはほとんど浸透しなかったと思う。
翌1989年にはFANKSがFANKS!! '89として復活するし。
サポートメンバー
松本孝弘 ギター
ニック・フランスドラム
GIRLFRIENDを演奏した後、宇都宮隆は次のツアーで違った形のショーを再現しようと思っている、と語った。
ここで各メンバーは衣装を変えている。
そして「その一部を、皆に見てもらいたいと思う」として少女CAROLを紹介した。
CAROLを演じたのはパメラ・レニイ・アルトフ。
A Day In The Girl's Life、CAROL (CAROL's ThemeⅠ)、In The Forest、CAROL (CAROL's Theme Ⅱ) の4曲がプロトタイプとして演奏された。
初披露されたCAROL組曲は宇都宮隆とパメラのふたりによるデュエットとなった。
歌詞はこの二日前には
出来上がっていなかった…。
この時の歌詞は、制作されたアルバム CAROLとは異なっている。
組曲CAROL演奏後、全員が衣装を変えて再登場した。
パメラもコーラスやダンス、キーボード演奏するなどの活躍(?)をした。
だがパメラの歌が…。
終盤では最新シングル SEVEN DAYS WAR、そして最後にHUMAN SYSTEMが演奏された。
HUMAN SYSTEM の後にも小室哲哉がシンセを弾き出し、宇都宮隆もSEVEN DAYS WARの♪ラ~ラ~ラ~ラ~と歌われた。
メンバーがステージ前に並び宇都宮隆は「どうもありがとう」と手を振って引き上げた。
アルバム CAROL のジャケット絵を手掛けた佐々木洋
は2021年、Twitter(現X)にてアルバム CAROLの未発表ジャケット絵を公開した。
パメラがCAROLだった当時、パメラをモデルとして書かれた絵だった。
歌唱力の問題で、1988年10月にパメラ・レニイ・アルトフは解雇された。
代わりのCAROLのオーディションが行われた。
その結果、新たなCAROL役にパニーラ・ダルストランドが選ばれた。
レコーディングやステージ上のCAROLはSTARCAMP TOKYOの時とは異なり、セリフはなくなり、役割としてはほぼダンサーとなった。
T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO
Produced by TM NETWORK
東京ドーム
1988年8月25日
1. STARCAMP
2. RAINBOW RAINBOW
3. 雨に誓って~SAINT RAIN~
4. 8月の長い夜
5. 金曜日のライオン
6. GIRLFRIEND
7. Carol's Theme (Instrumental)
8. Carol's Theme (Vocal)
9. PASSENGER ~a train named Big City~
10. KISS YOU
11. Come on Let's Dance
12. Get Wild
13. You can Dance
14. Be Together
15. Self Control
16. SEVEN DAYS WAR
17. Human System
1988年10月にはNHK-BS2及びNHK総合で、CAROL 制作中のTM NETWORKのイギリスでの様子もテレビ放送された。
このライヴは長くパッケージ化されなかったが、31年の時を経た2019年、ライブのうち11曲をTM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994にT-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO 1988.08.25として収録されることとなる。
STARCAMP TOKYOは、1988年10月8日にNHK-BS1で、10月10日にNHK総合でテレビ放送されたがそれぞれ編集が異なっている。
NHK-BS1では5曲が削られ、NHK総合ではさらに2曲と計7曲が削られた。
また、アルバム CAROL 制作中のTM NETWORKのイギリスでの様子も映された。
STARCAMP TOKYOの模様は、2015年のTM NETWORK THE MOVIE 1984〜 でも一部映像が見られたが、2019年5月にBlu-ray BOX TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 が発売された。
ディスク9は T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO 1988.08.25 としてディスク化された。
1988年10月10日のNHK総合で放送された1時間版が収められた。
なぜ短い方を…?
ちなみにTM NETWORK(あるいはTMN)が東京ドームで行ったコンサートは、このSTARCAMP TOKYO といわゆる終了ライヴのみ。
1988年10月25日、宇都宮隆の写真集 彼女 が発売された。
1988年11月2日、浅香唯 のシングル Melody がリリースされた。
木根尚登の提供曲。
浅香唯
Melody
作詞 森雪之丞
作曲 木根尚登
編曲 萩田光雄
1989年3月12日リリースのアルバム MELODY FAIR の冒頭にも収録された。
冒頭にメロディーのいうコーラスが付いたヴァージョン。
2012年には木根尚登はアルバム 木根尚登20周年記念ベスト提供楽曲集 キネメロ でセルフカバーしている。
シングル
COME ON EVERYBODY
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1988年11月17日リリース。
アルバム CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜 の先行シングル。
カップリング曲は、COME ON EVERYBODY (Instrumental Mix)。
COME ON EVERYBODYは、Come on Let's Dance のライヴ・ヴァージョンから生まれた曲。
Come on Let's Dance のライヴ・ヴァージョンのイントロとエンディング近くでこの曲のフレーズが演奏されていたもの。
COME ON EVERYBODY の元となった Come on Let's Danceのライヴ・ヴァージョンは、TMN GROOVE GEAR 1で聴くことが出来る。
1987年6月24日、日本武道館のFANKS CRY-MAX での録音。
1988年12月1日、浅香唯がミニアルバム HERSTORY をリリースした。
全6曲。
冒頭の2曲が木根尚登の提供曲。
浅香唯
雨が雪に変わった夜に
作詞 麻生圭子
作曲 木根尚登
編曲 井上鑑
アルバム
CAROL ~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~
1988年12月9日リリース。
レコーディングは1988年6月から1988年10月8日までロンドン、エアスタジオにて行われた。
ロンドンには松本孝弘、伊東俊郎、小室みつ子が帯同した。
伊東俊郎はエンジニアとして参加し、宇都宮隆のヴォーカルやアコースティック・ギターの録音を担当した。
ミックスはスティーブ・ナイ。
CD盤
1. A Day In The Girl's Life(永遠の一瞬)
2. Carol (Carol's Theme I)
3. Chase In Labyrinth (闇のラビリンス)
4. Gia Corm Fillippo Dia (Devil's Carnival)
5. COME ON EVERYBODY
6. Beyond The Time (Expanded Version)
7. Seven Days War (Four Pieces Band Mix))
8. You're The Best
9. Winter Comes Around (冬の一日)
10. In The Forest (君の声が聞こえる)
11. Carol (Carol's Theme II)
12. Just One Victory (たったひとつの勝利)
13. Still Love Her (失われた風景)
LP盤・2枚組
A1 A Day In The Girl's Life (永遠の一瞬)
A2 Carol (Carol's Theme I)
A3 Chase In Labyrinth (闇のラビリンス)
A4 Gia Corm Fillippo Dia (Devil's Carnival)
B1 In The Forest (君の声が聞こえる)
B2 Carol (Carol's Theme II)
B3 Just One Victory (たったひとつの勝利)
C1 You're The Best
C2 COME ON EVERYBODY
C3 Winter Comes Around (冬の一日)
D1 Seven Days War (Four Pieces Band Mix)
D2 Beyond The Time (Expanded Version)
D3; Still Love Her (失われた風景)
アート・オブ・ノイズで知られるアン・ダッドレー
が参加。
ドラム
デヴィット・パーマー
A Day In The Girl's Life(永遠の一瞬)
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
Carol (Carol's Theme I)
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
Chase In Labyrinth (闇のラビリンス)
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲小室哲哉
Gia Corm Fillippo Dia (Devil's Carnival)
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲小室哲哉
COME ON EVERYBODY
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
シングル・ヴァージョンとは異なるミックス。
Beyond The Time (Expanded Version)
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
Seven Days War (Four Pieces Band Mix)
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
You're The Best
作詞 小室みつ子 作曲・編曲小室哲哉
Winter Comes Around (冬の一日)
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
In The Forest (君の声が聞こえる)
作詞 小室みつ子 作曲・編曲小室哲哉
Carol (Carol's Theme II)
作詞 小室みつ子 作曲・編曲小室哲哉
Just One Victory (たったひとつの勝利)
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
Still Love Her (失われた風景)
作詞 小室哲哉 作曲 小室哲哉、木根尚登 編曲 小室哲哉
2004年3月31日にはBOX WORLD HERITAGEの一枚として紙ジャケット化・デジタルリマスターが施された。
2007年3月21日に紙ジャケット化・デジタルマスタリング仕様でリリースされた。
2014年12月24日にはボックス・セット CAROL DELUXE EDITION がリリースされた。
Coca-Cola PRESENTS TM NETWORK TOUR ’88~’89 CAROL ~A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991~
1988年12月9日~1989年8月18日。
25ヶ所・全63公演。
サポートメンバー
松本孝弘 エレクトリック・ギター
阿部薫 ドラム
パニーラ・ダルストランド キャロル役
阿部薫 はこのツアーから1994年の TMN 終了までドラムを担当する。
ライブは三部構成。
第二部に CAROL を演奏した。
1988年12月20日、TM NETWORKは笑っていいとも のテレフォンショッキングに初出演した。
大江千里からの紹介。
TM NETWORKはニッポン放送のアナウンサー上柳昌彦を紹介した。
1988年12月24日からファンイベント T-MUE-NEEDS SUMMITが全国3都市・4ヵ所で行われた。
1988年12月24日・25日
東京NKホール
1989年2月12日
仙台電力ホール
1989年2月25日
名古屋市公会堂
1988年12月31日、TM NETWORKは 第39回NHK紅白歌合戦 に出演した。
演奏曲は COME ON EVERYBODY 。
COME ON EVERYBODY '88 FINAL MEGA MIX と加山雄三 が紹介してTM NETWORKが演奏した。
TM NETWORK(およびTMN)が唯一出場した紅白歌合戦。
この時のサポート・メンバーも、
松本孝弘 ギター
阿部薫 ドラム
6分弱の演奏だったが、事前に制作された音源では7分以上あったとか。
2024年5月17日、NHK総合でTM NETWORK 40 Special〜電気じかけの予言者たち〜 が放送され、その中で紅白歌合戦での'88 FINAL MEGA MIX の映像が流された。
1989年の正月だった。
FMラジオの特番に小室哲哉が出演した覚えがある。
そこでは COME ON EVERYBODY のリプロダクトがプレイされたと思う。
ナイル・ロジャースによるCOME ON EVERYBODY のリミックス。
その時はあまり説明がなかったのか、あるいは説明はあったけど私がちゃんと聴いていなかったのか分からないけど、この時は COME ON EVERYBODY のハウス・ヴァージョンと紹介されたと思う。
「なんじゃコレ?」と思って聴いていた。
1989年2月21日、村井麻里子 のアルバム TRULY がリリースされた。
木根尚登が2曲を提供。
村井麻里子
TO LADY
作詞 村井麻里子
作曲 木根尚登
編曲 中村哲
村井麻里子
TWO CANDLES
作詞 神沢礼江
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
CAROLツアーは途中で曲目の変更があった。
LO SPETTACOLO COMINCIA ALLE 20' E BELLISSIMO
2月15日の仙台イズミティ21公演から3月3日大阪フェスティバルホールでの間に演奏されていた楽曲。
雑誌 GB 1989年8月号のインタビューで小室哲哉が DIVE INTO YOUR BODYの元になっていると答えている。
2月から3月にかけては DIVE INTO YOUR BODY の原型となった Lo Spettacolo Co Mincia Alle 20' E Bellissimo が演奏されていた。
ツアーが再開された日本武道館公演からGet Wild はGet Wild '89 に代わった。
7月からは Winter Comes Around (冬の一日)、Still Love Her (失われた風景)、Beyond The Time (メビウスの宇宙を超えて)が外されて Confession~告白~、8月の長い夜、Give You A Beat、Dive Into Your Bodyが演奏された。
2月15日~3月3日追加曲
LO SPETTACOLO CO MINCIA ALLE 20'E BELLISSIMO
4月19日~6月28日追加曲
Get Wild '89
7月16日~8月18日 追加曲
Confession 告白
8月の長い夜
GIVE YOU A BEAT
DIVE INTO YOUR BODY
1989年3月3日、大阪フェスティバルホール公演。
ヴォーカルの宇都宮隆が膝のじん帯を切断してしまった。
以降の日程はキャンセルとなって延期された。
CAROLツアーは4月19・21・22・24・25・27・28日の日本武道館公演から再開した。
TM NETWORK TOUR '88~'89 CAROL ~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~
日本武道館
1989年4月19日・21日・22日・24日・25日・27日・28日
1. NERVOUS
2. Be Together
3. Get Wild
4. Seven Days War
5. Winter Comes Around (冬の一日)
6. Still Love Her (失われた風景)
7. Self Control (方舟に曳かれて)
8. A Day In The Girl's Life
9. Carol (Carol's Theme I)
10. Chase In Labyrinth
11. Gigantica
12. Gia Corm Fillippo Dia (Devil's Carnival)
13. In The Forest
14. Carol (Carol's Theme II)
15. Final Fighting
16. Just One Victory (たったひとつの勝利)
17. In The Forest (Piano Version)
18. Beyond The Time (メビウスの宇宙を超えて)
19. Kiss You
20. Don't Let Me Cry (一千一秒物語)
21. Come on Let's Dance
22. COME ON EVERYBODY
23. JUST ONE VICTORY(たったひとつの勝利)
当初は4月の日本武道館7日間連続公演をツアーファイナルとしていた。
(当時、1982年のオフコース10日間連続公演に続く、日本武道館連続公演となった。)
しかし3月に宇都宮隆が負傷したために4月の日本武道館7日間連続公演は、宇都宮隆が復帰してツアー再開の公演となった。
負傷のための振替公演でツアーは8月18日までとなった。
シングル
Just One Victory [REMIX-VERSION]
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1989年3月21日、8cmCDと7インチレコードでリリースされた。
再発を別にすると、TM NETWORKの7インチレコードが発売されたのはこの曲が最後だった。
カップリングは、Still Love Her (失われた風景)。
作詞 小室哲哉 作曲 小室哲哉、木根尚登 編曲 小室哲哉
Still Love Herは小室哲哉が作曲して自身で味気ないと思って木根尚登に相談したらしい。
木根尚登がサビの後半を作って共作となった。
Get Wildがヒットしたことからアニメ シティハンター2 でもTM NETWORKに主題歌が依頼された。
その時のTM NETWORKはスケジュール的に新曲を用意するのが難しかった。
そのためにTM NETWORK側からアルバム CAROL の中から選んで欲しい、と提案した結果、選ばれたのがStill Love Her (失われた風景) 。
アニメ シティハンター2 の第38話~第63話でエンディングテーマとして使用された。
Still Love Her (失われた風景) は2019年2月に公開された 劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ の挿入歌・エンディングとしても使用された。
2004年のベストアルバム Welcome to the FANKS! は基本、ファンからのインターネット投票の結果で選ばれた上位20曲が収録された。
Still Love Her (失われた風景)は第4位となった。
2019年10月1日~12月31日まで TM NETWORKデビュー35周年を記念して、FANKSが選ぶ新時代・次世代に向けた10曲の 投票ランキング が行われた。
その結果でベストアルバム Gift from Fanks T と Gift from Fanks M に収録される計70曲が選ばれた。
結果、 Still Love Her (失われた風景)は 第1位に選ばれた。
1989年3月21日、彩恵津子のアルバム In Bloom がリリースされた。
木根尚登が1曲を収録。
彩恵津子
なぐさめより エールを送るよ
作詞 彩恵津子
作曲 木根尚登
編曲 矢島賢
1989年4月2日・3日、SF Rock Station FINAL EVEN THANK YOU TM NETWORK が公開録音された。
SF Rock Station を卒業するということでイベントが開催された。
事前に宿泊付きコースあるいはライヴのみ参加の日帰りコースで参加者が募られた。
場所は三重県合歓の郷。
TM NETWORKがツアー前によくリハーサルを行っていた場所である。
公開録音の模様は4月11日・18日のTM NETWORKのSF Rock Station の最終2回で放送された。
SF Rock Stationは小室哲哉が初代、木根尚登 が二代目パーソナリティを担当していた、というかTM NETWORKのメンバー3人やそのライヴ・メンバーもよく出演していた。
1986年10月からはじまったSF Rock Stationを終了。
ちなみにTM NETWORKとしては1989年4月から
全国ネットのTBSラジオの30分番組 Come On Fanks!! を放送していたのだけど。
1990年9月には番組改編によって TMN Rock'n Up が開始された。
このSF Rock Station FINAL EVENT THANK YOU TM NETWORK ではB’z が史上初めてライヴを行った。
ちなみにB’zが披露したのは3曲。
1. だからその手を離して
2. ハートも濡れるナンバー ~stay tonight
3. 君の中で踊りたい
ライヴはB’zのほかにもFENCE OF DEFENSE (7曲) やTM NETWORKも行った。
足の怪我もあり、宇都宮隆が参加したのは2曲。
RAINBOW RAINBOW では松本孝弘がギターで加わった。
そしてCome On Let's Danceでは稲葉浩志がヴォーカルを担当、Just One Victoryでは小室哲哉がヴォーカルで稲葉浩志はバック・コーラスを担当した。
最後は小室哲哉・木根尚登のふたりのみで Dawn Valley を演奏した。
4月2日のトーク&トークショーでは松本孝弘はSF Rock Statio初出演時、緊張をほぐすために飲酒していたと話題があった。
TM NETWORK・B’z・FENCE OF DEFENSE
SF Rock Station FINAL EVENT 公開録音
合歓の郷 野外ホール
1989年4月3日
1. Winter Comes Around (TM NETWORKの3人のみで演奏。)
2. RAINBOW RAINBOW (+ 松本孝弘・西村麻聡・阿部薫)
TM NETWORK(小室哲哉+木根尚登)+ FENCE OF DEFENSE・松本孝弘
3. セイラ (1番のヴォーカルを西村麻聡 2番のヴォーカルを木根尚登)
4. Come On Let's Dance (ヴォーカル 稲葉浩志)
5. JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)
(ヴォーカル 小室哲哉 コーラス 稲葉浩志)
小室哲哉・木根尚登
6. Dawn Valley (ピアノ 小室哲哉・ハーモニカ 木根尚登
アルバム CAROL の長期に渡るツアー。
その間にレコーディングできない、ということで代わって出されたのは、海外プロデューサーによるリプロダクトというアイデアだった。
ヴォーカル・トラックはオリジナルを使用するという条件であとは好きにしてもらう、として海外の著名プロデューサーに依頼した。
単なるリミックスではなくリプロダクションと呼ばれた。
4月15日にプロダクション・シングル3枚を同時に、5月12日にリプロダクション・アルバム DRESS をリリースした。
シングル
COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers) / COME ON LET'S DANCE (DANCE SUPREME)
1989年4月15日リリース。
両A面シングルという扱いだった。
いずれもプロデュースはナイル・ロジャース。
シングル
KISS YOU (KISS JAPAN)
1989年4月15日リリース。
プロデュースはバーナード・エドワーズ。
カップリング曲は、TIME (PASSES SO SLOWLY)。
アルバム未収録曲。
アルバム DRESS の2013年再発盤にボーナストラックとして収録された。
シングル
GET WILD '89
1989年4月15日リリース。
プロデュースはピート・ハモンド。
Get Wildの「ゲゲゲ」は1987年の武道館公演でも演奏されたけど、一般的にはこのリプロダクトからかも。
カップリング曲は、FOOL ON THE PLANET (WHERE ARE YOU NOW)。
FOOL ON THE PLANET (WHERE ARE YOU NOW)は
2013年のDRESS再発盤にボーナストラックとして収録された。
1989年5月5日、声優・小森まなみ のアルバム HERTZ III〜DJ BEAT〜 がリリースされた。
木根尚登が1曲を提供。
小森まなみ
1999・地球(ほし)に願いを…
作詞 小森まなみ
作曲 木根尚登
編曲 根岸貴幸
リプロダクションアルバム
DRESS
1989年5月12日リリース。
CD・カセットテープ・LPで発売された。
リプロダクトされた全11曲を収録。
ジョナサン・エリアスがリプロダクトしたRESISTANCEは、原曲のバラード・ヴァージョンを渡されたようで、パイプオルガンとか弦が使用されたバラードになった。
海外プロデューサーによってリプロダクトされたが、リリースされなかった音源もあるらしい。
NERVOUS、SAD EMOTION、JUST ONE VICTORYなど。
DRESSは2004年3月に発売された BOX WORLD HERITAGE の1枚として再発された。
紙ジャケット化・リマスター。
2007年3月、単独でリマスターされて紙ジャケット仕様・完全限定盤で再発された。
2013年11月、ボーナストラック付きでリマスターされて再発された。
個人的にはアルバム DRESS は自動車の免許を取得した頃だったので、その頃のドライブのお供としてよく聴いていた。
当時は耳に馴染ませる、ということで頻繁にプレイしていたけど正直、TM NETWORKの作品としては好きになれなかった。
もしかしたら私のリミックス嫌いの遠因になったのか…。
1989年6月1日、渡辺美里のシングル ムーンライト ダンス をリリースされた。
アルバム Flower Bed の先行シングル。
渡辺美里
ムーンライトダンス
作詞 渡辺美里
作曲・編曲 小室哲哉
1989年6月25日、YAMAHA BIG EOS DAYが虎ノ門ニッショーホールで開催された。
小室哲哉と木根尚登が出演した。
EOSで作られたTM NETWORKの曲を小室哲哉・木根尚登が審査するもので、地区予選と東京での本選があった。
小室哲哉メインのイベントだが、他のメンバーや浅倉大介も参加したことがある。
Leprechaun Christmasでは木根尚登がヴォーカルを務めた。
1989年7月1日、女優 田中裕子 のアルバム
都会の猫たち がリリースされた。
木根尚登が1曲を提供した。
田中裕子
都会の猫たち
作詞 来生えつこ
作曲 木根尚登
編曲 カバン屋
1989年7月5日、THE AFFEEの変名バンド BE∀T BOYSのアルバム GO!GO! BE∀T BOYS!! がリリースされた。
収録曲Let's! Break Dance!! では小室哲哉が編曲を担当した。
小室哲哉がシンセを弾き、シンセ・プログラミングで小室哲哉・久保浩二がクレジットされている。
シングル
DIVE INTO YOUR BODY
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
1989年7月21日リリース。
TM NETWORKの次のシングルとして小室哲哉 が提示したのはこの曲と RUNNING TO HORIZON のデモ。
宇都宮隆が選んだのが DIVE INTO YOUR BODY だった。
RUNNING TO HORIZONは小室哲哉のソロ・デビュー曲となった。
TM NETWORKのレコーディングに松本孝弘が参加した最後の作品でもある。
カップリングは、DIVE INTO YOUR BODY(Single Instrumental Mix)
ビデオ
FANKS the LIVE 1 FANKS CRY-MAX
1989年8月21日、VHS・ベータ・LDでリリース。
1987年6月24日、日本武道館で行われた FANKS CRY-MAX でのライヴ映像。
…8曲しか入っていないけど。
2018年10月3日には、Dragon The FestivalとNervousの2曲を追加収録された。
FANKS the LIVE 1 FANKS CRY-MAX 2018 REMASTERとしてBlu-ray DiscとDVDで発売された。
1989年8月25日 〜8月30日
Coca-Cola PRESENTS
TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89
2会場・全4公演。
8月25・26日 東京ベイNKホール
8月29・30日 横浜アリーナ
TM NETWORK TOUR '88~'89 CAROL ~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~のラストを飾るライブ。
約2年ぶりにFANKSのキーワードがコンサートタイトルに用いられた。
ライブ本編は二部構成。
第一部は組曲 CAROL、第二部は主にリプロダクト(リミックス)アルバム DRESS の曲が演奏された。
サポートメンバーはツアーに引き続き、
松本孝弘 エレクトリック・ギター
阿部薫 ドラム
パニーラ・ダルストランド キャロル役
このライヴをもって松本孝弘はTM NETWORKのサポートから離れる。
TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89
横浜アリーナ
1989年8月29日・30日
第1部
1. A Day In The Girl's Life
2. Carol (Carol's Theme I)
3. Chase In Labirinth
4. Gigantica
5. Gia Corm Fillippo Dia
6. In The Forest
7. Carol (Carol's Theme Ⅱ)
8. Final Fighting
9. JUST ONE VICTORY
10. In The Forest (Piano Version)
第2部
11. GIVE YOU A BEAT
12. NERVOUS
13. COME ON EVERYBODY
14. Don't Let Me Cry
15. PASSENGER ~a train named Big City~
16. KISS YOU
17. RAINBOW RAINBOW (KINE Performance)
18. Confession~告白~
19. Be Together
20. Come on Let's Dance
21. Be Together
22. Get Wild '89
23. DIVE INTO YOUR BODY
24. CAMP FANKS FINAL THEME
8月30日の横浜アリーナの模様はクローズドサーキット・コンサートとして全国10ヶ所に衛星生中継された。
その映像は2004年に発売された DVD CAROL the LIVE に使用された。
8月29日の横浜アリーナ公演はFANKS the LIVE 3 CAMP FANKS!! '89 として映像化された。
8月30日 横浜アリーナ公演は2004年に CAROL the LIVE として収録された。
1989年9月15日、宮沢りえのシングル ドリームラッシュ がリリースされた。
ギターはB'zの松本孝弘が担当した。
宮沢りえ
ドリームラッシュ
作詞 川村真澄
作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉・久保こーじ
,カップリング曲は、秘密がいっぱい。
作詞 川村真澄
作曲 小室哲哉
編曲 佐藤準
写真集 CAROL GRAFFITI は1989年9月16日に出版された。
全215ページ。
全225ページ。
1988~89年に行われたTM NETWORKの CAROL ツアーの様子を収めたメモリアル写真集。
最終日にゲスト出演したコロッケもしっかり写った写真も掲載された。
ビデオ
FANKS the LIVE 2 KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX
1989年9月21日リリース。
1988年3月15日、国立代々木競技場第一体育館で行われたライヴ映像。
ビデオ
FANKS the LIVE 3 CAMP FANKS!! '89
1989年10月21日リリース。
1989年8月29日、横浜アリーナで行われたライヴ映像。
…とされるが、実際には8月25日か26日の東京ベイNKホール公演からの映像が多い。
全16曲。
第一部のCAROLの映像はほとんど見られず、第二部からの映像が多い。
http://tm-network-ju-bako.blogspot.jp/2013/11/2.html
に詳しい。
1989年11月21日、浅香唯のアルバム PRIDE がリリースされた。
木根尚登が1曲を提供。
浅香唯
Good-bye Celebration
作詞 尾関昌也
作曲 木根尚登
編曲 山川恵津子
1989年12月29日には '89 YAMAHA BIG EOS DAY Sound Spirit Party のファイナルが東京ベイNKホールで開催された。
これはTM NETWORKのファンイベント Fanks The Party Tokyo Final も兼ねたものとなった。
このイベントではTM NETWORKメンバー全員による審査が行われた。
Hurray for Working Lovers、Winter Comes Around、Just One Victoryが演奏された。
小室哲哉のソロ曲の Hurray for Working Lovers ではヴォーカルとキーボードを担当。
宇都宮隆と木根尚登はアコースティックギターを演奏した。
Winter Comes Around が演奏され、ニッポン放送のFan Fun Today で放送された。
1989年10月28日、小室哲哉のソロデビュー・シングル RUNNING TO HORIZON がリリースされた。
アニメ シティーハンター3 オープニング・テーマ。
小室哲哉
RUNNING TO HORIZON
作詞 小室みつ子
作曲・編曲 小室哲哉
1989年11月28日、小室哲哉のソロ・シングル GRAVITY OF LOVE が発売された。
小室哲哉
GRAVITY OF LOVE
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1989年12月1日、小室哲哉のソロ・シングル CHRISTMAS CHORUS が発売された。
小室哲哉
CHRISTMAS CHORUS
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1990年2月15日、宮沢りえのシングル No Titlist がリリースされた。
小室哲哉による提供曲。
宮沢りえ
No Titlist
作詞 川村真澄
作曲・編曲 小室哲哉
1990年2月28日、浅香唯のアルバム Nude Songs
がリリースされた。
木根尚登が1曲を提供。
浅香唯
Street Rock
作詞 浅香唯
作曲 木根尚登
編曲 井上鑑
1990年3月7日、木根尚登が笑っていいとも の テレフォンショッキングに出演した。
前日にコロッケから紹介された。
木根尚登が紹介したのはTHE ALFEE 坂崎幸之助。
1990年3月29日、田山真美子 の アルバム 瞳の法則 がリリースされた。
木根尚登が1曲を提供。
田山真美子
Timeless Garden
作詞 麻生圭子
作曲 木根尚登
編曲 田代修二
1990年5月9日、田中美奈子 のシングル 夢みてTRY
がリリースされた。
小室哲哉による提供曲。
田中美奈子
夢みてTRY
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1990年5月1日、郷ひろみ のアルバム アメリカかぶれ がリリースされた。
小室哲哉の提供曲が収録された。
郷ひろみ
空を飛べる子供たち~Never end of the earth~
作詞 秋元康
作曲・編曲 小室哲哉
1990年5月9日、タレントのコロッケ(CROKET名義)のシングル I Panic〜君を探して〜 がリリースされた。
木根尚登の提供曲。
CROKET
I Panic〜君を探して〜
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 和泉一弥
カップリング曲は、Just A Lonely Man。
CROKET
Just A Lonely Man
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 和泉一弥
1990年6月23日、南野陽子 がアルバム Gather をリリースした。
木根尚登が1曲を提供。
南野陽子
うつむきかげん
作詞 南野陽子
作曲 木根尚登
編曲 日向大介
1990年7月7日、渡辺美里の6枚目のアルバム tokyo がリリースされた。
小室哲哉は Power -明日の子供- 、タイトル曲 Tokyo を提供した。
渡辺美里
Power -明日の子供-
作詞 渡辺美里
作曲・編曲 小室哲哉
Tokyoのバック・コーラスは小室哲哉&宇都宮隆が担当した。
Power -明日の子供- は1990年9月21日にシングルカットされた。
そのB面 Kick Off は木根尚登の提供曲。
渡辺美里
Kick Off
作詞 渡辺美里
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
Kick Off はのちに渡辺美里の7枚目のアルバム Lucky
にも収録される。
シングル
THE POINT OF LOVERS' NIGHT
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1990年7月7日リリース。
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
マクセルカセットテープ NEW UD シリーズ のイメージソングとして1990年3月10日からオンエアされていた。
当初は販売予定はなかったが問合せが殺到したことでシングル化された。
なお、この曲はTM NETWORK史上、初めてシングルチャート1位を記録した。
ギターはウォーレン・ククルロ。
ドラムにはシンクラヴィアが使用された。
カップリング曲は、THE POINT OF LOVERS' NIGHT (INSTRUMENTAL) 。
TM NETWORK名義では唯一のオリコン1位獲得曲。
1990年8月、ファンイベント maxell presents Arena Gathering が開催された
全国3ヵ所。
8月8日
名古屋レインボーホール
8月21日
東京ベイNKホール
8月23日
神戸ワールド記念ホール
1990年8月28日、TMNリニューアル宣言記者会見。
全日空ホテルにて、TM NETWORKの完了、そしてTMNへの改称が発表された。
「TMN RENEWAL宣言」という文書の文末に 宇都宮隆・木根尚登・小室哲哉 with Mr.G 。
第4のメンバーとしてMr.Gの名前も記された。
Mr.G=ガルボア。
ハウス O’ZACK のCMにも登場していた。
シングル
TIME TO COUNT DOWN
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
1990年9月26日リリース。
TMN改称後の最初のシングル。
ギターはナイト・レンジャーのブラッド・ギルス。
ドラムは山木秀夫。
カップリング曲は、WORLD'S END。
坂元裕二にとっては作詞家としてのデビュー曲。
アルバム
RHYTHM RED
1990年10月25日リリース。
全11曲。
初回盤は箱型の紙ケース仕様。
レコーディングは1990年5月3日から8月17日まで一口坂スタジオで行われた。
LOOKING AT YOU で木根尚登が初めてリードヴォーカルをとった。
TIME TO COUNT DOWN
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
RHYTHM RED BEAT BLACK
作詞 坂元裕二 作曲・編曲 小室哲哉
GOOD MORNING YESTERDAY
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
SECRET RHYTHM
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
TMN4人目のメンバー ガルボア のテーマ曲。
BURNIN' STREET
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
REASONLESS
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
バックトラックを小室哲哉が先に作り、それに木根尚登がボーカルのメロディをつけた。
ギターはブラッド・ギルス。
TENDER IS THE NIGHT
作詞 坂元裕二 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
サビのヴォーカルは葛城哲哉。
ギターはデヴィッド・"クレム"・クレムソン。
当初は木根尚登がヴォーカルを担当するはずだった。
LOOKING AT YOU
作詞 小室みつ子 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
木根尚登のヴォーカル・デビュー曲。
2020年9月24日、木根尚登のアルバム R2 でセルフ・カヴァーしている。
THE POINT OF LOVERS' NIGHT
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
アルバム・ヴァージョン。
宇都宮隆のヴォーカルがあらためて録音された。
またシングル・ヴァージョンではドラムの音源にシンクラヴィアが使用されたが、このアルバム・ヴァージョンは山木秀夫による生ドラム。
2004年3月31日、CD-BOX WORLD HERITAGE の1枚としてリリースされた。
2024年8月21日にはアナログ盤が2枚組でリリースされる。
1990年10月25日、小室みつ子のアルバム Say You Want Me がリリースされた。
Next Time I Fall in Loveでは宇都宮隆がコーラスを担当。
木根尚登は1曲を提供した。
またTM NETWORKの Girlfriend をカヴァーした。
小室みつ子
Someone beside you あなたが近く
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 京田誠一
木根尚登はレコーディングにも参加した。
RHYTHM RED TMN TOUR
1990年12月10日~1991年3月13日
15ヶ所・全40公演。
サポートメンバー
RHYTHM RED TMN TOUR
1. 69/99
2. GET AWAY
3. TOMORROW MADE NEW
4. REASONLESS
5. RHYTHM RED BEAT BLACK
6. COME ON EVERYBODY
7. KISS YOU
8. WORLD'S END
9. SECRET RHYTHM
10. Thril Mad Natural
11. TIME TO COUNT DOWN
12. Be Together
13. BURNIN' STREET
14. All-Right All-Night
15. Get Wild
16. LOOKING AT YOU
17. TENDER IS THE NIGHT
18. GOOD MORNING YESTERDAY
19. THE POINT OF LOVERS’ NIGHT
(20. DREAMS OF CHRISTMAS)
ビデオ
RHYTHM RED BEAT BLACK
1990年12月11日、VHS・LDでリリースされた。
計13分。
3曲のPVを収録。
・SECRET RHYTHM
・RHYTHM RED BEAT BLACK
・TIME TO COUNT DOWN
TIME TO COUNT DOWNのPVが収録されたのはここだけ。
別バージョンがDVD All the Clips に収録されたけど。
2005年3月9日にはDVD化された。
シングル
RHYTHM RED BEAT BLACK
作詞 坂元裕二 作曲・編曲 小室哲哉
1990年12月21日リリース。
カップリング曲は、DREAMS OF CHRISTMAS
作詞 小室哲哉 作曲 木根尚登・小室哲哉 編曲 小室哲哉。
シングル
RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 2.0)
作詞 Patricia Wynn 作曲 小室哲哉
1991年2月1日リリース。
TMNと電気GROOVEによるスプリットシングル。
歌詞が全編英語詞となり、収録時間は9分23秒ある。
電気GROOVEの写真がCAROLのときのTM3人の格好を模している…。
ベストアルバム TIME CAPSULE では7分54秒に短縮されて収録された。
カップリングは、電気GROOVEによるRHYTHM RED BEAT BLACKのカヴァー。
RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 300000000000)
作詞 石野卓球・ピエール瀧 作曲 小室哲哉
電気GROOVEのメジャーデビュー曲。
時期的にシングルCDしか発売されていないけど、ジャケットはTM NETWORKのCAROL期のような電気GROOVEの写真が…。
石野卓球・ピエール瀧・CMJKが写っていて、CMJKはティコ(木根尚登)風になっている。
左手の敬礼ポーズまで…。
1991年4月18日、渡辺美里のシングル 卒業 が発売された。
1991年7月6日、渡辺美里の7枚目のアルバム Lucky が発売された。
先行シングルの 卒業 と JUMP を収録。
タイムトンネル天国 では 宇都宮隆 がバック・コーラスで参加した。
1991年11月21日にはアルバム Luckyからシングルカットされた クリスマスまで待てない / JUMP が発売された。
両A面でいずれもアルバムとは異なるヴァージョンが収録された。
JUMP は (大魔神 Version) で収録された。
シングル
Love Train / We love the EARTH
Love Train
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
[https://youtu.be/CJ2RXcNo-8M?si=HeWz1_4v1ehPaA3O
We love the EARTH
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1991年5月22日リリース。
両A面シングル。
オリコンで1位を獲得し、TM NETWORK(TMN)では最大の売り上げとなったシングル。
1991年8月29日、TMNのSFロックステーションが放送された。
アルバム
EXPO
1991年9月5日リリース。
初回盤はデジパック仕様。
EXPO
作曲・編曲 小室哲哉
We Love The Earth(Ooh, Ah, Ah, Mix)
作詞・作曲 小室哲哉 編曲 小室哲哉・明石昭夫・ゲイリー・ライト
LOVE TRAIN
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
Just Like Paradise
作詞・作曲 小室哲哉 編曲 小室哲哉・明石昭夫・ゲイリー・ライト
Jean Was Lonely
作詞 坂元裕二 作曲・編曲 小室哲哉
Crazy For You
作詞 坂元裕二 作曲 小室哲哉 編曲 小室哲哉・明石昭夫・ゲイリー・ライト
月の河/I Hate Folk
作詞・作曲 宇都宮隆 / 木根尚登 編曲 小室哲哉
月はピアノに誘われて
作詞 坂元裕二 作曲 木根尚登 編曲 久保こーじ
ヴォーカル 木根尚登
Tomorrow Made New
作詞 坂元裕二 作曲・編曲 小室哲哉
Think Of Earth
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
ヴォーカル 小室哲哉
2004年3月31日、CD-BOX WORLD HERITAGE の1枚としてリリースされた。
2024年8月21日にはアナログ盤が2枚組でリリースされる。
Tour TMN EXPO
1991年9月1日~2月15日
35ヶ所・全57公演
サポートメンバー
葛城哲哉 ギター
阿部薫 ドラム
浅倉大介 シンセサイザー
アンコールの DIVE INTO YOUR BODY は、浅倉大介のアルバム LANDING TIMEMACHINE でのヴァージョンで演奏された。
フォーク・パビリオンではカヴァー曲だけでなくTM NETWORKの曲も演奏された。
アコースティックギター、ハーモニカ、ピアニカでの演奏だったが。
TOUR TMN EXPOは Get Wild が演奏されなかったが、このフォーク・パビリオンで演奏されたことがある。
TOUR TMN EXPOでは小室哲哉が不調でメタル・パビリオンがなかったことがあるが、その際にはフォーク・パビリオンの演奏曲が増えたりしたことがあった。
1 .EXPO
2. Love Train
3. Just Like Paradise
4. Don't Let Me Cry '91
5. あの夏を忘れない
6. 大地の物語
7. KOMURO Keyboard Solo
8. Folk/Metalハピリオン(月の河 / I Hate Folk)
~ASAKURA Keyboad Solo
9. 月はピアノに誘われて
10. Tomorrow Made New
11. WILD HEAVEN
12. Jean Was Lonely
13. Crazy For You
14. We Love the EARTH
15. Think Of Earth
アンコール
16. DIVE INTO YOUR BODY (~10月26日)
16. 69/99(10月28日~)
69
17. TIME TO COUNT DOWN
18. DIVE INTO YOUR BODY
クリスマス時期 (12/15~12/26) には DREAMS OF CHRISTMAS を追加で演奏した。
1991年10月31日、小室哲哉とYOSHIKIが記者会見して V2 のユニット結成を発表した。
ちなみに1990年春に小室哲哉からアプローチしてYOSHIKIとは飲み友達となっていた。
ヴォーカルはそれぞれお互いが連れて来ると思っていたらしいが、結果的に小室哲哉が担当することになった。
V2にはTHE ALFEEの高見沢俊彦も参加する予定だったが、異なるレコード会社的に実現しなかったという。
1991年11月1日、浅倉大介 はデビュー・アルバム LANDING TIMEMACHINE をリリースした。
全8曲。
全曲、編曲・浅倉大介のインスト。
冒頭と最後のオリジナル曲以外はTM NETWORKのカヴァー。
なのだけど、オリジナル曲 MEMORY OF THE FUTURE には Self Control (方舟に曳かれて) のフレーズがあるし、カヴァー曲いずれにもオリジナル曲の LANDING TIMEMACHINE のフレーズが使用されている。
シングル
WILD HEAVEN
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
1991年11月15日リリース。
アルバム EXPO レコーディング時に収録された曲。
EXPOになじまないとされて未収録になった。
カップリングは、DREAMS OF CHRISTMAS ('91 NY MIX)。
作詞 小室哲哉 作曲 木根尚登・小室哲哉 編曲 小室哲哉
1991年11月30日および12月1日には幕張メッセ イベントホールにおいて単独公演となる TMN WILD HEAVENが開催された。
WOWOWの TMN EXPO SPECIAL 第3回として12月1日の様子が完全生中継された。
TMN WILD HEAVEN
幕張メッセ
1991年11月30日・12月1日
1. Song of PC-98/1
2. Just Like Paradise
3. Don't Let Me Cry
4. DIVE INTO YOUR BODY
5. Song of PC-98/2
6. TETSUYA KOMURO Piano Solo
7. Human System
8. 大地の物語
9. We Love the EARTH
10. Love Train
11. Self Control
12. WILD HEAVEN
13. QUATRO '91
14. 69/99
15. Time To Count Down
16. Song of PC-98/3
1991年12月5日、東京ベイNKホールでV2のライヴが行われた。
元々はモーツァルト没後200年ということで小室哲哉のソロライヴ として モーツァルト没後200周年追悼記念ライブ が企画されていた。
それをV2のライヴへと変更して行われた。
V2として1度きりのライヴとなった。
V2
東京ベイNKホール
1991年12月5日
1.背徳の瞳(インスト)(YOSHIKI & 小室)
2.Lacrimosa (YOSHIKI)
3. Love (小室)
4. Great Happenings (小室)
5. 1991(小室)
6. Unfinished~トルコ行進曲 (YOSHIKI)
7. Es Durのピアノ線 (YOSHIKI)
8. Endless Rain (YOSHIKI & 小室)
9. Space World (YOSHIKI & 小室)
10. YOSHIKI Drums solo (YOSHIKI)
11. マドモアゼル・モーツァルトのテーマ (小室)
12. ある音楽家へのエピタフ (小室)
13. 永遠と名づけてデイドリーム (小室)
14. 背徳の瞳~Eyes of Venus~ (V2)
15. Virginity (V2)
1991年12月12日、小室哲哉のシングル 永遠と名づけてデイドリーム がリリースされた。
マドモアゼル・モーツァルトサウンドトラック からの先行カット。
小室哲哉
永遠と名づけてデイドリーム
作詞 坂元裕二
作曲・編曲 小室哲哉
カップリングは、The theme from Mademoiselle Mozart ~マドモアゼル・モーツァルトのテーマ~。
作曲 小室哲哉 オーケストレーション 岩代太郎
1991年12月26日、小室哲哉のマドモアゼル モーツァルト サウンドトラックがリリースされた。
ミュージカル のサントラ。
全9曲。
先行シングルでリリースされていた 永遠と名づけてデイドリーム も収録。
この曲のみヴォーカル曲。
LAWSON prezents
TMN special event パーティーパビリオン。
TMN EXPO TOUR中の1992年1月14日~2月27日の間でローソン主催のイベント PARTY PAVILIONが全国7ヶ所で行われた。
これはローソンで対象商品を購入してレシートを送ると抽選でTMNのグッズやイベントのチケットが当たるというもの。
そのイベントがパーティーパビリオン
7会場・全7公演
1月14日 北海道厚生年金会館
1月16日 福岡サンパレス
2月9日 東京ベイNKホール
2月17日 広島厚生年金会館
2月21日 名古屋市総合体育館 レインボーホール
2月24日 仙台市泉文化創造センター
2月27日 大阪城ホール
TMNのコントがあった。
コントの脚本は木根尚登が書いた。
途中でTMNのメンバーが1人になって観客(ファン)1人をあげてデュエットした。
宇都宮隆が カナダからの手紙 だったが、ファンの年齢的に知らなかった人が多かったようで、ほとんどは宇都宮隆ひとりで歌われたそう。
小室哲哉の時は By My Baby、 ろくでなし 、ああ、グッと、なさけねえ など。
曲は毎回変わった。
木根尚登は Looking At You を歌った。
TMNでビートルズのHEY JUDE を演奏したり
葛城哲哉、阿部薫、浅倉大介が合流してミニライヴ。
これはほとんどがカヴァー曲を演奏したもの。
TMNの曲はStill Love Her。
アンコールではこのイベント用に作られた曲、
最高の演技は今日の僕明日の君 を披露して終わった。
最高の演技は今日の僕明日の君
作詞・作曲 小室哲哉
しっとりしたバラードでアコースティックギターがメインの楽曲。
最高の演技は今日の僕明日の君 はこのイベントのみで演奏され、レコーディングされていない。
2月9日の東京ベイNKホールでは後半で水道工事員の役で伊集院光が出演した。
TMNフォークメタルパビリオン
日清パワーステーション
メンバー
阿部薫 ヴォーカル
葛城哲哉 ギター
宇都宮隆 ベース
小室哲哉 ドラム
1992年1月18日、V2 のシングル 背徳の瞳〜Eyes of Venus〜 がリリースされた。
背徳の瞳〜Eyes of Venus〜
作詞・作曲・編曲 V2
カップリング曲はVirginity。
作詞・作曲・編曲 V2
1992年3月25日、V2 のビデオ SPECIAL LIVE 1991.12.5 VIRGINITY がリリースされた。
1991年12月5日、東京ベイNKホールで行われたV2のライヴの模様を収録。
1. OVERTURE,
2. 背徳の瞳〜Eyes of Venus〜 (Piano Duo)
3. Es Durのピアノ線
4. SPACE WORLD
5. YOSHIKI Drums Solo
6. 永遠と名づけてデイドリーム
7. 背徳の瞳〜Eyes of Venus〜
8. Virginity
2002年にはYOSHIKIがglobeに加入する。
実際にglobeにYOSHIKIが参加した楽曲は seize the light のみ。
globe
seize the light
作詞 YOSHIKI&小室哲哉
作曲・編曲 YOSHIKI
Additional Arrangement 小室哲哉 Rap詞 MARC
2005年にはYOSHIKIがglobeに参加した時のみ globe extremeとして活動すると発表された。
…これまでにglobe extremeが活動したことはなかったけど。
TOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOU
1992年3月12日~4月18日
5都市・全9公演。
ホール・ツアー TOUR TMN EXPO 最後半に行われたアリーナ・ツアー。
尚、03/12以降のアリーナ・ツアー "Crazy 4 You"公演の追加演奏曲目は下記のとおり
RHYTHM RED BEAT BLACK
KOMURO Piano Solo
Human System~Self Control~THE POINT OF LOVERS' NIGHT~スクラッチ~Love Train Get Wild~ WILD HEAVEN (Long Version) Crazy For You」
長いWILD HEAVEN。
曲としてはCRAZY FOR YOU III…。
ELECTRIC PROPHETはTM NETWORKの3人だけで演奏された。
この横浜アリーナ公演はカヴァー曲含めてWOWOW
にて放送された。
TOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOU
横浜アリーナ
1992年4月11日・4月12日
1. CRAZY FOR YOU I
2. JUST LIKE PARADISE
3. Don’t Let Me Cry
4. RHYTHM RED BEAT BLACK
5. Jean Was Lonely
6. PIANO SOLO
7. 月はピアノに誘われて
8. 永遠と名づけてディドリーム
9. HUMAN SYSTEM
10. さよならの準備
11. GIRLFRIEND
12. RAINBOW RAINBOW
13. TK DRUM SOLO
14. TRAIN KEPT A ROLLIN’ (←エアロスミスのカヴァー)
15. KICKSTART MY HEART (←モトリー・クルーのカヴァー)
16. PARADISE CITY (←ガンズ・アンド・ローゼズのカヴァー)
17. CRAZY FOR YOU II
18. Self Control
19. THE POINT OF LOVERS’ NIGHT
20. LOVE TRAIN
21. Get Wild
アンコール
22. WILD HEAVEN
23. CRAZY FOR YOU III
24. ELECTRIC PROPHET
25. TIMEMACHINE (4月12日)
1992年4月12日の横浜アリーナ公演がWOWOWで放送された。
TOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOUは1994年5月26日に発売されたボックスセット TMN GROOVE GEAR の TMN EXPO ARENA FINAL としてビデオ化された。
2005年3月9日には単独でDVD化された。
2019年5月22日にはBlu-rayボックスセット TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 のディスク6としてBlu-ray化された。
1992年4月25日、千堂あきほ のアルバム 千客万来 がリリースされた。
木根尚登による提供曲2曲を収録。
千堂あきほ
MOON LOVERS
作詞 真名杏樹
作曲 木根尚登
編曲 上杉洋史
千堂あきほ
ジャパニーズさせる恋だから
作詞 真名杏樹
作曲 木根尚登
編曲 棚橋信仁
1992年5月27日、観月ありさ のシングル TOO SHY SHY BOY! がリリースされた。
観月ありさ
TOO SHY SHY BOY!
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉・久保こーじ
1992年7月8日、渡辺美里のセルフカヴァーアルバム
HELLO LOVERS がリリースされた。
セルフカヴァーではない新曲が2曲収録され、そのうちの1曲が 青空 。
渡辺美里
青空
作詞 渡辺美里
作曲 小室哲哉
編曲 アリフ・マーディン、ジョー・マーディン
1992年11月21日にはシングル メリーゴーランド / 青空 がリリースされた。
セルフカヴァーアルバム HELLO LOVERS からのシングルカット。
1992年7月21日、SΛKΛNΛ のミニアルバム Pearl in the Shell が リリースされた。
プロデュースは木根尚登。
また木根尚登は1曲を提供している。
SΛKΛNΛ
Frozen Flowers
作詞 松井五郎・高橋聡
作曲 木根尚登
編曲 西平彰・SΛKΛNΛ
ライヴ・アルバム
TMN COLOSSEUM I
TMN COLOSSEUM II
1992年8月21日、同時リリース。
TM NETWORK~TMNの初のライヴ・アルバム。
TMN COLOSSEUM I は全13曲、TMN COLOSSEUM IIは全10曲。
TMN COLOSSEUM 1は CAROLツアーの音源をもとに構成されており、TMN COLOSSEUM 2はライヴ定番曲を収録された。
TMN COLOSSEUM I
1. CRAZY FOR YOU
2. IPANEMA '84
3. SELF CONTROL
4. A DAY IN THE GIRL'S LIFE
5. CAROL(CAROL'S THEME I)
6. CHASE IN LABYRINTH
7. GIGANTICA
8. GIA CORM FILLIPPO DIA
9. IN THE FOREST
10. CAROL(CAROL'S THEME II)
11. FIGHTING
12. JUST ONE VICTORY
13. GET WILD
TMN COLOSSEUM II
1. BE TOGETHER
2. RESISTANCE
3. KISS YOU
4. DON'T LET ME CRY
5. TELEPHONE LINE
6. BEYOND THE TIME
7. LOVE TRAIN
8. THE POINT OF LOVERS' NIGHT
9. DIVE INTO YOUR BODY
10. FOOL ON THE PLANET
2014年9月24日にリマスターされてTMN COLOSSEUM I・II としてCD2枚組で再発された。
1992年10月21日、小室哲哉のアルバム Hit Factory がリリースされた。
Digitalian is eating breakfast以来のリード・ヴォーカルを担当するアルバム。
Magic、Futari(ふたり)、South Beach Walk は新曲。
他は既発表曲のセルフカヴァー。
Omoide o Okizarinishite(思い出を置き去りにして)。
オリジナルは堀ちえみへの提供曲、愛を今信じていたい。
歌詞は差し替えされた。
Good Morning-Call
オリジナルは小泉今日子に提供し、歌詞を小泉今日子自身が初めて書いていた。
小室哲哉がセルフ・カヴァーする旨を申し出た際、小泉今日子からは「歌詞はなるべく変えないで」という申し出があったので、歌詞は変更していない。
50/50
オリジナルは中山美穂への提供曲。
オリジナルの歌詞を書いた田口俊が小室哲哉版のために全面的に書き直した。
TOO SHY SHY BOY!
オリジナルは観月ありさへの提供曲。
オリジナルの歌詞も小室哲哉が書いたもので、自ら歌うためにサビ以外は歌詞が異なる。
Resistance
Self Control時の初期ヴァージョンでレコーディングされた。
歌詞は小室みつ子が書き直した。
South Beach Walk
インスト。
小室哲哉とその場にいたエンジニアで制作された。
打ち込み・演奏は小室哲哉ひとりで行われた。
Kimono Beat
オリジナルは松田聖子への提供曲。
原曲の女性視点の歌詞を男性視点に換えて歌っている。
Kimi ni Aete(きみに会えて)
オリジナルは渡辺美里への提供曲。
小室哲哉は弾き語りでレコーディングした。
1992年10月25日、吉田栄作のアルバム THE LONG & WINDING ROAD がリリースされた。
木根尚登が1曲を提供。
吉田栄作
LULLABY ~夢のままで~
作詞 吉田栄作
作曲 木根尚登
編曲 梁邦彦
1992年11月21日、東京パフォーマンスドール のシングル 十代に罪はない がリリースされた。
東京パフォーマンスドール
十代に罪はない
作詞 前田たかひろ
作曲 小室哲哉
編曲 久保こーじ
1992年11月21日、宇都宮隆がT.UTU名義でソロ・デビュー。
シングル Trouble In Heavenをリリース。
1992年11月27日、小室哲哉が手掛けた 二十歳の約束 サウンドトラック 、シングル Pure (Hyper Mix)がリリースされた。
二十歳の約束 サウンドトラック。
テレビドラマ 二十歳の約束 のサントラ。
全10曲。
全作曲 小室哲哉 全編曲 T.C.D Hits
編曲のT.C.D Hitsは小室哲哉・久保こーじ・日向大介。
シングル Pure(Hyper Mix)
インスト。
作曲 小室哲哉 編曲 T.C.D Hits。
カップリング曲は、Yūki's Song。
作曲 小室哲哉 編曲 T.C.D Hits。
1992年12月2日、木根尚登のソロ・デビュー・シングル 泣かないで がリリースされた。
カップリング曲は、きっと離れられない二人。
作詞 尾上文 作曲 木根尚登 編曲 奈良部匠平
1992年12月2日、岸谷五朗がデビューシングル あの鐘を鳴らせ をリリースした。
木根尚登がカップリング曲を提供。
岸谷五朗
明日、吹く風
作詞 夏野芹子
作曲 木根尚登
編曲 坂井紀雄
1992年12月12日、木根尚登のミニアルバム Roots of The Tree がリリースされた。
ミニアルバムで全6曲を収録。
シングル 思い出はクレセント が後にリリースされた。
2015年11月12日、SonyMusicShopにて再リリースされた。
リマスターされ、I’m On Your Side(Strings Version)と帰れない二人(井上陽水のカバー)の2曲がボーナストラックとして追加収録された。
1992年12月22日、木根尚登のミニアルバム Roots of The Tree がリリースされた。
全6曲。
全編曲を担当したのは奈良部匠平。
このミニアルバム、レコーディングには結構いろいろな人が携わっていて。
Backing Vocalsには村田和人、河内淳一、新居昭乃とか。
正確な時期は不明だが、1993年に山羊智詞、水江慎一郎、横内健亨、朝井泰生、今川勉は DYNAMITE MACHINE(ダイナマイトマシーン)を結成した。
ツアーでは今川勉が体調不良となり、代わって太田
明(元筋肉少女帯)が参加した。
デビュー・アルバムレコーディング中に解散。
メンバーには小室哲哉がいた、とされる。
デビュー・シングルは No! Mercy Boy! となるはずだったらしい。
この曲は東京パフォーマンスドールの キスは少年を浪費する と同じ曲で、歌詞が異なった。
DYNAMITE MACHINE
No! Mercy Boy!
作詞 山羊智詞
作曲 小室哲哉
山羊智詞のこれ以前のバンド、山羊智詞&赤羽楽団のオリジナル・メンバーには葛城哲哉がいた。
第1期GOATCOREには足立祐二が、第2期GOATCORE
には是永巧一、太田明がいた。
1993年1月21日、T.UTUがシングル Dance Dance Dance をリリース。
ジャッキー・チェン主演の映画 シティハンター の主題歌。
カップリング曲は、Strange Guitar。
は宇都宮隆自身が作曲。
1993年2月21日、T.UTUのファースト・アルバム BUTTERFLY がリリースされた。
君が見えなくなった日 は作曲 宇都宮隆。
1993年2月21日、木根尚登のシングル 思い出はクレセント がリリースされた。
木根尚登
思い出はクレセント
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
カップリング曲は、I'm on Your side <Strings Version>。
木根尚登
I'm on Your side <Strings Version>
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
1993年2月25日、trfのシングル GOING 2 DANCE/OPEN YOUR MIND と アルバム trf 〜THIS IS THE TRUTH〜 が同時リリースされた。
trfのデビューシングルとデビューアルバム。
シングル
GOING 2 DANCE / OPEN YOUR MIND
両A面曲。
全3曲を収録し、3曲目はGOING 2 DANCE (ENGLISH VERSION)。
この英語ヴァージョンも作詞 小室哲哉。
こちらが先に制作されたあとに日本語ヴァージョン
が出来た。
アルバム
trf 〜THIS IS THE TRUTH〜
全11曲。
シングル GOING 2 DANCE / OPEN YOUR MIND いずれも収録。
全曲、作曲・編曲 小室哲哉
IMPRESSION OF TRFのみ作詞 KOO
他の曲の作詞は小室哲哉単独、あるいは共作。
1993年5月21日、東京パフォーマンスドール のシングル キスは少年を浪費する がリリースされた。
小室哲哉が作曲・編曲。
東京パフォーマンスドール
キスは少年を浪費する
作詞 売野雅勇
作曲・編曲 小室哲哉
1993年6月21日、trfのシングル EZ DO DANCE がリリースされた。
trf
EZ DO DANCE
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
カップリング曲は、EZ DO DANCE [INSTRUMENTAL]
、DO WHAT YOU WANT。
trf
DO WHAT YOU WANT
作詞 小室哲哉&SUZI KIM
作曲・編曲 小室哲哉
1993年6月23日、東京パフォーマンスドールのアルバム MAKE IT TRUE 〜Cha-DANCE Party Vol.6 がリリースされた。
シングル キスは少年を浪費する の(EXTENDED Cha-DANCE MIX)含む小室哲哉が作曲した2曲が収録された。
東京パフォーマンスドール
WHOOPEE DAYS
作詞 佐藤ありす
作曲 小室哲哉
編曲 久保コージ・小室哲哉
東京パフォーマンスドール
MAKE IT TRUE
作詞 松井五郎
作曲 小室哲哉
編曲 久保コージ
1993年7月21日、trfのミニアルバム EZ DO DANCE がリリースされた。
全8曲。
7曲目はEZ DO DANCE (UK DANCE VERSION)、
8曲目はONE MORE NIGHT (UK DANCE VERSION)
ON MY WAYのみ作詞・作曲 小室哲哉・KOO 編曲 小室哲哉
他の全曲は作曲・編曲 小室哲哉
小室哲哉は全曲の作詞を小室哲哉単独、あるいはKOOとの共作。
ISLAND ON YOUR MINDのBメロとサビは小室哲哉がメインヴォーカル。
1993年7月21日、木根尚登のシングル もう 戻らない がリリースされた。
木根尚登
もう 戻らない
作詞 北井いずみ
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
カップリング曲は、Don't Turn Away。
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
リミックス・アルバム
TMN CLASSIX 1
TMN CLASSIX 2
1993年8月21日、同時リリース。
TMN CLASSIX 1は全12曲、TMN CLASSIX 2は全14曲。
いずれも小室哲哉本人が全曲のミックスを手掛けた。
収録曲の~mix はリミックス、~versionは原曲そのまま。
いずれも初回発売分のみスリーブケース付き。
2014年9月24日にはリマスターされた。
TMN CLASSIX 1・2 としてCD2枚組で再発さ
1993年9月9日、木根尚登のミニアルバム Never Too Late 夢のつづき がリリースされた。
シングル もう戻らない を収録。
全6曲を収録。
編曲は3曲を清水信之、2曲を奈良部匠平、残り1曲を嶋田陽一が担当した。
Not Too Late は宇都宮隆と小室哲哉がコーラスで参加している。
このミニアルバムもレコーディングには結構いろいろな人が携わっていて。
レイニーブルースが聞こえる ではベースで小原礼とか、夜明けのスローボード での Backing Vocalで鈴木結女とか。
2015年11月12日、SonyMusicShopにて再リリースされた。
リマスターされ、Don’t Turn Away (シングル もう戻らないのカップリング曲)、月の河 (のちに木根尚登がレコーディングしたフルヴァージョン) の2曲を追加収録
1993年9月7日、牧瀬里穂 のアルバム PS. RIHO が
リリースされた。
小室哲哉は 2曲を提供した。
牧瀬里穂
国境に近い愛の歌
作詞 秋元康
作曲 小室哲哉
編曲 久保こーじ
コーラスアレンジ 小室哲哉
牧瀬里穂
キャンセルされたプライバシー
作詞 秋元康
作曲 小室哲哉
編曲 久保こーじ
コーラスアレンジ 小室哲哉
1993年9月22日、中森明菜のアルバム UNBALANCE+BALANCE がリリースされた。
小室哲哉は 2曲を提供した。
中森明菜
NORMA JEAN
作詞 松本隆
作曲・編曲 小室哲哉
愛撫は1994年3月24日にシングルリカットされている。
シングル
一途な恋
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1993年9月29日リリース。
オリジナル・アルバム未収録曲。
カップリングは、一途な恋 (ANOTHER MATERIAL)、一途な恋 (Instrumental) 。
1993年11月10日、東京パフォーマンスドール のシングル ダイヤモンドは傷つかない とアルバム SEVEN ON SEVEN 〜Cha-DANCE Party Vol.7 がリリースされた。
シングル
ダイヤモンドは傷つかない
東京パフォーマンスドール
ダイヤモンドは傷つかない
作詞 売野雅勇
作曲・編曲 小室哲哉
アルバム
SEVEN ON SEVEN 〜Cha-DANCE Party Vol.7
シングル ダイヤモンドは傷つかない のALBUM MIX、Sanctuary 〜淋しいだけじゃない〜の2曲が小室哲哉 作曲・編曲。
篠原涼子、穴井夕子
Sanctuary 〜淋しいだけじゃない〜
作詞 売野雅勇
作曲・編曲 小室哲哉
篠原涼子のアルバム Lady Generation 〜淑女の世代〜 にも、篠原涼子のみのヴォーカル・バージョンが収録された。
1993年11月21日、T.UTUのシングル Angel / ゼロよりも少ない始まり がリリースされた。
1993年11月21日、trfのシングル 愛がもう少し欲しいよ 、Silver and Gold dance が同時リリースされた。
愛がもう少し欲しいよ / Xmas dance wiz U
Silver and Gold dance / Winter Grooves
trf
Silver and Gold dance
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
いずれも両A面シングル。
個人的にはSilver and Gold danceめっちゃ好きだった。
1993年12月16日、trfのシングル 寒い夜だから…がリリースされた。
小室哲哉は自宅から自転車を漕いで5分のところにあるスタジオまでに「寒い夜だから」というフレーズを含めて作曲した。
しかも季節的に寒空の下で。
個人的には小室哲哉と自転車という組み合わせにビックリなのだけど。
カヴァー曲がたくさんあるが、德永英明も2015年にカヴァーしている。
1993年12月1日、Act Against AIDSが開催された。
この年、俳優の岸谷五朗・寺脇康文が発起人となって行われたエイズ啓発運動のイベント、
AAAとも略称された。
12月1日、世界エイズデーは世界保健機関により定められた国際記念日(国際デー)として1988年から毎年開催されている。
1993年12月1日、Act Against AIDS '93が日本武道館、代々木第一体育館、Bunkamuraオーチャードホール、名古屋レインボーホール、大阪城ホール、新潟フェイズで行われた。
この日、TMNは代々木第一体育館でTMN名義ではなく小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登名義で出演した。
小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登
Act Against AIDS '93
代々木第一体育館
1993年12月1日
1. Human System
2. Seven Days War
3. Self Control
イベント終盤にHuman System、Seven Days War、Self Controlを演奏した。
演奏が終わると岸谷五朗がステージに現れて小室哲哉とのインタビュー。
そこで明かされて演奏されたのが、伝えたいよ君が好きだよ 。
伝えたいよ君が好きだよ
作詞 Act Against AIDS '93代々木第一体育館公演出演メンバー
作曲 小室哲哉。
伝えたいよ君が好きだよ はAAAの最後を飾る曲として演奏されていた。
2007年以降のAAAには、三浦春馬も参加。
三浦春馬は2014年以降は岸谷五朗・寺脇康文と共にMCをつとめるなどAAAの活動の中心人物となっていた。
2020年に亡くなったのが悲しい…。
AAAは2020年に活動を終了したが、その年の12月1日からは貧困、難病、教育問題など多くの困難に立ち向かう子供たちの支援を主な目的としたアクト・アゲインスト・エニシングとして活動を開始している。
1993年12月31日、trfのレコーディング中だった小室哲哉が立岡正樹を呼び出した。
立岡正樹がスタジオへ赴くと、trfのメンバーはスタジオを退出し、小室哲哉と立岡正樹の二人きりとなった。
小室哲哉は「(TM NETWORKを)解散したい」と言った。
理想としてはデビュー10周年となる4月21日に、TM NETWORKの解散ライヴを行うことが考えられたが、日程的に不可能だった。
たまたま東京ドームの5月18・19日の日程が空いたためにすぐに押さえられた。
4月21日に公演の告知がされ、開催が5月18・19日。
発表から1ヶ月の猶予しかなかった…。
1994年4月にTMNのアルバムが発売されることが予定されていた。
その時点ではTM NETWORKの終了は考えられていなかったはず…。
1994年1月21日、T.UTUのアルバム Water Dance がリリースされた。
全13曲。
このうち8曲は宇都宮隆と石井恭史によるBOYO-BOZOが作曲。
うち2曲はインスト。
1994年2月9日、trfのアルバム WORLD GROOVE がリリースされた。
全12曲。
初回盤は(ミニ)写真集付きのボックス仕様。
先行シングル Silver and Gold dance、寒い夜だから…
は新たにミックスされて収録。
Waiting Waves (夏の気分を待ちわびて)、愛がもう少し欲しいよ を除いて全曲の作詞・作曲・編曲 小室哲哉
Waiting Waves (夏の気分を待ちわびて)、
作詞 YUKI・小室哲哉
作曲・編曲 小室哲哉
愛がもう少し欲しいよ
作詞・作曲 小室哲哉、編曲 小室哲哉・COZY
1994年3月24日、中森明菜のシングル 愛撫 が発売された。
片想い / 愛撫 の両A面シングル。
シングル
Nights of The Knife
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉
1994年4月21日リリース。
オリジナル・アルバム未収録曲。
デビュー10周年の日にリリースされ、また同日には TMN終了が告知された。
TMNのラスト・シングル
TM NETWORK が再結成された当初は、この曲がステージで演奏されてもTMN終了を彷彿させるためにあまり喜ばれなかったという。
カップリングは、Nights of The Knife (Instrumental) 。
作曲・編曲 小室哲哉
当初はカップリング曲には Another Meeting が収録されるはずだった。
宇都宮隆の喉が不調だったために後日、ヴォーカルがレコーディングされてベスト盤 TMN BLUE のボーナス・トラックとして収録された。
1994年5月5日、TMN は 笑っていいとも の テレフォンショッキングに出演した。
大江千里からの紹介を受けてTMNが出演。
TMNが紹介したのはaccessだった。
1994年5月14日、木根尚登・著 電気じかけの予言者たち が発売された。
1994年5月18日・19日、東京ドーム。
TMN 4001 DAYS GROOVE2日間が行われた。
いわゆる終了コンサート。
1984年~1994年のTMN前期の曲が主に初日に、TMN後期の曲が主に二日目に演奏された。
二日間で重複した曲は GET WILD '89 のみ。
初日は全19曲を演奏。
本編ラストにElectric Prophet、アンコールではSeven Days War がTMNの3人だけで演奏された。
二日目は全21曲を演奏。
本編ラストにNIGHTS OF THE KNIFE、アンコールではTMNの3人だけで TIMEMACHINE が演奏された。
TIMEMACHINE
作詞 小室哲哉 作曲 木根尚登 編曲 小室哲哉
TIMEMACHINEはスタジオ音源が未レコーディングだったため、この時の音源が長く聴かれた。
2023年になってはじめてスタジオ音源がレコーディングされた。
ちなみにこの終了コンサートは3日間開催されることが考えられていた。
急に決まったコンサートだったために会場が押さえられなかったことで2日開催となった。
シングル 一途な恋 も演奏するはずつもりで譜面も用意されていたが、
リハーサル時に宇都宮隆が Aメロの息継ぎがなくて歌えない、ということで外された。
1日目の終了後、夕食をTMNの3人とバンドメンバーでとったらしい。
その席で久保こーじが「今日はセンターステージで終わったので、明日はセンターステージから始めたらいいんじゃないですか?」と言うと、小室哲哉が「それ良いね!」となった。
立岡正樹と石坂健一郎が別で飲んでいたところに小室哲哉が電話してその旨を話した。
立岡正樹と石坂はすぐに東京ドームへ戻ってそのための対策が練られた。
結局、センターステージにはTMNの各メンバーがスタッフを装おってバラバラに行くことで収まった。
あと、この終了コンサート直前に木根尚登はサッカーで肋骨を骨折していた。
サポート・メンバー
葛城哲哉 エレクトリック・ギター、コーラス
北島健二 エレクトリック・ギター
阿部薫 ドラム
山田亘 ドラム
久保こーじ マニピュレーター
5月19日、ゲストとして松本孝弘 と浅倉大介がそれぞれ出演した。
浅倉大介 キーボード
5月19日のA Day In The Girl's Life (永遠の一瞬)、Carol (Carol's Theme I)、In The Forest (君の声が聞こえる)、Carol (Carol's Theme II)、Just One Victory (たったひとつの勝利)で演奏。
松本孝弘 エレクトリック・ギター
5月19日のGET WILD '89、You can Danceで演奏。
You can Danceでは小室哲哉がドラムを叩いた。
TMN
TMN 4001 DAYS GROOVE
東京ドーム
1994年5月18日
1. 金曜日のライオン
2. Be Together
3. Don't Let Me Cry
4. NERVOUS
5. アクシデント
6. We Love the Earth
7. Love Train
8. 1/2の助走
9. Confession~告白~
10. 永遠のパスポート
11. RAINBOW RAINBOW
12. Come on Let's Dance
13. All-Right All-Night
14. KOMURO Keyboard Solo
15. Get Wild'89
16. DRAGON THE FESTIVAL
17. Self Control
18. ELECTRIC PROPHET
アンコール
19. SEVEN DAYS WAR
TMN
TMN 4001 DAYS GROOVE
東京ドーム
1994年5月19日
1. 1974
2. Still Love Her
3. WILD HEAVEN
4. RHYTHM RED BEAT BLACK
5. KISS YOU
6. COME ON EVERYBODY
7. Carol組曲
A Day In The Girl's Life Carol (Carol's Theme I)~ In The Forest~Carol (Carol's Theme II) ~JUST ONE VICTORY
8. Human System
9. KOMURO Keyboard Solo
10. TIME TO COUNT DOWN
11. 69/99
12. Get Wild'89
13. You can Dance
14. DIVE INTO YOUR BODY
15. THE POINT OF LOVERS'NIGHT
16. Nights of The Knife
アンコール
17. TIMEMACHINE
2019年にBlu-rayボックス TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 発売前に 山田わたる × 葛城哲哉 の対談が公開された。
1994年5月25日、trfのシングル survival dAnce 〜no no cry more〜 がリリースされた。
trf
survival dAnce 〜no no cry more〜
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
この曲は初登場1位・ミリオンセールスを達成。
以後、trfは Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜 までシングル5作連続ミリオンセールスを記録した。
ボックス・セット
GROOVE GEAR 1974-1994
1994年5月26日リリース。
CD3枚組+VHS+36ページカラーブックレット+メタルキーホルダー+Tシャツの完全限定生産のボックスセット。
TMN GROOVE GEAR 1~3はCD3枚組・全37曲。
ライヴ・ヴァージョン、オリジナルのスタジオ曲、デモヴァージョンが収録された。
2014年9月24日にはTMN GROOVE GEAR1~3からスタジオ曲を省いて GROOVE GEAR 1984-1994 SOUND SELECTION としてCD2枚組・全25曲で再発された。
VHSの TMN EXPO ARENA FINAL。
1992年4月11日・12日、横浜アリーナでのTOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOUの模様を収録したもの。
2005年3月9日に単体でDVD化された。
このボックスセット、個人的にはTMN終了当時はTMN (TM NETWORK) から気持ちが離れていたこともあって、気が付いた時にはすでに完売だった。
中古価格も高騰していた。
2000年代に入ると安価で中古で入手できたけど。
1994年6月21日、trfのシングル BOY MEETS GIRL がリリースされた。
trf
BOY MEETS GIRL
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
小室哲哉のプライベートスタジオ TK SEQUENCE で
最初に作られた曲。
ベスト盤
TETSUYA KOMURO PRESENTS
TMN BLACK
1994年6月22日リリース。
小室哲哉・選曲。
全14曲。
収録曲
1. SELF CONTROL
2. 一途な恋
3. WILD HEAVEN
4. KISS YOU
5. LOVE TRAIN
6. THE POINT OF LOVERS’ NIGHT
7. RHYTHM RED BEAT BLACK
8. 金曜日のライオン
9. 1974
10. TIME TO COUNT DOWN
11. COME ON EVERYBODY
12. DIVE INTO YOUR BODY
13. GET WILD
14. NIGHTS OF THE KNIFE
基本、シングル・ヴァージョンが収録されていたので当時は便利だった。
1996年にはTIME CAPSULE all the singles が発売されるのだけど。
ベスト盤
TAKASHI UTSUNOMIYA PRESENTS
TMN RED
1994年6月22日リリース。
宇都宮隆・選曲。
全12曲。
収録曲
1. GIVE YOU A BEAT
2. KISS YOU(more rock)
3. COME ON LET’S DANCE(the saint mix)
4. DON’T LET ME CRY
5. PASSENGER
6. RHYTHM RED BEAT BLACK(version 2.0)
7. SPANISH BLUE
8. GET WILD ’89
9. OPEN YOUR HEART
10. あの夏を忘れない
11. WE LOVE THE EARTH
12. LOVE TRAIN
OPEN YOUR HEART
作詞 麻生香太郎 作曲・編曲 小室哲哉。
アルバム RAINBOW RAINBOW の制作時に録音されていたが、それからは未発表となっていた。
小室哲哉のアルバム Digitalian is eating breakfast で作り直されて OPERA NIGHT となった。
作詞 小室みつ子 作曲・編曲 小室哲哉。
1994年になって初めてOPEN YOUR HEARTが公開されたわけだ。
ベスト盤
NAOTO KINE PRESENTS
TMN BLUE
1994年6月22日リリース。
木根尚登・選曲。
全14曲。
1. TIME PASSED ME BY
2. GIRL
3. TIME
4. CONFESSION~告白~
5. HERE, THERE & EVERYWHERE
6. SAD EMOTION
7. GIRL FRIEND
8. 1/2の助走
9. TELEPHONE LINE
10. FIGHTING
11. THIS NIGHT
12. FOOL ON THE PLANET
13. WINTER COMES AROUND
14. ANOTHER MEETING
Another Meeting
作詞 木根尚登 作曲 宇都宮隆 編曲小室哲哉
もともとはシングル Nights of The Knife のカップリング曲となる予定だった。
宇都宮隆の声の調子が悪かったためにレコーディングは見送られ、後日あらためて録音されたのがTMN BLUE に収録された。
1994年12月のチャリティイベント Act Against AIDS に宇都宮隆と木根尚登で出演した時に演奏された。
1994年7月25日に文庫本サイズの写真集 TMN Nights of The Knife 1984-1994 が出版された。
ソニーマガジン出版。
音楽雑誌 PATi ▶PATi 編集部秘蔵のフォトを再構成した写真集と小室みつ子による Five Songs。
小室みつ子によるGet Wild、1974、In The Forest、Human System、Nights Of The Knifeの5編のショートエッセイ。
当時のTM NETWORKや作詞についてエピソード、TM NETWORKデビュー当初、スタジオで3人の雑談内容なども。
1994年7月10日、東京パフォーマンスドール のシングル 今夜はネヴァーストップ がリリースされた。
カップリング曲は小室哲哉が作曲・編曲したダイヤモンドは傷つかない(Cool Mix)。
1994年7月21日、シングル 篠原涼子 with t.komuro 恋しさと せつなさと 心強さと がリリースされた。
アニメーション映画 ストリートファイターII MOVIE
のテーマソング。
篠原涼子 with t.komuro
恋しさと せつなさと 心強さと
作詞・作曲・編曲・プロデュース 小室哲哉
カップリング曲は、GooD LucK。
作詞・作曲・編曲・プロデュース 小室哲哉。
先に GooD LucK が制作され、テーマソングになるはずだったが、恋しさと せつなさと 心強さと が制作されて変更された。
GooD LucKはエンディングテーマとして使用された。
累計売り上げで200万枚を売上げた。
1994年のオリコン年間売上げチャート3位。
ちなみに1位はMr.Children のinnocent world、2位は広瀬香美のロマンスの神様だが、累計売上げではこの2曲を上回っている。
ちなみにTMN 4001 DAYS GROOVEの2日目終了の翌日に篠原涼子のヴォーカルのレコーディングが行われた。
そのレコーディングでは小室哲哉が付き添った。
小室哲哉にとってはTMN終了後の初仕事だった。
1994年7月27日、trfのミニアルバム BILLIONAIRE〜BOY MEETS GIRL〜 がリリースされた。
BILLIONAIRE〜BOY MEETS GIRL〜、BOY MEETS GIRLのリミックスを含む全8曲。
全作詞・作曲・編曲 小室哲哉
trfのアルバムとしては初のミリオンセールスを達成した。
1994年8月1日、TMNのラストライヴ2日間がそれぞれVHSとLDで映像化された。
その10日後、TMNのラストライヴ2日間の音声が抜粋されてそれぞれCD化された。
ライヴ・ビデオ
TMN final live LAST GROOVE 5.18
TMN final live LAST GROOVE 5.19
1994年8月1日、同時リリースされた。
1994年5月18日・19日に東京ドームで行われたTMNのラストライヴ初日と2日目をそれぞれ収録。
2日目のGET WILD '89 はカットされた。
(初日にも演奏されていた 。)
YOU CAN DANCE では松本孝弘が映らないように編集された。
2003年12月17日、初DVD化。
2019年5月22日、Blu-ray Box TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 とDVD2枚組 TMN final live LAST GROOVE 5.18/5.19 が発売された。
Blu-ray Box TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994はボックスセット。
TM NETWORK~TMNのVHSなどで発売されたライヴ映像をBlu-ray化してボックスセット化。
TMN final live LAST GROOVE 5.18/5.19 も含む。
TMN final live LAST GROOVE 5.19は GET WILD '89 が追加され、新たに編集されたYOU CAN DANCEも収録された。
松本孝弘の姿もノーカットで見られるようになった。
TMN final live LAST GROOVE 5.18/5.19 はライヴ2日間がカップリングされて単独でDVD化された。
ライヴ盤
TMN final live LAST GROOVE 5.18
TMN final live LAST GROOVE 5.19
1994年8月11日にそれぞれリリース。
TMN final live LAST GROOVE 5.18は1994年5月18日に東京ドームで行われたTMNのラストライヴ初日から全10曲を収録。
TMN final live LAST GROOVE 5.19は1994年5月19日に東京ドームで行われたTMNのラストライヴ2日目から全10曲を収録。
それぞれCD1枚に収めるために収録時間66分ほどに編集された。
TMN final live LAST GROOVE 5.18
1. 金曜日のライオン (Take it to the lucky)
2. NERVOUS
3. ACCIDENT
4. LOVE TRAIN
5. 1/2の助走
6. CONFESSION
7. COME ON LET'S DANCE
8. GET WILD '89
9. SELF CONTROL
10. ELECTRIC PROPHET
TMN final live LAST GROOVE 5.19
1. 1974
2. WILD HEAVEN
3. RHYTHM RED BEAT BLACK
4. HUMAN SYSTEM
5. TIME TO COUNT DOWN
6. 69/99
7. DIVE INTO YOUR BODY
8. THE POINT OF LOVERS' NIGHT
9. NIGHTS OF THE KNIFE
10. TIMEMACHINE
2014年9月24日、CD2枚組 TMN final live LAST GROOVE 5.18/19 としてリマスターされた。
EUROGROOVEは、小室哲哉による、日本の音楽を海外に進出させることを目的として1994年から1996年にかけて行われたプロジェクト。
1994年8月3日、EUROGROOVEのシングル
MOVE YOUR BODY BABY がリリースされた。
MOVE YOUR BODY BABY feat. FINAL TOUCH
作詞・作曲 小室哲哉
1994年9月7日、渡辺美里のアルバム Baby Faith がリリースされた。
小室哲哉の提供曲 I Wish はアルバム Lucky 時に制作されていたが、お蔵入りとなっていた。
1994年9月9日、書籍 TMN FINAL 4001 がソニーマガジンズから予約限定で発売された。
定価7800円。
これも2000年代にブックオフで中古で購入した。
なぜか2冊ある…。
1994年10月3日、観月ありさ のシングル happy wake up! がリリースされた。
観月ありさ
happy wake up!
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉、久保こーじ
カップリング曲は、Close to you。
作詞・作曲 小室哲哉 編曲 久保こーじ
1994年10月5日、大谷健吾 のデビュー・シングル Missing you〜変わらない約束〜 がリリースされた。
大谷健吾はTM NETWORKのツアースタッフ・ローディを務めていた。
もうひとりのTM NETWORKの元スタッフとユニットを結成していたが解散し、ソロ歌手を志向してデビューする。
ちなみに藤井徹貫による TMN EXPO ストーリー上・下にも大谷健吾が出てくる。
モデル?
大谷健吾はアイドルデュオ キララとウララ のキララの大谷香奈子の実弟。
大谷香奈子は小室哲哉と1988年から1992年まで結婚していた。
離婚した時、小室哲哉の愛犬ユンカースは大谷香奈子に引き取られた。
大谷健吾
Missing you〜変わらない約束〜
作詞 大谷健吾
作曲・編曲 小室哲哉
カップリング曲は、Love U More。
大谷健吾
Love U More
作詞 大谷健吾
作曲・編曲 小室哲哉
1994年11月21日、hitomiのデビュー・シングル Let's Play Winter がリリースされた。
hitomi
Let's Play Winter
作詞 hitomi
作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉、久保こーじ
カップリング曲はPLEASURE (ORIGINAL MIX)
hitomi
PLEASURE (ORIGINAL MIX)
作詞 hitomi
作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉、久保こーじ
1994年11月21日、小室みつ子のアルバム Simple Dreams がリリースされた。
全9曲のうち7曲は自身が作詞したTM NETWORKのカヴァー曲。
残り2曲は小室みつ子 が作詞・作曲。
1995年1月1日、trfのシングル CRAZY GONNA CRAZY がリリースされた。
trfの3ヶ月連続リリース第1弾。
trf
CRAZY GONNA CRAZY
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
CRAZY GONNA CRAZYは、trf(TRF)のシングルでもっとも売れた曲。
1995年1月11日、日置明子のシングル Winter comes around / Reflections がリリースされた。
両A面シングル。
Winter comes around は TM NETWORK のカヴァー曲。
アニメ映画 ユンカース・カム・ヒア エンディングテーマ。
日置明子
Winter comes around
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
日置明子
Reflections
作詞 吉元由美
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
1995年2月1日、EUROGROOVE のシングル rescue me がリリースされた。
EUROGROOVE guest vocal dannii minogue
rescue me
作詞 ダニー・ミノーグ・Jeoy Johnson・Dee Wright作曲 小室哲哉
1995年2月1日、trfのシングル masquerade がリリースされた。
3ヶ月連続リリース第2弾。
trf
masquerade
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉 & 久保こーじ
1995年2月8日、EUROGROOVE のシングル RESCUE ME〜奪回愛恋〜がリリースされた。
ヴォーカルは翠玲。
前シングルレスキュー・ミー の別ヴァージョンで、アレンジが変更されている。
歌詞は日本語と中国語。
EUROGROOVE
RESCUE ME〜奪回愛恋〜
作詞 小室哲哉 & CUILING
作曲 小室哲哉
編曲 久保こーじ
1995年2月8日、篠原涼子 with t.komuroのシングル もっと もっと… がリリースされた。
篠原涼子 with t.komuro
もっと もっと…
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉、久保こーじ
カップリング曲は、夏の日 。
作詞 小室哲哉
作曲・編曲 久保こーじ
1995年2月13日、観月ありさ のシングル あなたの世代へくちづけを がリリースされた。
観月ありさ
あなたの世代へくちづけを
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 久保こーじ
カップリング曲は、ある日 ある朝 恋人は。
観月ありさ
ある日 ある朝 恋人は
作詞 小室哲哉
作曲・編曲 久保こーじ
1995年2月24日、hitomiのシングル WE ARE "LONELY GIRL" がリリースされた。
hitomi
WE ARE "LONELY GIRL"
作詞 hitomi
作曲 小室哲哉
編曲 久保こーじ
カップリング曲、はTOKYOのど真んなかBUSの中で [RADIO MIX] 。
hitomi
TOKYOのど真んなかBUSの中で [RADIO MIX]
作詞 hitomi
作曲 No! Galers with T.Komuro
編曲 No! Galers
1995年3月8日、木根尚登 の シングル ホントの君 ウソの君 がリリースされた。
アニメ映画 ユンカース・カム・ヒア のテーマソング。
木根尚登
ホントの君 ウソの君
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 嶋田陽一
カップリング曲は、Bye Bye Bye 。
木根尚登が司会を務めた NHK教育 日曜ソリトン・夢ときどき晴れ! のテーマソング。
木根尚登
Bye Bye Bye
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 嶋田陽一
1995年3月8日、trfのシングル Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜 がリリースされた。
ヶ月連続リリース第3弾。
trf
Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉 & 久保こーじ
1995年3月15日、H Jungle with t
のWOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜がリリースされた。
ダウンタウンの浜田雅功とプロデューサー小室哲哉によるユニット。
1994年に HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPに 篠原涼子が 恋しさと せつなさと 心強さと で小室哲哉も出演していた。
司会者のダウンタウンの浜田雅功が小室哲哉に「小室さんが曲を出したら売れるんやから、僕にも曲を作ってくださいよ」と言った。
浜田雅功サイドのスタッフから正式に小室哲哉にオファーがあった。
小室哲哉はダウンタウンのレギュラー番組にテープレコーダーを持っていく行き、松本人志の語りを録音したりして1週間でオケは完成していたという。
H Jungle with t
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉・久保こーじ
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜は累計200万枚のセールスとなった曲。
1995年3月15日、近藤名奈のベスト・アルバム BETTER DAYS がリリースされた。
木根尚登は新曲を提供した。
近藤名奈
ひとりじゃないから
作詞 近藤名奈
作曲 木根尚登
編曲 水島康貴 編曲
1995年3月25日、大谷健吾のシングル Love Somebody がリリースされた。
大谷健吾
Love Somebody
作詞 大谷健吾
作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉・久保こーじ
カップリング曲は、LOVING。
1995年3月27日、trfのアルバム dAnce to positive がリリースされた。
CRAZY GONNA CRAZY、masquerade、Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜 のそれぞれアルバムミックスを含む全13曲。
初回盤は(ミニ)写真集付きの特製ケース仕様。
200万枚を超えるセールスを記録した。
累計では366万枚。
ドラムに湊雅史、ベースに美久月千晴も参加している。
Never give up on love (interlude)
う作詞 SEXTON MELODIE 作曲 久保こーじ 編曲 No! Galers。
その他の全曲の作詞・作曲は小室哲哉。
編曲は曲により小室哲哉・久保こーじ。
13曲目はピアノインストのovernight piano dream。
Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜とENGAGEが元にされている。
ちなみに1995年3月25日に発売されたDREAMS COME TRUEのDELICIOUSと首位を争った。
年間オリコンアルバムチャートでは1位がDELICIOUS
で、dAnce to positiveは2位だった。
1995年4月1日、日置明子のシングル 永遠より長いキス がリリースされた。
日置明子
永遠より長いキス
作詞 吉元由美
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
カップリング曲は、夢の砂漠。
日置明子
夢の砂漠
作詞 吉元由美
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
1995年4月21日、内田有紀のシングル Only You がリリースされた。
1995年4月21日、hitomiのシングル CANDY GIRL
がリリースされた。
hitomi
CANDY GIRL
作詞 hitomi
作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉&久保こーじ
1995年4月21日、バナナラマのシングル I Found Love がリリースされた。
日本でのみ発売された。
バナナラマ
I Found Love
作詞 Dallin & Woodwand
作曲・編曲 ・プロデュース 小室哲哉
1995年5月21日にアルバム I Found Love が日本盤のみリリースされた。
1996年にはジャケットが変更され、曲順も代わってアルバム Ultra Violet としてオーストラリア、ポルトガル、スペイン、カナダでリリースされた。
I Found Love はボーナストラックとして収録された。
2014年にはアメリカでCD化され、2020年にはヨーロッパでアナログ盤がリリースされた。
バナナラマは1988年にシヴォーン・ファーイが脱退し、代わってジャッキー・オサリヴァンが加入していた。
ジャッキー・オサリヴァンは1991年に脱退して以後のバナナラマは2人だった。
2017年~2018年にはシヴォーン・ファーイが期間限定で再加入していた。
1995年5月19日、THE GEISHA GIRLS のアルバム
THE GEISHA GIRLS SHOW - 炎の おっさんアワー がリリースされた。
THE GEISHA GIRLS?何それ?と思われる人もいるかもしれない。
THE GEISHA GIRLSはダウンタウンのふたり。
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! のトークを坂本龍一が観覧客として来ていたことで、同番組のトークで松本人志が「いっちょやな、世界の坂本に曲書いてもらって全米デビューするんですよ」と語り、ユニット名「GEISHA GIRLS」もその場のボケで決まった。
「世界の坂本がそんなオファー受けるはずがない」と思いつつスタッフが坂本龍一に連絡すると、「ダウンタウンの二人がニューヨークまで来てくれるなら」と。
1994年、ダウンタウンは渡米し、着いたその日にレコーディングし、翌日にはライヴを行い全米デビューした。
シングルがリリースされたが、その翌年のアルバムがTHE GEISHA GIRLS SHOW 炎の おっさんアワー。
坂本龍一、テイ・トーワに加え、曲によってボアダムス、小室哲哉、アート・リンゼイも参加した。
THE GEISHA GIRLS
炎のミーティング
作詞 高須光聖・坂本龍一・Ken&Sho
作曲 小室哲哉・坂本龍一
編曲 T.Mori
1995年5月21日、BOYO-BOZO のシングルJUMP〜Jumpin' Kids Symphony〜 がリリースされた。
BOYO-BOZO
JUMP〜Jumpin' Kids Symphony〜
作詞 森雪之丞
作曲 BOYO-BOZO
編曲BOYO-BOZO、西平彰。
カップリング曲は、楽園へ飛び込め 。
1995年6月21日、BOYO-BOZO のミニアルバム ACROBAT がリリースされた。
全6曲。
全曲、作詞 森雪之丞 作曲 BOYO-BOZO 編曲BOYO-BOZO、西平彰。
1995年6月21日、Eurogroove Guest Vocal Dannii Minogue のシングル Boogie Woogie がリリースされた。
Eurogroove Guest Vocal Dannii Minogue
Boogie Woogie
作詞 Dee Wright、Dannii Minogue
作曲・編曲 小室哲哉
1995年7月15日、H Jungle with tのシングル
GOING GOING HOME がリリースされた。
H Jungle with t
GOING GOING HOME
作詞・作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉・久保こーじ
1995年7月15日、日置明子のシングル Scarlet がリリースされた。
日置明子
Scarlet
作詞 吉元由美
作曲 木根尚登
編曲 清水信之
カップリング曲は、瞬間が眩しくて。
1995年7月19日、翠玲のシングル 恋をするたびに傷つきやすく… がリリースされた。
テレビアニメ ナースエンジェルりりかSOS 主題歌。
翠玲
恋をするたびに傷つきやすく…
作詞 秋元康
作曲 小室哲哉
編曲 小室哲哉&久保こーじ
1995年7月21日、avex dance Matrix '95 がリリースされた。
CD2枚組。
ディスク1はIN DOOR VELFARRE SIDE、ディスク2はOUT SIDE TK SIDE。
このアルバムには無料パスが付属していてヴェルファーレあるいは小室哲哉がオーガナイズしたライヴイベント avex dance Matrix '95 TK DANCE CAMPに参加することが出来た。
1995年8月2日、篠原涼子のシングル Lady Generationがリリースされた。
篠原涼子
Lady Generation
作詞・作曲・編曲 小室哲哉。
カップリング曲はLady Generation (Club Mix)、Lady Generation (Instrumental)。
1995年8月2日、日置明子のアルバム Nature ナチュール がリリースされた。
木根尚登プロデュース。
1995年8月19日、内田有紀のシングル BABY'S GROWING UP がリリースされた。
デビュー前の華原朋美がコーラスで参加した。
内田有紀
BABY'S GROWING UP
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
カップリング曲は、19 NINETEEN。
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1995年8月19日・26日、小室哲哉がオーガナイズしたイベント avex dance Matrix '95 TK DANCE CAMP
が開催された。
1995年8月19日に大阪万博記念公園・お祭り広場、8月26日に東京ベイサイドスクエアで開催された。
アルバム エイベックス・ダンス・マトリックス’95 にパスが封入されていて、その購入者は無料で参加できた。
出演者の多くはavex所属アーティストだが、観月ありさ、篠原涼子など他社所属アーティストも。
安室奈美恵 with SUPER MONKEY'Sは東京公演のみ出演。
松浦勝人プロデュースのTRY ME 〜私を信じて〜 や 太陽のSEASON など東芝EMI時代の音源、そして2日前にデモテープが完成したBody Feels EXITを披露した。
トリはH Jungle with t。
坂本龍一が東京公演のみ出演した。
小室哲哉と共にVOLTEX OF LOVE、BEHIND THE MASKを演奏した。
ライヴ音源は、Avex Dance Matrix '95 Live としてCD2枚組でリリースされた。
ディスク1はDISCO WEEK in VELFARRE、ディスク2はTK DANCE CAMP。
映像版は avex dance Matrix LIVE '95 TK DANCE CAMP としてビデオとレーザーディスクが発売された。
坂本龍一 × 小室哲哉
VOLTEX OF LOVE
作曲・編曲 坂本龍一 小室哲哉
この時演奏された VOLTEX OF LOVE はavex dance Matrix '95 Liveで、ビデオあるいはレーザーディスクのavex dance Matrix LIVE '95 TK DANCE CAMP
に VOLTEX OF LOVE と BEHIND THE MASK が収録された。
現在ではVOLTEX OF LOVE は TETSUYA KOMURO ARCHIVES T のディスク2に収録された。
1995年8月21日、篠原涼子のアルバム Lady Generation 〜淑女の世代〜 がリリースされた。
小室哲哉プロデュース。
ヒットシングル 恋しさと せつなさと 心強さと 、 もっと もっと… 、 Lady Generation を含む全12曲。
Lady GenerationはOriginal MixとLatin Mix、
恋しさと せつなさと 心強さと はオリジナルとExtended Mixが収録された。
3曲は久保こーじが作曲・編曲。
もっと もっと…は編曲 小室哲哉・久保こーじ。
その他の作曲・編曲は小室哲哉。
1995年9月8日、華原朋美のデビューシングル keep yourself alive がリリースされた。
小室哲哉のレーベル ORUMOK RECORDSの第1弾シングル。
華原朋美
keep yourself alive
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
個人的にはこの曲は当時、有線でバンバンかかっていて、当時から大好きな曲。
華原朋美の曲で1番好き。
グラビアアイドルとしてテレビに出演していたところ、小室哲哉に見初められ、テレビ番組のプロデューサーを介して会い、小室哲哉と交際することになった。
カラオケの声を聴いてデビューすることが決まった。
1995年6月に事務所を移転し、華原朋美と改名。
8月にはイメージビデオ PARADOX をリリース。
音楽は小室哲哉が担当した。
1995年8月9日、globeのデビューシングル Feel Like dance がリリースされた。
globe
Feel Like dance
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1995年9月10日、小室哲哉、久保こーじによるドラマ ひとりにしないで のサウンドトラックがリリースされた。
主題曲となったglobe の Feel Like dance 関連以外は久保こーじが作曲。
9曲中5曲はFeel Like danceそのものやFeel Like dancのメロディを使ったいろいろなインスト。
1995年9月21日、内田有紀のアルバム MI-CHEMIN がリリースされた。
シングル Only You、BABY'S GROWING UPは別ヴァージョンが収録された。
小室哲哉は 遠い記憶 を提供した。
1995年9月27日、H.A.N.D.のデビューシングルPrime High / Gi mi de Mic がリリースされた。
両A面シングル。
H.A.N.D.は男性4人組のレゲエ・ヒップホップユニット。
H.A.N.D.
Prime High
作詞 NISHI-Pee
作曲・編曲 小室哲哉
H.A.N.D.
Gi mi de Mic
作詞 NISHI-Pee
作曲・編曲 小室哲哉
1995年9月27日、globeのシングル Joy to the love (globe) がリリースされた。
globe
Joy to the love (globe)
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1995年9月27日、hitomiのアルバム GO TO THE TOP がリリースされた。
初回盤はハード・カバー・デジパック仕様。
全10曲。
シングル Let's Play Winter、WE ARE "LONELY GIRL"、
CANDY GIRL、GO TO THE TOPのそれぞれアルバムヴァージョンで収録。
小室哲哉の曲はシングルでリリースされていた曲のち。
1995年10月11日、華原朋美のシングル I BELIEVE がリリースされた。
ミリオンセラーを達成した。
1995年10月21日、BOYO-BOZOのシングル Bang! Bang! Bang! とビデオ BOYO-BOZO ALIVEがリリースされた。
1995年10月25日、安室奈美恵のシングル Body Feels EXIT がリリースされた。
安室奈美恵のavex trax移籍第1弾シングル。
振付は元dosのKABA(現KABA.ちゃん)が担当した。
安室奈美恵
Body Feels EXIT
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1995年10月25日、H.A.N.D.のシングル
SPARK SPARK SPARK - Through da Cloud - がリリースされた。
H.A.N.D.
SPARK SPARK SPARK - Through da Cloud -
作詞 NISHI-Pee
作曲・編曲 小室哲哉
1995年10月25日、trfのシングル BRAND NEW TOMORROW がリリースされた。
trf
BRAND NEW TOMORROW
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1995年11月1日、globeのシングル SWEET PAIN がリリースされた。
globe
SWEET PAIN
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1995年11月1日、木根尚登のシングル 橋はどこにあるの がリリースされた。
アルバム liquid sun の先行シングル。
木根尚登
橋はどこにあるの
作詞 戸沢鴨美
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
カップリング曲は、風 太陽 海 。
1995年12月1日、木根尚登のアルバム liquid sun がリリースされた。
初のフルアルバム。
全11曲を収録。
プロデュースは木根尚登。
編曲は4曲を石井妥師、4曲を奈良部匠平、3曲を嶋田陽一が担当。
ホントの君 ウソの君 も収録されたが、アレンジがシングルとは異なっている。
2015年11月12日、SonyMusicShopのみで再リリースされた。
リマスターされ、Bye Bye Bye(シングル ホントの君 ウソの君 のカップリング)、妹(かぐや姫のカヴァー)を追加収録。
1995年12月4日、安室奈美恵のシングル Chase the Chance がリリースされた。
ラップ部分も安室奈美恵が担当。
安室奈美恵
Chase the Chance
作詞 小室哲哉&前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
1995年12月11日、trfのシングル Happening Here / teens とアルバム BRAND NEW TOMORROW が同時リリースされた。
シングル
Happening Here / teens 。
trf
Happening Here
作詞 小室哲哉・前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
trf
teens
作詞 前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉・久保こーじ
アルバム
BRAND NEW TOMORROW
初回盤はボックス仕様。
メロディーカードが付属した。
シングル BRAND NEW TOMORROW 、Happening Here、teensを含む全10曲。
BRAND NEW TOMORROW 、Happening Hereはシングルとは異なるヴァージョンを収録。
また、過去にシングルリリースされた曲のリメイクや別ヴァージョンも。
1996年1月1日、globeのシングル DEPARTURES がリリースされた。
globe
DEPARTURES
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
累計売り上げは228万枚以上。
1996年1月10日、日置明子のシングル joy がリリースされた。
カップリング曲は、ケンカは恋のBirthday。
日置明子
ケンカは恋のBirthday
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
1996年1月21日、アニメ バケツでごはん のエンディングテーマ さみしくないよね がリリースされた。
木根尚登による作曲。
山本綾
さみしくないよね
作詞 小室みつ子
作曲 木根尚登
編曲 森俊之
1996年2月14日、H.A.N.D.のシングル Don't tell yea MAMA / U got a power とアルバム Don't tell yea MAMA が同時リリースされた。
H.A.N.D.
Don't tell yea MAMA
作詞 NISHI-Pee
作曲・編曲 小室哲哉
H.A.N.D.
U got a power
作詞 NISHI-Pee
作曲・編曲 小室哲哉
アルバム
Don't tell yea MAMA
全9曲。
全作詞 NISHI-Pee
全作曲・編曲 小室哲哉
1996年2月21日、木根尚登のシングル それでもいいと思ってた がリリースされた。
アルバム liquid sun からのシングルカット。
-Single Mix- としてアレンジが変更されている。
木根尚登
それでもいいと思ってた -Single Mix-
作詞・作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
カップリング曲は、雨音を聴きながら 。
木根尚登
雨音を聴きながら
作詞 山本成美
作曲 木根尚登
編曲 奈良部匠平
1996年2月28日、hitomiのシングル Sexy がリリースされた。
hitomi
Sexy
作詞 hitomi
作曲・編曲 小室哲哉
1996年3月8日、華原朋美のシングル I'm Proud がリリースされた。
I BELIEVEに続くミリオンセラー、1996年年間オリコンシングルチャートて女性ソロとして1位を達成した。
1996年3月13日、安室奈美恵のシングル Don't wanna cry がリリースされた。
安室奈美恵
Don't wanna cry
作詞 小室哲哉・前田たかひろ
作曲・編曲:小室哲哉
カップリングはpresent。
作詞 前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉、久保こーじ
1996年3月21日、trfのシングル Love & Peace Forever がリリースされた。
trf
Love & Peace Forever
作詞 小室哲哉&前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉&久保こーじ
1996年3月21日、dosのシングル Baby baby baby がリリースされた。
小室哲哉は 日本版TLC としてのユニットとして、taeco、asami、kabaの3人で結成した。
シングルやアルバムは ORUMOK RECORDS からリリースされた。
約1年で活動しなくなってしまうのだけど。
asamiは1999年に小室哲哉とKiss Destination(TRUE KiSS DESTiNATiON)を結成。
2001年~2002年には小室哲哉と結婚していた。
1996年3月25日、大谷健吾 のアルバム BABY DO NOT CRY がリリースされた。
このアルバムには小室哲哉プロデュースのシングル2曲、木根尚登の提供曲が1曲、宇都宮隆と石井恭史のBOYO-BOZOの3曲の提供曲が収録された。
大谷健吾
DEAR GIRL FRIEND
作詞 内藤綾子
作曲 木根尚登
編曲 菊地圭介、大谷健吾
大谷健吾
君に会いたい
作詞 内藤綾子
作曲 BOYO-BOZO
編曲 菊地圭介、大谷健吾
大谷健吾
君のせいじゃない 僕のせいじゃない
作詞 内藤綾子
作曲 BOYO-BOZO
編曲 石井恭史
大谷健吾
Still love you
作詞 大谷健吾
作曲 BOYO-BOZO
編曲 菊地圭介、大谷健吾
1996年3月27日、globeのシングル FREEDOM がリリースされた。
globe
FREEDOM
作詞 小室哲哉&MARC
作曲・編曲 小室哲哉
1996年3月31日、globe のアルバム globe がリリースされた。
初回限定盤は特殊プラスチックケース仕様のポスター型ブックレット。
シングル Feel Like dance、Joy to the love、 SWEET PAIN、DEPARTURES、FREEDOM を含む全12曲。
SWEET PAIN、DEPARTURES、FREEDOMは
アルバム・ヴァージョン。
全曲、作曲・編曲 小室哲哉。
ALL INSTRUMENTS EXCEPT GUITARS by TETSUYA KOMURO
GIVE YOU、LIGHTS OUT
インスト。
GONNA BE ALRIGHT、DEPARTURES、Regret of the Day、Always Together、MUSIC TAKES ME HIGHER
作詞 小室哲哉 Rap詞 MARC
FREEDOM
作詞 小室哲哉&MARC
発売二週で200万枚を、累積売り上げは400万枚を超える。
dos
Baby baby baby
作詞 小室哲哉・前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
1996年4月22日、宇都宮隆のシングル 少年 がリリースされた。
宇都宮隆 名義での初のシングル(通算では4thシングル)。
宇都宮隆
少年
作詞 牧穂エミ
作曲 松本孝弘
編曲 松本孝弘・池田大介
1996年4月24日、H Jungle with tのシングル FRIENDSHIP がリリースされた。
浜田雅功主演のテレビドラマ 竜馬におまかせ!の主題歌。
H Jungle with t
FRIENDSHIP
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
クイーンのWe Will Rock Youの冒頭のリズムをサンプリングし、FRIENDSHIPの冒頭やBメロに使用された。
個人的にはH Jungle with tでいちばん好きなんだけど。
1996年5月22日、hitomiのシングル In the future がリリースされた。
hitomi
In the future
作詞 hitomi、小室哲哉
作曲・編曲 小室哲哉
カップリング曲は、Shinin' On 。
hitomi
Shinin' On
作詞 hitomi
作曲・編曲 小室哲哉
1996年6月3日、華原朋美のアルバム LOVE BRACE がリリースされた。
シングルKeep yourself alive、I BELIEVE、I'm proudを含む全11曲。
全曲、作曲・編曲 小室哲哉 。
LOVE BRACE [overture]
インスト。
この2曲以外は作詞 小室哲哉。
Keep yourself alive、I BELIEVEはシングルとは異なるヴァージョン、I'm proudは歌詞が加えられたフルヴァージョン。
タイトル曲 LOVE BRACE はのちにシングルカットされる。
11曲目は I BELIEVE のピアノインスト。
華原朋美が小室哲哉に依頼したものだという。
1996年6月5日、安室奈美恵のシングル You're my sunshine がリリースされた。
CMソングとして使用されたが、初期CMでは曲調やテンポが異なるものが使用されていた。
安室奈美恵
You're my sunshine
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
仮歌を担当したのは、華原朋美。
個人的には安室奈美恵の曲ではこれがいちばん好き。
1996年6月12日、TRFのシングル Hey! Ladies & Gentlemen がリリースされた。
このシングルのリリースから、trfの表記がTRFとなった。
TRF
Hey! Ladies & Gentlemen
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
宇都宮隆のツアー Takashi Utsunomiya Tour 96 "easy attraction"
1996年6月21日、宇都宮隆のアルバム easy attraction がリリースされた。
初回生産分のみ四方開きのデジパック仕様ジャケット。
レコーディングエンジニアはGOH HOTODA。
シングル 少年 を含む全11曲を収録。
木根尚登が1曲を提供。
あてのない闇
作詞 西尾佐栄子
作曲 木根尚登
編曲 浅倉大介
4曲は作曲 ・編曲 浅倉大介
KiSS Will Make me MOVEは作曲 浅倉大介 編曲 GOH HOTODA
1996年7月17日、内田有紀のシングル EVER&EVER
がリリースされた。
ドラマ 翼をください! 主題歌。
内田有紀&m.c.A・T名義。
内田有紀
EVER&EVER
作詞 m.c.A・T・小室哲哉
作曲・編曲 富樫明生・小室哲哉
1996年7月22日、安室奈美恵のアルバム SWEET 19 BLUES がリリースされた。
シングル Body Feels EXIT、Chase the Chance、Don't wanna cry、You're my sunshineのミックス違いを含む全19曲。
watch your step!!、Interlude〜Scratch Voices -は安室奈美恵のつぶやきだけが録音された。
motion、Interlude〜Ocean way - 、Interlude〜Don't wanna cry Symphonic Style -、 '77〜 、...soon nineteen -はインスト。
ヴォーカル曲は12曲。
小室哲哉の曲は13曲で、うちヴォーカル曲は9曲。
1996年7月22日、華原朋美のシングル LOVE BRACE
がリリースされた。
アルバムからのリカットだが、ドラムの音が加わわっている。
500円シングルとして発売された。
華原朋美。
LOVE BRACE
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
カップリングはMOONLIGHT。
1996年7月24日、観月ありさ のシングル PROMISE to PROMISE がリリースされた。
観月ありさ
PROMISE to PROMISE
作詞 小室哲哉、前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
1996年7月24日、TRFのシングル BRAVE STORY が
リリースされた。
TRF
BRAVE STORY
作詞 小室哲哉&前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
1996年7月24日、日置明子のシングル HOLIDAYSがリリースされた。
日置明子
HOLIDAYS
作詞 売野雅勇
作曲 木根尚登
編曲 岩田雅之
カップリング曲は、Clover。
日置明子
Clover
作詞 日置明子
作曲 木根尚登
編曲 岩田雅之
1996年7年31日、dosのシングル more kiss がリリースされた。
1996年8月7日、中森明菜のシングル MOONLIGHT SHADOW ~月に吠えろ がリリースされた。
中森明菜
MOONLIGHT SHADOW ~月に吠えろ
作詞 高見沢俊彦
作曲・編曲 小室哲哉
この曲をリードシングルとした小室哲哉によるトータルプロデュースの中森明菜のオリジナルアルバム制作の企画が立てられたことがあったという。
1996年10月下旬に発売という計画だったが、実現しなかった。
1996年8月7日、hitomiのシングル by myself が、リリースされた。
hitomi
by myself
作詞 hitomi
作曲・編曲 小室哲哉
dos
more kiss,
作詞 前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
1996年8月21日、安室奈美恵のシングル SWEET 19 BLUES がリリースされた。
同名アルバムからのリカットシングル。
安室奈美恵
SWEET 19 BLUES
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1996年8月28日、globeのシングル Is this love
が リリースされた。
globe
Is this love
作詞 小室哲哉&MARC
作曲・編曲 小室哲哉
1996年9月1日、安室奈美恵のライヴ SUMMER PRESENTS '96 AMURO NAMIE with SUPER MONKEY'S の最終日が千葉マリンスタジアムで開催された。
小室哲哉がゲストで出演した。
1996年9月11日、hitomiのアルバム by myself がリリースされた。
小室哲哉はエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされた。
全10曲。
シングル Sexy、In the futureとそのカップリング曲、by myselfを収録。
Sexy、In the futureはアルバムヴァージョンで収録された。
1996年9月18日、大賀埜々 のデビュー・シングル がリリースされた。
小室哲哉プロデュース。
曲は小室哲哉と木根尚登による。
大賀埜々
Close to the night
作詞・作曲・編曲 小室哲哉&木根尚登
1996年9月23日、木根尚登のシングル REMEMbER ME? がリリースされた。
KINE NAOTO Supported by TETSUYA KOMURO名義となっていて、小室哲哉自身はサポーターであって
プロデュースしたわけではない、としてこのクレジットとなった。
REMEMbER ME? (original mix)では小室哲哉と華原朋美がコーラスを担当した。
REMEMBER ME?(asian spices mix)はアルバムにも収録された。
木根尚登
REMEMbER ME?
作詞・作曲 木根尚登
編曲 小室哲哉
1996年9月25日、dosのアルバム chartered がリリースされた。
ロサンゼルスで録音された。
シングル Baby baby baby、more kissのミックス違いを含む全11曲。
CLOSE YOUR EYESは11月にサードシングルとしてシングルカットされた。
作曲は小室哲哉、小室哲哉・Keith Cohen 、久保こーじ、富樫明生が担当。
1996年10月2日、華原朋美のシングル save your dream がリリースされた。
華原朋美
save your dream
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
1996年10月21日、岸谷五朗を団長とする1曲限りのチャリティーユニット 地球防衛団 のシングルCD Brave Love, TIGA が発売された。
ウルトラマンティガのエンディングテーマ。
地球防衛団
Brave Love, TIGA
作詞 サンプラザ中野 作曲 バーベQ和佐田。
地球防衛団はAct Against AIDS参加者から岸谷五朗が選んだメンバー。
宇都宮隆、木根尚登も参加した。
ちなみに爆風スランプの決定版!爆風スランプ大全集2 〜The Very Best Of パッパラー河合〜にアコースティックギターのデモバージョンのBrave Love, TIGA(仮)が地球防衛団 三日月分隊 名義として収録された。
1996年10月30日、globeのシングル Can't Stop Fallin' in Love がリリースされた。
globe
Can't Stop Fallin' in Love
作詞 小室哲哉&MARC
作曲・編曲 小室哲哉
1996年11月6日、TRFのシングル SILENT NIGHT がリリースされた。
1996年11月25日、木根尚登の2枚目のフルアルバム
REMEMBER ME? がリリースされた。
こちらもKINE NAOTO Supported by TETSUYA KOMURO。
小室哲哉が全曲の編曲を担当。
全10曲。
REMEMBER ME?は (original mix)と その別ミックスREMEMBER ME?(asian spices mix)が収録された。
Close to the nightは木根尚登自身の曲として書かれた曲だが、大賀埜々に提供された。
木根尚登
Close to the night
作詞 小室哲哉
作曲 木根尚登
編曲 小室哲哉
Sad Emotion、Time Passed Me ByといったTM NETWORKのセルフカヴァーも収録された。
Wish on the hillとSATURDAY MORNING.6A.M.は小室哲哉が作曲した。
小室哲哉からロサンゼルスに来れば気分も変わるし曲も出来る、と言われて当時のLAの小室哲哉の自宅に行ったが木根尚登は曲が出来なかった。
そこで小室哲哉がこの2曲を書いた。
20分ほどで書かれた曲らしい。
ちなみにこの時にLAの小室哲哉の家には山本英美と一緒に行った。
木根尚登
Wish on the hill
作詞 木根尚登
作曲 ・編曲 小室哲哉
木根尚登
SATURDAY MORNING.6A.M.
作詞 山本英美
作曲 ・編曲 小室哲哉
2013年9月21日、リマスター盤で再発された。
1996年11月18日、dosのシングル CLOSE YOUR EYES がリリースされた。
dos
CLOSE YOUR EYES
作詞 taeco
作曲・編曲 小室哲哉
1996年11月24日、SPEEDWAY ~夢まで翔んで~Only One Night Dream Away が開催された。
SPEEDWAY、一夜限りの復活ライヴ。
宇都宮隆のTOUR'96 easy attractionでSPEEDWAY の CLOSE YOUR EYES を演奏したのがきっかけだった。
木根尚登、宇都宮隆のほか当時のSPEEDWAYのメンバーが結集。
小室哲哉はボイス・メッセージで出演した。
1996年11月26日、宇都宮隆のシングル discovery がリリースされた。
宇都宮隆
discovery
作詞 小室哲哉・前田たかひろ
作曲・編曲 小室哲哉
Mixed by Dave Ford
1996年11月21日、TRF のシングル LEGEND OF WIND がリリースされた。
1990年代のTRFとしては小室哲哉がプロデュースした最後のシングル。
2006年には小室哲哉プロデュースのシングル We are all BLOOMIN'が制作される。
TRF
LEGEND OF WIND
作詞 小室哲哉
作曲・編曲 小室哲哉&久保こーじ
曲としてはBOY MEETS GIRLの続編として制作された。
1996年11月27日、安室奈美恵のシングル a walk in the park がリリースされた。
安室奈美恵
a walk in the park
作詞・作曲・編曲 小室哲哉
シングル集
TIME CAPSULE
1996年12月12日リリース。
CD2枚組・全29曲。
初回盤はBOXケース仕様、40ページブックレット付き、ピクチャーディスク仕様。
BOXケースにはデジタル式の時計が埋め込まれていた。
デビューから終了までの10年間のTM NETWORK~TMNの全シングルA面曲を収録。
BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)はシングル・バージョンのカットアウト版。
Rhythm Red Beat Black version 2.0は短くして収録された。
ボーナストラックとして新曲 detour が収録された。
この曲のみ小室哲哉 / 宇都宮隆 / 木根尚登の連名となっている。
この曲は2020年のベスト盤 Gift from Fanks T にも収められた。
ゲームソフト gaball screen のクリア特典の曲。
つまりクリアすると detour のPVが見ることが出来た。
1996年11月25日、宇都宮隆のビデオ Takashi Utsunomiya Tour '96 easy attraction 18th Aug.1996 Budokan Live がリリースされた。
2001年11月7日、DVD化された。
1996年12月2日、宇都宮隆のビデオ Takashi Utsunomiya Movement '96 easy attraction Mar.〜Sep.1996 Document がリリースされた。
2001年11月7日、DVD化された。
1996年12月4日、円谷憂子のシングル Mystery of Soundがリリースされた。
アニメ映画 金田一少年の事件簿 の主題歌。
円谷憂子
Mystery of Sound
作詞 MARC
作曲・編曲 小室哲哉
円谷憂子の次のシングル CONFUSED MEMORIES も小室哲哉プロデュース。
ただし楽曲は 作詞 MARC 作曲・編曲 久保こーじ による。
1996年12月18日、大賀埜々のシングル TOMORROW HEART がリリースされた。
大賀埜々
TOMORROW HEART
作詞 前田たかひろ&小室哲哉
作曲 小室哲哉&木根尚登
編曲 小室哲哉&久保こーじ