YMO について

以前にも記したが、ライディーン君に、胸キュン。は耳にしたことがあり知っていた。
いずれも発売されてしばらくしてから聴いたと思う。
当時からライディーンはメチャかっこよかった記憶がある。
後に細野晴臣omni Sight Seeing を聴いたことで、細野が在籍していたYMO に興味を持った。
そしてある時、友人の家からYMOのカセットテープを借りた。
初期の楽曲を収めた売り物のカセットテープで、イエロー・マジック・オーケストラ、ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー、増殖 の音源から選曲されていたと思う。
ライディーン以外の曲は初めてこの時に聴いたはず。
テクノポリスもまったくこの時まで知らない曲だった。
カセットテープのなかでは特にMAD PIERROT が気に入った。

1990年3月に発行されたらしい、細野晴臣の書籍 OMNI SOUND。
ほぼリアルタイムに購入して読んだ。
この時にはまだ私は、YMO の BGM 以降のアルバムを聴いていなかった。
確かこの本には、BGM はテンポの速い曲がなくて不評だったとか記載されていた記憶がある。

それはともかく、この時期に私のようにYMOを知らなかった人たちがYMOの音楽に触れてYMOを好きになったとかいうケースは多かったんじゃないだろうか。
それがテクノドンのセールス60万に繫がったのかも知れない。

YMOのファースト・アルバム、イエロー・マジック・オーケストラ
このアルバムでは SIMOON と、MAD PIERROT が好き。

このアルバムでは、東風や中国女、ファイアークラッカーが一般的には人気高いらしいのだけど、個人的にはあんまり、という気分なんだけど。
コズミック・サーフィンも好きではないのだよなー。
細野版のコズミック・サーフィンのが好き。
あと日本版とUS版の違いとかもあまり興味が持てなくて。
US版のが1曲少なくて、あとファイアークラッカーの最後の花火はUS版のが派手な感じで好きかなー。

セカンド・アルバム、ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
RYDEEN は言うまでも無く、ABSOLUTE EGO DANCE と INSOMNIA が好きかなー。

一般的に人気のあるらしいBEHIND THE MASKも実はあまり好きじゃなくて。
というか嫌いに近いのだけど。

ライヴ・アルバム パブリック・プレッシャー/公的抑圧。
基本的にライヴ盤ってあまり好きではないのだけど、この
パブリック・プレッシャーも。
ライディーン からしてスタジオ盤とは違う感じで。
ラジオ・ジャンク はどのアルバムにオリジナルがあるのか分からなくてしばらく困った記憶がある。
ジ・エンド・オブ・エイジアもYMOの曲じゃないしなー、とかずっと思っていたわ。
このライヴ盤ではコズミック・サーフィンとラジオ・ジャンクが好き。

渡辺香津美のギターの音をカットせざるを得なかったとかの話を知ったのはフェイカー・ホリックがリリースされてからかも知れない。
1980年当時はプレイ中に次にプレイする曲のシーケンサーをロードする時間が必要だったという話も理解したのも同時期だったと思う。

アルバム 増殖 。
好きなのはナイス・エイジ くらいかなー。

アーチー・ベル&ザ・ドレルズのカヴァーのタイトゥン・アップは最近になってから好きになった。

ところで私はいまだに特にこのアルバムのスネークマンショーの面白さとかまったく分からないのだけど。
まだアルバム サーヴィス のS.E.T.のがわかりやすくてよいと思っている。

アルバム BGM。
HAPPY END と CUE と LOOM 以外全部好き。
特に BALLET と CAMOUFLAGE 、U.T.、MASS が好き。

個人的には CUE はウルトラヴォックスの Passionate Replay を知ってからダメになっちゃったなー。
アルバム サーヴィス のS.E.T.の方がわかりやすい。
このアルバムだけミックスが異なるとかで米盤のアナログを買った。
Restless盤の輸入CDも。
YMOのアルバムは再発盤とかいろいろ買ったけど、この BGMは一番多く買った。

アルバム テクノデリック。
体操 と前奏 と 後奏 以外全部好き。
特にジャム(PURE JAM) と 階段 (STAIRS)と 灰色の段階 (GRADATED GREY)、手掛かり (KEY)が特に好き。