なんかいろいろ その9

サッカーで日本代表が対ドイツ戦に続き対スペイン戦に勝利!
個人的にはサッカーより野球のが馴染みがある私でも衝撃的な勝利ではなかったろうか。
ひとりの日本人としてもやはり嬉しい!
次も勝ってベスト8とかその次も勝ってベスト4とかその次も勝ってそしてその次も…とか思ってしまいそうなのだけど。
まもなくクロアチア戦がはじまる。
期待したい。

ザ・キュアーのツアーがはじまった。 
というか10月からはじまったのだけど…。
でも来年もツアーやるしな!
ツアーで新曲をプレイしたい、とロバート・スミスは今年2月にはTwitterでつぶやいていた。
その頃にはニュー・アルバムが録音されていた。
10月からのツアーもすでに発表されていた。
そのニュー・アルバムをリリース後にツアーをするんだろうな、と多くの一般人は思っていただろう。
私もそうだった。
その後の3月にはロバート・スミスは 「ザ・キュアーのアルバム2作に取り掛かっていて、1作は完成した」「タイトルは Songs Of A Lost World だ」と NMEに語っていたのだけど…。
アルバムは出ないまま、10月6日には Lost World Tour 2022 ツアーが開幕。
かつて1990~2005年までキュアーに在籍していた ペリー・バモンテ(Key,G)が参加している!

キュアーは早速、冒頭に新曲 Alone 、アンコール前の本編ラストで新曲 Endsong をプレイした。
10月10日には新曲 And Nothing Is Forever を披露。
10月20日にはアンコールで新曲 I Can Never Say Goodbye を披露。
11月4日には新曲 A Fragile Thing を披露。
と、現在のところはライブでは新曲5曲を披露し続けている。
ザ・キュアーのスタジオ・アルバムは、2008年に発表された 4:13 Dream 以来14年ぶり、通算14枚目。
その14枚目と15枚目はいつ発売されるのか…。

ところでキュアーは1978年にシングル Killing an Arab でデビュー。
翌年にアルバム Three Imaginary Boys。
以来、80年代はほぼ毎年のようにオリジナル・アルバムをリリースした。
80年代のオリジナル・アルバムは Seventeen Seconds からDisintegration で7枚。
あと 1984年のシングル3枚(いずれもアルバムには未収録だった。)を集めた Japanese Whispers も含めれば8枚。
90年代のオリジナル・アルバムは2枚。
00年代のオリジナル・アルバムは3枚。
10年代のオリジナル・アルバムは0枚…。

0枚…。


だが、20年代のアルバムはすでに2枚!
まだリリースされていないし、いつリリースされるのか分からないけどな!

キュアーは先月、アルバム ウイッシュ がDeluxe Edition化された。
ディスインテグレーション Deluxe Editionの発売なんか2010年だったからけっこう時間がかかった。
ウイッシュ 30周年記念にあわせたのか!
00年代にリリースされたキュアーの過去作の Deluxe Edition 同様に demo や live音源が多く含まれている。
キュアー のシングルB面曲やレア曲は2004年に Join the Dots B-Sides & Rarities (CD4枚組)でボックス化されたからか、各アルバムのDeluxe Editionに収録されていないんだよなー。
キュアーのDeluxe Editionはアルバム収録曲のデモととかリハーサル音源とかで面白くない…。
だからキュアーの各アルバムのDeluxe Editionってあまり買う気になれないんだよなー。
実際、全部は持っていないし…。
アルバム ポルノグラフィー のDeluxe Edition収録曲より、友人が買ったブートCDに収録されてた当時のラジオ音源とかのが面白かったし。
でも、フェイス のDeluxe Editionは Carnage Visors  が入っていたし、ディスインテグレーションのDeluxe Editionはライブ盤 Entreat が完全版だったから許す。

クリスティン・マクヴィー が亡くなった。
フリートウッド・マックのとか言いたいけど、1998年から2014年までは脱退していた。
その後にフリートウッド・マックに復帰。
復帰後のフリートウッド・マックはニュー・アルバムは作らず、ライブ活動を行っていた。
そのツアーのコーラス要員として、マリリン・マーティンの名を見付けた。
もしかして…と調べてみたらかつて セパレート・ライヴス をフィル・コリンズ と歌ってヒットさせたその人じゃないか。
フィル・コリンズとマリリン・マーティンの セパレート・ライヴス は 映画 ホワイトナイツ / 白夜 のサントラに収録された。
セパレート・ライヴス は スティーヴン・ビショップ が書いた曲。
自らのアルバムにはボーカルで歌ったものもある。
ちなみに 映画 ホワイトナイツ / 白夜 の主題歌は ライオネル・リッチー の Say You,Say Me。
ライオネル・リッチー 歌・作詞・作曲 。
Say You,Say Me は主題歌だったにもかかわらず、映画 ホワイトナイツ / 白夜 のサントラには収録されなかった。

映画 ホワイトナイツ / 白夜 のリイシュー盤には Say You,Say Me も収録されたけどな!

マリリン・マーティン のデビュー曲は 映画 ストリート・オブ・ファイヤー のサントラ収録の スティーヴィー・ニックス の書いた Sorcerer を歌っていた。
Sorcerer は2001年に発表された スティーヴィー・ニックス のアルバム トラブル・イン・シャングリラ でスティーヴィー自身のが聴ける。
マリリン・マーティンは1986年にファースト・アルバム Marilyn Martin をリリース。
個人的にもこのアルバムのCD持ってるわ。
マリリン・マーティン は2016年にスティーヴィー・ニックスと再会。
その後、スティーヴィー・ニックス のツアーのバック・ヴォーカルを務めることに。
さらに2019年からはフリートウッド・マックのツアーでバック・ボーカルを務めていた。

現在のフリートウッド・マックには正式メンバーに ニール・フィン という名前がある。
え?聞いたことある名前と思ってたら、かつては スプリット・エンズ、クラウデッド・ハウス その後はソロで活動していた ニール・フィン その人だった。
フリートウッド・マックには2018年から参加している。
もともと彼とミック・フリートウッドは長年にわたる親交があったのだとか。
へー、やるなー ミック・フリートウッド。

フリートウッド・マック
イギリス出身のバンド。
…だけどアメリカのバンドという気がする。
ちなみにフリートウッド・マックではミック・フリートウッドとジョン・マクヴィーが結成時からのメンバー。
その ジョン・マクヴィー が同業のブルース・バンドであるチキン・シャック のリード・シンガー兼ピアニストの クリスティン・パーフェクト と結婚。
クリスティン は主婦となるため チキン・シャック を脱退する。
その後、フリートウッド・マックのフロントマンであった ピーター・グリーン が脱退。
ピーター・グリーンの脱退後、音楽面でリードしていた ジェレミー・スペンサー も脱退してしまう。
ジェレミー・スペンサークリスティン・マクヴィー とギタリストの ボブ・ウェルチフリートウッド・マックに加入。
このウェルチフリートウッド・マック のフロントマンとして活躍することに。
1974年にフリートウッド・マックは活動拠点をアメリカのカリフォルニアに移したのだけど、その直後にウェルチは脱退する。
ちなみにボブ・ウェルチアメリカ出身。

ウェルチに代わるフロントマンを探していた ミック・フリートウッド と ジョン・マクヴィー は、バッキンガム/ニックス というアメリカ人の男女デュオの作品を耳にした。
リンジー・バッキンガム のギターとヴォーカルに強い関心を持ったミックは、リンジーと電話で連絡を取り、フリートウッド・マックに誘った。
リンジーは、フリートウッド・マック に加入するにあたり、デュオのパートナーである(そしてガール・フレンドだった) スティーヴィー・ニックス も加入させることを提案した。
フリートウッド・マックは、バッキンガム/ニックス の二人を新たなメンバーとして迎え入れることになった。

クリスティン・マクヴィーリンジー・バッキンガムスティーヴィー・ニックス
この三者それぞれが曲を書き、ボーカルを取ることがフリートウッド・マック の魅力となり、フリートウッド・マック はヒット曲を生んでいく。
ボブ・ウェルチ 脱退後のアルバム ファンタスティック・マック は1位になったし、そして1977年のアルバム 噂 はもちろん1位になり、商業的には大ヒット。
グラミー賞では最優秀アルバム賞を受賞している。
1979年のアルバム 牙 (タスク)、1980年のライブ盤 フリートウッド・マック・ライヴ 、1982年のアルバム ミラージュ もヒット。
スティーヴィー・ニックスリンジー・バッキンガム のソロもヒットしていた。
そして1987年には アルバム タンゴ・イン・ザ・ナイト がリリースされた。
個人的にはこのアルバムで フリートウッド・マック の存在を知ったし、初めて聴いたアルバムだった。
その前に スティーヴィー・ニックス のアルバム 
Rock a Little を聴いていたけど。
シングル I Can't Wait とか好きだった。
アルバム Rock a Little リリース時の スティーヴィー・ニックス は37歳。
当時の写真ではそんな年齢とか思わなかったと思う。
さすがに2000年を越えた頃にはすっかりおば…。
コホン。
いや、なんでもない。

スティーヴィー・ニックス は恋人としては リンジー・バッキンガムイーグルスドン・ヘンリーイーグルスジョー・ウォルシュ と付き合っていたことがあるらしい。
1981年にスティーヴィー・ニックスは旧友・ロビン・アンダーソンから電話を受け、彼女が白血病にかかったことを知らされる。ロビンは妊娠しており、男の子を早産した2日後に亡くなった。
スティーヴィー・ニックスはその男の子の面倒を見ることを決めて、ロビンの死から3か月後にロビンの夫・キム・アンダーソンと結婚した。
いい話だなー(?)、と思っていたけど、その3か月後には離婚した、と記述がある。
えっ。
その男の子はその後、どうなったのだろうか?

クリスティン・マクヴィー はソロ作はあまり売れなかったけど、フリートウッド・マック では彼女の書いた曲が多くヒットしていたと思う。
Over My Head、 Say You Love Me 、Don't Stop 、
Hold Me、Love In Store、Little Lies とかな!

クリスティン・マクヴィーR.I.P.