THE CURE について その4

キュアーはそれまでイギリスのカルトバンドとしての地位を確立していたが、アルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー で世界各国で熱狂的にヒットした。
以後のキュアーは現在まで世界的なロック・バンドとして存在している。 
キュアーは80年代にオリジナル・アルバムを7枚、90年代に2枚、00年代には3枚を発表。
だが、10年代は0枚…。
一方でライヴ活動は(コロナ禍の時を除いて)わりと頻繁に行われている。
20年代にはすでに2枚のオリジナル・アルバムをレコーディングして完成しつつあるらしい。
2022年にはその新曲もツアーで披露されていた。

シングル
Why Can't I Be You?

1987年4月リリース。

カップリング曲は、A Japanese Dream

12インチシングル、7インチシングル×2という仕様でも発売された。

12インチシングル
A Why Can't I Be You? (12" Remix)
B A Japanese Dream (12" Remix)

7インチシングル×2

1.
A Why Can't I Be You? 
B A Japanese Dream 

2.
A Six Different Ways (Live) ←キュアー・イン・オランジュの音源。 
B Push (Live) ←キュアー・イン・オランジュの音源。 

CD VIDEO も発売された。
1. Why Can't I Be You? 
2. A Japanese Dream 
3. Hey You!!! 
4. Why Can't I Be You? (PV)

アルバム
キス・ミー・キス・ミー・キス・ミー
Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me

1987年5月リリース。
CDは収録時間のために Hey You!!! がカットされたため全17曲。
LPは2枚組・全18曲。

The Kiss

Torture


 
If Only Tonight We Could Sleep

How Beautiful You Are

2006年にはリマスターされ、 Deluxe Edition がCD2枚組で発売された。
1987年発売時にはCDからカットされた Hey You! も収録された。 

2008年には日本国内で紙ジャケット仕様で再発された。 
SHM-CD仕様。
・2005年リマスター音源。
・イギリス初回盤LPを再現した紙ジャケット
・イギリス初回盤LPを再現したシリアル・ナンバー入りレーベルカード封入
・解説・歌詞・対訳付

Kiss Me Tourからロジャー・オドネルが加入した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ポール・ウィリアムス ギター
ロル・トルハースト キーボード
ボリス・ウィリアムス ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

シングル
Catch

1987年6月リリース。
  
カップリング曲は、Breathe .

12インチシングルでもリリースされた。

A Catch
B1 Breathe
B2 A Chain of Flowers

シングル
Just Like Heaven
 

1987年10月リリース。

カップリング曲は、Snow in Summer  。

12インチシングルでも発売された。

A Just Like Heaven [remix] 
B1 Snow in Summer
B2 Sugar Girl

ダイナソーJr. が1989年(アメリカでは1990年)に Just Like Heaven をカヴァーした。

シングル
Hot Hot Hot!!!

1988年2月リリース。
12インチシングルでリリースされた。

A Hot Hot Hot!!! (Extended Remix)
B1 Hot Hot Hot!!! (Remix)
B2 Hey You!!! (extended remix)

シングル
Lullaby 

1989年4月リリース。

カップリング曲は、Babble 。

12インチシングルでリリースされた。

A Lullaby (extended remix)
B1 Babble
B2 Out Of Mind  

イギリスでは3" CDでもリリースされた。
個人的には当時、この輸入盤をタワーレコードで購入してアルバム ディスインテグレーション の発売を楽しみにしていた。

1. Lullaby (remix)
2. Babble
3. Out of Mind
4. Lullaby (extended remix)

ちなみに当時は3" CDがいくつか発売された。
スクリッティ・ポリッティのThe Word Girl とか購入した覚えがある。

シングル
Fascination Street

1989年4月、アメリカでリリース。

アルバム
ディスインテグレーション
DISiNTEGRATION 

1989年5月リリース。
CDは全12曲、LPは全10曲。
発売時のLP盤にはLast Danceと Homesickは未収録だった。
2010年の2枚組アナログ盤には収録された。

Plainsong

Closedown

The Same Deep Water As You

]

Disintegration

タイトル曲 Disintegration はめっちゃ好きな曲。
アルバムを購入した時は特に Disintegration をリピートして聴きまくっていた。
基本Aメロとサビを3回繰り返す曲だが、3番目のAメロは少しが変えられて歌われる。
名曲。
当時はちょうどCDプレイヤーをはじめて購入した頃で、キュアーの ポルノグラフィーとディスインテグレーションのCDばかり聴いていたと思う。
たぶんディスインテグレーションが好きすぎて前後のアルバム キス・ミー、キス・ミー、キス・ミーとウィッシュへは思い入れがほとんどないのだけど…。
ましてミックスト・アップは…。

2010年にリマスターされ、deluxe edition はCD3枚組で発売された。
CD3はENTREAT PLUS。
元々ENTREATはイギリスのHMVでキュアーの旧譜2枚を購入するともらえたCD。
1989年7月に行われたキュアーのウェンブリー公演でアルバム ディスインテグレーションの全曲が演奏され、そのライヴ音源から8曲が収録された。
ENTREAT PLUS にはこのウェンブリー公演からアルバム ディスインテグレーションの全曲の演奏が収録された。
   
アルバム ディスインテグレーション のdeluxe editionが発売された2010年頃、ディスインテグレーション のdeluxe editionの公式HPがあった。
中には ディスインテグレーション の完成前の音源や完成しなかった曲の音源がアップされて聴けるようになっていた。
これはディスインテグレーション のdeluxe editionのDisc2に収録されなかった音源だったのだと思う。

Alternative Rarities1988–1989

1. Closedown (RS Home Instrumental Demo 5/88)
2. Last Dance (RS Home Instrumental Demo 5/88) 
3. Lullaby (RS Home Instrumental Demo 5/88)
4. Tuned Out on RTV5 (Instrumental Rehearsal 6/88)
5. Fuknnotfunk (Instrumental Rehearsal 6/88)
6. Babble (Instrumental Rehearsal 6/88)
7. Plainsong (Instrumental Demo 9/88)
8. Pictures of You (Instrumental Demo 9/88)
9. Fear of Ghosts (Instrumental Demo 9/88)
10. Fascination Street (Instrumental Demo 9/88)
11. Homesick (Instrumental Demo 9/88)
12. Delirious Night (Instrumental Demo 9/88)
13. Out of Mind (Studio Instrumental Jam 10/88)
14. 2 Late (Studio 'WIP' Mix 11/88)
15. Lovesong (Studio 'WIP' Mix 11/88)
16. Prayers for Rain (Studio 'WIP' Mix 11/88)
17. The Same Deep Water as You (Live Dallas Starplex 9/15/89)
18. Disintegration (Live Dallas Starplex 9/15/89)
19. Untitled (Live Dallas Starplex 9/15/89)
20. Faith (Live Rome Palaeur 6/4/89—Crowd Bootleg

アルバム ディスインテグレーション でロル・トルハーストはほとんど実質的に参加していなかったらしく、アルバム完成後のツアー開始前にクビとなった。
個人的には1993年にイギリスに行ったとき、Presence のCDを見つけて購入した覚えがある。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ポール・ウィリアムス ギター
ボリス・ウィリアムス ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

THE CURE
The Prayer Tour 
ロンドン、ウェンブリー・アリーナ
1989年7月22日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Kyoto Song
5. A Night Like This
6. Just Like Heaven
7. Last Dance
8. Fascination Street
9. Lovesong
10. Charlotte Sometimes
11. The Walk
12. A Forest
13. In Between Days
14. The Same Deep Water as You
15. Prayers for Rain
16. Disintegration

アンコール
17. Lullaby
18. Close to Me
19. Let's Go to Bed
20. Why Can't I Be You? / The Lovecats

アンコール2
21. Hot Hot Hot!!!
22. A Strange Day
23. Three Imaginary Boys
24. Boys Don't Cry

アンコール3
25. Homesick
26. Untitled
27. Faith

THE CURE
The Prayer Tour 
ロンドン、ウェンブリー・アリーナ
1989年7月23日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Piggy in the Mirror
5. A Night Like This
6, Just Like Heaven
7. Catch
8, Last Dance
9. Fascination Street
10. Cold
11. Charlotte Sometimes
12. The Walk
13. A Forest
14. In Between Days
15. The Same Deep Water as You
16. Prayers for Rain
17..Disintegration

アンコール
18. Lullaby 
19. Close to Me
20. Let's Go to Bed
21. Why Can't I Be You? / The Lovecats

アンコール2
22. The Holy Hour
23. A Strange Days
24. The Figurehead

アンコール3
25. Play for Today
26. Three Imaginary Boys
27. Boys Don't Cry
28. 10:15 Saturday Night
29. Killing an Arab

THE CURE
The Prayer Tour 
ロンドン、ウェンブリー・アリーナ
1989年7月24日

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Closedown
4. Piggy in the Mirror
5. Catch
6. A Night Like This
7. Just Like Heaven
8. Last Dance
9. Fascination Street
10. Primary
11. The Drowning Man
12. Lovesong
13. Charlotte Sometimes
14. The Walk 
15. A Forest
16. In Between Days
17. The Same Deep Water As You
18. Prayers for Rain
19. Disintegration

アンコール
20. Lullaby
21. Close to Me
22. Let's Go to Bed
23. Why Can't I Be You?
24. Shake Dog Shake
25. Siamese Twins 
26. One Hundred Years

アンコール3
27. Homesick
28. Untitled
29. Faith

アンコール4
30. M
31. Three Imaginary Boys
32. Fire in Cairo
33. Boys Don't Cry
34. 10:15 Saturday Night
35. Killing an Arab

シングル
Lovesong

1989年8月リリース。

カップリング曲は、2 Late 。

12インチシングルでもリリースされた。

A Lovesong (Extended Mix)
B1 2 Late
B2 Fear Of Ghosts

シングル
Pictures of You

1990年3月、2種リリースされた。

カップリング曲は、Last Dance (Live) と
Prayers for Rain" (live)  がそれぞれに収録された。

12インチシングルも2種リリースされた。

A Pictures of You (Extended version)
B1 Last Dance (live) 
B2 Fascination Street (live) 

A Pictures Of You (Strange Remix)
B1 Prayers For Rain (Live)
B2 Disintegration (Live)

シングル
Never Enough

1990年9月リリース。

カップリング曲は、Harold and Joe 。

12インチシングルがリリースされた。

A1 Never Enough (Big Mix) 
A2 Harold and Joe
B Let's Go to Bed (Milk Mix) 

1990年9月、ルバイヤート エレクトラ40周年記念アルバム がリリースされた。
これはエレクトラ所属アーティストが、エレクトラレコードの40周年を祝って過去にエレクトラでリリースされた曲をカヴァーしたものを集めたCD2枚組。
エレクトラはキュアーのアメリカでの所属レコード会社。
キュアーはドアーズの Hello, I Love You をカヴァーして提供した。

Hello, I Love You

CD1枚目の1曲目に収録され、CD2枚目の最後にも12秒の別ヴァージョンが収録された。
ちなみにこのルバイヤートにはジョン・エディによるキュアーの In Between Days のカヴァーも収録された。

キュアーはドアーズのカヴァー Hello, I Love You のほかにウェンディ・ウォルドマンの Pirate Ships を録音していたが、完成にまでいたらなかった。
その時のPirate Shipsロバート・スミスのデモがアルバム ディスインテグレーション のdeluxe editionのCD2に収録された。

リミックス・アルバム
ミックスト・アップ
Mixed Up

1990年リリース。
全11曲。

ディスインテグレーションのところにも記したけど、個人的にはほぼ思い入れがない…。
Never Enough を聴くために買ったような。

2018年にリマスターされ、他のリミックスや新たにリミックスされた曲を加えてdeluxe editionとしてCD3枚組で発売された。
CD1はMixed Upのリマスター、CD2は過去のリミックス曲をまとめたもの、CD3のTorn Downは Three Imaginary Boys から 4:13 Dream までのアルバムより1曲ずつ選んでロバート・スミスが2018年にリミックスしたものをまとめたもの。

シングル
Close to Me (remix)

1990年10月リリース。

カップリング曲は、Just Like Heaven (Dizzy mix) 。

12インチシングルがリリースされた。

A Close to Me (Closer mix)
B1 Just Like Heaven (Dizzy mix)
B2 Primary (Red mix)

ビデオ
Picture Show

1991年リリース。
VHSやレーザーディスクで発売された。
キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー ~ ミックスト・アップまでのPVを収録。
約77分。
未DVD化。

ライヴアルバム
エントリート
ENTREAT

1989年7月のウェンブリー公演で演奏されたアルバム ディスインテグレーション の8曲を収録。
1990年にイギリスのHMVのキャンペーンでキュアーの旧譜2枚を購入するともらえた。
1991年に普通に商業化され、日本盤は1991年6月に外ケースにブックレットが封入されて発売された。

Picture of You Live

Closedown Live

Last Dance Live

Fascination Street Live

Prayers for Rain Live

Disintegration Live

Homesick Live

Untitled Live

2010年にアルバム ディスインテグレーションのリマスター盤が発売された。
ディスク3はENTREAT PLUSとして1989年7月のウェンブリー公演で演奏されたディスインテグレーションの全12曲が収録された。

Plainsong Live

Lovesong Live

Lullaby Live

The Same Deep Water As You Live

ビデオ
Play Out

1991年リリース。
VHSとレーザーディスクで発売された。
1991年1月~2月のライヴやそのリハーサル、TVパフォーマンスなどの映像を収録。
96分。
未DVD化。

HDリマスター化され、2022年12月からキュアーのYouTubeのページで見ることが出来る。
133分。

1990年にキーボードのロジャー・オドネル が脱退した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ポール・ウィリアムス ギター
ボリス・ウィリアムス ドラム
ペリー・バモンテ キーボード・ギター

シングル
High

1992年3月リリース。
クレジットにはこの時のキュアーのメンバーが並ぶが、この曲のメインの作者はサイモン・ギャラップらしい。

カップリング曲は、This Twilight Garden 。

12インチシングルも発売された。

A High (Higher mix)
B1 This Twilight Garden 
B2 Play

アルバム
ウィッシュ
Wish

1992年4月リリース。

Apart

From the Edge of the Deep Green Sea  

2022年12月にリマスターされ、30th-anniversary deluxe editionとしてCD3枚組、CD1枚、アナログ盤2枚組がそれぞれ発売された。
CD3枚組のディスク2にはデモヴァージョン、ディスク3に Lost Wish とスタジオアウトテイク、ライヴ音源などが収録された。

ロバート・スミスは Wishの音源が完成したあと、ツアーの準備にかかりきりとなり、マスタリングには参加出来なかったらしい。
2022年のマスタリングに参加し、ようやく満足出来るようになった、と語った。

シングル
Friday I'm in Love

1992年5月リリース。
個人的にはアルバム ウィッシュ は印象に薄いのだけど、この曲がヒットしたのは明確に記憶している。

カップリング曲は、Halo 。

12インチシングルもリリースされた。

A Friday I'm in Love (Strangelove Mix)
B1 Halo
B2 Scared as You

シングル
A Letter to Elise

1992年10月リリース。

カップリング曲は、The Big Hand 。

12インチシングルも発売された。

A A Letter to Elise (Blue mix)
B1 The Big Hand
B2 A Foolish Arrangement

1993年1月、ジミ・ヘンドリックスのトリビュート・アルバム Stone Free: A Tribute to Jimi Hendrix がリリースされた。
キュアーも参加し、Purple Haze をカヴァーした。
このトリビュート・アルバム1曲目に収録された。

1993年、キュアーは Wishツアーよりライヴアルバムを2種リリースした。
それぞれに曲のかぶりはない。

Show はCD2枚組。
映像版もリリースされ、ビデオおよびレーザーディスクで発売された。

もう一種のライヴ盤は Paris 。
こちらはCDのみのリリース。

ライヴアルバム
Show

1993年2月リリース。
1992年7月18日・19日、ミシガン州 The ManorおよびThe Palace Of Auburn Hillsにて録音されたライヴ音源。
CD2枚組・全18曲。
日本盤の初回盤にはステッカー封入された。

アメリカではShowはCD1枚で、マキシCD Sideshow EPも発売された。
アメリカ盤 Show  と Sideshow EP を合わせると収録曲はCD2枚組のと同じ。

1993年9月or10月、映像版がVHSとレーザーディスクで発売された。
120分。
現在まで未DVD化。

2023年には30th Anniversary としてリマスターされてアナログ盤2枚組で再発された。

ライヴアルバム
Paris

1993年10月リリース。
1992年10月、フランスのパリの Le Zenith de Parisで行われた3夜のライヴより収録。
全12曲。

2024年3月には Paris  30th Anniversary Edition としてCDは1枚、アナログ盤は2枚組で再発された。
Shake Dog Shake と Hot Hot Hot!!! を追加収録した全14曲。

Shake Dogs Shake (Live at Le Zenith de Paris)

Hot Hot Hot!!! (Live at Le Zenith de Paris)

1993年、ポール・トンプソンがキュアーを脱退した。
ポール・トンプソンは1994年にペイジ・プラントのツアーに参加した。
ペイジ・プラントはMTVアンプラグドに出演し、その音源はライヴ・アルバム ノー・クォーター として発売された。

カセットテープ
Lost Wises

1994年、カセットテープで通販限定で少数のみリリースされた。
全4曲。
すべてアルバム Wish 制作時の曲でインスト。
曲としては完成していたが、歌詞をつけるまでにいたらなかった。

Lost Wisesの音源は2022年のWishのリマスター盤のCD3に収録された。

Uyea Sound (Dim-D Mix)

Cloudberry (Dim-D Mix)

]

1994年3月、映画 クロウ 飛翔伝説 のサウンドトラックがリリースされた。
キュアーのBurn が収録された。

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク3にも収録された。

1995年、104.9 XFM compilation がリリースされた。
キュアーはデヴィッド・ボウイのカヴァーを提供した。

Young Americans

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク3にも収録された。

1995年、イギリスのコミックを原作に映画化したジャッジ・ドレッド
そのサウンドトラックにキュアーはDredd Songを提供した。

Dredd Song

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク3にも収録された。

ポール・トンプソンに続き、ボリス・ウィリアムスもキュアーを脱退した。
ジェイソン・クーパーがオーディションを経てキュアーのドラムとして加入した。
ポール・トンプソンの後任としてこれまでキーボードを担当していたペリー・ベナントが晴れてギタリストとなった。 
代わってキーボードはロジャー・オドネルが復帰して担当した。

メンバー
ロバート・スミス ヴォーカル・ギター
サイモン・ギャラップ  ベース
ペリー・ベナント ギター
ジェイソン・クーパー ドラム
ロジャー・オドネル キーボード

シングル
The 13th (swing radio mix)

1996年4月リリース。

CD1
1. The 13th (swing radio mix)
2. It Used to Be Me
3. The 13th" (Killer Bee mix)

CD2
1. The 13th" (Two Chord Cool mix)
2. Ocean
3. Adonais

アルバム
ワイルド・ムード・スウィングス
Wild Mood Swings

1996年5月リリース。
全14曲。

Want

Bare

シングル
Mint Car 

1996年6月リリース。

CD1
1. Mint Car
2. Home
3. Mint Car (Buskers mix)

CD2
1. Mint Car (Electric mix)
2. Waiting
3. A Pink Dream

シングル
Strange Attraction

1996年10月リリース。

1. Strange Attraction [Adrian Sherwood Album Mix]
2. The 13th [Feels Good Mix]
3. This is a Lie [Ambient Mix]
4. Gone! [Critter Mix]
5. Strange Attraction [Strange Mix]
           
シングル
Gone!

1996年12月リリース。

CD1
Gone! (Radio Mix)
The 13th (Feels Good Mix)
This Is a Lie (Ambient Mix)
Strange Attraction (Strange Mix)

CD2
1. Gone! (Radio Mix)
2. Gone! (Critter Mix)
3. Gone! (Ultra Living Mix)
4. Gone! (Spacer Mix)

1997年1月9日、デビッド・ボウイの50歳を祝した
バースデー・ライヴがマディソン・スクエア・ガーデンにて行われた。
このライヴにはルー・リードフー・ファイターズソニック・ユースビリー・コーガン、フランク・ブラックなどが出演した。
ロバート・スミスがThe Last Thing You Should Do と Quicksand でヴォーカルとギターで出演し、デヴィッド・ボウイと共演した。

ロバート・スミスはこのコンサートのリハーサルで
リーヴス・カブレルスと初めて会った。
リーヴス・カブレルス は、デヴィッド・ボウイとティンマシーンを組んで以降、90年代のボウイのソロのアルバムやライヴでギターを弾いていた。
ロバート・スミスはリーヴス・カブレルスの演奏に感銘を受けたようで、1997年のキュアーのシングル Wrong Number を共作し、同時期にはロバート・スミスとジェイソン・クーパー、リーヴス・カブレルスによるサイドプロジェクト COGASM で活動した。
2012年には リーヴス・カブレルス はキュアーのメンバーとなった。

ベスト盤
ガロア~ザ・シングル 1987-1997
Galore The Singles 1987–1997

1997年10月リリース。
アルバム キス・ミー・キス・ミー・キス・ミー ~ ワイルド・ムード・スウィングスのシングル曲に新曲の Gone! と Wrong Number を加えた全18曲を収録。

シングル
Wrong Number

1997年11月リリース。

このシングルもシングルCDや12インチシングルが発売されたが、 Wrong Numberのオリジナル以外はミックス違いばかりが収録された。
Wrong Numberの別ミックス Wrong Number (P2P Remix) が2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4にも収録された。

ビデオ
ガロア~ザ・ビデオ 1987-1997

1998年1月リリース。
アルバム キス・ミー・キス・ミー・キス・ミー~ワイルド・ムード・スウィングスのシングル曲のPV、そして新曲の Gone! と Wrong Number のPVを収録。
約71分。

1998年、デペッシュ・モードのトリビュート・アルバム For the Masses がリリースされた。
キュアーは World in My Eyes をカヴァーして収録された。

 

1998年、海外ドラマX-ファイルが映画化されて、X-ファイル ザ・ムービーとして公開された。
そのサントラへキュアーが曲を提供した。

More Than This

 

2004年のキュアーのボックスセット Join the Dots B-SIdes & Rarities のディスク4にも収録された。