DEPECHE MODE について その3

シングル
Stripped

1986年2月リリース。

カップリングは But Not Tonight 。

当時のアメリカ盤のシングルでは7インチも12インチも But Not Tonight がA面でStrippedがB面だった。

ちなみに個人的にはデペッシュ・モードの曲で But Not Tonight はめっちゃ好きな曲。
持っていたブラック・セレブレーションのCDでは最後に収録されていて、めっちゃ楽しみに聴いていた。
7インチのバージョンのが好き。
デペッシュ・モード について その2 で個人的に大事なことと記したのは But Not Tonight がめちゃ大好きってことだったりするのだけど。

But Not Tonight (Extended Remix)

Strippedのカップリング曲は12インチシングルではBreathing in Fumes、Black Day、Stripped (Highland Mix)、Fly on the Windscreen (Quiet Mix)なども。
Black DayはBlack Celebrationの別ヴァージョンでマーティン・ゴアがヴォーカル。
Black Celebrationの別ヴァージョンって「マジ?」って感じなんだけど。
マーティン・ゴア、アラン・ワイルダー、ダニエル・ミラーによる共作。

アルバム 
ブラック・セレブレーション
Black Celebration

1986年3月にリリースされた。
プロデュースはデペッシュ・モード、ガレス・ジョーンズ、ダニエル・ミラー。
全曲、マーティン・ゴアが作詞・作曲。
A Question of Lust、Sometimes、 It Doesn't Matter Two 、World Full of Nothingの4曲でマーティン・ゴアはヴォーカルも担当。
Here Is the House、Dressed in Blackはデイヴ・ガーンとマーティン・ゴアがヴォーカルを担当。
マーティン・ゴア、めっちゃ歌っている。
Fly on the WindscreenはもともとIt's Called a HeartのB面曲。
Fly on the Windscreen – Final は新録したヴァージョン。

アルバムタイトル曲のBlack Celebration、めっちゃ好き。

Black Celebration

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDのデジパック仕様。

シングル
A Question of Lust

]

1986年4月にリリース。
マーティン・ゴアによるヴォーカル曲。
アルバムでは冒頭でFly on the Windscreen - Finalとクロスフェイドでつながっていたが、シングルではもちろんクロスフェイドなし。

カップリング曲はインストでChristmas Island。
マーティン・ゴアとアラン・ワイルダーによる共作。

Christmas Island (Extended)

シングル
Strangelove

1987年4月リリース。

↓Strangelove 88

カップリング曲はインストのPIMPF。

FPMIP

インスト曲2
Agent Orange

シングル
Never Let Me Down Again

  

1987年8月リリース。

カップリング曲はPleasure, Little Treasure。
  
Pleasure, Little Treasure

To Have and to Hold (Spanish Taster)

アルバム 
ミュージック・フォー・ザ・マスィズ
Music for the Masses

1987年9月リリース。
プロデュースはデペッシュ・モード、デヴィッド・バスコム。

Behind the Wheel

2006年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDでデジパック仕様。

シングル
Behind the Wheel


 
1987年12月リリース。

カップリング曲はRoute 66。
オリジナルはボビー・トゥループニヨル作曲のジャズのスタンダード曲。
ナット・キング・コールのヴァージョンがヒットした。

Route 66 (Beatmasters mix)

シングル
Little 15

1988年5月リリース。

カップリング曲は、Stjärna

Sonata No. 14 in C#m (Moonlight Sonata)

オリジナルはベートーヴェン

シングル
Everything Counts(Live)

1989年2月リリース。
ライヴ・アルバム  101〜ライヴ・イン・パサディナからのシングルカット。

ライヴ・アルバム 
101〜ライヴ・イン・パサディナ
101

1989年3月リリース。
CD2枚組。
1988年6月18日、カリフォルニア州パサディナのローズ・ボウル公演を収録。
ミュージック・フォー・ザ・マスィズのワールド・ツアーの101回目そして最終日にあたる。
CD2枚組で、Just Can't Get Enough(作詞・作曲 ヴィンス・クラーク)以外の全曲の作詞・作曲はマーティン・ゴア。

アルバム ミュージック・フォー・ザ・マスィズ はビルボードで35位を記録し、デペッシュ・モードアメリカでの成功の契機となった。 
おそらく101〜ライヴ・イン・パサディナ はデペッシュ・モードアメリカでの成功を決定づけたと思う。
アルバム ヴァイオレーター はアメリカだけで350万枚を売り上げた。
個人的に1992年にアメリカに留学したけど、そこで知り合ったアメリカの大学生に好きなバンドを聞いたら デペッシュ・モードがめちゃ多かったもの。

Behind the Wheel 

Strangelove

Shake the Disease

このライヴの模様は、ドキュメンタリー・フィルムとして映像化された。
日本でも映画で公開されたと記憶している。
監督はD・A・ペネベイカー。
ボブ・ディランのドント・ルック・バック、モンタレー・ポップ フェスティバル'67 、デヴィッド・ボウイのジギー・スターダスト(もちろん映画の方の)などを監督した人物でもある。

2003年にはSACD化、新規コメンタリーなどを含むDVD化もされた。
2021年には101 (Deluxe Edition) としてBlu-ray Disc+2DVD+2CDという仕様で発売された。
未発表の舞台裏ショットを収めた48ページ写真集、アメリカでの劇場公開用ポスターのレプリカ、オリジナル・アルバムのリリース時に封入されたアントン・コービンによる16ページのフォトブック、映画とボーナス・パフォーマンスの4Kダウンロードおよび 101 の24ビット・オーディオ・ファイル入手用のダウンロード・カードが付いた。

同時にBlu-rayあるいはDVD2枚組の単品でも発売された。
101 のDeluxe EditionやBD単品は日本盤では出ていない…。

シングル
Personal Jesus

1989年8月リリース。
Personal Jesusってデペッシュ・モードでも非常に人気が高い曲だと思う。
個人的にはあまり好きな曲ではなかったりするけど…。
Personal Jesus (Acoustic)というのもあり、シングルや12インチシングルに収録された。

カップリング曲はDangerous 。

Dangerous (Hazchemix Edit)

シングル
Enjoy the Silence

1990年2月リリース。

個人的には好きな曲のひとつ。
歌詞まで覚えたもの。

カップリング曲は、Memphisto。

Sibeling

アルバム 
ヴァイオレーター
Violator

1990年3月リリース。
プロデュースにデペッシュ・モード、フラッド。

World in My Eyes

Halo

]

Policy of Truth

Clean

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDでデジパック仕様。

シングル
Policy of Truth

1990年5月リリース。

カップリング曲はKaleid。

シングル
World in My Eyes

1990年9月リリース。
個人的にはデペッシュ・モードで好きな曲のひとつ。
この曲の歌詞も覚えたもの。

カップリング曲はHappiest GirlとSea of Sin。

Happiest Girl (Jack Mix)

Sea of Sin (Tonal mix) 

1998年にはフォー・ザ・マスィズ という他アーティストがデペッシュ・モードをカヴァーした曲ばかり集めたコンピCDが発売された。
フォー・ザ・マスィズにはキュアー、スマッシング・パンプキンズ、ミート・ビート・マニフェスト、アポロ440、ラムシュタインズ、デフトーンズが参加した。

シングル
I Feel You

1993年2月リリース。

カップリング曲は、One Caress。
アルバム ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション収録曲。

アルバム
ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション
Songs of Faith and Devotion

1993年3月リリース。
プロデューサーはデペッシュ・モード、フラッド。
全曲、マーティン・ゴアが作詞・作曲。

In Your Room

Condemnation

Mercy in You

Higher Love

One Caress

このアルバムを最後に1995年、アラン・ワイルダーが脱退した。

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDのデジパック仕様。

シングル
Walking in My Shoes

1993年4月リリース。

カップリング曲はMy Joy。

シングル
Condemnation

1993年9月リリース。

カップリング曲はDeath's Door (Jazz mix)

シングル
In Your Room

1994年1月リリース。

カップリング曲はHigher Love (Adrenaline mix)  

ライヴアルバム
ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション・ライヴ
Songs of Faith and Devotion Live

1993年12月リリース。
1993年のDevotional Tourより全10曲を収録。

I Feel You

High Love

シングル
Barrel of a Gun

1997年2月リリース。

カップリング曲はPainkiller

シングル
It's No Good

1997年3月リリース。

カップリング曲はインストのSlowblow

アルバム 
ウルトラ
Ultra 

1997年4月リリース。
プロデュースはティム・シムノン
全曲、マーティン・ゴアによる作詞・作曲。
Uselessでは屋敷豪太がドラムで参加した。

アラン・ワイルダー脱退後、3人となったメンバーで制作されたアルバム。
アラン・ワイルダーと親しかったデイヴ・ガーンは、この頃には薬物中毒が深刻化。
マーティン・ゴアもアルコール中毒という状態だった。
デイヴ・ガーンは自殺未遂や薬物で意識不明になり、救急車のなかで心停止から生還したなどといった話が続々…。

Useless ではドラムで屋敷豪太とキース・ルブラン が、The Bottom Line ではヤキ・リーベツァイトがパーカッションでクレジットされている。

2007年にはリマスターされて Collectors Edition  が発売された。
これはCD+DVDのデジパック仕様。

シングル
Home


 
1996年6月リリース。

カップリング曲はBarrel of a GunとIt's No Goodのライヴ音源。

シングル
Useless

 

1996年10月リリース。

カップリング曲は、Uselessのミックス音源が並ぶ感じ。

北米ではHomeとUselessはカップリングで発売された。

シングル
Only When I Lose Myself

 

1998年9月リリース。
ベスト盤 ザ・シングルズ 86>98の新曲。

カップリング曲は
SurrenderとHeadstar。
Headstarはインスト。

Surrender

Headstar

ベスト盤 
ザ・シングルズ 86>98

1998年9月リリース。
CD2枚組・全21曲。
2枚目ラストにはEverything Countsのライヴ・ヴァージョン(ライヴ・アルバム 101 のやつ)が収められた。
また、北米ではザ・シングルズ 86>98のCD3枚組というのも発売された。
CD3にはリミックス曲4曲が収録された。

ザ・シングルズ 81→85がザ・シングルズ 81>85として再リリースされた。
音源がリマスターされ、Photographic (Some Bizzare version)とJust Can't Get Enough (Schizo mix)が追加収録された。
さらにジャケットもザ・シングルズ 86>98 とお揃いのものに変更された。

ザ・シングルズ 81>85とザ・シングルズ 86>98はスリーヴ・ケースに入れられてセットで売られたりもした。

ビデオ / DVD
The Videos 86>98

1998年リリース。
デペッシュ・モードの1986年~1998年のMVを収録。 
126分。

2002年にはVideos 86>98 + がDVD2枚組で発売された。
DVD 1はThe Videos 86>98と同じ。

DVD 2には

But Not Tonight [from the film Modern Girls]
Strangelove '88 [US version]
One Caress
Condemnation [Paris mix]

・ヴァイオレーター、ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション、ウルトラ の各アルバムのプレスキット・ビデオなどが収められた。