なんかいろいろ その16

ソニー・ミュージックの otonano  私が欲しいレコード の第28回 高野寛 回を読んでびっくりした。
最後まで読んで「あー、そういうことか」と安堵したのだけど。
しかし、ながら読みだからかも知れないけど、⚪年
とかきっちり読んでなかった。

サザエさんのタラちゃんの声優・貴家堂子が亡くなった。
死去3日前の2月2日に行われたアフレコには通常通り出演していたという。
突然のように亡くなってしまったらしい。
享年87。
貴家堂子は1969年の サザエさん 放送開始からフグ田タラオ役で出演していた。
50年以上…。
ちなみに初回からの出演はサザエさん役で出演中の加藤みどり(83)のみとなった。
貴家堂子 は日本で最初の本格的な1話30分の連続TVアニメにも出演していた。
つまり、鉄腕アトム のことなんだけど。
ハクション大魔王 のアクビ、天才バカボンハジメなどを(声で)演じた。
それにしてもすごいなー。
サザエさん って世界で最も長く放映されているテレビアニメ。
ギネス世界記録を保持している番組ですよ。
それにしても、50年以上か。
合掌。

バート・バカラックが亡くなった。
享年94。
個人的には映画 明日に向って撃て!の主題歌で B.J.トーマス が歌った Raindrops Keep fallin' On My Head (邦題 雨にぬれても)、カーペンターズ の Close To You (邦題 遥かなる影 )、クリストファー・クロスのArthur's Theme (邦題 ニューヨーク・シティ・セレナーデ。作詞・作曲 クリストファー・クロスピーター・アレンバート・バカラックキャロル・ベイヤー・セイガーによる共作。)、パティ・ラベルマイケル・マクドナルド の On My Own 、エルヴィス・コステロ とのアルバム Painted from Memory とかで記憶されていた。
その Painted from Memory  を含むボックスセット The Songs of Bacharach & Costello の発売のニュースを一月前くらいに見たのに。 
個人的には バート・バカラックの名を知ったのは 高橋幸宏 がカヴァーした What the World Needs Now Is Love だったと思う。
その頃、たまにカラオケに行くことなるとこの曲を歌ったもの。
当時はカラオケで何を歌えばいいのかよくわからなかったので。
高橋幸宏 は他にもバカラック曲 The April Fools や The Look Of Love 、Walk On By をカヴァーしていた。
合掌。

ビーチ・ボーイズ
2012年はビーチ・ボーイズ50周年ということで新作アルバム ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神の創りしラジオ〜 をリリースし、世界ツアーを行い、そのツアーからライヴ・アルバム  永遠の夏2012~50周年記念ツアー をリリースした。
60周年も何かと思っていたら、様々な過去音源はリリースされたけど、流石にビーチ・ボーイズのニュー・アルバムとかライブとかはなかった。
もう現存するメンバーは80歳を超えているもの。
ビーチ・ボーイズの功績を讃えるトリビュート・コンサート A Grammy Salute To The Beach Boysが2月8日、米国ハリウッドのドルビー・シアターで開催された。
このコンサートには現存するビーチ・ボーイズのメンバー全員、すなわちブライアン・ウィルソン、アル・ジャーディン、マイク・ラヴ 、ブルース・ジョンストン が出席。
特別席から自分たちの楽曲をカヴァーするアーティストたちのパフォーマンスを観たという。
このコンサートの模様は撮影され、今年後半に米CBSで放送される予定だとか。
Beckノラ・ジョーンズマイケル・マクドナルドウィーザー、セイント・ヴィンセント、ブランディ・カーライル、フォール・アウト・ボーイ、ジョン・レジェンド、マイ・モーニング・ジャケット、フォスター・ザ・ピープル、マムフォード&サンズ、レディA、ペンタトニックス、リトル・ビッグ・タウン、チャーリー・プースなどが出演したという。
とりあえず アル・ジャーディン、マイク・ラヴ 、ブルース・ジョンストンらの面々に ブライアン・ウィルソン の姿もあったことは喜ばしく思う。

ボブ・ディラン
今年で初来日から45周年を迎えるのだと。
その ボブ・ディラン 7年ぶりの日本ツアー、4月に東京、大阪、名古屋で計11公演を行う。
今年のツアーには チャーリー・セクストン はいないよう。
ボブ・ディラン にはギターを持って歌ってもらいたいのだけど、最近はキーボードだよね。
こちらは81歳になってもまだまだ元気なよう。
これからも元気でいて下さい。

ピンク・フロイド 狂気 50周年。
まずピンク・フロイドはリリース50周年となるアルバム 狂気 のデラックス・ボックス・セット。
これは

・狂気 2023年リマスター CD+LP
・狂気 ライヴ・アット・ウェンブリー1974 CD+LP
・狂気 5.1チャンネルおよびステレオ・ミックス Blu-ray Audio+DVDAudio
・狂気 ハイレゾ Blu-ray Audio
・Money / Any Colour You Like 7インチシングル
・Us and Them / Time 7インチシングル
・1972年―1975年の全英・全米ツアーからレア・未発表写真を収録した160ページ・ハードカバー本
・オリジナル盤の76ページ楽譜集
・1973年にロンドン・プラネタリウムで行われた 狂気 試聴会のEMI制作パンフレットおよび招待状のレプリカ

というセット。
同時に 狂気 ライヴ・アット・ウェンブリー1974 はCD/アナログ盤がそれぞれ単品販売もされる。

さらに 狂気 -50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)。
2021年に海外Analogue Productionsからリリースされた 狂気 のSACD/CDマルチ・ハイブリッド盤のマスターを使用した日本盤。
CD層の2chステレオ・ミックスは通常CD機器で再生可能とのこと。
7インチ紙ジャケットに1972年の2度目の来日公演時のフォトブックや貴重な復刻アイテム含む15大特典が封入される仕様となる。

そのピンク・フロイドがらみで ロジャー・ウォーターズ
狂気 をデヴィッド・ギルモア、ニック・メイソンの関与なしで再レコーディングしたとか。
また、ロジャー・ウォーターズは2月8日(米国時間)、国連安全保障理事会で演説し、ウクライナ戦争の即時停戦を呼びかけた。
ロジャー・ウォーターズの演説はロシアの要請で行われたらしいが、ロシアを非難する言葉もあったよう。
いいのか?ロシア。
昨年4月には デヴィッド・ギルモア と ニック・メイスン が ピンク・フロイド名義でウクライナ支援チャリティシングル Hey Hey Rise Up をリリースしていた。
ところで年齢的には ロジャー・ウォーターズ 、 ニック・メイスン は79歳。
デヴィッド・ギルモアは76歳。
対立はまだまだ続くらしい。