なんかいろいろ その15

沈黙の艦隊 が実写映画化する。
アニメ化・ラジオドラマ化されたことはあったが、実写映画化はこれまでなかった。
沈黙の艦隊 は1988年から1996年まで連載されたコミック。
つまり連載当初、ユーラシア大陸北部に存在した社会主義国家はソ連だった。
沈黙の艦隊の劇中でもソ連として描かれていたが、いつの間にかロシアになっていたような記憶が。
連載は8年で全32巻と長期に渡った物語だが、劇中で経過した時間はわずか2ヶ月。
軍事的にも当時と現在ではいろいろ違うのだろうな。
当時は防衛省になる前だから防衛庁ですよ。
映画ではどのように描かれるのだろうか。
コミックの内容そのままを実写化とはおもえないし、長くて3時間とかでもコミックと同じ展開にはならなそう。
公開された予告ではまだわからないな。
まあ楽しみ。

ストリート・スライダーズ が22年ぶりに再集結。
日本武道館でライブを行うという。
2000年にストリート・スライダーズは日本武道館でのライブ後に解散した。
そして今年、武道館で再結集する。
メンバー4人が揃って。
「再結成」とかではなく「再結集」という言葉が使われているけど、なんか意味はあるのだろうか?
一日だけのライブで、その後のバンド活動は一切ないのだろうか?
スライダーズ解散後、JOY-POPSのふたりはときどきライブがあったり、スタジオ録音をしたりしてた。
リズム隊のふたりもJAMESのバンドにZUZUが参加したことがあった。
ところで、アベフトシが生きていればミッシェル・ガン・エレファントも…とか思ってしまった。

男闘呼組
なんとなく気になってWikipediaとか熟読してしまった。
Mark Davisって誰?ってWikipediaのリンク踏んだら、まさかの 馬飼野康二 だった。
氏の仕事はほとんど歌謡曲・ポップスの作品・編曲
だが、映画やドラマ、アニメの劇伴も多く手掛けている。
個人的には 戦闘メカザブングル とかめちゃ好き。
というか 馬飼野康二 の名前を覚えたのは 戦闘メカザブングルだったもの。
男闘呼組のデビュー曲 DAYBREAK は4種類発売され、それぞれB面曲が異なる。
DAYBREAK および B面4曲のうち3曲は 馬飼野康二 が作曲。
というかシングル曲では作曲家をほとんど 馬飼野康二 が手掛けていた。
アルバムでも 男闘呼組男闘呼組 二枚目 、 参 あたりまでは 多くの楽曲を 馬飼野康二 が手掛けていた。
それまでも自作曲はちょくちょくあったが、4枚目のアルバム I'm Waiting 4 You 以降になると自作曲で占めるまでに。
1993年6月、高橋がジャニーズ事務所から解雇されたことに伴い、以降グループが活動休止となる。
というかほとんど解散状態に。
その後、成田と前田がジャニーズ事務所を退所したが、岡本のみがジャニーズ事務所に所属していた。2021年にジャニーズ事務所との専属契約を終了。
ジャニーズ事務所とは新たにエージェント契約を締結ということで立場上はフリーらしい?
ジャニー喜多川が亡くなったことがメンバーが顔を会わせることになり、このことがきっかけで期間限定で活動再開することになったという。
なお、ジャニー喜多川は生前「またやったらいいのに」と岡本に語っていたらしい。

幸宏に続くように 鮎川誠 が亡くなった。
ニューイヤー・ロックフェスティバル への出演をキャンセル、1月8日に予定されたライブハウス 磔磔での公演も取りやめていた。
それらのニュースは目にしていたけど、まさか亡くなるとは…。
鮎川誠、身長180cm。

鮎川誠の愛用していたギターはギブソンレスポール・カスタム。
ギターは
ギブソンレスポール・カスタムは40年以上ライブで使用し続けたとか。
CMで高橋幸宏が出演してそのバックで「職業選択の自由アハハン♪」と歌われたあの曲、シーナ&ロケッツ の曲ですよ。
じゆう というタイトルでCD化もされた。
作詞 一倉宏 補作詞 シーナ 作曲・編曲 鮎川誠。
ミニアルバム FAMILY DANCING に収録された。
個人的にはシングルにもなった ANGEL EYES が好きだった。
アルバム Dream + Revolt に収録。

サンハウス は基本、聴いたことがない…。
でもなんかのアルバムはCDで持ってたなー。
サンハウス は 菊(柴山俊之)、鮎川誠、奈良敏博
浅田孟らが在籍したバンド。
菊(柴山俊之)と鮎川誠 のみが結成から解散、その後の再結成にも在籍していた。
柴山俊之って見たことのある名前…と思っていたら
ルースターズ、UP-BEAT とかの作詞家か!
ミュージシャンとしても長く活動しているのな。
サンハウス解散後、シーナ&ロケッツ は1978年10月にシングル 涙のハイウェイ でデビュー。
8月から12月にかけて翌年リリースの ファースト・アルバム Sheena & the Rokkets #1 をレコーディング。
12月にエルヴィス・コステロの初来日公演の前座を務めた。
そのステージを客席で見た 高橋幸宏 から注目されるる。
1979年ファースト・アルバム Sheena & the Rokkets #1 リリース。
後にCD化されたのを個人的にはブックオフで見つけて買った。

鮎川誠 はYMOのアルバム ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー の収録曲 DAY TRIPPER、Solid State Surviver でギターを弾いている。
高橋幸宏 のアルバム 音楽殺人 のタイトル曲MURDERED BY THE MUSIC の作曲は高橋幸宏と鮎川誠による共作。
同アルバムでは MURDERED BY THE MUSIC のほか
School Of Thought 、 Kid-Nap, The Dreamer 、 Radioactivist でもギターを弾いている。

シーナ&ロケッツ はアルファ・レコードに移籍。
セカンド・アルバム 真空パック細野晴臣 がプロデュースを担当。
先行シングルであった You May Dream の作曲は 鮎川誠 と 細野晴臣 による共作。
CM曲に使用されたこともあり知名度も上昇した。
RADIO JUNK は 高橋幸宏 が作曲。
インストの ロケット工場 は 坂本龍一 が作曲。
YMOのライブでもRADIO JUNKは演奏されていたし、ライブ盤 FAKER HOLICを聴いたとき ロケット工場 ってどこに収録?となったことを思い出した。

アルバム チャンネル・グー は 細野晴臣高橋幸宏が共同でプロデュース。
浮かびのピーチガールは作曲・編曲 Yellow Magic Orchestra
ベイビー・メイビーは高橋幸宏作曲・編曲。

1997年のアルバム @HEART 。
細野晴臣によるプロデュース。
細野晴臣は全曲の編曲も務めた。
インストの INDIAN HEART では作曲も。

著書は MONO、200CDロックンロール、鮎川誠 '60s自伝 など。
他にもDOS/V ブルース。
鮎川誠とPCという組み合わせも耳目を集めた。
書籍 シーナの夢 は シーナ亡き後に 鮎川誠 のロング・インタビューを書籍化したもの。
シーナ&ロケッツのHPも鮎川誠自ら運営していた。
ローリング・ストーンズ 公認のTシャツのデザインをし、それはロサンゼルスで公式グッズとして売られたことがある。
俳優としてテレビドラマや映画に出演した。
CMにも多数出演した。
九州ローカルでの出演も多数出演。
鮎川誠はギター以外にもいろいろな才能があった人物だったのだな。

鮎川誠 は ウィルコ・ジョンソン とも交流が深いことも知られている。
その ウィルコ・ジョンソン高橋幸宏 、 鮎川誠 …。
昨年から続くように亡くなってしまった。
余命5ヶ月ほどと宣告を受け、本人の強い思いで公表しなかったという。
鮎川誠の死を伝えた所属事務所のTwitterでの発表文の全文も個人的には泣ける内容だった。
74歳。