Madonna について

マドンナ のBOX Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008) 。
Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008)はマドンナの12枚目のアルバム MDNA のリリースの数日後に発売された。
ワーナーミュージックでのオリジナル・アルバム11枚が収録されたBOX。
移籍した当てつけだったのだろうか?
ところでMadonna The Complete Studio Albums (1983-2008)、日本盤は発売されていない。
なんでさ?
解説・歌詞・対訳とか付けて欲しかったぜ。

ちなみに2022年にマドンナはワーナーミュージックへの復帰を発表した。
おそらく今後、各アルバムのデラックス・エディションとか発表されると思う。
2025年にはマドンナの12枚目以降のオリジナル・アルバム MDNA 、 Rebel Heart 、Madame X がワーナーミュージックへ移行される。
つまりマドンナの全カタログがワーナーミュージックへ。

Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008)を購入したとき、Into The Groove を久しぶりに聴きたいな♪とか思っていたのだけど、入っていなかった。
Into The Groove は発売当時シングルでリリースされていた。
Into The Groove は映画 マドンナのスーザンを探して の主題歌として書き下ろされた曲。
日本では マドンナのスーザンを探して というタイトルだったけど、この映画、マドンナは主演ではなくて…あまり出番はなかった。
ちなみに本国のアメリカでは Into The Groove はAngel の12インチ・シングルのB面曲だった。
日本やイギリスではシングルのA面として発売された。
Into The Groove は国によってはアルバム Like A Virgin の再発盤に収録されていたらしい。
個人的にはのちのリミックス・アルバム ユー・キャン・ダンス に収録されていたのを覚えている。
ちなみにリミックス・アルバム You Can Dance は
 Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008) には入っていない。

思えば マドンナ って私が洋楽を聴き始めた頃にすごくヒットしていた。
ちょうどアルバム ライク・ア・ヴァージン がリリースされたあたり。
Like A Virgin 、 Material Girl とか結構聴いていた。

アルバム バーニング・アップ。
本国でのタイトルは Madonna

ジー・ルーカス、ジョン・"ジェリービーン"・ベニーテス、マーク・カミンズ プロデュース。
ジー・ルーカス がプロデュースして制作されたが、マドンナは出来に満足できず、ジェリー・
ビーン が多くの曲をリミックスし、Holiday を制作してリリースしている。
初期のマドンナ にはソングライターのイメージはなかったけど、このアルバムではシングルの Everybody 、 Lucky Star を含む8曲中5曲が
マドンナ自身の作曲。

アルバム ライク・ア・ヴァージン 。
プロデュースはナイル・ロジャース、スティーヴン・ブレイ、マドンナ自身。
繰り返しになるが、このあたりはマドンナはソングライターとしてそんなに曲を書いていない、と思っていた。
確かに大ヒットした Material Girl、Like A Virgin あたりはマドンナは作曲には関わっていない。
あと Love Don't Live Here Anymore 、 シングルカットされた Dress You Up も。
それら以外の曲ではマドンナはソングライターとしてクレジットされている。

そして、以後のアルバムではほぼ全曲でマドンナは作曲に関わっている。
アルバム Like A Virgin はナイル・ロジャースのプロデュースというのは広く知れ渡っていると思うけど、スティーヴン・ブレイ、マドンナ自身もプロデューサーとしてクレジットされている。
アルバム Like A Virgin はナイル・ロジャース、バーナード・エドワーズ、トニー・トンプソン とシックのギターとベースとドラムが聴けるところもいい。

アルバム  Like A Virgin では Angel と Dress You Upが好き。

あとこの時期では Into the Groove も好き。
作曲はスティーヴン・ブレイとマドンナ自身。

映画 ヴィジョン・クエスト 青春の賭け サウンドトラック に収録された2曲、Crazy for You と Gambler もあった。 
前者はジェリービーンとジョン・リンドウによる曲で、後者はマドンナが作曲。
いずれもシングルとしてもリリースされた。

アルバム トゥルー・ブルー。
プロデュースはマドンナ、パトリック・レナード、スティーヴン・ブレイ。
マドンナは全曲で作曲に関わっている。
(いずれも共作で。)
個人的には先行シングル Live to Tell が大好き。

映画 ロンリー・ブラッド の主題歌。
ちなみに映画を監督したジェームズ・フォーリー
Live to Tellのミュージック・ビデオの監督も務めた。
フォーリーは翌年のマドンナ主演映画 フーズ・ザット・ガール の監督も務めている。

ちなみにここまでのアルバム三枚 (バーニング・アップ、ライク・ア・ヴァージン、トゥルー・ブルー)は2001年にリマスターされた。

フーズ・ザット・ガール サウンドトラック 。
マドンナ・主演の同名映画のサウンドトラック。
アルバム収録曲全9曲のうち4曲がマドンナ。
その4曲のうち3曲がシングルカットされた。
全9曲5曲は他のアーティストの曲。
スクリッティ・ポリッティも1曲提供している。
スクリッティ・ポリッティは翌1988年にアルバム 
プロヴィジョン をリリースするが、その次のアルバム アノミー&ボノミー のリリースは1999年。
長く新作が制作されなかった。
フーズ・ザット・ガール のサントラが売れたためとか言われていたけど…。

リミックス・アルバム ユー・キャン・ダンス。
唯一の新曲 Spotlight はここ日本のみでシングルカットされた。
当時、マドンナが日本でCMに出演し、そのCMにはSpotlight が使用されていた。
Spotlight、収録アルバムがほとんどなくて淋しい…。

アルバム ライク・ア・プレイヤー。
プロデュースはパトリック・レナードとステファン・ブレイ、マドンナ。
収録曲 Love Songはプリンスとマドンナの共作曲。
このアルバムにはドラムでTOTOジェフ・ポーカロが、ベースで元ジャーニーのランディ・ジャクソンが参加した曲がある。
Cherishではマリリン・マーティンがバック・ボーカルで参加している。

個人的にはこのアルバムが出た時はマドンナについてはほとんど興味がなかった。
アルバム ライク・ア・プレイヤー、 Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008) で初めて聴いたもの。
何曲かは耳にしたことはあったけど。
マドンナの話題は雑誌とかで時々目にしたりはしていたくらい。

アルバム アイム・ブレスレス
自身が出演した映画 ディック・トレイシー のサントラ的なアルバム。

Vogue。
作曲はマドンナ、シェップ・ペティボーン。
これもインパクトある曲だった。
このアルバムも Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008)には入っていない 。
Madonna The Complete Studio Albums (1983-2008)は11枚組と枚数的に中途半端だから、オリジナル・アルバム未収録曲とか集めたCDも付けてくれたらよかったのに。

ベスト・アルバム ウルトラ・マドンナ〜グレイテスト・ヒッツ。
マドンナの初ベスト。
それまでのヒット曲すべてが収録されたわけではなかったから、やはりマドンナはすごいヒットメーカーなんだな。
新曲のJustify My LoveとRescue Meを含む全17曲。
Justify My Loveはレニー・クラヴィッツイングリッド・シャヴェイズによる曲。
マドンナは補作詞を手掛けた。
個人的にはJustify My Loveを聴いたとき、「え?これがポップス曲でいいのか?」と思った。
しかもシングルでもリリースされて世界中で大ヒットしてたからびっくり。