私がまだピチピチイケメンの中学生だった頃、初めて買ったアニメ誌は月刊アニメディアだった。
当時のアニメディアはアニメ誌の中では価格的に安価だったので買いやすかったもの。
その後しばらくは毎月、アニメディアを買っていた。
当時のアニメディアは現在のような女性向けっぽい雑誌ではなかった。
現在のアニメディアは知らないが、当時のアニメディアにはB6サイズ?くらいの大きさの新作アニメとかの設定資料が本誌にあった。
聖戦士ダンバインの設定資料とかは個人的にはかなり一生懸命に見ていたなー。
まあ、設定資料とかは他のアニメ誌でも見られたのだろうけど。
1984年、週刊テレビ誌 ザテレビジョンには毎週2ページくらい重戦機エルガイムのコーナーがあって時々見ていた。
エルガイムの最終回の後にはザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム1、2と二冊刊行された。
重戦機エルガイムは全54話放送され、ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイムの1冊目はだいたい前半の内容、2冊目は後半の内容だったと思う。
永野護は自身の考えた設定をメディアに公表していた。
この裏設定をベースに、ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム 2 では、永野護によるイラスト10点と作品年表が載せられた。
これがFSSの源流となったはず。
そしてエルガイムの後番組は機動戦士Zガンダムだった。
キャラクターデザインは安彦良和、メカニックデザインは大河原邦男、藤田一己。
永野護はデザインワークスとクレジットされた。
メカニックの基本デザインや衣裳や小物のデザインなど、メカニックデザインの範疇を超えたということからの役職名か。
ヤザン・ゲーブルのオリジナルの設定画も永野が手掛けた。
モビルスーツでは、百式、ガンダムMk-IIのラフ、ガルバルディβ、リック・ディアス、キュベレイ、ハンブラビ。
アーガマのほか、いくつか戦艦のデザインも。
また、小説版「機動戦士Ζガンダム」(講談社)の表紙イラストや扉絵も描いた。
機動戦士ガンダムZZや劇場版 機動戦士ガンダム 逆襲のシャアでも富野由悠季・監督よりメイン・デザインとして指名されたが、周囲のスタッフなどから理解を得られず、いずれも降板している。
1986年から1987年にかけて重戦機エルガイムのOVAが発売された。
I・II・IIIと発売され、I・IIはテレビシリーズの総集編+新作短編。
IIIは完全新作。
これらの作品をもとにした別冊 重戦機エルガイム3が、NEWTYPE 100% COLLECTION5 として発売された。
ザ・テレビジョン別冊 重戦機エルガイム1・2
に続く3ということだろう。
月刊ニュータイプは1985年から刊行されている。
永野護はニュータイプ創刊時からコミック フール・フォー・ザ・シティを連載。
未来の話で、個人的には正直よく分からないコミックだと思っていた。
後にバンドの話かとなって、バンドはコミックの世界では禁止されていた大音量のライヴを最終的に開くことになる。
コミックはそのバンドがフォガットのFool For The Cityをカヴァーするところで終わる。
フール・フォー・ザ・シティの連載は1年間。
終了した翌月から永野護はFSSの連載を開始。
FSSが連載開始された時にはその1ページ目に折り込みでFSSの年表が付いていたことを記憶している。
あと数年すればFSSは40周年…。
FSSは休載とかもあったけど、これだけ続いてきたのはスゴいことだと思う。
劇場アニメも作ったしな。
こちらは未だにBlu-ray化、DVD化されていない。
というかする気がないようだ。
「映画は映画館で見ろ」(Twitterの永野護公式アカウントより)ということらしい。
ということでモーターヘッド(MH)はゴティックメード(GTM)と呼称が変わり、レッド・ミラージュなんかもう新名称が覚えられないもの。
ツァラトゥストラ・アプターブリンガー。
ネットで調べないとこんな名前、記せないのだけど…。
名称だけではなく、MHいやGTMはデザインも変更されている。
まだ新デザインが発表されていない機体も。
以上のことを久しぶりに月刊ニュータイプを買って思いだした。
あと、昔は月刊のアニメ誌にジ・アニメ、マイアニメ、アニメックとかあったのも思いだした。
月刊OUTもあったけど、アニメ誌とはかなり毛色が違うと思う。
現在も続いているのはアニメージュ、アニメディア、ニュータイプか。
ところで月刊ニュータイプを買ったのは、シン・エヴァンゲリオンが表紙になったとき以来だから2年ぶりくらいか。
久しぶりに買った月刊ニュータイプはリコリス・リコイルが表紙のやつ。
たきなの過去の話を泣く泣く削ったらしいが、気になるなー。
2期を作って削ったシーンを復活させて欲しいとも思う。
ちなみに個人的には千束よりたきなのほうが好き。
以前からキャラの髪色は黒のほうが好きだったし。11話ラストで千束とたきなが合流したところとか良かったな。
たきなが真島にケリ入れるところとか。
ところでフキってちっさい頃の千束をかばうシーンとか実はイイヤツだなあって思ってたけど、今回でもたきなを行かせたところとか良い。
フキ・サクラにも12話か13話で活躍するシーンがあって欲しいな。
ところで出番なかったけど、姫蒲さんどこへいったのかしら?
10話では猿轡されて床に転がされていたけど。