P-MODEL について

しばしP-MODELとは関係ない話を。
小学生の頃に初めて週刊少年ジャンプを買った。
初めて買ったジャンプは、キャプテン翼の連載がはじまった号だった。
2004年に初めてまんがタイムきららキャラットを買った。
初めて買ったきららキャラットは、ひだまりスケッチの連載がはじまった号だった。
だから何だってという話なのだけど。

けいおん!がテレビアニメ化されると発表されたのは2008年だったと思う。
そのアニメを京都アニメーションが手掛けるということで話題になっていた。
そして、きらら2009年の2月号か3月号にけいおん!のアニメについてちょっとした紹介記事を見た記憶がある。
当時、漫画のけいおん!はほぼ無名だったし、個人的にもまったく知らなかった。
で、その紹介記事を見ていて「あっ」と気付いてしまった。
だって、主要登場人物の名字がP-MODELだったんだもの。
おそらく、田井中という名字で引っかかったのかなー。
その時点でけいおん!を読むことが決定して、その日に単行本1巻を購入してしまった。
買った1巻はまだ初版だった。
しばらくして2巻が発売されて、4月になるとアニメが放送されたわけだ。
けいおん!のアニメは深夜、リアルタイムで見た。
アニメがはじまって、少ししてからオープニング曲が流れた瞬間。
はじめの数十秒だけで「あっ、この曲めちゃめちゃいい」と思った。
Cagayake! GIRLS。
作曲・編曲 Tom-H@ck
Tom-H@ckはこの曲が作曲者デビューにあたる。

エンディング曲のDon't say "lazy"の方がオリコンで順位が上だったっけ?
個人的には圧倒的にCagayake! GIRLSのが好き。
まあ、どっちも好きだけど。
Don't say "lazy"。
作曲は前澤寛之、編曲は小森茂生

ちなみに、けいおん!は単行本で6巻(けいおん!全4巻+けいおん!college+けいおん!highschool)そろえたし、アニメも映画含めて全部見た。
今となってはなかなか懐かしい思い出。
ちなみに続編(?)のコミック、けいおん!Shuffleは2018年よりまんがタイムきららにて連載されている。

P-MODELとの出会いは、まずはじめに平沢進ソロの時空の水を発売後すぐに聴いたことから。
レンタルで。
たぶんその頃、創刊した雑誌 WHAT's IN?の記事で知ったんだと思う。
WHAT's IN?はディスクレビューの配置がPOP GEARに似ていたと思う。
WHAT's IN?、よく読んでいた。
あとWHAT's IN?はアーティスト自身によるセルフ・ライナーが好きだった。
たぶん、WHAT's IN?のディスクレビューを読んで平沢進に興味を持ってレンタルしたと思う。
平沢進の時空の水をレンタルしたあと、P-MODELのことを知った。

で、時空の水を気に入った私はその頃に初CD化されていたPerspective、Another Gameを聴いた。
レンタルで。
ちなみにPerspective、Another Gameは個人的にはレンタル店でレンタルしたCDで最後期にあたる。
だって、しばらくしたら行っていたレンタル店が閉店してしまったんだもの。

アルバム PerspectiveはP-MODELでいちばん好きな作品。
ほぼ全曲好き。

ドラムの音のデカさとか衝撃的だった。
あと、歌詞。
洋楽は歌詞とか基本よく分からなかっし、邦楽も歌詞とかほとんど気にしないで聴いていた。
でも、平沢進の歌詞は…普通の歌詞とは違う!!
Perspective IIもはじめはレンタルしたけど、しばらくして買ったなー。
後にPerspectiveリマスターの際にはPerspective+11 Tracksとして、Perspective IIの音源も収録されたけど。

Another Gameも好きなアルバム。
HOLLAND ELEMENT、ATOM-SIBERIA、MOUTH TO MOUTHからAWAKENING SLEEPまでが特に好き。

で、私がP-MODELに触れて楽しんでいると、そのP-MODELが解凍されたわけだ。
簡単に記すとP-MODELが復活したわけだ。
1992年にはアルバム P-MODELをリリース。
SPEED TUBEが特に好きだけど、このアルバムは結構聴いたなー。
その代わりといってはなんだけど、次のアルバム big bodyはあまり印象になくて。
このあとにPAUSE、LIVEの方法。
ライブ盤が2枚続くけど、あまり印象にない。
LIVEの方法はライブというかライブっぽいスタジオ盤だと思っている。(実際、そのはず)
LIVEの方法 収録の列車とかオリジナルは好きな曲なのにえーって感じで全然別物のアレンジされているし。

この時期にワーナー時代の3枚のCD化、アルファ期のKARKADOR、ONE PETTERNのCD化がされていて。
その辺りももちろん購入したけど、その少し後にSCUBA RECYCLEがリリースされたはず。
SCUBA RECYCLEは正直、「このアルバム、何がいいのだろう?」と思った記憶がある。
あと、SCUBAのCD盤はいつ入手したっけ?
一応、このあたりは買ったのだけど、あまり印象になくて。
さすがに 美術館で会った人だろ とか いまわし電話 とか 好きな曲はあるけど。

あと、平沢バージョンのフローズン・ビーチは大好き。
フローズン・ビーチと次の曲である時空の水は聴覚上、繫がってるけど、のちには繫がっていないバージョン目当てで平沢進のベスト盤 Archetype を買ったからな。

ところで、平沢進って坂本龍一高橋幸宏の2歳下なんだね。
あまり変わらない年齢でびっくりした。