NEW ORDER について

ニュー・オーダーを初めて聴いたのは、NHK-FMでライブを放送していたとき。
1987年のグラストンベリー・フェスティバル出演時の音源だった。
後にこのグラストンベリー・フェスティバルニュー・オーダーのライブはCD化された。
ラジオではTouched by the Hand of God がオミットされていたが、CDでは聴ける。
ちなみにこのライブは二度CD化されたはずで、それぞれでジャケが異なっている。
個人的には両方所有している。
このライブでニュー・オーダーが気になって、アルバム サブスタンスを購入した。
サブスタンスは12インチ・シングル×12枚ということでアナログ盤には12曲、CD盤は2枚組で1枚目には12インチ・シングルの12曲が収録され、2枚目のCDには12インチ・シングル時のカップリング曲が収録された。
TemptationとConfusionは何故か再録されたのが収録されていて、個人的にはそれぞれのオリジナルのヴァージョンを耳にするのは10年くらい後になってから。

アルバム サブスタンスは、ニュー・オーダーがリリースした12インチ・シングルをまとめたもの。
初期のニュー・オーダーは、アルバムにシングル曲は収録しないと決めていたようだったから、シングル曲をまとめて聴けるという点でサブスタンスを購入したのはよかった。
ちなみにサブスタンスはCD2枚組で、ディスク1には12インチ・シングルのA面、ディスク2は12インチ・シングルのB面が入っていたのだけど、個人的にディスク2を聴いたのは数回しかない。
ファンには人気の高いという1963とか入っていたのに。
あと、何故かディスク2の3曲目はMeshと表記されているが、実際にはCries and Whispersが収録されている。
収録曲では他には意外とShellshockが好き。
しばらく後にはプリティ・イン・ピンクのサントラも購入してしまった。
サブスタンスは12インチシングル×12という形式にこだわったのか、同年にリリースされたTouched By The Hand Of Godは収録されていない。
好きな曲なのに。

あと、この記事を記しながら脳内にはSub cultureが鳴り続けているのだけど。
もしかして好きなのだろうか、私?

サブスタンスではBizarre Love Triangleが特に気に入ってたので、アルバム ブラザーフッドを購入した。
ブラザーフッドに収録されていたBizarre Love Triangleのがシンプルで過剰なアレンジがされていなくて、こちらのバージョンのが好き。

あと、Every Little Countsも好き。

名盤とされるアルバム 権力の美学。
Your Silent Faceが好き。
ニュー・オーダーの曲で三本の指に入る曲だと思っている。

アルバム ロウ・ライフ。
ジャケがスティーヴン・モリスなのは何故なのだろうか?
まあ、ニュー・オーダーのメンバーなら誰でも地味な感じな気がするけど。
アルバム・ヴァージョンのSub-cultureが好き。

アルバム テクニーク。
1989年リリース。
これはリアルタイムで聴いた初めてのニュー・オーダーのアルバム。
イビサ島でレコーディングされ、スティーヴン・モリスとジリアン・ギルバートが制作しているなか、バーナード・サムナーとピーター・フックは遊び回っていたというけど、本当なのだろうか?
シングルにもなったRound and Round、Vanishing Point、Dream Attackなどアルバムの後半に収録された曲が好き。

翌年にはシングル World in Motion リリース。
あまり好きな曲でなかったなー。
イギリスではフットボールで大人気な曲だけど。

この頃にサルベーションのサントラを中古店で見つけて買った。
個人的にはTouched By The Hand Of Godはここに入っていたのが好き。

アルバム リパブリック。
実は好きといえる曲が全く皆無。
一般的にはリグレットとかが人気なのだろうけど。

ついでに記すと、ニュー・オーダーの代表曲とされるBlue Mondayが全く好きではなくて。
今ここに記すときに久しぶりに聴いてみたのだが、イントロで意外にいけるかも、とか思ったのだが、シンセ・ベースが入ったところでやはり駄目だった。
フッキー自身のベースが入ったところで脱落してしまった。
あと、Fine TimeとかRegretが全く駄目なんだよなー。
私自身ではニュー・オーダーは好きなバンドなんだけど。

ニュー・オーダーは、アルバム テクニークとアルバム リパブリックの間に各メンバーがサイド・プロジェクトを手掛けている。
バーナード・サムナーはジョニー・マーとのエレクトロニック(あとペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントとか)、スティーヴン・モリスとジリアン・ギルバートがジ・アザー・トゥー。
そしてピーター・フックのリヴェンジ。
このリヴェンジのアルバム One True Passionが個人的には大好き。
シングルの7 Reasons、Pineapple Face、Slaveがわりと好き。
特にPineapple Faceが好き。

7 ReasonsとPineapple Faceを比べると別のバンド?って思ってしまう。
ところどころニュー・オーダーっぽいところがあるところも好きだなぁ。
リヴェンジはのちにGun World Porn、2004年にCD2枚組になって再販されたONE TRUE PASSION V 2.0とかも購入してしまった。