YMO について その2

しぱし個人的な思い出話を。
1991年に私は関西では割と知名度のある職場でアルバイトしていた。
身分的には大学生だったけど、出席を取る授業だけは出て、あとの時間はアルバイトに多くを費やしていたような学生だった。
今の学生はキチンと授業に出ていると聞くから本当に頭が下がる。
バイト先には近くにCD店があり、昼食のあとはそこに通っていたことを思い出す。
その店では松岡英明フリッパーズ・ギター筋肉少女帯ニュー・オーダーのCDなどを買った記憶も。
そしてその夏頃だろうか。
YMOのアルバム、サーヴィス もそこで購入した。
職場で仕事が終わった後、年齢の近い人たち数人と一緒に
CDラジカセで、 サーヴィス のS.E.T.スーパー・エキセントリック・シアター)のところだけを一緒に聴いたのを覚えている。
結構、受けていたと思う。
YMO+S.E.T. のところとか、ハンコを鼻に「詰めました」ところとか。
あと、高橋幸宏のアルファ期のCDも同時期に購入したはず。
WHAT, ME WORRY? ボク、大丈夫!! のIT'S GONNA WORK OUTを聴いては気分はノリノリで働いていたものだ。
職場で仕事が終わったあと、ノリノリで聴いていたのだけど、まわりからは変なヤツだと思われていたかも。
ところでその職場では、その会社の社長の息子さんも大学生で、バイトとして一緒に働いたりしたことがあった。
同じ学生バイトの私たちとも仲良くなった。
意外。
といってはなんだが、社長の息子としては私たちと接するときも丁寧に接してしてくれた。
いや、普通そうなのか。
あちらの方が年下だったから?とか思ったけど、とにかくなかなかナイスガイだった。
他にも名前を聞いたことがあるような企業の方とかがそこで研修として数週間派遣されていたりして、こちらもいろいろ勉強になったと思う。 
この時期、いい人に多く出会えたのではなかろうか。
人によっては休日に自宅に呼んでもらったり。
ちなみに、そのバイト先はそれから数年後には倒産してしまったのだけど。

アルバム 浮気なぼくら。
EXPECTED WAY/希望の路 、LOTUS LOVE 、 KAI-KOH/邂逅 、 WILD AMBITIONS が好き。
特に WILD AMBITIONS が好き。

そして何故だろうか。
当時は浮気なぼくら (インストゥルメンタル) も買ってしまった。
2003年の再発盤からはアルバム 浮気なぼくら は2枚組CDとして発売されるようになった。
2枚目のディスクが 浮気なぼくら (インストゥルメンタル)になって、ある意味、強制的にインスト盤も買わされるようになったとも言えるけど。

アルバム サーヴィス。
THE MADMEN 、 SEE-THROUGH が好き。


   
細野晴臣omni Sight Seeingが出たあとにN⚪Kでomni Sight Seeing録音時の様子とかをまとめた番組があったけど、そこで細野さんの略歴が少し語られていた。
その時の映像にはYMOの散開ライブでTHE MADMENを歌う細野さんの映像が少しあった。
それを見てたからTHE MADMENには興味あったのかも。

ライヴ・アルバム アフター・サーヴィス。
WILD AMBITIONS くらいかなー、好きなの。
この1983年当時のYMOはライヴ演奏するにあたってMTRを使用している。
初期にはシーケンサーが暴走したのに関わらず、ライヴではシーケンサーを使用していたあのYMOが。
まー、とにかく個人的にはライブ盤ってあまり好きでなくて。
YMOも例外ではなくてパブリック・プレッシャー やのちのアルファ商法のライブ盤も。
YMOはライヴではけっこうアレンジとか変わるなど楽しみがあるのだろうけど、個人的にはその楽しみがあまり分からないんだよな…。

個人的にはYMOは散開後になって聴き始めたわけけど、アルバム テクノドンではじめてリアルタイムで聴けるようになるとは。