松岡英明 について

岡村ちゃん について を記して思ったのだけど、
岡村ちゃんってオリジナルに限ればアルバム、8枚しか出していなかったのね。
他に早熟とかエチケット2種とかもあるけど。
ふーむ。

そして表題の人ですよ。
実はスゴく好きなアーティストで。
オリジナル・アルバムの数でいえば、11枚。
ベスト盤4枚( "18" ~松岡英明 ベスト 、
The LEGEND、Is This My Vision? ~HIDEAKI MATSUOKA THE BEST IN EPIC YEARS~ ←これは2CD+DVD、GOLDEN☆BEST 松岡英明~シングルズ 1986-1994~)。
あとソニーのオーダー・メイド・ファクトリーで アルバム VISIONS OF BOYS から LIGHT AND COLOUR までのCD5枚もリマスター盤で買いましたよ。
おまけでピンバッジもらったけど、出来れば普通に店頭で買いたかった。
あと何故 LIGHT AND COLOUR までの5枚目までしか出ていないのだろう?
ほかに TV-NOIZ テクノの遺伝子 とかも家にある。
思うのだけど(曲の) VISIONS OF BOYS はやはりオリジナルのバージョンが好き。
ホッピー神山による編曲の。

個人的に 松岡英明 を知ったのは、1987年。
当時、夜中に日本のアーティストのPVを集めた特番があった。
それを録画していたのだけど、そこで 松岡英明 の あたらしいシンパシー のPVを見た。
その特番はメジャーのアーティストのPVをまとめて放送していたのだけど、メジャーとはいえ知名度でいえば地味めのアーティストばかりだったような気がする。
ルースターズの 再現できないジグソウパズル のPVもその番組ではじめて見た。

あたらしいシンパシー のPV。
やたらカッコよかった。
何度繰り返しで見たことか。

その時から 松岡英明 は私のお気に入りのアーティストとなったのだ。
当時は既にセカンド・アルバムの DIVINE DESIGN がリリースされていて、ファースト・アルバムの VISIONS OF BOYS と共にレコード・レンタルですよ。
ちなみに個人的にCDを導入したのはその数年後だった。
だから当時はCDにしか入ってなかった Dance with abandon はその頃は聴いていない。

アルバム VISIONS OF BOYS はいまだに好きなアルバムの1枚。
もしかしたら全曲好きかも知れない。

先に記した あたらしいシンパシー 、歳月、君を待つ、夜空は星の宝箱 、松岡自身が作曲の Virtue & Vice とか タイトルチューンの VISIONS OF BOYS とかが特に好き。

布袋寅泰ホッピー神山というサウンドプロデュース陣はここで結果的に最高の仕事したと思っている。

アルバム DIVINE DESIGN と アルバム VISIONS OF BOYS は双璧といっていいアルバムだと思っている。
DIVINE DESIGNの収録曲では Dance in Versailles や Young Pirates、そしてタイトル曲の Divine Design が好き。

このアルバムでは一曲を除いて全曲、西平彰・編曲。
その一曲が Around the World。
好きな曲。

この曲のみホッピー神山・編曲。
アルバム VISIONS OF BOYS のアウトテイクだったらしい。
成沢忠・作曲。

VISIONS OF BOYS、DIVINE DESIGN の2枚のアルバムは私のお気に入りとなり、後にCDも購入して楽しんでいた。
しばらくしてラジオで確か毎週土曜日16時から18時まで松岡がレギュラー出演しているのを知った。
NHK大阪の番組だったはず。
当時は私は大阪在住だったから知ってからは毎週聴いていた。
番組のために松岡は当然、毎週土曜日は大阪に移動だったけど、時々新幹線が遅れたりして松岡が不在で番組が進行したことも何度かあった。
そういう時には松岡は電話でラジオ出演とかしていた。
ところで、番組に出演するのに新幹線が遅れたとかの場合、出演料とかどうなるのだろう?

その番組では松岡による選曲だと思うのだけど、けっこういろいろなアーティストの曲とか聴くことが出来た。
ヴァージニア・アストレイデヴィッド・シルヴィアンのSome Small Hope を私はその番組で知ったはず。
他にもいろいろな曲をその番組で知ったのだけど他の曲は思い出せない。
グラス・バレーもその番組で知ったと思う。
そのような話題も音楽好きリスナーとしては非常に役だった。
番組では Please Burn Up Love Passion や Dance with abandon とかの曲の一部を使用したジングルとかも印象に残っている。

その翌年になって、松岡英明は今度はテレビの音楽番組 Just Pop Up の司会者として活躍した。
たぶん松岡による人選で出演アーティストを決められたこととかあったのではないかと思う。
とにかく様々なアーティストを見れて当時の私にはたいへん楽しめた番組だった。

同じ年だと思うのだけれど、サード・アルバム 以心伝心 がリリースされた。
この時にはすでに個人的にはCDプレーヤーを導入していた。
アルバム 以心伝心 には前年に12インチ・シングルでリリースされていた Virgins や B面の Living In A False Scene が収録されていた。
2曲とも好き。

アルバム 以心伝心 は、松岡英明自身による作曲は先行12インチ・シングル Virgins 収録の2曲とタイトル曲 以心伝心 のみ。
松岡英明は作詞の多くを手掛けていた。
アルバム収録曲では、シングルにもなった WonderlandやEyes never lies 、そして HAPPY BIRTHDAY が好き。
特に HAPPY BIRTHDAY は大のお気に入り。

1989年にはアルバム Kiss Kiss リリース。
一部はイギリスで録音されている。
カヴァー曲の I LOVE ROCK'N ROLL 以外はすべて松岡英明自身による作曲。
STUDY AFTER SCHOOL と YOUR LOVE IS MY SIN のみ 松岡英明と奈良部匠平の共作。
先行シングルになった STUDY AFTER SCHOOL はめちゃめちゃ好き。

ただし、アルバム収録のハウス・バージョンは全然良くないと思っている。

II Love Rock 'n' Roll はジョーン・ジェットのカヴァーが有名だけど、ジ・アロウズがオリジナル。
松岡英明のカヴァーでは、クリストファー・カレル(マイケル・ジャクソンのアルバム BAD でシンクラヴィアのオペレートに関わってた人。)によるシンクラヴィアを使用した。
WINTER WHITE RAIN にはヴァージニア・アストレイが参加。
ヴァージニア・アストレイはコ・プロデューサーとしてクレジットされているマイク・ピラが知り合いで、電話したらヴァージニアは来てくれたらしい。
先行シングルになった Kiss Kiss とか現在でも良曲として通用するのではないだろうか。
当時、シングルの Kiss Kiss が出る前にタイトルだけを雑誌か何かで知った。
個人的にはKiss Kissはこんな曲だろうか?と勝手に節をつけて学校からの帰り道に歌ったりしていた。
アップテンポで盛り上がる曲だろうと勝手に思ってることいたのだけど、実際にリリースされたのは曲調からして全然違った。
松岡英明のKiss Kissのが圧倒的に良かった。

そしてアルバム LIGHT AND COLOUR 。
このアルバムでは松岡英明は全曲の作詞・作曲・編曲・プロデュース、さらにプログラミングも担当した。
このアルバムではもう SHADE AND DARKNESS が好きだ。
松岡英明の曲でベスト3に入るくらい名曲ではなかろうか。

そして。
その後出たアルバムは、イマイチかなー。
全部ちゃんと購入したのだけど。
あと、EPIC時代のLDとかいくつかディスク⚪ニオンで中古で見つけたときに買った。
Visions of BoysのPVはLDを買ったときに初めて見た。
そのLDを買ってから少しすると、この世にはDVDが出はじめた。

松岡英明は特にデビュー数年の作品がスゴくよくて。
英語による歌詞の曲も好きだった。

今のところアルバム FUTURE TOY ってのが最新のアルバム。
DVD付きのを購入していたのだけど、2005年リリースか。
その後もアニメ絡みで何曲かリリースしていたけど、松岡は作曲には絡んでいなかったと思う。
そろそろ新しいアルバムを出して健在ぶりを世に知らしめて欲しい。

そう言えば以前に、ホッピー神山・プロデュースでニュー・アルバムを制作、という話をTwitterで見た記憶があるのだけれど、その後その話はどうなったのだろうか?
 
時々本人?のTwitterを見ていたりするのだけれど、松岡英明が今も活動しているのは嬉しい。
だから新しいアルバム出して。