YMO について その4

濱口竜介監督のドライブ・マイ・カーがアカデミー賞に4部門でノミネートされた。
すでにカンヌ国際映画祭4冠はじめ様々な国際的な映画賞を受賞をしているが、これはスゴい。
村上春樹・原作の短編小説集 女のいない男たち に収録された「ドライブ・マイ・カー」を映像化したもので、さらに同短編小説に収録の「シェラザード」「木野」のエピソードも含むという。
村上春樹の原作では舞台は東京だったが、映画化するにあたって東京では自由に車の走行シーンが撮れないことから、韓国の釜山で大部分を撮影するはずだったらしい。
ところが新型コロナの影響もあって、脚本をリライトして舞台を変更して広島を中心に撮影されたという。
海外ではもしかしたら村上春樹も広島も知られた人物/場所だから…。
いや、そんなの関係なく一映画として評価されたのだろう。
濱口竜介監督がスタッフ・キャストに恵まれたと語る映画「ドライブ・マイ・カー」、個人的にも見るかーと思ったのだけど、上映時間がほぼ3時間…。
長い。
個人的にはトイレ的にけっこう厳しい!
ちなみにアカデミー賞の発表・授賞式は3月27日(日本時間28日)なのでそれまでになんとか見たい。

あと、藤井聡太竜王、五冠とか。
羽生善治さんとかスゴいと思っていたけど、棋界にも次々とスゴい人が現れるもんだね。

1993年の3月だったと思うのだけど、MTVでクラフトワークの数分くらいの特集みたいのを見た覚えがある。
その頃からいわゆるテクノが少しずつ、メジャーなフィールドで展開していく。
この頃はモービーのGoやケヴィン・サンダーソンのインナー・シティのLet It Reignなどを耳にしていた。
個人的には後から知ったのだけど、テクノやハウスはすでにデトロイトやシカゴでは大きなムーヴメントと化していた。
ホワン・アトキンスやデリック・メイ、フランキー・ナックルズ、UR。
ヨーロッパでもデリック・メイなどは既に広く聴かれていたらしいし。
エイフェックス・ツインもすでに活動を始めていた。
その頃の日本では電気グルーヴTMNのシングル RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 2.0)に収録されたRHYTHM RED BEAT BLACK Version 300000000000でメジャー・デビューした。
個人的にはこれで電気グルーヴの名前を知ったのかもしれない。
電気グルーヴはデビュー・アルバム FLASH PAPA がリリースした時にプロモーション用の8cmCDをどこかで貰って聴いていた。
電気ビリビリが気に入って何度も聴いていた。
電気グルーヴはアルバム VITAMINを1993年12月にリリースした。
これまでよりもテクノに寄ったアルバムで、VITAMIN全編にはローランドTB-303が使用されている。
VITAMINを制作した頃、石野卓球はロンドンでアシッド・リバイバルを体験した経験からこれまでよりもテクノに寄ったアルバムを、となったらしい。
VITAMINは個人的にはHappy Birthday、富士山、カバーのPopcornが好き。
ケン・イシイも1993年にデビューしていたし、これらテクノ・ムーヴメントに沿ってYMOリバイバルも待望されたのだろう。
アルファ・レコードからはYMOの過去のライブ・アルバムやビデオ/LDなどが発売されていたし。
なかにはいわゆるアルファ商法と呼ばれることになる様々なCDが発売されることになったのだけど。

1993年にはCUBIC-YMO SINGLE BOXとしてYMOの各シングルをそれぞれ8cmCD化。
8cmCDはそれぞれ12cmのCDケースに入れられていたBOX。
シングルCD9枚に、SEE THROUGH (REMIXED BY BRIAN ENO)を収めたシングルCDの計10枚仕様。
CUBIC - YMO ANALOG SINGLE BOXと同時にアナログのシングル・レコード・ボックスが発売された。
個人的にはCUBIC-YMO SINGLE BOXを購入してしまった。
YEN BOX は、YENレーベルで発売された全レコードをまとめてCD化してボックス化したもの。
YEN BOX Vol.1はCD17枚組・YEN BOX Vol.2 CD18枚組でそれぞれ発売された。
ちなみにYEN ボックス Vol.1/Vol.2は1996年末にリリースされたが、個人的にはその1年くらい後に購入した。
YEN ボックスは各アルバムが紙ジャケット化されていたけど、それぞれの歌詞カード/インナースリーブを紙ジャケットの中には挿入せずになぜかボックス内にまとめて入れられていたという謎仕様だった。
YENでリリースされたオリジナルアルバムの他にも高橋幸宏のシングル収録曲やライブ音源、カラオケなどをまとめたCDであるイッツ・ア・Y.T.ワールド。
そしてYMOのカラオケ、SEE THROUGH (REMIXED BY BRIAN ENO)などをまとめたCDであるYMO YEN YEARS。
これらも収められた。
購入者特典として応募したらもらえた寸志というものがあった。
寸志はシングルCDに3曲が収録されていたらしい。

1. 夢見る約束(ソノシートヴァージョン)
2. レプリカントJ.B.(オリジナル・TRA・ヴァージョン)
3. 鏡の中の10月(デモ・ヴァージョン)

1は細野晴臣フィルハーモニーのLP初回盤についていたソノシートに収録されたもの。
細野晴臣によるボイスによる案内のあとに、夢見る約束が収録されている。
2は立花ハジメ
Mr.TECHIE & MISS KIPPLEに収録されたレプリカントJ.B.は高橋幸宏によるドラムに差し替えされている。
カセットマガジンTRAではリン・ドラムを使用していて単調らしい。
3は小池玉緒のボーカルが入る前のデモらしい。

YEN BOXを購入した時期的に応募はすでに終わっていたので持ってはいないのだけど、音源としては一応、耳にしたことがある。
夢見る約束(ソノシート・バージョン)と鏡の中の10月(デモ・ヴァージョン)はその後、YouTubeで普通に聴けた。

YMO本、periodが発売されたのも1993年。
8cmCDが付属していて、東風の1980年のライブ音源と映画プロパガンダで使用されたM-16が収録されていた。
M-16はこの時が初CD化。
M-16はその後、坂本龍一が選曲・解説・監修・リマスタリングを担当したベスト盤 UC YMO に収録されている。

1994年にはYMO LP BOX。
イエロー・マジック・オーケストラ日本盤からアフター・サーヴィスまでのLPに、細野晴臣のインタビューを収録した片面ディスクのLPが入っていたBOX。
細野晴臣のインタビューだけを聴いてみた。
他のLPは針を落としたこともないはず。
ただ、それぞれのLPを広げて眺めてみたりして楽しんだのだけど。
ちなみにYMOのアナログ盤はこのBOXとアルバム BGMの米国盤のみ所有している。
1981年を、リリースされた米国盤をディスク⚪ニオンで中古で購入した。
確かミックスが日本盤と異なるらしい。
未だに聴いたことはないのだけど。

1995年にはオーヴァー・シーズ・コレクション。
CD2枚組で初回盤のみブックレット付き。
海外で発売されたYMOのシングルは独自の編集がされていたりしたが、その音源を収録したのではなくて、その音源を模したものを収録したもの。
え?今となってはそんなのをリリースするなよ!というようなものだったのだけど。

その他ライブ音源もいろいろリリースされた。
1991年にはフェイカー・ホリック。
第1回ワールドツアーより4公演を編集したCD2枚組。
紙ケースのカバー付いていた。
店頭で見ただけだけど、フェイカー・ホリックの再販されたのはCDはジャケットがやや黄色っぽい気がする。
フェイカー・ホリックはのちにRestlessから輸入盤も発売された。
個人的にはブック⚪フ中古で購入した。
こちらにはCOSMIC SURFINのライブ音源が追加収録されている。

さらにライブ盤のリリースは続いた。
ライヴ・アット・武道館1980はビデオでリリース済みのものの音源をCD化したもの。
CDのウィンター・ライヴ1981はビデオのウィンター・ライヴ1981と同じ音源をCD化したものにLOOMのスタジオ音源に歓声をかぶせたものを追加している。
どちらも買ったけどな!
2005年にはこれらライブ音源のCDをまとめたボックス L-R TRAX Live&Rare Tracksが発売されて、また同じ音源を購入してしまうのだけど。

YMOの映像作品はLDでいくつか購入した。
Y.M.O.伝説 1983散開コンサート at 武道館、TV-YMO
後者はテレビ番組に出演したYMOの模様をまとめたもの。
ひょうきん族に出演した時のトリオ・ザ・テクノの漫才も収録されている!
Y.M.O.伝説 1983散開コンサート at 武道館、TV-YMOは単独ではDVD/Blu-ray Disc化されていない。
後に

Giga Clip
Giga Live
Giga Capsule

というDVD3点が発売された。
Y.M.O.伝説 1983散開コンサート at 武道館、TV-YMOはそれらに収録されたけど現在は廃盤になってしまっている。
初回盤は紙パッケージ という仕様のをそれぞれ購入した。

1998年にはCD-ROM YMO SELFSERVICEをリリース。
CD-ROM2枚組+CD。
CD-ROMにはYMOの音源全114曲がmp3でノーカット収録されていた。
他のコンテンツはほぼ見たことがないので記憶にはないのだけど。
CDにはBEHIND THE MASKRYDEENのそれぞれライブ音源を収録。
同じ頃にムーンライダーズもCD-ROMを出していた。
Damn! moonridersというCD2枚組+CD-ROMの3枚組のやつ。
そちらも購入してしまった。
CD-ROMは他にもボブ・ディランとプリンスのも購入してしまっている。
個人的にちょうどDVDプレーヤーを導入した時期だった。

Giga Clip

HISTORY OF YMO

・CLIPS
COSMIC SURFIN' (LIVE)
FIRECRACKER
TECHNOPOLIS
RYDEEN
RYDEEN (LIVE)
BEHIND THE MASK (LIVE)
DAY TRIPPER (LIVE)
NEUE TANZ (LIVE)
MUSIC PLANS (LIVE)
ONGAKU (LIVE)
EXPECTING RIVER
TAISO
TONG POO
Kimi Ni Mune Kyun
COSMIC SURFIN' (LIVE)

・INTERVIEW
細野晴臣
坂本龍一
高橋幸宏

・TV-YMO
TECHNOPOLIS
RYDEEN
TIGHTEN UP
RIOT IN LAGOS
SOLID STATE SURVIVOR
RYDEEN
TRIO THE TECHNO
CUE
KEY
過激な淑女
WILD AMBITIONS
以心電信

Giga Live<1979 GREEK THEATER>
TONG POO
1000KNIVES
BEHIND THE MASK
RYDEEN<1979 HURRAH>
LA FEMME CHINOISE
TECHNOPOLIS
FIRECRACKER
SOLID STATE SURVIVOR<1980 BUDOKAN>
RYDEEN
RIOT IN LAGOS
THE END OF ASIA
BEHIND THE MASK
NICE AGE
RYDEEN
MAPS
LA FEMME CHINOISE
CITIZENS OF SCIENCE
SOLID STATE SURVIVOR
RADIO JUNK
ZAIKUNGTONG SHONEN
FIRECRACKER
TIGHTEN UP
COSMIC SURFIN'
1000KNIVES<1981 WINTER LIVE>
LIGHT IN DARKNESS
CAMOUFLAGE
TAISO
COSMIC SURFIN'<1983 散開LIVE>
TONG POO
THE MADMEN
KEY
FIRECRACKER
TECHNOPOLIS

Giga Capsule
片面がDVDでその反対側の面がDVD-ROMという仕様だった。

DVD-VIDEOパート<1979 HURRAH>
ZAIKUNGTONG SHONEN
ROCKET FACTORY<1981 WINTER>
PURE JAM
STAIRS
HAPPY END
CUE<1983 散開LIVE>
BEHIND THE MASK
LA FEMME CHINOISE
SHADOWS ON THE GROUND
KAI-KOH
SEE-THROUGH
RYDEEN

このDVDのあと、
・COMPLETE HURRAH
YMO WINTER LIVE '81
YMO 1979 TRANS ATRANTIC TOUR
YMO CLIPS
・PROPAGANDA

がDVD化された。

このなかではYMO WINTER LIVE '81とPROPAGANDAを購入した。
PROPAGANDAは散開時に作られたYMOの映画。
散開ライブの映像でほぼ作られたような映画。
個人的には散開ライブは好きではないし、この映画も内容的によくわからない作りだと思っているのだけど。

TM NETWORK について その3

石原慎太郎・元都知事が亡くなった。
あと、ニール・ヤング他がSpotifyから楽曲を引き上げたり。
新型コロナはオミクロン株で感染拡大中。
ただ、オミクロン株は重症化率と致死率がかなり低下している。
私個人は今のところ感染していないけど、いつ大丈夫じゃなくなるだろうか?
石原慎太郎は元都知事というのが個人的には印象がある。
10年前くらい前はまだ都知事だったのだな~。
もっと前かなと思っていた。
ちなみに著作は読んだことない。
芥川賞作家でもあるし、何か読んでみようと思っている。

松岡英明のベスト盤第2弾、REMIND -35th Anniversary Box-がソニーミュージックショップ限定で発売される。
DISC-2の選曲が発表されて、これで収録曲や仕様が確定したっぽい。
ところでREMINDについてはちょっと言いたいことがあるのだけど。

TM NETWORKのライブ音源コンピが発売される。
LIVE HISTORIA T ~TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015~とTM NETWORK
LIVE HISTORIA M ~TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015~っての。
それぞれ2枚組CDで前者がソニー、後者がAVEXから発売される。
そして正式な収録曲が発表されたのだけど、1985年のDRAGON THE FESTIVAL TOURからの音源がいっさいぬ収録されていない。
DRAGON THE FESTIVAL TOURの映像はBlu-ray BOX TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 に収録されているが、この時までDRAGON THE FESTIVAL TOURの映像があったとは知らされてなかった。
DRAGON THE FESTIVAL TOURの映像を見るにはBlu-ray BOX TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 を購入しろということか。
なんというか、DRAGON THE FESTIVAL TOURの音源がLIVE HISTORIAに収録されないあたり、Blu-ray BOX TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994を買え、というソニーの意志を感じてしまう…。
TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994 は限定生産だったからもう売ってないんだけどさ。
でもソニーもDRAGON THE FESTIVAL TOURを90年代にリリースしておけば売り上げ的にはよかったのではなかろうか?

LIVE HISTORIA T には未発表曲の17 to 19 が収録される。
この曲、木根尚登・著の 真・電気じかけの予言者たち には作詞 小室哲哉、作曲 木根尚登と記されていた。
ちなみにLIVE HISTORIA Tには17 to 19のあとにTIMEMACHINEが収録される。
17 to 19とTIMEMACHINEはいずれも作詞 小室哲哉、作曲 木根尚登
そしてどちらも1984年の渋谷Parco Space PartⅢで収録されたのが収録される。
TIMEMACHINEは渋谷Parco Spaceで演奏されたあと、1986年のFANKS FANTASY DYNA-MIX、TMNになってからもライブで演奏されていたようだ。
そしてTMNの終了コンサートとされたTMN 4001 DAYS GROOVE二日目の最後に演奏されている。
個人的にはTIMEMACHINEを収録したCDであるTMN final live LAST GROOVE 5.19は、WORLD HERITAGE DOUBLE-DECADE COMPLETE BOXが出るまで聴いたことがなかった。
私はWORLD HERITAGEを購入して初めてTIMEMACHINEを聴いたのだ。
ちなみにTIMEMACHINEはスタジオ録音されていない楽曲。
TM NETWORKのマネージャーである立岡には、死ぬまでにTIMEMACHINEをスタジオ録音して残したいという発言もある。
TMのライブ音源なら1984年~1988年くらい、つまりデビューからhumansystemまでの時期のを聴きたいと思う。
今ではライブとか商品化するときは全編撮影するというのは当たり前だろうけど、80年代には曲によって録画する/しないとか決められていた、という話を耳にしたことがある。
だから昔のTM NETWORKのライブのビデオは収録時間が短いのだと思っていた。
だけどDRAGON THE FESTIVAL TOURが全編あるのなら、実はカメラの入ったライブはいずれも全編あったりするのだろうか?
もし全編あるのならぜひ出して欲しい。
TOUR '86 FANKS DYNA☆MIXとかTOUR '87 FANKS! BANG THE GONGとか。

個人的にTM NETWORKはすごく好きなグループだった。
以前にも記したが、ライブ・チケット取るために電話とかしたもの。
TMのライブには結局行ったことはないのだけど
たぶんその思いのピークはhumansystemくらいだったと後で思う。
ビデオ Gift for Fanks Video since 1985-1988を購入したことを思い出した。
それまでビデオは高くて。
TMのビデオとかも一万円くらいしたと思う。
ところがGift for Fanks Videoは比較的安かった。
(この頃からビデオの価格は安くなっていた。)
収録時間は30分もなかったけど、この頃のPVが5曲と確かKiss Japan TM NETWORK Tour '87〜'88のオープニング映像を収録していた。

現在でもTM NETWORKで評価が高いと思われるアルバム CAROL~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~は自分的には全く盛り上がらなかったな。
この頃、TM NETWORK紅白歌合戦に出ていた。
加山雄三が司会で「COME ON EVERYBODY '88 FINAL MEGA MIX」と紹介していたのを記憶している。
あと、木根尚登・著の小説 CAROLも買った。
結構、あっさりと読める本だった。

リミックス・アルバム DRESSもシングル3枚とかも購入したけど、自分的に盛り上がらなかった。
その後のTMN改名とかでも…。
でも、GBとかパチパチとかの雑誌はチェックしていたし、アルバムやシングルCDとかも購入していた。
TMN COLOSSEUM とかTMN CLASSIXは買わなかったけどな!
ちなみにいまだに聴いたことがない。
だから1994年4月21日にTMNが終了を発表したとき、ちょっとホッとした気持ちだったような気がする。
終了時のGROOVE GEAR とかも購入しなかったし。
それから1999年になって、TM NETWORKは活動を再開することに。

2004年になってボックス WORLD HERITAGEが発売されると知った時、HMVで予約した。
久しぶりにTMにお金を遣った。
WORLD HERITAGEはTMのソニー時代の音源をまとめたボックス・セット。

TM NETWORKTMNの各アルバム、

RAINBOW RAINBOW
CHILDHOOD'S END
TWINKLE NIGHT
GORILLA
Self Control
humansystem
CAROL~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~
DRESS
RHYTHEM RED
EXPO

そして、

Gift for Fanks
TMN COLOSSEUM Ⅰ・ Ⅱ
TMN CLASSIX Ⅰ・II
TMN BLACK
TMN RED
TMN BLUE
TMN final live LAST GROOVE 5.18
TMN final live LAST GROOVE 5.19

TMのアルバムの計20枚を紙ジャケット使用(ただし帯はなし。)でぶっこんでいた。

さらに、

ALL the"Get Wild" ALBUM(CD)
"BEE"presents TM VISIONS(DVD2枚組)
TMN GROOVE GEAR 1,2,3(GROOVE GEAR BOXに収納されていたCD3枚)。

個人的にはボックス WORLD HERITAGEを購入したのは、"BEE"presents TM VISIONS(DVD2枚組)を見たいがためであった。
ある意味、このDVD2枚のために25,000円くらい?支払ったのだった。
たしかDVD目当てだったからCDはちっとも再生した覚えがない。
でも、保存用だから各アルバムも重要。
アルバム humansystemは音量を確認したくて聴いた。
あとTIMEMACHINEを聴いたぐらい?
WORLD HERITAGEの各CDはこの時点での最新のリマスター音源だったと思う。
Gift for FanksやTMN BLACK、TMN RED、TMN BLUEの収録曲はダブっている曲とかはぶいて編集して欲しかった。
おそらく編集するよりもそのまま出した方が手間とか余計な予算かからなかったのだろうと思っているのだけど。

その後、TIME CAPSULE all the singlesをブッ⚪オフで見つけて買った。
Detourをはじめて聴いた。

2004年の年末にはベスト盤 Welcome to the FANKS!がリリースされた。
インターネット投票でファンによって選ばれたベスト20を収録。
さらにDISC3には、アルバム未収録のカップリング曲や特典などで配布された曲が収録された。
私はDISC3目当てで購入した。
このあたりになってからアルバム キヲクトキロク 〜 Major Turn-Roundを購入したと思う。

2008年にTM NETWORK THE SINGLES 1がリリースされた。
もちろん初回限定盤を購入。
初回限定盤のDISC2を目当てで購入したもの。
その半年後にTM NETWORK THE SINGLES 2はリリースされるはずだった。
小室哲哉の逮捕を受けて発売延期となったのだ。
TM NETWORK THE SINGLES 2はその後、発売されたけど、初回限定盤の内容に興味を持てなかったので購入していない。

2017年にTM NETWORK WORLD HERITAGEは、 ~Revival and Renewal BOX~として再リリースされている。
CD+DVD26枚組BOXをリニューアル、2013年以降のリマスター音源を使用し、Blu-spec CD2仕様に。
さらにCD盤面のデザインも変更されているとか。
もちろん購入してない。
ソニーミュージックショップ限定販売で、さっき見たらまだ購入できるみたい。

ROXY MUSIC について

私はどちらかと言えばロキシー・ミュージックよりもブライアン・フェリーのソロが好きだ。
個人的にはアルバム ボーイズ・アンド・ガールズ は最高傑作の一枚に挙げられるほど大好き。
ブライアン・フェリーははじめ、もしかしたらテレビで見たCM(Don't Stop the Danceで踊っていたやつ。)で気になったのかも知れないし、アルバム ベイト・ノワール発表時の雑誌ポップ・ギアの記事で気になったのかも知れない。
その時にはすでにロキシー・ミュージックのLove is the Drugをクロスオーバー・イレブンで聴いていた。
クロスオーバー・イレブンでは比較的Love is the Drugがよくエアプレイされていたと思う。
それはともかく、私がとてもイケメンだった大学生の頃、ブライアン・フェリーとロキシー・ミュージックのベスト盤アルティメイト・コレクションを国内盤で買った。
ベスト盤アルティメイト・コレクションを聴いて Don't Stop the Dance が気になった。

それでDon't Stop the Danceが収録されていたアルバム ボーイズ・アンド・ガールズを購入したはず。
輸入盤で。
その後にアルバム ベイト・ノワールを購入した。
輸入盤で。
Seven Deadly Sins が特に好き。

あと、ロキシー・ミュージックジョン・レノンのJealous Guyのカバーも好き。
ジョン・レノンのオリジナルよりも。
ちなみにロキシー・ミュージックはJealous Guyをジョン・レノンが亡くなってすぐに出演したテレビで歌った。
それが好評だったことからJealous Guyをレコーディングしてシングルとしてリリースしたらしい。

ところで私はイケメンな大学生だったわけだが、実は同じ高校に通っていたのだけどずっとクラスが違ったせいか全く面識がなかった木谷君と大学生になってから仲がよくなった。
木谷君とは学部は違っていたけど、家が比較的近くだった。
ある時から木谷君が車で通学することになって、学校の帰りには時々車に乗せてもらっていた。
もちろん時々はガス代を私が支払ったり。
木谷君とは単発のバイトなどもよく一緒に行っていたなー。
車のなかでは木谷君の編集したカセットテープを聴かせてもらっていた。
だいたいはTM NETWORKとかTM NETWORKとかTM NETWORKとか聴いていたわけだが、ある時、木谷君のカセットテープには洋楽を編集したのが入っていて、その中にはロキシー・ミュージックのThe Main Thingが含まれていたはず。
記憶ではThe Main Thing なんだけど、もしかしたら The Space Betweenだったかも知れない…。

ちなみにその時のカセットには他にはウルトラヴォックスのSleep Walkが入っていたのを覚えている。
ロキシー・ミュージックのThe Main Thingをはじめて聴いて私はすっかりこの曲を気に入ってしまった。
曲名を教えてもらい、すぐにロキシー・ミュージックのアルバム アヴァロンのCDを購入した。
輸入盤で。
名盤として名高いアルバム アヴァロン。
当時でもアヴァロンはすでに名盤扱いされていた。
だけどその時の私にはアヴァロンが名盤とまでは思えなかったのだけど。

それからしばらくして何故かベスト盤のブライアン・フェリーとロキシー・ミュージックのベスト盤のストリート・ライフ (20グレート・ヒッツ)を買った。
輸入盤で。
もしかしたらアルティメイト・コレクションよりもロキシー・ミュージックからの曲が多かったから購入したのかもしれない。
ベッドに寝転がってヘッドホンで聴いていたのだけど、そのうちにSame Old Sceneを繰り返して聴くようになった。
気に入ってしまった。

それでSame Old Sceneが収録されていたアルバム フレッシュ・アンド・ブラッドを購入した。
輸入盤で。

それから数年経って、1998年頃。
ロキシー・ミュージックのボックス・セット、Thrill Of It All 72-82 を確かレコファンで中古で見つけて購入した。
もちろん輸入盤で。
CD4枚組で全67曲収録のボックス・セット。
確かロキシー・ミュージックの全スタジオ録音曲の80パーセントほどをまとめたボックスだったはず。
この時はロキシー・ミュージックはもうこれで充分だろうと思って買ったのだった。

1999年頃になって。
ロキシー・ミュージックの各アルバムがリマスターされた。
まず個人的にはアルバム フレッシュ・アンド・ブラッド、アルバム アヴァロンのリマスター盤をレコファンで購入した。
輸入盤で。
しばらくしてアルバム マニフェストの紙ジャケをレコファンで見つけたので購入。
こちらもリマスター盤の輸入盤。
どうも私は後期のロキシー・ミュージックが好みらしい。
その後、ブライアン・フェリーのボーイズ・アンド・ガールズ、ベイト・ノワールのリマスター盤が出ていたので購入した。

2012年になって。
ロキシー・ミュージックのthe complete studio recordingsを購入した。
輸入盤で。
CD10枚組のロキシー・ミュージックの全スタジオ音源のボックス・セット。
確かはじめは全アルバムのCD8枚に全アルバムのハイレゾ音源をDVD4枚に収録したのものが付くというアナウンスだったと思うのだけど、そのうちにハイレゾのDVDという話は消えて結局、全スタジオ・アルバムCD8枚+ボーナストラックをまとめたCD2枚の計10枚組となった。
ちょうど宇宙戦艦ヤマト2199の第1話・第2話を映画館で公開時に並んで待っていた時にケータイでAmazonで予約したことを覚えている。
価格は意外と安かった。
このロキシー・ミュージックのボックス・セット、実は廉価盤セットとして発売されたらしい。
CDとジャケットは(輸入盤としては)きっちりと作られているが、ブックレットなどは一切なし。
オリジナル・アナログ・マスターからのフラット・トランスファーという仕様で音量は低いながらもマスター・テープに近い音質に仕上げたものと当時は喧伝されたと思う。
ボーナス・トラックをまとめたCD2枚はシングルズ、Bサイズ・アンド・オルタナティヴ・ミキシズと題され、デビュー・シングルのヴァージニア・プレイン、シングルのジェラス・ガイ、様々な7インチ・ミックス、7インチ・ヴァージョン、12インチ・ヴァージョンなどが収められている。
あと、この時だったかブライアン・フェリーはインタビューでフェリー自身のソロのボックスも同じ仕様で発売すると言っていた気がするのだが、いまだブライアン・フェリーのソロ・ボックスは世に出ていない。
ブライアン・フェリーのソロのボックスか。
欲しい。
と思うのだけど、ボーイズ・アンド・ガールズとベイト・ノワールとカヴァー曲のI Put a Spell on Youくらいだからな好きなの。

あとオリンピアとアヴォンモアが気になる。
未発表アルバムとなった ホロスコープアルファヴィル(もはや残骸なのかもしれないけど)を含むボックスなら出たら絶対に買う。

そして2022年。
つい先日である。
部屋の掃除をしていたら、ボックス・セット the complete studio recordingsが出てきた。
これは私にきちんとすべてのアルバムを聴けということだろうか?

ところで、2018年にロキシー・ミュージックのファースト・アルバムのスーパー・デラックス・エディションが発売されている。
CD3枚+DVDという仕様で、12インチ・サイズのボックスに収納されているという。
DVDには映像のほかにもファースト・アルバムの5.1ミックスも収録されている。
同じ仕様でアルバム フォー・ユア・プレジャー~アルバム アヴァロンまで出るのかなと思っていたのだが、ファースト・アルバム以降は出ていない。
昨今のコロナのせいで遅れているのだろうか?
確かファースト・アルバムのスーパー・デラックス・エディションが出た時には既にアルバム フォー・ユア・プレジャーのスーパー・デラックス・エディションのためのリマスターは済ましているという記事を見た記憶もあるのだけど。

それはともかく、私自身としてはロキシー・ミュージックのボックス・セットに向かいあい、きちんと全部を聴かなければとか思っている。
他にもポリスのアルバム・ボックス、メッセージ・イン・ア・ボックス ポリス・ヒストリーとかスティーリー・ダンのアルバム・ボックス、シチズンとかエコバニの4枚組ボックス、ジョージ・ウィンストンのボックスとかも発掘したので、これらもきちんと聴かなければ、とか思っている…。

そういえばロキシー・ミュージックには初期にブライアン・イーノが在籍したことをひと言も書けなかった。
まあ、たいしたことは書けないのだけど。

SALON MUSIC について

ジャン=ジャック・ベネックスが亡くなった。
おそらく監督作ではベティ・ブルーのが有名だろうが個人的にはディーヴァの方が好き。
ディーヴァはDVD、Blu-rayも持っている。
確かディーヴァを、初めて見たのは中学生の頃で、深夜テレビで放送されていたのを見た記憶がある。
その時から好きな映画だった。
溝の中の月も割と好き。
ジャン=ジャック・ベネックスはドキュメンタリーなども撮っているが、意外と監督作は少ないのな。
とりあえず合掌。

そして水島新司が亡くなった。
亡くなった報のみでなく主にプロ野球選手から悼む記事がネットニュースでは次々と上がり、やはり多くの人に読まれていたマンガ家だったというのに気付かされる。
個人的には初期のドカベン山田太郎が柔道部員だったのに驚かされた記憶が。
ドカベン野球狂の詩はアニメも見ていたなぁ。
それにしても実在のプロ野球の選手が後にドカベンのシリーズに登場するようになったのにも驚いた。
とりあえず合掌。

サロン・ミュージック。
サロン・ミュージックの今のところの最新アルバム Sleepless Sheep は2011年にリリースされた。
もう11年が経ってしまった…。
その前のアルバム NEW WORLD RECORDは2002年にリリース。
2000年以降では再発とかベスト盤とかを除けばわずか2枚しかアルバムをリリースしていないことに。
メンバーの吉田仁は羊文学とかのプロデュース仕事などで時々その名を見るけど。
個人的にはサロン・ミュージックはちわきまゆみへの曲提供とかでその名を知ったと思う。
きっちりとは覚えていないけど。

サロン・ミュージックは1981年にイギリスでHunting on Parisでデビュー。
当時、現地では話題となったらしい。

1982年にはイギリス、フォノグラムからデビュー。
日本国内では1983年にファースト・アルバム My Girl Friday をリリース。
My Girl Friday にはHunting on Parisも収録されている。
他にもMuscle Daughterも。

Muscle Daughter

デュエットに夢中 WRAPPED UP IN DUET

1984年には高橋幸宏プロデュースのセカンド・アルバム La Paloma Show(ラ・パロマ・ショウ)
La Paloma Show はバックにムーンライダーズが参加していた。

Paradise Lost

1985年にアルバム Toplessをリリース。
1987年にアルバム This Isをリリース。
1988年にアルバム o boyをリリース。
そして1990年にはアルファのZaZaレーベルよりPSYCHIC BALL をリリース。
吉田仁のユニット(岡野ハジメとの)Quadraphonicsの2枚目もそうだけど、この時期にはアシッド・ハウスの影響を受けたサウンドとなっていた。
それまでのサウンドもそれはそれでよかったけど、この時のアルバム PSYCHIC BALLはメチャかっこいい。
冒頭のShadow Behindからしてメチャかっこいい。
サビには歌がないのだけど、同じ曲のShadow Aroundではサビにボーカルが付いている。
Shadow BehindとShadow Aroundは同じ曲なんだけど、サビのボーカルだけでなく音的にはいろいろ違いもある。
アシッド・ハウスだけど、エレクトリック・ギターが絡んでメチャかっこいい。
いずれも作詞・竹中仁見、作曲・吉田仁。
2曲目にはジミ・ヘンドリックスのカバー。
Purple Haze。
途中にプリンスのKissのフレーズが挿入されているし、90年代のPurple Hazeの音と言われれば、そうか、という感じ。
そしてP-16。
こちらもメッチャかっこいい曲。
こちらもアシッド・ハウスにエレクトリック・ギターの音が重なっている。
こちらは作詞・作曲 竹中仁見。

アルバム PSYCHIC BALL以降はアルバムだいたい購入している。
アルバム my girl friday とアルバム La paloma showをジャケットを変更してリイシュー。
そしてデビュー以前の初期の音源集 missing and wishing
1980~1983 demo and rare collection をリリース。
その後、アルバムとしては5年振りとなるアルバムM☆A☆S☆Hをトラットリアよりリリース。
アシッド・ハウスはどこに行ったのだろうか?ということで、冒頭のWho Just Can’t Be Happy?がメチャいい。

Wanna be Tiedは竹中のウィスパー・ボイスのドリーミーなサウンドで聴かせる。

このあとに出たサロン・ミュージックのアルバムはベスト盤を除いてはすべて購入したけど、きちんと聴いてなかったから記憶がない。
きちんと聴くから、ぜひニュー・アルバムとかリリースしてくれないだろうか?

Peter Gabriel について

2022年元旦から驚かされたことは うる星やつら の再アニメ化の報だった。
びっくりした。
2022年の初びっくりはうる星やつらによってもたらされた。
おそらくうる星やつらを知っている人の多くは2022年の初びっくりだったのではなかろうか。
うる星やつら はLD(レーザーディスク)化された時に電気店の売り場で見かけたことがある。
50枚のLDがふたつのボックスに収められて33万円で売られていた、という情報は今しがたネットで調べて驚いた。
うる星やつらは劇場公開作も5作、さらに1991年には放映開始10周年を記念して劇場6作目の いつだってマイ・ダーリン が公開された。
うる星やつらはOP曲ED曲も人気があった。
個人的にはヴァージンVSの星空サイクリングが好きだったな。
うる星やつらのテレビアニメはまあまあ見ていたけど、実はそんなに好きで見ていたアニメではなかった。
個人的には押井守の作風とか作品にはどうも縁がなかったのかも知れない。
押井守うる星やつらでは1話から106話までチーフディレクターを担当。
劇場版1作目・2作目で監督を務めている。

今度のうる星やつらは原作準拠のアニメ化で4クール製作されるらしい。
ちなみに、個人的にはうる星やつらは原作はほとんど読んだことがない。
高橋留美子 の諸作では めぞん一刻 が好きだけど、その他の作品はほぼ読んだことがない。
素直にラムちゃんデヘヘ❤とかしとけばよかったのだろうけど。

あとMETAFIVEの「メタ呼吸」も届いたのだけど、アナログ盤を購入したからまだ聴けないでいる。
だってレコード・プレーヤー持ってないんだもの。
今年こそレコード・プレーヤーを買おうかと、この正月には思ったのだった。

1986年。
この年、ジェネシスピーター・ガブリエル、そしてスティーヴ・ハケットが在籍していたGTRがそれぞれアルバムをリリースした。
ジェネシス、その元メンバー、元メンバーの在籍していたグループが同時期にアルバムをリリースしたことは当時の洋楽雑誌などでも取り上げられていた。
個人的には洋楽を聴き始めた頃だったから、ジェネシスとかまったく知らなかった。
ただ、フィル・コリンズのソロが大ヒットしていたのは知っていた。
個人的にはフィル・コリンズではDon't Lose My Numberが大好きだった。

1986年にはジェネシスのアルバム インビジブル・タッチがリリースされ、大ヒット。
シングル Invisible Touchとか大人気だった。
個人的にはアルバムのラストに収録されたインストのThe Brazilianが大好き。

その前年にリリースされたマイク・ラザフォードのグループ、マイク & ザ・メカニックスとかも好きだったな。
シングルになったSilent RunningとかAll I Need Is a Miracleとか。

ジェネシスとほぼ同時期にアルバム So をリリースしていたピーター・ガブリエルは、シングルのSledgehammerがクレイアニメをコマ取りにしたPVが人気を得たこともあってBillboard Hot 100で全米第1位となっていた。
個人的にもPVを楽しんで見てたこともあって、アルバム So をレンタルして聴いていた。
アルバム So は非常に聴きごたえのあるアルバム。
冒頭のRed Rain、ケイト・ブッシュとのデュエット曲のDon't Give Up、Mercy Streetなどが好き。
特にRed Rainが好き。

このアルバムでプロデュースを務めたのはピーター・ガブリエル本人およびダニエル・ラノワ。
ダニエル・ラノワは個人的に好きなプロデューサーのひとり。
U2の焔、ヨシュア・トゥリー他いろいろ、ボブ・ディランのオー・マーシー、タイム・アウト・オブ・マインド、ネヴィル・ブラザーズのイエロー・ムーンなどのプロデューサーだ。
アルバム So は2002年にはリマスター盤、2012年にはボックス・セットがリリースされた。
個人的にはどちらも購入した。
Soはリマスターした時から曲順が変更されたのが気になる。
In Your Eyesがアルバムのラストになった。
元の位置のがいいと思っているのだけど。

ピーター・ガブリエルのアルバムは、CDプレーヤーを持った頃に輸入盤で揃えた。
さすがにドイツ語盤とかは持っていないけど。
2002年のリマスター盤は全部購入したはず。
サントラのバーディーやパッションを含めて。

アルバム ピーター・ガブリエル
ジェネシス脱退後のソロ・デビュー・アルバム。
収録曲ではSolsbury Hill、Here Comes the Floodが好き。
Here Comes the Floodはもちろん、ベスト盤で新録されたやつのが好き。

Here Comes the Floodはガブリエルのファースト・アルバムにも参加していたロバート・フリップがExposureでカバーしていてそっちも好き。

アルバム ピーター・ガブリエル II。
プロデュースはロバート・フリップ
特に好きな曲はなし。

アルバム ピーター・ガブリエル III。
プロデュースはスティーヴ・リリーホワイト
ジャケがちょっと怖い。
夜遅くにこのアルバムのジャケを見るのは嫌だと感じる。
このアルバム、アナログ盤で持っている人はどう感じているのだろう?
収録曲ではIntruder、Lead a Normal Life、Bikoが好き。

Intruderでドラムを叩いたフィル・コリンズは、彼自身のIn the Air Tonightでさらにゲートリバーブを世に広める。
あとBikoはシンプル・マインズがカヴァーしたことも。

アルバム ピーター・ガブリエル IV。
米盤では「Security」ってタイトルをつけられてリリースされていた。
このアルバムではフェアライトCMIを使用。
収録曲ではThe Rhythm of the Heat、I Have the Touch、
Shock the Monkeyが好き。

1990年にはベスト盤シェイキング・ザ・トゥリーをリリース。
Here Comes the Floodが再録されていた。
アルバムのタイトル曲はユッスー・ンドゥールとのコラボ曲。
Shaking the treeは1989年にユッスー・ンドゥールのアルバムに収録され、ピーター・ガブリエルのベスト盤ではピーター自身のボーカルを再録している。

1992年にはアルバム Us をリリース。
プロデュースはダニエル・ラノワ、ピーター・ガブリエル
収録曲ではシングル曲のDigging in the Dirtが好き。

ピーター・ガブリエルは1994年にはライブ盤シークレット・ワールド・ライブをリリース。
シークレット・ワールド・ライブは映像版も同時にリリースされてた。
たぶん映像版がメインなのだろう。
だってシークレット・ワールド・ライブは2002年のリマスターのラインナップにも無かったし。
ライブの演奏陣の核がデヴィッド・ローズ(ギター)、トニー・レヴィン(ベース)、マヌ・カチェ(ドラム)という鉄壁の布陣。
ツアー・メンバーにはポーラ・コールが参加していて、Don't Give Up、Shaking The Treeではリード・ヴォーカルも担当。
あと、確かBikoが長くピーター・ガブリエルのライブでラストを飾る曲だったと思うのだけど、いつの間にかIn Your Eyesがラストでプレイされるように。
ここでもラスト曲はIn Your Eyes。
個人的にはピーター・ガブリエルのライブではBikoがラスト曲というのがきまりだと思っていたのに。

ピーター・ガブリエルはその後、2000年のイベントのサウンドトラック・アルバム OVOまで沈黙することになる。

oasis について

グラス・バレーのベスト盤とMV集が発売される。
Disc1にベスト盤、Disc2にMV集というCD+Blu-ray Discという仕様で来年3月にSonymusicshop限定で発売される。
CDの収録曲はすでに発表されているが、Blu-ray Discの方は後日発表されるという。
CDの選曲には納得できるけど、曲順がえ!?という感じなのだけど。
灰色のオリオンがラストで良いのだろうか?
曲順はこれで決まりなの?
あと価格。
CD+Blu-rayで税込6600円とか。
およそ2倍でグラス・バレーのCD BOX(CD6枚組)が買えるではないですか!
グラス・バレーの既発表の全曲が入ったCD BOX。
これはCD BOXを買え!ということなのだろうか?

そういえばソフトバレエのCD BOXもかつて発売されていた。
1995年までのアルファ期とビクター期の全ての音源が収録された11枚組CD/全141曲で藤井麻輝全面監修。
何故かアルバムごとではなく曲名でAからZまで順に並べた仕様というのでこちらの購入意欲は絶たれてしまったのだけど。
でも、完売したからなぁ~。

少し前に部屋を掃除していて、アラン・マッギーなどクリエイション・レコーズのインタビュー本のクリエイション・レコーズ物語を見つけたので読み返したりした。
読み返してオアシス発見という章はあるけど、意外にオアシス自体の記述は少ないと感じた。
アラン・マッギーはオアシスを見つけてデビューさせて少し後くらいまでは割と親密な関係だったようだが、オアシスがすぐにビッグな存在になってからは関わりが少なくなったことも記述があまりないということになったのかもしれない。
個人的にはプライマル・スクリームのがクリエイションという感じがするし、オアシスは国内盤を買うことが多かったのでオアシスはクリエイションというより普通にエピック・ソニーという感じ。
まあ、プライマル・スクリームだって今も(当時の)コロンビアとかソニーというイメージが強いのだけど。

オアシスがデビューしてしばらくした頃、喫茶店で他の客がテーブルでオアシスの話をしていたのを記憶している。
とは言っても「オアシスが ~」と言ってるようなのが聞こえただけで話はさっぱり分からなかったのだけど。
ああ、オアシスか、人気あるのだな、とか思っていた。

オアシスがデビューして、しばらくはその音はなんとなくラジオなどで聴いていたのだけど、いい曲だな、と気付くのにしばらく時間がかかってしまった。
実際にはじめてオアシスのアルバムを購入したのは、アルバム モーニング・グローリー。
Roll With It を聴いてノリのいい曲だなと思った。
そしてモーニング・グローリーの前にすでに発売済みだっWhateverが好き。

当時、そのシングルCDを国内盤で購入した。
収録曲のFade AwayやHalf the World Away もまあ気に入った。

アルバム モーニング・グローリーは、 Don't Look Back in Anger、Some Might Say、Morning Gloryが特に好き。

デビュー・アルバム もその頃に聴いたはずだけど、その時はオアシスの良さがサッパリ分からなかった。
その後、1998年くらいになってようやくRock 'n' Roll Star、Shakermaker、Supersonic、Live Foreverの良さがわかってきた。

1996年にはノエル・ギャラガーがボーカルに参加したケミカル・ブラザーズのSetting sunが大ヒット。

この曲でオアシスもちゃんと聴かなくちゃ、とか思ったのを記憶している。

サード・アルバム ビィ・ヒア・ナウ。
サッパリ良さが分からないのだけど。
Stand By Me、All Around the Worldくらいかなー、好きな曲と言えるのは。

クリエイション物語には ビィ・ヒア・ナウ についてそれぞれの曲を1、2分カットすれば良くなるみたいなこと書かれていたけど、そんなものなのだろうか?

アルバム ザ・マスタープラン。
いわゆるシングルのB面曲のベスト盤。
Acquiesce、Fade Away、そして The Masterplan が好き。


オアシスは個人的には不思議なバンドだと思っている。

TM NETWORK について その2

裸のラリーズ
公式サイトが今年10月に開設された。
そこでは水谷孝がすでに故人であることが明らかとなった。
発売中のレコードコレクターズ2022年1月号にはかつてラリーズに在籍していた久保田麻琴のインタビューが掲載されていて、来年には久保田麻琴によりリマスターされたラリーズの音源が一般にリリースされるらしい。
2019年には水谷孝はライブをしたいと久保田真琴との電話中で語り、ベースに細野晴臣を、という話もあったという。
久保田麻琴は細野と連絡を取り、細野はOKと返事したという。
その連絡を水谷にメールで知らせたが、その後、水谷孝は具合が悪化して亡くなってしまった。

かつて裸のラリーズのCDはリリースされたものの、数が少なく一般にまでは出回っていない。
何故だか分からないが、水谷は音源の流通を著しく制限していてその後の再発とか一切許可しなかったようだ。
一方ではラリーズのブートレッグが出回っていたという。
海外でもラリーズの存在は知られており、海外でもブートレッグが出回っていたらしい。
またネットオークションでラリーズのブートレッグが何度か出されたことがあり、それには水谷自身が関わっていたという噂もある。

裸のラリーズはとても特異な存在らしい。
ところで私はラリーズの名前を聞いたことはあっても、その音についてちっとも耳にしたことがないのだけど。
そのラリーズは来年、音源がリリースされる。

ライブ盤が何故か嫌いだった。
おそらくライブ盤の曲間の観客の声が入ったりするのとか嫌いだったのかも。
雑誌とかで多くのアーティストがライブ盤を発表したり、発表していたりという記事を厳しめの目で見ていたような気がする。
そんな私に「ライブってもしかしたら良いかも」と思わせたのがTM NETWORKだった。
アルバム Self Control リリース時のライブに行きたいと思って必死でチケット取るために電話したこともあった。
残念ながら電話は繫がらなかった…。
曲によってはライブ・バージョンのが良いと思うこともあるし。
例えばボブ・マーリーのNo Woman, No Cryとかライブのが良いし。
もちろんすべてのライブ音源が良いとは限らないがな!

というわけでTM NETWORKがライブ音源を集めたCDを二枚発売する。
ソニーAVEXからそれぞれ2枚組が1点ずつ。
つまり2点でディスクとしては4枚。
記しておきながらあまり興味はないのだけど。
TM NETWORK1984年のデビュー時にはライブをしないとしていた。
当時は機材的に充分なライブが出来ない、と判断されたのだろう。
だが、しばらくして方向転換。
その年12月にはライブを行っている。
ライブはELECTRIC PROPHETと題されて、渋谷と札幌の二ヶ所行われた。
おそらく札幌では1974がヒットしたこともあって、集客もできるとしてライブ会場に選ばれたのだろう。
このときの公演ではまだレコーディング前のELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)がラストに披露されている。
ELECTRIC PROPHETの映像は後にVISION FESTIVALとしてビデオ・リリースされ、後にはDVD化もされた。
全編ライブというか様々な映像・音もおりこまれているけど。
あと、非公式ではこの公演以前にもライブが行われたことがあるらしい。
このライブ ELECTRIC PROPHET以降、TM NETWORKはライブ公演にかなり注力するようになっている。

TM NETWORKは三人組。
小室哲哉はシンセ、木根尚登はエレクトリック・ギター(時にはアコースティック・ギターや鍵盤)、宇都宮隆はボーカル(時にはギターも弾いたり)。
ELECTRIC PROPHET以降のライブではドラムやギターなどのサポート・メンバーが登場する。
この間の配信ライブはサポートなしだったけど。
かつてはエレクトリック・ギターに松本孝弘(現・B'z)がTMのサポートを行っていた。
TM NETWORKは三人の正規メンバーとサポート・メンバーにあまり隔てはなかった。
サポート・メンバーも度々、小室哲哉のSF ROCK STATIONに出演していた。
ラジオ出演のギャラはサポートの面々にもキチンと出ていたのだろうか?
松本孝弘はB'zの最初期にも小室哲哉のSF ROCK STATIONに出演したことがあったはず。
稲葉浩志も出演していたと思う。
ちなみに個人的にはBAD COMMUNICATION 以前のピコピコというかシンセの音も比較的よく鳴っていた初期のB'zの三枚のアルバムはよく聴いていた。
そしてFENCE OF DEFENSEのメンバー。
FENCE OF DEFENSEの三人、 西村麻聡北島健二、山田ワタルはメンバーによって時期は異なるが三人ともTM NETWORKのサポート・メンバーだった。
FENCE OF DEFENSEのメンバーは後々でもサポート・メンバーとしてTM NETWORKのライブで活躍した。
TM NETWORKはライブではベースがいなくなったけど、アルバム CHILDHOODS END、GORILLAの後のツアーでは西村麻聡Self Control、humansystemの後のツアーでは日詰昭一郎が務めていた。
(Major Turn-roundのライブ時には春山信吾、LIVE IN NAEBA'03、2007年のREMASTERでは吉田建が参加している。)
日詰昭一郎といえば、小室哲哉のSF ROCK STATIONで披露された 神社でB とか忘れられない。
小室哲哉のSF ROCK STATIONではドクトル日詰(日詰昭一郎)としていくつか曲を披露していて、ハンバーグ&カニクリームコロッケ名義でシングル・レコードを受注生産していた。
ハンバーグ&カニクリームコロッケのメンバーはドクトル日詰(ボーカル)とスーパーウェーブ小室(ギター)、ファンキーチョッパー木根(ベース)、バックオーライ宇都宮(ドラム)。
つまり日詰昭一郎TM NETWORKである。
作曲は日詰昭一郎(ドクトル日詰・名義)、作詞は日詰昭一郎、とおなねき(つまり木根尚登)。
神社でB / 恋のながら族 としてシングル・レコードがインディーズとしてリリースされた。
恋のながら族 では松本孝弘がギターで参加している。
このレコード、確か購入したい人は当時、東海ラジオに申し込みをすればよかったはず。
当時、高校生だった私は何故買わなかったのだろうか?
あと、土管でCという曲もあった。
こちらは残念ながらレコード化とかしていない。
現在では神社でBの音源はYouTubeニコニコ動画でも見られるというか聴ける。
日詰昭一郎はライブを行っていて、そのライブの映像が何曲かニコニコ動画で見られる。
松本孝弘がギターを弾いている。
日詰昭一郎は残念なことに2001年に亡くなっている。
43歳だった。
まだ亡くなるには若かった……。

ところで私がTM NETWORKを聴きはじめたのは1986年だった。
その年の8月にはFMラジオでTMのライブの模様を放送した。
記憶ではNHK-FMだったけど、もしかしたらFM大阪だったかも。
そのラジオは強制的に家族でどこかに行った(というか私は連れていかれた)ので、キチンと聴くことが出来なかった。
一応、車のラジオで聴いたのだけどほぼ記憶にない。
自宅のステレオでタイマー録音したはずなのだけど、何故か失敗してしまって録音出来ていなかった。
その年の11月か12月にもFMラジオで確かライブが一時間ほど放送されたはず。
You can Danceのライブを聴いた記憶がある。
ドラムの音のでかさには驚いた。
……この時のTMに関わらず、テレビとかラジオとか録画・録音したのをキチンと取っておけば良かったと思っている。
TM NETWORKの1987年の武道館公演。
後に映像化されたけど、当時はラジオで1時間放送された。
この武道館公演を収めたDVD FANKS CRY-MAXは2018年になって再発売された。
この時に2曲追加されている。
2曲追加されても全9曲とまだ少ないけどなー。
ところでこの当時はボーカルの宇都宮隆や演奏陣(小室哲哉のぞいて)が曲に合わせて揃ってダンスというかステップ踏んでいるのがかわいい。
松本孝弘もやっているんだぜ。
この武道館公演ではGet Wildでサンプリングの例のゲゲゲゲゲがはじめてフューチャーされたと思う。
Get Wildはこの武道館公演のやつやザ・ベストテン出演時の曲の冒頭や最後でピアノ弾いたやつとかが印象的。
武道館で演奏されたSelf Controlは後にKiss YouのシングルB面に収録された。
武道館公演のラジオ放送ではSelf Controlの終盤でラジオのお姉さんの「ここまで放送は~」だかの声が被せられていた。
そのナレーションが気に入らなかったので、武道館公演を収録したカセットテープにはラジオSelf Controlの上からシングルB面を録音して、そのテープを聴いていた。
Self Controlの終盤で切れ目なく次の曲 Electric Prophet に変わるのだけど冒頭だけでフェードアウトしてしまうのが切ない。
ちなみにこの武道館でのライブはそれまでアンコールがなかったTM NETWORKが初めてアンコールの曲を演奏したライブ。
Fool on the Planetを披露している。
このアンコールは急にはじまったので観客がビックリしたとの声を読んだか聞いた気がする。
だってTMにはアンコールがない、とこの時すでにみんな思っていたもの。

あと思い出したのだけど、BUCK-TICKのアルバム TABOOリリース時の武道館。
これも後に映像化されたけど、当時はFMラジオで1時間に編集されてオンエアされてた。
もちろん録音して聴いていた。
ICONOCLASM、TOKYO、FLY HIGHとかメチャクチャ痺れたなー。
このカセットテープはいまだに捨てていない。
まだ私の(元)部屋のどこかにあるはず。

TM NETWORKのライブ。
例えばCome on Let's Danceのライブでの間奏が、後にCome on Everybodyとなった。
Electric Prophetはライブの方がシンプルで良かったり。
とにかくCDとは異なるライブならではの音が聴けるところもTM NETWORKの魅力だった。

ところで今年、ウツと木根は64歳、小室哲哉は63歳になった。
TM NETWORKは今年、年齢的にもうあまり活動する時間が残されていないとして、最後の活動期間として復活したらしい。
でも、沢田研二とか矢沢永吉とか上の世代はまだまだ元気だったりコロナがなかったらガンガンとは言わないが演っていたのではなかろうか。
ムーンライダーズとかも演ってるし。
亡くなった かしぶち哲郎 の他のメンバーはまだ元気そう。
海外ではジェネシスとかもライブをやっているし。
つい先日もローリングス・トーンズの2015年くらいのちょっとした写真集をブック⚪フでパラパラと見てみたけど、確かにそこに写っていたのはジジイだったけど、まだまだ彼らも現役だ。
彼らは今年ツアーでもっとも収益を上げたアーティストらしいし。
まあ、チャーリー・ワッツは亡くなったけど。
TMの三人も以外とあと十年もしかしたら二十年とかやれるんじゃないかなぁ、と個人的には思っている。
二十年後のTM NETWORKの音とか想像するのも面白い気もする。
最もシングルのI amやアルバム QUIT30 は特に新しい音という感じではなかった。
あと、TMの Human System はモーツァルトピアノソナタ第11番(トルコ行進曲)を引用していたけど、最近脳内でI amを再生していたらピアノソナタ第11番のフレーズとあまり変わらない曲のような気がしているのだけど。