以前にもどこかに記したかもしれないけど、ここ日本の洋楽雑誌などでインダストリアル・ロックについて記されたとき、その代表的アーティストとしてミニストリーとナイン・インチ・ネイルズの二組がよく紹介されていたと思う。 アメリカの雑誌ではミニストリーと並んでよく紹介されていたのはスキニー・パピーだったはず。
個人的にはインダストリアル・ロックの代表にはミニストリーとスキニー・パピーを推したい派なんだけど、確かにセール面とか知名度を考えるとナイン・インチ・ネイルズを挙げたい気持ちも理解できる。
だってスキニー・パピーって日本盤出ていなかった(スキニー・パピーの日本盤が出たのは再結成時のThe Greater Wrong of the Rightのみ)し、よっぽどナイン・インチ・ネイルズのが売れるもの。
それにスキニー・パピーは音的にギターよりもシンセの音が中心。
ほとんどのインダストリアル・ロックの音とはかなり違うと思う。
あとミニストリーのアル・ジュールゲンセンはキューバ出身だし、スキニー・パピーはカナダだしなんだか不思議な感じ。
ミニストリーを知った後にインダストリアル・ロックに興味を持った私はスキニー・パピーのCDを買いにタ⚪ーレコードに買いに行った。
当時、私は米国に留学していた。
個人的にはスキニー・パピーのCDをはじめて買ったのはアルバム Mind: The Perpetual Intercourse だった。
一応記しておくが、決してジャケットの写真で選んだわけではない。
その時はそれしか在庫がなかったのだから。
曲ではOne Time One Placeが好き。
Dig It、Chainsaw、Stairs and Flowersがシングル・カットされたらしいけど、どれも一般のシングルとは違うような。
次に購入したのがアルバム Last Rights。
当時の最新盤。
収録曲ではLove in Vein、Inquisitionが好き。
InquisitionはシングルCDも買った。
スキニー・パピーでは特にお気に入りの曲。
あとLast Rightsは以前にも記したけど、ラストのDownloadで 細野晴臣 の Laugh-Gas が少し早送りの音でサンプリングされている。
他にもいろいろなアーティストの曲がサンプリングされているけど元ネタは知らない。
アルバム Last Rightsは最初にリリースされたプレスが30何秒だかズレがあった。
はじめはその分無音で、以降はトラックごとにズレが生じている。
個人的にはスキニー・パピーは音が音なのでそういうものだと思っていたら、後でちゃんとしたのが出し直されていた。
後にはリマスター盤も出ていたので、アルバム Last Rightsは個人的には計3枚所有している。
あとアルバム Last Rights は10曲目が収録されていない。
その曲ではサンプリングした曲がクリアランスされなかったらしい。
その曲 Left Handshake はのちにアルバム Brap: Back & Forth Series 3 & 4のヨーロッパ盤に収録されていた。
レディオヘッド のアルバム KID Aと Amnesiac がボーナス・ディスクを追加した3枚組作品 Kid A Mnesia としてリリースされる。
ということで収録される未発表曲 If You Say the Word がYouTubeで公開されている。
未発表曲 Follow Me Around も公開された。
Follow Me Around はライブでの音源を聴いたことがある。
ブートレッグで。
確かアルバム ヘイル・トゥ・ザ・シーフ のレコーディング前に行われたスペインとかで行われたツアーでの音源。
このツアーは当時の新曲などを試すようなライブだったはず。
レディオヘッドが OK COMPUTER を20周年記念として再リリースしたとき、OKNOTOK で未発表曲 Lift 、 Man Of War とかを発表した時は驚いた。
Man Of War は以前に Follow Me Aroundと同じブートレッグのライブ盤で聴いたはず。
そして Lift ですよ、Lift 。
同僚に付き合って一時よくブートレッグ屋に通っていたのだけど、その時は同僚が Lift 、Lift とか言って レディオヘッド のブートレッグを聴かされた。
どうもLiftは当時から名曲とされていた。
個人的にはOKNOTOKで聴いてもいまだに Lift は良さとか分からない曲なのだけど。
新ベスト盤は11月1日発売。
REWIND -35th Anniversary Best- と題された2枚組。
写真を見ると、もしかしたらBOXみたいな形状?
DISC1はEPICソニー時代から選曲(新たにリマスターするらしい)、DISC2はワーナー時代からの選曲に YouTubeで発表済みの HELLO 、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND とのコラボ曲、そしてVisions of Boys 2020 を加えたものらしい。
HELLO は今回が初CD化。
Visions of Boys 2020 は アレンジャーの奈良部匠平とともにセルフカバーしたものとの記述がある。
原曲は ホッピー神山 のアレンジでめちゃくちゃよかったのだけど、どうなるのだろうか?
アルバム EYES OF THE EINSTEIN ZOO の VISIONS OF BOYS (Under the moonlight) とか全然よくなかったし。
Visions of Boys(TV-NOiZ Version)もな!
REWIND -35th Anniversary Best- の詳細な選曲はまだ発表されていないので楽しみ。
まあ、個人的には 松岡英明 には新曲とか新アルバムをリリースしてくれないか?という希望があるのだけど。
松岡英明 には英詞による楽曲が含まれている。 松岡英明の場合、英詞の曲はすべて自身による作詞で、作曲も本人によるもの。
(Divine Design は成沢忠・松岡英明 による共作。カバー曲の I Love Rock 'n Roll という例外もある。)
例えば ピンクレディー、松田聖子、ドリカム、宇多田ヒカル あたりは海外でのリリースにあたって英詞による楽曲を披露している。 YMOも海外で活動していた頃は英詞だった。
再生YMOでも英詞曲はある。 ラウドネス も初期はともかく海外デビュー以降はほぼ英語が多い。 TM NETWORK というか 小室哲哉 も海外でのリリースに向けて英詞で歌われることを考えていたようだ。
1990年だったと思う。
何かの番組で Enjoy the Silence のPVを見た。
それを見てあっとハマってしまった。
すぐに アルバム ヴァイオレーター を購入。
冒頭の World in My Eyes を特に気に入った。
歌詞を覚えるほどに。
ちなみにシングル曲 Personal Jesus は全然好きではない。
一応、それまでにアルバム ミュージック・フォー・ザ・マスィズ は持っていて聴いていたのだけど、アルバムとしてそれほど好きではなかった。
曲では、Behind the Wheel とか好きだったけど。
ところでデペッシュ・モードの人気はアメリカでスゴかった。
私が留学した時、幾人かアメリカ人の学生と仲良くなったけど、話をすると全員に近いくらいデペッシュ・モードが好きとか聞いた記憶がある。
私は World in My Eyes の歌詞を覚えていたから、アメリカ人の学生と World in My Eyes をかけながら合唱とかしていた。
おかげで何人かは特に仲良くなれたと思う。
1993年にはアルバム ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション をリリース。
最初のシングルの I Feel You とか全然好きでなかったけど、Walking in My Shoes や特にアルバムの In Your Room が大好き。
シングルの In Your Room は…。
エルガイムはまだ月刊ニュータイプが創刊される前の作品。
ザ・テレビジョンの増刊としてエルガイムの本が発売されて、そこには 永野護 によるFSSとなる前のカラーイラストとか設定とかが掲載されていた。 月刊ニュータイプが創刊されて 永野護 はFSSの前に FOOL FOR THE CITY を連載開始。
そのうちエルガイムみたいになるのかなーとか思っていたらロックコンサートを始める話だったので驚いた覚えがある。
FOOL FOR THE CITY でフォガットを知ったけど、普通に70年代のバンドのサウンドだったからビックリした。
知る前はシンセとかバンバン入っているかと思っていたわ。