PINK について その2

いわゆるベスト盤が好きではない。
ベスト盤買ったけどオリジナル・アルバム何枚か買ったらベスト盤の曲が揃ったとか、レコード会社が勝手に出したベスト盤は選曲が雑とかいろいろ理由はある。
とは言え、やはり便利だからついつい買ってしまう。
好きなアーティストのベスト盤とか無条件で買ってしまうし。

ところでイーグルスのベスト盤、グレイテスト・ヒッツ 1971-1975はアメリカで一番売れたアルバムらしい。
そのベスト盤の発端は、次作(アルバム ホテル・カリフォルニア)のレコーディングが遅れたことから、つなぎとしてリリースとされたのだという。
ちなみに個人的にはイーグルスの中ではホテル・カリフォルニアのタイトル曲が一番好き。
Hotel Californiaは、のちのライブでは一曲目に披露されていて扱いが雑な印象がある。
イーグルス的にHotel Californiaはドン・ヘンリーグレン・フライの関与が少ないからだろうか?
Hotel Californiaの作曲者でもある)ドン・フェルダーへの扱いを思うと。

というわけ(どういうわけ?)で二ヶ月くらい前にPINKのベスト盤、ゴールデン☆ベスト ULTIMATEを買ってしまった。
光の子の終わりで次曲のSHISUNOが被らないというバージョンが聴けるから。
あと、メンバーであったホッピー神山の解説とかも読みたかったので。
そういえば、平沢進のベスト盤もフローズン・ビーチの終わりで時空の水が被らないバージョンが聴けるから購入したんだよなー。
ちなみにフローズン・ビーチ平沢進のが一番好き。
P-MODELのはちょっとなー、て感じ。
(SCUBAのバージョンはイマイチだし、SCUBA RECYCLEのバージョンにいたってはこれ何?って感じだよ!)

数年前から上記の理由でPINKのゴールデン☆ベスト ULTIMATE を探していたんだけど、ようやくたまたま手頃なお値段で入手することができた。
Amazonとかで聴けるらしいけど、やっぱCDで聴きたいじゃん。
最初のアルバム三枚からの選曲に、アルバム未収録(シングルのTravellerとシングルChristmas IllusionのB面曲だったMachine Gun Heart)を加えた内容。
しかし、最初のアルバム三枚からとか意図があるのでは?とか感じてしまう。
あと、何故廃盤?

ついでに個人的にPINKの楽曲ベスト12をここで記しておくことにする。
随分前だけど某ツイッターでPINKの楽曲ベスト10を発表しているのを見たことがある。
私の意見とだいぶ違うと思った。
ちなみにベスト10でなく、ベスト12なのは趣味というかなんというか(笑)。
一応、理由はあるのだけど。

12位 ICON
11位 AUGUST MOON
10位 C/SEC
9位 DANCE AWAY

8位 CLIMB BABY CLIMB
7位 SCANNER

6位 ELECTRIC MESSAGE
5位 KEEP YOUR VIEW

4位 SOUL FLIGHT

3位 光の子

2位 日蝕譚 - SOLAR ECLIPSE -

1位 人体星月夜II

ところで、ゴールデン☆ベスト ULTIMATE の解説でホッピー神山自身が、布袋寅泰の名前をわざわざ挙げていたのには驚いた。
ホッピー神山布袋寅泰は密月のようにいつも共演していた頃があった。
なのにその後共演しなくなったのは、布袋寅泰ホッピー神山を殴ったに違いないとか思っていたのだけど。

YMO について その2

しぱし個人的な思い出話を。
1991年に私は関西では割と知名度のある職場でアルバイトしていた。
身分的には大学生だったけど、出席を取る授業だけは出て、あとの時間はアルバイトに多くを費やしていたような学生だった。
今の学生はキチンと授業に出ていると聞くから本当に頭が下がる。
バイト先には近くにCD店があり、昼食のあとはそこに通っていたことを思い出す。
その店では松岡英明フリッパーズ・ギター筋肉少女帯ニュー・オーダーのCDなどを買った記憶も。
そしてその夏頃だろうか。
YMOのアルバム、サーヴィス もそこで購入した。
職場で仕事が終わった後、年齢の近い人たち数人と一緒に
CDラジカセで、 サーヴィス のS.E.T.スーパー・エキセントリック・シアター)のところだけを一緒に聴いたのを覚えている。
結構、受けていたと思う。
YMO+S.E.T. のところとか、ハンコを鼻に「詰めました」ところとか。
あと、高橋幸宏のアルファ期のCDも同時期に購入したはず。
WHAT, ME WORRY? ボク、大丈夫!! のIT'S GONNA WORK OUTを聴いては気分はノリノリで働いていたものだ。
職場で仕事が終わったあと、ノリノリで聴いていたのだけど、まわりからは変なヤツだと思われていたかも。
ところでその職場では、その会社の社長の息子さんも大学生で、バイトとして一緒に働いたりしたことがあった。
同じ学生バイトの私たちとも仲良くなった。
意外。
といってはなんだが、社長の息子としては私たちと接するときも丁寧に接してしてくれた。
いや、普通そうなのか。
あちらの方が年下だったから?とか思ったけど、とにかくなかなかナイスガイだった。
他にも名前を聞いたことがあるような企業の方とかがそこで研修として数週間派遣されていたりして、こちらもいろいろ勉強になったと思う。 
この時期、いい人に多く出会えたのではなかろうか。
人によっては休日に自宅に呼んでもらったり。
ちなみに、そのバイト先はそれから数年後には倒産してしまったのだけど。

アルバム 浮気なぼくら。
EXPECTED WAY/希望の路 、LOTUS LOVE 、 KAI-KOH/邂逅 、 WILD AMBITIONS が好き。
特に WILD AMBITIONS が好き。

そして何故だろうか。
当時は浮気なぼくら (インストゥルメンタル) も買ってしまった。
2003年の再発盤からはアルバム 浮気なぼくら は2枚組CDとして発売されるようになった。
2枚目のディスクが 浮気なぼくら (インストゥルメンタル)になって、ある意味、強制的にインスト盤も買わされるようになったとも言えるけど。

アルバム サーヴィス。
THE MADMEN 、 SEE-THROUGH が好き。


   
細野晴臣omni Sight Seeingが出たあとにN⚪Kでomni Sight Seeing録音時の様子とかをまとめた番組があったけど、そこで細野さんの略歴が少し語られていた。
その時の映像にはYMOの散開ライブでTHE MADMENを歌う細野さんの映像が少しあった。
それを見てたからTHE MADMENには興味あったのかも。

ライヴ・アルバム アフター・サーヴィス。
WILD AMBITIONS くらいかなー、好きなの。
この1983年当時のYMOはライヴ演奏するにあたってMTRを使用している。
初期にはシーケンサーが暴走したのに関わらず、ライヴではシーケンサーを使用していたあのYMOが。
まー、とにかく個人的にはライブ盤ってあまり好きでなくて。
YMOも例外ではなくてパブリック・プレッシャー やのちのアルファ商法のライブ盤も。
YMOはライヴではけっこうアレンジとか変わるなど楽しみがあるのだろうけど、個人的にはその楽しみがあまり分からないんだよな…。

個人的にはYMOは散開後になって聴き始めたわけけど、アルバム テクノドンではじめてリアルタイムで聴けるようになるとは。

ちわきまゆみ について

私がまだとても純真で純朴な高校生だった頃。
目覚まし代わりに毎朝、ステレオのタイマーでFMラジオを聴いていた。
そのラジオで徐々に目を覚ましていくのだ。
たしか岡村孝子のラジオ?
その番組ではじめて聴いたのが、ちわきまゆみのオーロラ・ガールだった。

すっきり爽やかで何かに駆けのぼるような印象の曲に聞こえた。

とても純真で純朴な高校生だった私はすぐにレコードレンタル店でレコードを借りた。
オーロラ・ガールの入ったアルバム アタック・トリートメント、たぶんその前のアルバムAngel -We Are Beautifulをいっしょに借りたような気がする。
アルバム アタック・トリートメントはオーロラ・ガールの他にもプリーズ・プリーズやあなたなくなる、ピストル・ソングが印象的。
アルバム Angel -We Are Beautifulは、The World is Beautifulや以前にも記したがRide On The CloudとMetallic Heavenがもう大好き。

The World is Beautiful
作詞 竹中仁見
作曲 吉田 仁

Ride On The Cloud
作詞 ちわきまゆみ
作曲 岡野ハジメちわきまゆみ

Metallic Heaven
作詞・作曲 渋谷ヒデヒロ

Metallic Heavenは当時はPINKに在籍していた 渋谷ヒデヒロ 作詞・作曲。
個人的に大名曲だと思ってるのだけど。
この曲の作詞にはノン・クレジットだが宇辺セージが協力していたらしい。
アルバム Angel -We Are Beautifulからアルバム Gloriaまでのアルバムは(当時)PINKのベースの 岡野ハジメ がプロデュース・編曲を担当していた。
PINKやサロン・ミュージックなどのメンバーが楽曲提供やプレイヤーとして参加していたりしてるのも楽しい。
他には下山淳や成田忍とか。

続いて同年にアルバム デンジャラス・イズ・マイ・ミドル・ネームは出たときにレンタル店で借りた。
ANIMAL X、DANGEROUS IS MY MIDDLE NAME、シングルのSAVE ME、そして忌野清志郎・作曲(作詞はちわきとの共作)のMOSUKOSHI BABYとかが好き。

ANIMAL X
作詞 宇辺セージ
作曲 ホッピー神山

DANGEROUS IS MY MIDDLE NAME
作詞 宇辺セージ
作曲 岡野ハジメ

SAVE ME
作詞 ちわきまゆみ岡野ハジメ
作曲 岡野ハジメ

ところで、SAVE MEのイントロの電話の呼び鈴とか今となっては懐かしすぎる。
現代の若者にはどう聞こえるのだろうか?

翌年にはアルバム グローリア。
出たときにレンタル店で(以下略)。
Golden Shanghaiが好き。

Golden Shanghai
作詞 ちわきまゆみ、宇辺セージ
作曲 岡野ハジメちわきまゆみ

Be My Angel
作詞 宇辺セージ
作曲 加藤和彦

シングルにもなったBe My Angel加藤和彦・作曲ですよ。
ちわきまゆみはGolden Shanghaiで松岡英明が司会していたジャスト・ポップ・アップに出演していた。
ちなみにネットで見ると同じ日にはTM NETWORKが数曲、BUCK-TICKがICONOCLASM、TOKYOの2曲、あと遊佐未森が歌ったらしい。
すごいな、NHK
すごいな、ジャスト・ポップ・アップ。

1992年になってアルバム Erotic & Painリリース。
プロデュースは白井良明
作曲陣に高橋幸宏とか並んでるんだけど、これまでプロデュース・岡野ハジメを期待していたので未だに未聴。
1994年のSinglesも未聴っすわ。

1999年になって編集盤 ポッパーモストをリリース。
もちろんビックリして購入しましたよ。
いちおう、ちわきまゆみのアルバムはAngel -We Are Beautifulからグローリアまでこの時までにはCDで購入していた。
編集盤 ポッパーモストで私ははじめてちわきまゆみのCDをリアルタイムで購入できたのだった。
ポッパーモストは初期のミニアルバム ジュエルズ 全曲を収録していたりする。

ところで、ちわきまゆみの初期の写真とかを雑誌とかで見たことがある。
正直、当時の純真で純朴な高校生だった頃の私にはいささか刺激的なビジュアルだったような。
今だと世間の反応はえ?うん、まあ、という感じかもしれないのだけど。

あと、私が大学生の後期の頃にはCD BOXというようなものがポツポツと発売されはじめていたと思う。
ボブ・ディランのブートレッグ・シリーズとかレッド・ツェッペリン のボックスセットとか。
当時は勝手にPINKやちわきまゆみのCD BOXがそのうち出るものだと思ってたりしてた。
そのうちではなかったが、それから20年くらい後になってPINKのCD BOXは発売された。
だけど、ちわきまゆみのCD BOXは未だに実現していない。
え?出ないの?
誰か実現してくれないだろうか?
PINKのBOXもライブの音源がほとんどないとかBOXの材質に不満とかあるし(えらく薄い素材が使用されたと思う。)、もう一度BOX化!とか思うのだけど。
しかし、今はもうCDが売れないというしやはり難しいのだろうか?
単品でもいいからリマスターとかして欲しいのだけど。

GEORGE HARRISON について

ビートルズのところで記したけど、本秀康によるコミック レコスケくんが好きだ。
そのレコスケくんの影響というわけではないけど、ジョージ・ハリスンが好きだ。

2001年にジョージ・ハリスンは亡くなった。
58歳だった。
早い。
現在も活動しているポール・マッカートニーリンゴ・スターを思えば早く亡くなってしまった。
ジョン・レノンも早くに亡くなったけどさ。
そしてジョージは寡作だった。

亡くなる数年前に何となく買ったのは代表作である、オール・シングス・マスト・パス。
何故買ったのだろう。
何となく買ったとしか記憶にない。
I'd Have You Anytime、Wah-Wah、What is Life、Art of Dyingが好き。

Art of Dyingにはジェネシス加入前のフィル・コリンズがコンガで参加していた。
個人的にはシングルにもなってジョージの代表作とされるMy Sweet Lordは何故か未だに好きではない。

次に購入したのはリヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド。
Give Me Love、The Light That Had Lighted The Worldが好き。

The Light That Had Lighted The Worldはたぶんジョージの諸作品で一番好きな曲。
時々この曲を聴いていると泣ける気分になるのは何故だろう。

ダーク・ホースはDing Dong, Ding Dong、Dark Horseが好き。

ジョージの声が枯れているのが残念。

ジョージ・ハリスン帝国はYouとThis Guitarが好き。

[https://youtu.be/Xuvx-77cmjY?si=W2DOKxSCyscNrY1I
:embed]

[https://youtu.be/9vl_n6rprJI?si=PsndKgfeBF4yBB6-
:embed]

ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン
既にいろいろ言われているが、基本的にビートルズ・メンバーのソロのベスト・アルバムビートルズの曲が半分も入っているのは他にない。
楽曲の選曲自体に不満はなく、ジョージによるビートルズの曲がいくつかまとめられて結構便利なところもあるのが余計に腹立たしい。
Bangla Deshはリヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールドのCDにボーナス・トラックとして収録されるまで、このアルバムでしか聴けなかったんだよね。

ダーク・ホース 1976-1989 ももう長い間ずっと廃盤でCockamamie Businessとかもここでしか聴けない。
私が購入したのは2000年くらいのはず。
その時には既に廃盤だったので中古で入手した。
何故か二枚持っているのだけど。
他のダークホース・レーベル時代のアルバムも当時は廃盤で買えなかった。

2001年に入ってオール・シングス・マスト・パスのニュー・センチュリー・エディションがリリース。
個人的には新録されたMy Sweet Lordや色の付いたジャケットには感心しなかった覚えがある。
確かレコ⚪ァンで購入した。
購入するとき、店頭で国内盤と輸入盤で迷った。
確か輸入盤の方が一回りちっちゃくて。
結局、国内盤の方を買ったのだけど。
そしてその年の11月に亡くなったんだよ、ジョージは。
ちょうどジョージが亡くなった時、エリック・クラプトンが来日していて武道館公演を行っていたのを覚えている。

ジョージは Portrait of a Leg End というアルバムを制作途中で亡くなったとされる。
そのアルバムは一年後に ブレインウォッシュド としてリリースされる。
個人的には日本盤を購入したけど、しばらくして紺のボックスに入った輸入の限定盤があったのを見てこちらも購入してしまった。
Any Road、Stuck Inside A Cloudが好き。

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2004年にはボックス、ダーク・ホース・イヤーズ1976-1992がリリース。
この時は日本語解説のブックレットがつく英国盤(ただしCCCD)とブックレットなしのUS盤(CCCDではない)が発売されたと思う。
ブックレットが欲しくて英国盤にしてしまった…。
後にボックスとCCCDではなかった ライヴ・イン・ジャパンを残して中身は処分してしまった。
そして処分した分は単体のCCCDでないCDを改めて購入して ボックスに詰める作業をした。
当時、たまたまディスク⚪ニオンで中古品扱いだけど未開封のCDを買うことが出来たので。

THE BEATLES について その3

ビートルズは、イギリスでは最初期と最後期を除いてはアルバムにシングル曲は収録しないという方針だったようで、CD化の際にシングル曲はアメリカ盤のアルバム マジカル・ミステリー・ツアーの収録曲のほかはパスト・マスターズVol.1とVol.2に収められた。
私はビートルズの前期の曲は後期の曲ほど好きでないのだが、パスト・マスターズは2枚とも購入した。
Across the UniverseとLet It Be (Single Version)が好き。

あと、ザ・ビートルズ・アンソロジーは発売された当時から現在にいたるまで全く興味が持てなくて購入していない。
音も全く聴いたことがないんだよね。
ジョージの曲とか興味がなくもないのだけど、聴いた方がよいのかしら?
たぶん制作途中の音源とかに興味がないのだろうな。
だから50周年記念アニバーサリー・エディションとかも購入していない。
あと、CDサイズでないのがなー。
映像版の方はDVDが出た時に買った。
のだけど、未だに見たことがない。
ちなみにビートルズの映像作品、たとえばビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!やイエロー・サブマリンとかも見たことがない。

1999年にイエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜、2000年にザ・ビートルズ1がリリースされたのでそれぞれリリース時に買った。
2003年にレット・イット・ビー...ネイキッドが出たのでリリース時に買ったのだが、あの時はCCCDだったので後に処分してしまった。

そして2009年にはビートルズのオリジナル・アルバムはリマスターされたのだが、当時はあまり興味が持てなくて。
その後に出た写真集の付いたLPボックスを買ってしまった。
それでビートルズはもういいや、とか思ってしまっているのだがいけないのだろうか?
ところで未だにアナログ・プレーヤーは持っていないので聴いたことはないのだけど。

THE BEATLES について その2

思えば中学の時の友人がビートルズのファンだった。
その友人の家に遊びに行った時もビートルズ・ファンクラブの会報とかをズラッと並べて見せてもらった記憶がある。
その友人は文化祭とかでは体育館のステージでアコギでビートルズの曲を弾いていたはず。 
前回記したが、当時の私はビートルズにはまったく興味はなかったのだけど。
興味持っとけよ、バカバカバカ!!!

赤盤・青盤を買ってふーんとか思っていた後、私は他のビートルズのアルバムを実は数枚ほど購入していた。
確か高橋幸宏がアルバム Mr.YTをリリースした頃だと思う。
高橋幸宏は度々ビートルズのカバー曲をアルバムに収録していて、この時はTaxmanをカバーした。
元曲を知りたくて、リボルバーを買った。
同じく幸宏がカバーしたTomorrow Never Knowsも入っていたし。
Taxmanはビートルズのオリジナルの方が好き。
Tomorrow Never Knowsは幸宏によるカバーの方が好きだな。
他にもEleanor Rigby、Here, There And Everywhere、For no one、And Your Bird Can Singは好きな曲。

次にアルバム WHAT, ME WORRY? で幸宏のカバーしたIt's All Too Muchの元曲をいうことで、イエロー・サブマリンを購入。
これもオリジナルよりも幸宏のカバーが好き。
収録曲では他にOnly A Northern SongとHey Bulldogが好き。
ちなみにアルバムの後半は未だに聴いたことがない。
ごめん、ジョージ・マーティン

次に購入したのは、アビー・ロードのはず。
確か友人宅で聴いたことがあって、Oh! DarlingとI Want Youが好きになったので購入した。
I Want Youってあの終わり方だから、少しドキドキしながら聴いてしまう。
あとは前回記したけど、ジョージの2曲。
アビーロードの後半については実は私はそれほどでもなくて。

ヘルプ!はI need youを聴きたくて購入。
またしても、幸宏がカバーしたから。

ホワイト・アルバムは30周年記念のペーパースリーブを購入。
While My Guitar Gently WeepsとGood Nightが好き。

ラバー・ソウルは、Drive my Car、Norwegian Wood 、
If I Needed Someoneを目当てに買ったはず。

この後には、Please Please MeとBeatles for Saleを
購入。
確かTwist and ShoutやMr.moonlightなどジョンによるカバー曲目当てだったと思う。

この頃にはレコード・コレクターズを買い始めたはず。
現在まで毎月というわけではなく、特集とか掲載内容によって時々買っている。
レコスケくんも目当てのひとつ。
レコスケくんのおかげで、ジョージ・ハリスンに興味を持ったんだよ。
それで、All Things Must Passとか買いだしたはずなんだ。

THE BEATLES について

ビートルズは不思議なバンドだ。
だってだいたいのバンドってボーカルが誰だか決まっているのに、ビートルズは決まっていなくて。
基本は曲によってで、作曲者がその曲のボーカリストとなる。
大半の曲はレノン=マッカートニー作曲と表記されている。
しかし、実はジョン・レノンポール・マッカートニーのどちらか一方が作曲の場合が大半で、その作曲者がボーカルをとる。
本当に共作である場合は作曲した部分でボーカリストが変わったり。
時々例外はあるのだけど。

ビートルズはバンドだから、どの曲も演奏に全員が関わっていると思っていた。
けれど、例えばYesterdayはポールしか関わっていないとか。
曲によってはレコーディング時には不在だったメンバーの代わりに他のメンバーが演奏したり。

ビートルズは、幼少期からテレビやラジオなどでその音を耳にする機会があった。
Let It BeやYesterday、helpとか。
映画の悪霊島とか。
(当時は。)
1987年になると、ビートルズのアルバム群がCD化されたことは世間的にはそれなりに大きなニュースだった。
個人的にはあまりビートルズに興味がなかったのだけど。

1993年にいわゆる赤盤・青盤が初CD化された。
当時はビートルズの有名なベスト盤がCD化されるって話だけで、やはり個人的にはあまり興味がないし関係ないや、とか思っていた。
この時は。
しかし、知ってしまったのだ。
CD店で国内盤の赤盤・青盤を買うと、それぞれ128ページのブックレットが付くという話を。
そういう特典とかの話になると私は弱い。
非常に興味を持ってしまって、つい買ってしまったのだ。
ビートルズの赤盤と青盤。
おまけのブックレットを是非とも目にしてみたいと思った。
価格は、今調べてみるとそれぞれ4,700円だったらしい。
赤盤・青盤で約一万円かー。
個人的には初めてビートルズの作品に接したのであった。
先にも記したがそれまでにも何となくビートルズの曲を耳にしたことはあった。
しかし、きちんとビートルズの作品に接するのは初めての経験だったのだ。
さて、赤盤・青盤に収録されていた曲を実際に耳にしてみた。
記憶では赤盤のWe Can Work It Out、In My Life、Nowhere Manが気に入った。
知らない曲も思っていた以上にあって、全体的にはまあ割と普通とかとの感想を持ってしまった。
それでまあビートルズはだいたい分かった、とか思っていたようだ。
この時は。

1997年に私は転勤で職場が関東になった。
職場では音楽好きの同僚数名と仲良くなった。
後にはスレイヤー(会社のA君と)やスケッチショウ(会社のB先輩と)のライブに連れて行ってもらったり。
この転勤では通勤で帰り道にCD店に寄るのが以前よりも容易になった、
CD店の規模もかなり大きくなった。
特に輸入盤とか以前よりも豊富に買えるようになったはず。
ディスクユ⚪オンとかレコ⚪ァンとか、何年か後にはブック⚪フとか。
そして転勤した頃にCDラジカセの目覚ましでCDをプレイして起きるのが習慣になった。
ある時からビートルズの青盤のディスク1をCDラジカセにセットするようになった。
だいたいSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandあたりで目が覚めて起きていたと思う。
ある日、目覚ましをセットしたのだが、その日は会社は休みなのにということがあった。
いつものようにSgt. Pepper's Lonely Heartsあたりで目が覚めた。
あ、今日休日じゃんとなって、普段は起きたらラジカセの電源を切るのだけど、その日はそのままラジカセの音を聴いていた。
やがてA Day in the Lifeになった。
それまでにも耳にしていた曲なのだが、その時は「あれ、この曲すごくいいじゃん」と気付いた。
その後もI Am the WalrusとかHello, Goodbyeとか名曲が続いて。
このあたり、曲名を記した曲は好きた。
他にもStrawberry Fields Forever、Lucy in the Sky with Diamond、While My Guitar Gently Weeps、Here Comes the Sun、(シングル盤の)Let It Be、Across the Universeが好き。
あと、最近になってSomethingが好きになってきた。
実は長い間Somethingってなにが良いのだろうと思っていたのだ。
ああ、やっぱりビートルズは必聴しなければならなかった存在なのだ。

ところで、赤盤・青盤ってジョージ・ハリスンによる選曲だと思っていた。
さっきwiki見たらクレジットはジョージだけど実はアラン・クライン選曲って書いてあったのだけど、マジ?
30年位ずっとジョージだと思ってたのだけど。