高橋幸宏 について

細野晴臣坂本龍一を聴きはじめの頃、レンタルCD店でEGO (イーゴと読むらしい)を借りた。
高橋幸宏で初めて聴くアルバムだった。
はっきり言ってメチャクチャ期待していた。
どんなテクノを聴かせてくれるのだろうと、ワクワクして聴いた。
で、LOOK OF LOVE を聴いたあたりで、歌謡曲やんけ!!と思ってCDを壁に投げつけようと思ってたのを思い出す。

まあ、CDはプレーヤーの中にあったので、壁に投げつけることはなかったのだけど。
その時は、YMO高橋幸宏のソロ、どんなテクノを聴かせてくれるのだろうとか期待していたのだ。

で、その後も仕方なくEGOを聴き続けた。
しばらくしてから、現在に至るまで個人的にメチャクチャ好きなアルバムですよ。
全曲好き。
と言いたいのだけど、朝色のため息 を除いて全曲好き。
はじめは DANCE OF LIFE 。
次にEROTIC 、LOOK OF LOVE 、ONLY THE HEART HAS HEARD 、LEFT BANK と次々と好きになっていった。

TOMORROW NEVER KNOWS は、オリジナルのビートルズより先に聴くことになったけど、オリジナルより好き。

まあそう言うと、ビートルズ好きの友達からはよく怒られた。
このアルバム、高橋幸宏本人はあまり好きでないような発言があったと思う。
私はもう大好きなアルバムなんだけど。

それから、友達の家でテレビで放送したを録った サディスティック・ミカ・バンド の再結成ライブを見せてもらった。
で、その後に ミカ・バンド の天晴のCDをレンタルした。
高橋幸宏の書いた、薔薇はプラズマ が好き。

アルバム BROADCAST FROM HEAVEN は、発売日に購入した。
ジャケットは横尾忠則が担当。
アルバム BROADCAST FROM HEAVEN はEGO ほどは好きにはなれなかったけど、FAIT ACCOMPLI、 FOREVER BURSTING INTO FLAME 、そして REHABILITATION が好き。
特に REHABILITATION が大好き。

そしてこの頃にYENレーベル・ツイン・ベストって2枚組のCDを買った。
普段行かない電気屋さんのCD売場で見つけたのだ。
ARE YOU RECEIVING ME? のシングル・バージョンが入っていた。
これは現在もすごく好きな曲で。

何故かのちに聴いたアルバム 薔薇色の明日 収録のバージョンよりシングル・バージョンのが好き。

高橋幸宏には本当に好きな曲が多いと思う。

坂本龍一 について

昔、テレビで日曜日の朝7時とか8時くらいに、その時上映中の映画の予告編をまとめたような番組があったと思う。
15分くらいで。
まあ、番組というかCMだよね、いろんな映画館まとめての。
映画の予告編はスゴく好きだった。
アマデウスの予告編とかすごく印象的で好きだったな。
そしてその時は戦場のメリークリスマスの予告を見ていた。
いわゆる戦メリが流れるなか、ビートたけしの「メリークリスマス、メリークリスマス。ミスターローレンス」が印象的で。
まさかあのシーンが映画のラストシーンだったとは思わなかった…。
あと当時は知らなかったけど、デヴィッド・ボウイが出演していたのはスゴいよね。
今思えば戦メリの予告編を繰り返し見て坂本龍一の音楽を楽しんでいたんだな。
あと、私が高校生のときには坂本龍一が音楽を担当したアニメ映画 オネアミスの翼が公開された。
中学時代の友人と見にいったな。
当時はGAINAXというのもよく知らなかった。

と言うことで、坂本龍一
個人的には、細野晴臣omni Sight Seeing を聴いてしばらくしてから興味を持った。
ちょうどアルバム BEAUTY がリリースされてしばらくしてから。
BEAUTY は、CMで アンドゥ が使われていたこともあり(アンドゥはアルバム BEAUTY ではボーカルが入って AMORE という曲になった)、非常に印象深い作品。
CALLING FROM TOKYO 、A PILE OF TIME 、ROMANCE 、ちんさぐの花、ADAGIOが好き。

後にアルバム BEAUTYは米国盤がリリースされた。
米国盤にはYOU DO ME が追加されて、ADAGIO がカットされていた。
アルバム BEAUTY は半分くらいカバー曲なんだけど、個人的には割と好きなアルバム。
当時、ちょっと訳ありなんだけど、ソニーのDATウォークマンを買って応募すると貰えたというDATテープ BEAUTY REMIXを持ってる。
未だに聴いたことはないのだけど。
いまDATとかどうやって聴くのだろう?

ラストエンペラーの音楽は坂本龍一トーキング・ヘッズデヴィッド・バーン、蘇聡(スー・ツォン)が担当。
サントラは1988年1月に発売された。
CDでは全18曲を収録。
LPでいえば片面が坂本龍一、もう片面がデヴィッド・バーン5曲、蘇聡(スー・ツォン)1曲、あと3曲という構成。
フェアライト・プログラミングとして、ハンス・ジマーが参加した。

個人的にはすでに発売されていたラストエンペラーのサントラとライブ・アルバム ブレイング・ジ・オーケストラ を購入した。
ライブ・アルバム ブレイング・ジ・オーケストラは
Sakamoto Plays Sakamoto
ライブ・アルバム ブレイング・ジ・オーケストラ は1988年12月に発売された。
CD3枚組(CD+8cmCD2枚)のボックスで、ボックスには小石(?)か何か入っているらしく振るとザァーザァー音がする。
プレイング・ジ・オーケストラは1988年4月にNHKホールで行われた Sakamoto Plays Sakamoto を録音したもの。
指揮・大友直人、東京交響楽団・演奏。
教授が譜面を書き、当日はピアノを弾いた。
小林武史もキーボードを弾いていたという。
CD(Disc1)と8cmCD2枚(Disc2とDisc3)という仕様。
Disc3はボックスの箱の上ぶたに貼り付けるような仕様だった。
Disc1がラスト・エンペラー、Disc2は戦場のメリークリスマスからとあと数曲、Disc3はNEO GEO TOURのライブ音源からの3曲を収録。
Disc3のエンニオ・モリコーネの1900年のカヴァーが個人的にはお気に入り。
特にこの曲はよく聴いていた。
マイ・テープにもこのライブの1900年はよく使っていた。
Disc2のラストでは 大航海 がバーナード・ファウラーのボーカル、バックはオーケストラで聴ける。
これも好きな曲。
オリジナルの未来派野郎に収録されているオリジナルのがもっと好きなのだけど。

ところでプレイング・ジ・オーケストラ収録のコンサート「Sakamoto Plays Sakamoto」は1988年4月9日・10日に行われた。
教授は公演終了後にすかさずロサンゼルスに移動して4月11日にはアカデミー賞に参加。
ラスト・エンペラーは作曲賞を受賞した。
ラスト・エンペラーの音楽は坂本龍一トーキング・ヘッズデヴィッド・バーン、蘇聡(スー・ツォン)の3名によるものだが、映画では坂本の曲が印象的だった気がする。
このあとから教授は「世界のサカモト」と呼ばれるようになったと思う。

ラスト・エンペラーでは坂本龍一は音楽を担当するだけでなく、映画にも出演している。
甘粕正彦役での出演だった。
坂本龍一はあくまで出演者だったのだが、撮影が終了してから音楽を急に依頼されたのだという。
ラスト・エンペラーには立花ハジメや生田朗(坂本龍一のマネージャーだった。YMOではコーディネーター、ツアー・マネージャーを務めるなど。その後は坂本龍一のスタッフとして個人的事務所などを取り仕切っていた。1988年に死去。)も出演していた。

ところで、少し前まで 細野晴臣 について その2 を用意していたのだけど、誤って消してしまった。
それであらためて記す気が無くなって、新たにここまでを記したのだけど、この後はどうしよう。

細野晴臣 について

小学4年生だったはず。
友達の家に遊びに行って、その友達が新しく買ったラジカセを見せてもらった。
確かダブルデッキの。
友達はスイッチをいじりながら、「これがモノラル、これがステレオ」とかやっていたのを思い出す。
その時かかっていたのがYMOライディーンだった。
ライディーンの音は、当時流行っていたテレビゲームの音がした。
それから数年後にはテレビのザ・ベストテンなどで矢野顕子の春咲小紅とかYMOの胸キュン。とか、ひょうきん族でトリオ・ザ・テクノを見た記憶がはっきりある。
そして、1990年のこと。
NHKで放送されたomni Sight Seeing 録音時の細野晴臣の番組を見たのだ。
熱砂の響き~細野晴臣の音楽漂流 という番組を。
この時、私は細野晴臣を名前くらいしか知らなかったはず。
テレビに映る細野晴臣の音に惹かれて、ビデオに録ったその番組も何度も見た。
ちなみに 熱砂の響き~細野晴臣の音楽漂流 は一ヶ月後か何ヶ月後か覚えていないが、再放送もされたはず。
細野の過去の履歴を振り返るところでYMO THE MADMENのライブ演奏シーン、Laugh-gas の録音時のエンディングのシーン、ORGONE BOX の録音時のシーンとか覚えている。
その番組でなんとなく流れた音を気に入った私はすぐに omni Sight SeeingのCDを買った。
初回盤のデジパック仕様。
ちなみにomni Sight Seeingは後にプラケースの通常盤、そして輸入盤とかもタ⚪ーレコードで買ったなー。
omni Sight Seeingは、未だに個人的に好きなアルバムのベスト5に入る作品。

収録曲では特にAndadura 、Orgone Box 、Laugh-Gas 、Korendorとかが未だに大好き。

アルバムの流れ的に他の曲も結構好き。
ちなみに Andadura は西武セゾンカードのCMだった。
あと、たまたま何かの番組を録画したビデオテープに細野晴臣 がベースを弾いて「この音聞こえますか?」と言うCM(確か東芝のビデオデッキのCMだったと思う。)が残っていたことも。

このアルバムの続きを聴きたくて細野晴臣を聴き続けているのだけど、当たり前だけどそんなのは無いんだよね。
それに気付くのに30年くらいかかったような気がするんだけど。

アルバム MEDICINE COMPILATIONは再生YMOのTECHNODONが発売される少し前にリリースされた。
TECHNODON本にはMEDICINE COMPILATIONを細野晴臣坂本龍一に渡すところが書かれていたけど、MEDICINE COMPILATIONのレコーディングはTECHNODONのレコーディングの少し前だった。
ちなみに個人的にはMEDICINE COMPILATIONは1993年に発売時のCD、輸入盤、2009年のリマスター盤を持っている。
2020年の再リマスター盤は持っていない…。

菅野よう子 について

シン・エヴァンゲリオン を見たい。
上映時間は150分を越えるという。
ちょっとトイレとか心配なのだが。
Qでも途中でトイレ行ったからなー。
Qなんて、上映時間95分(+5分?)くらいなのに。

一応、エヴァの映画は全て見に行った。
序、破、Q。
以前のシト新生Air/まごころを、君に、あと1998年にあった DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君にリバイバル上映も見にいったよ。

エヴァンゲリオンは、TV版の放送時ははじめ、見てなかった。
当時の私はアニメとか見なくなって数年経ってた。
GAINAXで言えば 王立宇宙軍 は上映時に見にいったんだけど、ナディアとかトップをねらえ とかは見たことがなかった。
で、エヴァンゲリオンのビデオおよびLD1巻が発売された時、たまたま電機店のソフト売場で見たんだよ。
大型店だったから結構な規模でエヴァの展開をしていた。
その頃、エヴァってのがどうも面白いらしいというのは何となく伝わっていた。
当時はケータイとか普及する前だったんだけど。

で、テレビでエヴァを録画して見るようになった。
正直、面白いとかよりもいろいろな情報を取り込むのが大変な作品だったような。
そして、あの最終二話。
あの最終二話のあとでも、他のテレビ局でも何週間か遅れてエヴァを放送してたのが見れた。
映像はあまりキレイではなかったのだけど。
でも、後追いでみる私にはちょうど良かったと思う。
そしてエヴァがきちんと終わった方のテレビ局で翌週から始まったのが、天空のエスカフローネ だった。

天空のエスカフローネ、映像も割と好きだったが(ガイメレフとか好きだった)、音楽が印象的で。
まず、主題歌(歌は主人公役でもある坂本真綾からして印象的だった。

坂本真綾
約束はいらない
作詞 岩里祐穂
作曲・編曲 菅野よう子

天空のエスカフローネのオープニングテーマで、坂本真綾のデビュー曲でもある。

天空のエスカフローネ はサントラが出たら毎回買っていた。
1~3、THE VISION OF ESCAFLOWNE ~lovers only



溝口肇の曲も良かったけど、菅野よう子の曲が良かった。
天空のエスカフローネ菅野よう子の名前を知った作品だった。

過去作のマクロス・プラスのサントラもすぐに買った。
SANTI-Uって曲が大好き。

カウボーイ・ビバップ菅野よう子の名前で見始めたような作品。
結果的にフツーに好きな作品になった。
渡辺信一郎サムライチャンプルーも好きで見てた。
カウボーイビバップは確かテレビで一部が放送されて、後にBSで全26話が放送されたんだよね。
多田葵が歌う WO QUI NON COIN の日本語じゃないやつが好きだった。
確かそっちのはCD-BOXに入っていたっけ。
もちろんカウボーイ・ビバップのサントラも全部買った。

 

攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX の2nd.GIGのオープニングのriseも好き。

ORIGA
rise
作詞 ORIGA / Tim Jensen
作曲・編曲 菅野よう子

2015年にORIGAが亡くなったのは残念だったな…。

WIM MERTENS について

今までの被害はいまのところはその一枚。
出来ればその一枚で終わって欲しいと心から願っている。
CDの腐食。
ベルギーの音楽家ウィム・メルテン のplay for me。
CD6枚組のうちの1枚がその被害となった。
よりによって、6枚組のうちの一枚。
しかもその盤って売っているのを見たことがない。
ちなみに、私はディスクユ⚪ニオンで中古で手に入れた。
今思い出しても、あぁーっという気分になる。

ウィム・メルテン
ヴィム・メルテンとも表記されることもあるが、国内CDなどではだいたいウィム・メルテンのはず。

ウィム・メルテンを知ったのはラジオだった。
NHK-FMクロスオーバー・イレブンで特集していたと思う。
1時間まるごとがウィム・メルテンの特集に費やされていた。
カセットテープに録って何度も繰り返して聴いた。
Close Cover とか、女の子に聴かせたら聴かせた私がモテモテになることだろうとか思っていた。
まあ、Close Cover の評価は高くとも私がそれでモテモテになることはなかったのだが。
あと、Struggle for Pleasure 、Maximizing the Audience 、birds for the mind とか。
名曲多し。

Close Cover

Struggle for Pleasure

Maximizing the Audience

birds for the mind

個人的には、クレプスキュール・レーベル とかも ウィム・メルテン から知ったんだよね。
あと、ウィム・メルテン が音楽を担当した 建築家の腹 でピーター・グリーナウェイを知り、ピーター・グリーナウェイ作品で多くの音楽を手掛けた マイケル・ナイマン を知ったんだよ。

アルバム Educes Me、The Belly of an Architect(建築家の腹のサントラ)、Whisper Me、After VirtueとかのCDを購入した。
そして6枚組のボックス、play for me。
そのボックスのCD一枚が腐食してしまったわけだ。
あと2008年の3枚組CD platinum collectionをブック⚪フで見つけて購入した。
2019年にはベスト盤 Inescapable 1980-2020という4枚組ボックスが出るというのを見たのだけど、気付いたら発売されていて売り切れとなっていた。
おそるべし。
Inescapable 1980-2020 欲しいなー。

<PIG> について

私がインダストリアル周辺の音楽に触れたことはすでに記したが、1980年前後のインダストリアル・ミュージックと、ミニストリー以降のインダストリアル・ロックと両方とも当時、うまくCDを買い集められたのは良かったと思っている。
だって、あの当時でなければ集められなかったもの、たくさんあったのではという気がしているので。
実際は分からないが。

そして私は<PIG>を知る。
どのようにして知ったのか覚えていない。
当時のアルファレコードが宣伝頑張ったのだろうか。
<PIG>はレイモンド・ワッツによるソロ・プロジェクト
レイモンド・ワッツは初期KMFDMのメンバーでヴォーカルやプログラミングを務め、エンジニアを務めたこともある。
フィータスのライブでキーボードやギターをプレイしたことも。
(レイモンド・ワッツはフィータスのライブ・アルバム RIFEではメンバーのひとりとしてクレジットされている。)
後にはBUCK-TICK今井寿とソフト・バレエの藤井麻輝のユニットのSCHAFTにヴォーカリストのひとりとして参加したことも。
(作詞・作曲もあり。)
BUCK-TICK櫻井敦司今井寿、KMFDMのサシャ・コニエツコとレイモンド・ワッツが組んだSCHWEINではヴォーカル、プログラミング、ギターで参加。
BUCK-TICK櫻井敦司のソロ・アルバムでは作曲・編曲で参加している。

<PIG>を初めて聴いたのは、通算三枚目となるアルバム、The Swining。
日本では初となるアルバムをリリースしたときだった。

一曲目の The Fountain of Miracles がやたらかっこいい。

当時持っていたポータブルCDプレーヤーで聴いていた。
パナ⚪ニックの。
リモコンにボタンがひとつだけで、ボタンを押す回数や押す長さで再生とか停止とか、けっこう使いやすかった。
ところでThe Swining、最初のころは実は最後まできっちりと聴いたことがなかった。
最後の曲が遅めで勢いがないと思って、その曲が始まると前の曲に戻して聴いたりしていた。
ある日、アルバムを聴いていて眠ってしまった。
目を覚ますと、やたらかっこいい音がする。
え、なに、この曲と思ったのだが、それが最後に収められていた8曲目の Symphony for the Devil 。
12分43秒もあるこの曲、はじまりは少しテンポが遅いので聴かなくていいやと思っていたのだが、実は途中から早い曲に変わるのだ。
びっくりした。
そしてこの曲が大好きになった。
今聴いてもめちゃくちゃかっこいい。

ライブにも行った。
かっこよかった。
この時、物販でCDを買うとサインが貰えるということで、持っていなかったミニアルバム Red Raw & Sore を購入した。
貰ったのはサイン入りの色紙。
サインって当時は阪神タイガースの掛布選手以来だった。
今もまだ持っていると思う。

レイモンド・ワッツはBUCK-TICK今井寿、(当時)SOFT BALLET藤井麻輝によるSCHAFTのアルバム SWITCHBLADEに参加。
SWITCHBLADEではほとんどの曲でボーカルと作詞を担当し、2曲では単独で作曲、5曲では共作している。
その後にはSCHAFTのライブにも参加している。
この時のライブはVHSでSWITCHBLADE -VISUAL MIX- として映像化された。
この時のSCHAFTは2016年にBOX ARCHIVESにまとめられた。
アルバム SWITCHBLADEとリミックス・アルバム SWITCH Remixがリマスターされ、ビデオ SWITCHBLADE -VISUAL MIX- がCD化とDVD化されて3CD+DVD+BOOKLET仕様となっている。

1995年、<PIG>はビクターに移籍。
アルバム Sinsation 、アルバム Wrecked をリリース。
アメリカでもSisation、Wreckedはnothingレーベルからリリースされたのだけど、日本盤と米盤は同じアルバムでも何曲か違ってたり、ミックスが違ったりしていたので、日本盤と米盤の両方買わなければいけなかった。

あと、何年か後になってアルバム The Swining がアメリカでもリリースされた。
CleopatraレーベルからThe Swiningとミニアルバム Red Raw & Sore が一枚に収められてリリースされたのだけど、ジャケが変更されてミックスが異なる曲があったり、Symphony for the Devil が少し短くなって収められていた。

<PIG>大好きだったけど、日本盤と米国盤買わなければとかその辺苦労したなー。
楽しみでもあったけど。
あとファースト・アルバム A Poke in the Eye... With a Sharp Stick 、セカンド・アルバム Praise the Lard 、ミニアルバム Hello Hooray とかももちろん買いましたよ。
サイドプロジェクトの Sow も。
1999年のアルバム Genuine American Monster までは付き合いましたよ。
でも、Symphony for the Devil に匹敵する曲が産まれなかったのが残念。

THOMPSON TWINS について

中学3年の秋か冬。
ラジオを聴きながら受験勉強をしていた。
ところで現代でもやはり受験生は勉強時にラジオを聴いたりするのだろうか?
当時はワム!のフリーダムがヒットしていてラジオでもよく流れていた。
フリーダムの歌詞を覚えて、学校で友人と歌い合ったのを思い出す。
受験時の私はなに阿呆なことをしていたのだろうか?

そして高校生になってから、洋楽によく接するようになる。
ラジオとかでよく洋楽がかかっていたし、個人的にはレンタルレコードとか。
その頃人気があったのが、トンプソン・ツインズだった。
たぶん初めて好きになった洋楽のグループじゃないかな。
レコードを買った。
フューチャー・デイズ。
過去作についてはレンタルレコードで借りた。

テレビの深夜放送で確か月一回、洋楽のアーティストのPVを特集していて、トンプソン・ツインズも放送されていた。
この番組でヒット曲はほぼ把握出来た。
トンプソン・ツインズはこの日本でも人気があったのだ。
TVのCMにも出ていた。
マクセルのカセットテープのCM。
マクセルのカセットテープには販促でトンプソン・ツインズのインデックスカードがついたりした。

トンプソン・ツインズには、LIESでジャパン!というフレーズがあったり(その直後には中国っぽいフレーズが流れたりするのだが)、KAMIKAZE や TOKYO というタイトルの曲があったりした。

トンプソン・ツインズは大人気だったのだが、その後メンバーのジョー・リーウェイが脱退。
確か俳優になるという理由で。
トム・ベイリーとアラナ・カリーの二人組となったトンプソン・ツインズは徐々に人気が落ちてしまった。
二人組となった6枚目のアルバム クロース・トウ・ザ・ボーン はチャートであまり上昇しなかった。
その後のアルバムも…。
80年代の終わり頃、ロンドンに行った小室哲哉がトンプソン・ツインズのプライベート・スタジオでデモテープを作ったり、といったところでトンプソン・ツインズの名前が挙がったことがあった。
1991年にはトム・ベイリーとアラナ・カリーが結婚したりした。(その後、離婚)
1993年、トンプソン・ツインズは解散した。
けれど、トム・ベイリーとアラナ・カリーはバブルというデュオ・グループで再デビューする。
バブルは3人グループとなり、2枚のアルバムをリリース。
3枚目のアルバムのデモを作った頃、所属レコード会社から首にされたらしい。
トム・ベイリーはその後、ダブやエレクトロニカのアルバムを作っていたらしいが、2010年代になってトンプソン・ツインズの楽曲を演奏するようになった。
トンプソン・ツインズの楽曲を披露するツアーを各国で行うようになり、日本にもツアーした。
トム・ベイリーは2018年にソロ・デビュー・アルバム サイエンス・フィクション をリリース。

2000年代になるとトンプソン・ツインズのアルバムがリマスターされて発売された。
シングルBサイドなどを収めたCD2枚組のトンプソン・ツインズのアルバムも。
個人的にはリマスター2枚組のサイド・キックス、ホールド・ミー・ナウは買えたけど、フューチャーデイズが買えていない。
リマスター2枚組のCDを揃えられないから、デビューからクロース・トゥ・ザ・ボーンまでの5枚組のOriginal Classic Albumsてのを持っている。
5枚組のうちどれか忘れたけどジャケットに「日本盤」とか書かれている。
どうもジャケット(の写真)に日本盤が使われたらしい。

初期の7人時代では In the Name of Love が好き。

アルバム サイド・キックス では Love On Your Side 、All Fall Out が好き。

アルバム ホールド・ミー・ナウ では、Doctor! Doctor!、the Gap が好き。

アルバム フューチャー・デイズ では、 Lay Your Hands on Me 、Breakaway が好き。

アルバム クロース・トウ・ザ・ボーンでは、Follow Your Heart くらいかな。

アルバムの最後の収録曲がいいのが多いという印象があるんだよね、トンプソン・ツインズは。